津幡高校の日々の様子がごらんいただけます。

2025年10月の記事一覧

【3年総合学科】どまんなかフェスタで学びを実践!

3年生の総合学科「総合的な探究の時間」の授業では、生徒が4つのグループに分かれ、

地域課題や資源をテーマに探究活動を深めています。

生徒たちの「学びを実践したい」という意欲から、

10月18日(土)に津幡町四つ角交差点で開催された「どまんなかフェスタ」に参加しました。

 

今回出店という形で地域デビューを果たしたのは、「農蚕(のうさん)グループ」です。

彼らは農業や養蚕をテーマとし、昨年度飼育した約400頭の蚕の活用方法や、

桑の葉の新たな可能性について、探究を続けてきました。

 

当日は、探究の成果として開発・企画した「美肌繭」と「桑茶」を販売しました。

自分たちが考えた商品を地域の方々に直接お届けし、温かいフィードバックをいただくことで、生徒たちは大きな達成感を得るとともに、今後の探究活動への意欲をさらに高めることができました。

 

↑販売した「桑茶」

 

↑販売した「美肌繭」。こちらはこの日準備した分は完売しましたキラキラ

 

↑(上2枚)津幡高校3年探究ブースの様子

 

↑接客中の生徒。仮装コンテストも同時開催されていたので、皆さん仮装しています1ツ星

 

↑塗り絵コーナーも好評でした!

 

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【2年総合学科】養蚕プロジェクト 途中経過報告②:いよいよ繭づくり開始!

2年生の総合学科で取り組んでいる養蚕プロジェクトでは、蚕の成長が順調に進んでいます。

現在、蚕の大きさは約8cmほどに成長しました。

 

生徒たちが桑の葉を与えると、蚕たちはむしゃむしゃと勢いよく葉を食べており、

その「カサカサ」という摂食音が聞こえるほどです!

成長した蚕は食欲旺盛で、朝晩でそれぞれ10枚近くの葉を平らげます。

その中でも、いよいよ繭を作り始める蚕(熟蚕)が見られ始めました。

体が少し黄色みがかり、糸を吐きながらうっすらと繭を作り始めています。

中には、高いところに上る習性からか、飼育箱の外側で繭を作ろうと試みる蚕も数頭見つかりました。

 

 

また、今年度は「シルクうちわを作りたい」と言う生徒がおり、挑戦してみました。

繭を作り始めた蚕を繭から出してうちわの上を歩かせることで、

通常のうちわの紙の部分がシルクで出来上がるという物です!

 

生徒たちは日々、蚕の劇的な変化を熱心に観察し、記録しています。

これからも、蚕が立派な繭を作るまで、大切に育てていきます。

次回の報告もご期待ください!

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【2年総合学科】養蚕プロジェクト、途中経過報告①:蚕が5令に成長しました!

2年総合学科の「養蚕プロジェクト」が始動し、蚕の飼育を始めてから約2週間が経過しました。

 

蚕は成長段階を「令(れい)」と呼びます。本校では3令から飼育を始め、現在、5令へと順調に成長しています。

この間、蚕は成長のためにエサを食べなくなる「眠(みん)」を経て、令が進むごとに脱皮を繰り返しています。

生徒たちは日々の観察と世話を通して、様々な「発見」をしました。

        ・まだ繭を作る時期ではないのに、飼育箱の中に糸のようなものが付着している。
        ・エサを食べずに動きが鈍い蚕がいる。(これは「眠」に入る前の状態です。)
        ・脱皮がうまくいかず、体の皮が残ってしまっている蚕がいる。


これらの現象から、生徒たちは生き物を育てる難しさや、一つひとつの生命の営みを学び、

真剣に世話に取り組んでいます。

 

↑(2枚)休日も蚕の世話をしに来る生徒。※10/13㈪祝日の様子

 

↑5令の蚕。※10/14㈫の様子。食欲旺盛です。

 

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【2年総合学科】養蚕プロジェクト、始動!

津幡高校のルーツである河北農産学校の流れを受けて、今年も養蚕プロジェクトが始まりました。
昨年度からは、カイコ飼育キットを使用して、生徒たちがカイコの飼育に取り組んでいます。

今年度は、先週(10月3日)から3齢のカイコを育て始めました。
あっという間に倍以上の大きさに成長し、生徒たちもその速さに驚いています。

今後は、育てたカイコの繭から製糸を行い、さらに機織りにも挑戦する予定です。
養蚕の流れを実体験を通して学び、現代に合った形で伝統を継承する方法を考えていきたいと思います。

 

↑お世話初日(10月3日)の様子。

生徒はエサやりと飼育箱の掃除をしています。

↑10月3日の蚕。1.5~2cmほどでした。

 

↑今は大きいものでは4cmになりました。

 

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