校長室より「おこらいえ」

夏のはじまりに

196日目

 

3連休の中日

「いやがおうにも」夏本番

盛り上がって来ました

 

これって正しい日本語?

気になって調べてみました

 

諸説ありますが

 

諸説その1

漢字で書くと

「否が応でも」

これは「有無をいわせず」

という意味

 

諸説その2

「弥が上にも」

こちらは

「ただでさえ甚だしい状態なのにその上」

という意味

 

いずれにしても

これまで全く間違った使い方を

していたんだなと反省です

 

とにかく夏が来ると

頭の中にはいろんな音楽が流れ始めます

 

以下

私の好みの

夏に聴きたくなる音楽です

 

梅雨明けの頃はAir suppply 

空に蜂の巣雲がみられます

上空の小さい範囲内で

上昇気流と下降気流が繰り返し起こるため

みられる初夏特有の雲です

虹色に輝く彩雲が見られるのも

この時期です

 

夏休みに入る直前は達郎

妻に話すと

「えー達郎は冬」

クリスマスイブが有名ですからね

でも自分は夏の始まりってイメージです

夏休みに何しようかな

想像にワクワクしながら

 

いよいよ夏休みに突入となるとサザン

海辺のザワザワした感じにピッタリ

心の中でずっと流れています

同じ音楽が

頭の中でグルグル流れ続ける現象を

「イヤーワーム現象」といいますが

夏の盛りは「イヤーサザン」です

 

かんかん照りのお日様の下

8月に入るとTUBEです

夕方になって少し涼しくなって

ヒグラシの声が聞こえてくると陽水

 

お盆が過ぎ

夏の終わりに近づくと杉山清貴

CDが無くLPの頃

3枚目のアルバムの

B面丸ごと1曲の組曲風に仕上げられた

NEVER ENDING SUMMER

は夏の終わりにピッタリです

 

以上勝手にランキングですが

みなさんの夏の思い出の曲は何ですか?

 

明日は海の日 

 

輪島では海女さんの素潜り漁が再開

海の中も地震で風景が変わったそう

 

子供の頃毎日泳ぎに行っていた海も

カブトムシを獲りに行っていた山も

すっかり姿を変えてしまいましたが

季節は着実に夏を迎えます

新たなステージに向けて

195日目

 

野球部が最後の夏を終え

インターハイに出場する

陸上部の岩波さんを除いて

全ての運動部の3年生が

そして残された12年生が

それぞれ新たなステージへ

 

相変わらず活動場所を求めての

ジプシー生活ではあります

 

ジプシーとは

パリにやって来た

エジプト人(エジプシャン)から来た言葉で

定住地を持たない人という意味です

その点現在私自身ジプシーではありますが

調べてみると

日本では放送禁止用語となっているようで

以後使わないようにします

 

ジプシーと同じ人々を指す言葉に

ボヘミアンがあります

こちらは

ボヘミアの方から来た人

が語源です

 

ボヘミアンは

アブサンという度数が極めて高いお酒を

こよなく愛したといいます

幻覚作用があるということで

現在は製造禁止になっています

カクテルを作る際には

ペルノーというお酒で代用されます

ペルノーは

水を加えると白濁する不思議なお酒です

とまあこれらの知識は

昔アルコールをこよなく愛でていた頃に

仕込んだ知識ではありますが

震災後は口にすることも滅多になくなり

呑まなきゃ呑まないで

別にどうってことないもんだなと

新たな気づきです

 

ジプシー(ボヘミアン)は

迫害されながらも

ヨーロッパの中に溶け込んでいく過程で

フラメンコやベリーダンスのような

新しい文化を創りだします

 

輪島高校の部活道も

今はつらいかもしれないけれど

いろんな人との交わりの中で

新しい自分に出会えるに違いありません

 

男子バレー部は金沢西高校で

多くの高校が集まり

交流戦です

 

 

 

 

 

 

 

ソフトテニス部は金沢泉丘高校で

合同練習です

部員が2人しかいないので

一緒に練習してくださって

本当に助かります

 

 

 

 

 

 

 

バドミントン部は羽咋体育館で

羽咋高校さん 七尾東雲高校さんと

練習試合です

実は羽咋高校さんの体育館には

電気がまだ戻って来ていなくて

使えないのだそうです

お互い辛いけど頑張りましょうね

 

 

 

 

 

 

 

3年生の就職戦線もスタートです

産業展示館で開催された

企業ガイダンスに参加しました  

野球の全校応援

194日目

 

今日は高校野球1回戦

全校生徒で応援です

 

朝6時

現在金沢は雨が落ちています

輪島は晴れているようですね

以前このブログでもお知らせした

石川県にありがちな梅雨の天気です

この後雨は上がりそう

試合の様子をリアルタイムで配信します

 

8時

雨は小降りになりましたが

グラウンド状況が整っていません

この後2時間予定を遅らせて試合開始です

応援バスの出発も2時間遅らせます

 

9時

選手が球場入りしました

気合いの入った顔をしています

 

 

 

 

 

 

球場には

「能登の高校球児応援プロジェクト」

にご寄付をくださった方々のお名前が

本当にありがとうございます

 

 

 

 

 

 

10時

応援の生徒が学校を出発しました

 

 

 

 

 

 

大会の運営は

各校顧問の先生方の献身的な支えにより

成り立っています

今朝も朝早くから整備をしてくださり

試合が開催できそうです

審判員の皆さんも

お仕事をお休みして

やりくりしてくださっています

 

 

 

 

 

 

12:50プレイボールです

全校生徒が応援に駆けつけました

 

 

 

 

 

 

試合の方は残念ながら敗れてしまいました

これまでご支援くださったみなさん

ありがとうございました

 

思い切り練習する場所を

確保してあげることのできなかった

責任を痛感しています

感謝の心

193日目

 

主体的な人は幸せであるという

研究結果があります

何かをいやいややっている人は

幸福度が低く

自分で進んで行動する人は

幸福度が高いのです

 

そもそもなんでも嫌がるから

幸福度が低いのか

幸福度を感じにくいから

何に対しても嫌になるのか

因果関係はわかりません

 

松下幸之助さんは

ご自分の会社の面接試験で

たった一言

「あなたは運がいいですか?」

と訪ね

「運がいい!」

と答えた人だけ採用して

世界のナショナルを作りあげたそうです

 

単に会社を運任せにしたという

行き当たりばったりな話ではなく

実は奥深い理由があるのです

 

「自分は運が悪い」と考える人の思考は

「自分は本当は実力があるのに

 それを発揮できないのは

 メンバーが悪い

 環境が悪い

 社会が悪い」

 

一方「運がいい」と考える人は

「自分が実力以上の力を発揮できるのは

 周りに助けられているから」

という感謝の気持ちを持っているからなのです

そういった考えの人が集まった組織は強いですよね

さすがそれを見抜いていたのです

 

松下幸之助さんといえば少年時代

大阪の町工場で勤めていた時に

二股ソケットを発明したことで知られています

 

この二股ソケットを商品化するために

支援してくださったのが

当時工場の横に住んでいらっしゃった

徳川光圀の末裔の方でした

 

幸之助少年はその方に

「僕大きくなったらおっちゃんに恩返しがしたい

 何がええ?」

と尋ねると

「せやな

 うちの先祖はんの物語でも作ってくれんか?」

と答えたそう

 

世界のナショナルを作り上げた幸之助少年は

約束を果たします

 

それがナショナル提供の人気番組

「水戸黄門」です

ご支援ありがとうございます

192日目

 

今もいろんな方からご支援の手を

差し伸べていただいています

 

1月にもご支援くださった

ライターの福永文子さま

ご友人の田中和子さまとご一緒に

図書カードと書籍を贈ってくださいました

 

 

 

 

 

 

福永さまは学研の「進学情報」で

「小論文ブックポート」を執筆なさっており

お薦めの書籍をご紹介くださいました

進路指導室に置いておきます

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災のとき

小学校にお勤めだった徳水博志先生からも

著作である「震災と向き合う子どもたち」を

送っていただきました

 

 

 

 

 

 

自分の体験と照らし合わせながら

一気に読ませていただきました

「わたしはわすれない」

当時5年生だった女の子が書いた詩に

心が震えました

 

マニュアルが機能しない大災害の下で

自主的判断力で学校運営を行ったこと

そんな中で被災した子供達にとって

真の「教育課程」とは何かを問い続けたことが

生生と綴られていました

 

 

 

 

 

 

徳水先生は

たった1本の花を植えることから始まった

「雄勝ローズファクトリーガーデン」を

復興のシンボルとして

現在運営なさっています