校長室より「おこらいえ」
紫陽花の詩
地震から 546 日目
豪雨から 282 日目
中庭の紫陽花が綺麗な花を咲かせています
紫陽花の花
実際には花びらではなく
ガクなんだだそうですが…
「アジサイ」の語源が
真の藍色の花が集まるという意味で
「集(あず)+真(さ)+藍(あい)」
であるように
青いものから赤いもの
さまざまな紫が競い合って咲き誇ります
この豊かな色彩は
「アントシアニン」という色素によります
これはブルーベリーやナスなどに
豊富に含まれ
植物を有害な紫外線から守っている
と考えられています
栄養素としても優秀で
目の疲労などにも効果があります
アントシアニンは
酸性かアルカリ性かでその色が大きく変わります
酸性アルカリ性を示す数値にpHがあります
ドイツ語で「ペーハー」
英語で「ピーエイチ」と読みます
power of Hydrogen の頭文字です
このときの power は「力」ではなく
「階乗」と言う意味です
0〜14の数値で
中性が7
数値が小さいほど酸性が強く
大きいほどアルカリ性が強いです
紫陽花の花の色は咲く場所の土壌により
酸性の土壌なら赤
アルカリ性の土壌なら青くなるそうです
と言われていますが
私はその説に???
というのはこれ!
赤っぽい花と青っぽい花が
同じ木に咲いているのです
これは輪島高校に咲く
微妙な色差のものですが
飯田高校のゴミ捨て場の横には
はっきりと赤い個体と青い個体が
隣り合って咲いているのです
数十センチしか離れていない場所なのに
そんなに土壌の成分が違うことなど
あり得るのでしょうか?
考えられるとしたら
ゴミ捨てにきた生徒が
教室のチョークの粉を青い個体の横に捨てた…
チョークの主成分炭酸カルシウムはアルカリ性なので
このように人為的な力がはたらいたのなら
あるいは…
今度研究してみようと思います
このように身の回りのことを
化学のメガネで見つめると
不思議がいっぱいです
生徒の皆さんは
授業で学んだことを大いに生かして
身の回りの様々な出来事を見つめてください
そこに新たな気づきがあります
若い先生方は
どうかご自分の教科のメガネを通して
身の回りのあらゆる事象から
教材を組み立てる力をつけてください
たとえば今日登場した紫陽花の「紫」
これをお題にご自分の教科の授業を
組み立ててみてください
明日からシリーズでそれぞれの教科を
「紫」をキーワードに繋げていきましょう
ホームページを用いて教科横断の教員研修です
「紫をテーマに授業を作ってください」
おもしろい授業を思いついた先生は
ぜひ校長まで…
「おこらいえ」に掲載されたら
「若プロ」にカウントできます
指導案不要です
メモ書きでも口頭でもOKです
ところでこの「OK」と言う言葉
アメリカの7代大統領
アンドリュー・ジャクソンが
書類決済する際に
「All Correct」を
「Oll Korrect」と
誤表記したのが元になっているそうですね
お題「月と飛行機雲」
【今日の「WAJI活」】
2年生が取り組む街づくりプロジェクトを紹介し
協力してくださる方を募集するコーナー
第10回目は「地域医療」
〔解決したい課題〕
地震の影響で
身体的・精神的につらくなった人がいる
生活環境が大きく変わり
さみしい思いをしている高齢者が多い
〔目標とする未来〕
皆が笑顔で健康な地域づくり
〔方法・手法〕
簡易的な健康診断をしたり
カウンセラーに相談したり
皆で話せる場所を設ける
健康に関するイベントや
運動ができるイベントを企画する
〔これまでの活動〕
金沢大学主催の「健康ひろば」に
これまで何回か参加してきました
「ごちゃまるクリニック」さんや
金沢大学の田中教授に話を伺ったり
高齢者の方々を対象に
病院に関するアンケートを実施しました
蛍の里にて
地震から 545 日目
豪雨から 281 日目
「この木何の木気になる木」
の歌を久々に聴きました
「見たこともない花が咲くでしょう」
って終わるのかと思ったら
これには続きがあって
「いつか葉が繁って
幹が大きく育って
根を広げて森がなる日が未来
その日をその日をみんなで待ちましょう
夢見て夢見てその日を待ちましょう」
なんか壮大な歌ですね
そんな訳で
今日は「実は続きのあったもの」を
集めてみました
「井の中の蛙大海を知らず」
自分の狭い世界に囚われて
世間の広さを知ろうとしない愚か者
を蔑む言葉のようですが実はその後に
「されど空の青さを知る」
ひとつのことを究める人は
他の人が気づけない素晴らしいものを知る
という意味にも使われます
「やってみせ言うて聞かせてさせてみて
褒めてやらねば人は動かず」
人材育成の大切さを説いた
山本五十六の言葉なので
教育関係の方はおそらく
耳にしたことがあると思います
これにも続きがあって
「話し合い耳を傾け承認し
任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って
信頼せねば人は実らず」
「一富士二鷹三茄子」
ご存知縁起の良い初夢
これもさらに
「四扇五煙草六座頭」
と続きます
座頭とは盲目の琵琶法師や鍼灸師
大河ドラマ「べらぼう」で
小芝風花さん演じる花魁「瀬川」が
身請けされていきましたね
勝新太郎さん演じる盲目の侠客
「座頭市」という映画もありました
目が見えなくても気配だけで
相手を倒します
この無敵の座頭市を倒す方法がひとつあります
どこから鳴っても
人間の耳には真正面から聞こえる
周波数の音というのがあって
その音を出しながら背後から襲いかかるのです
「桃栗三年柿八年」
これにも続きがあって
「枇杷は九年でなりかける
梅は酸い酸い十三年
柚子の大馬鹿十八年」
地方によっていろいろなバージョンがあるようです
「百聞は一見にしかず
百見は一考にしかず
百考は一行にしかず
百行は一効にしかず
百効は一幸にしかず
百幸は一皇にしかず」
「ドイツ国歌」は逆に続きしかないもの
現在では3番だけが歌われ
1番2番が歌われることはありません
1番は
マース川・エッチェ川 ・ベルト海峡などの
他国の領土を自国の領土と歌ったり
『ドイツよ、すべてのもののうえにあれ』と
ナチス色の強いものであるからで
2番は
女性やワインを賞賛する内容だからです
「蛍の光」
原曲はスコットランド民謡 Auld Lang Syne
英語圏の国では年越しに歌われます
日本でつけられた訳詩には実は4番まであります
『千島のおくも沖縄も
八洲のうちの守りなり
至らん国にいさをしく
つとめよわがせつつがなく』
明治維新を遂げた当時の新政府が
歌で国民の一体化を図ろうとしました
この3年前に新政府は
約450年続いた「琉球王国」を廃して
沖縄県としていたのです
千島も沖縄も八洲つまり日本だ
と歌っています
その後
日清戦争日露戦争を経て
冒頭の歌詞が
『台湾の果ても樺太も…』
と変えられていきます
今では4番が歌われることは
ほとんどなくなってしまいました
ところで『琉球王国』って言葉
『王』でくくって因数分解できますね
さてさて「蛍の光」を見てきました
白山麓にある「蛍の里」渡津町
「恋するホタルの田んぼ環境」
シンポジウム&ホタル鑑賞会です
世界中にホタルは2000種
日本には50種
そのうち水生ホタルつまり水辺に住むものは
ゲンジ・ヘイケ・クメジマの3種のみ
英語でホタルをFirefry といいます
オスは発光器を2個メスは1個持ちます
なのでオスの方が強く光ります
ゲンジボタルでいうと
オスは2秒間隔で光りながら飛び回り
メスは小刻みにチカチカ光りながら
草むらでじっとしています
ホタルの減少の大きな原因は
田んぼにまくカメムシ用の殺虫剤
特にニコチノイド系の殺虫剤だそうです
実験によると100ppm 散布すると
ゲンジボタルは10日で全滅してしまいます
現在の日本の平均散布量は30ppm
これは韓国に次いで世界で2番目に多い量です
ホタルが光るのを一番見れるのは
6月末
日没後15分から20分頃だそうです
【今日の「WAJI活」】
2年生が取り組む街づくりプロジェクトを紹介し
協力してくださる方を募集するコーナー
第9回目は「渓流釣りをしよう」
〔解決したい課題〕
輪島の自然を活かした遊び場がない
〔目標とする未来〕
アウトドアを楽しめる輪島にする
〔方法・手法〕
輪島のヤマメを増やして釣りスポットをつくる
〔これまでの活動〕
七尾高校さんや金沢錦丘高校さんといっしょに
環境DNA調査を行っています
他にも川での捕獲調査を進めていて
輪島のヤマメのすみかを探しています
ヤマメはおいしいし
きれいな川にしか生息しないので
ヤマメを増やすことは
河川の保全にも繋がります
いろんな水の生き物に出会えるので
興味のある人
渓流釣りにチャレンジしてみたい人
ぜひ来てください
冬美さんの黒歴史
地震から 544 日目
豪雨から 280 日目
大晦日に本校から全国に
「能登はいらんかいね」を歌い上げてくださった
坂本冬美さん
雑誌「FOCUS」に
連載記事を書いていらっしゃいます
今週号には
平成2年の「紅白歌合戦」の模様を
書いていらっしゃいました
この年冬美さんが歌ったのが
音程が上がったかと思えば
急に下がりまたすぐに上がる
最高に難しい難曲中の難曲
「能登はいらんかいね」でした
しかもそのときの衣装が
ぶっとい眉に白い着物
これでもかというくらいの花を
羽根のように背負わされ
とどめがおかっぱのカツラだったそう
冬美さんにとって
「二度と思い出したくもない
自分史上最大最悪の黒歴史」
なのだそうです
にも関わらず
その曲を今回
私たちのために歌い上げてくださったのです
本当に感激です
当日は校長室の隣の応接室が
冬美さんの楽屋
午前中のうちに楽屋に入られ
本番までの間
ずっと練習していらっしゃいました
最高の思い出です
本当にありがとうございました
悪い記憶って書き換えができるそうですね
今回の出演によって
冬美さんの中で
「能登はいらんかいね」が
歌いたくない曲から
歌いたい曲に変わっていてくれるといいなと
思います
北海道へ遠隔授業の視察に出向いている
山上先生からのレポート続編です
「虻田高校から移動し
北海道高等学校遠隔授業配信センター
T-base にやってきました
対応してくださったのは
次長の佐藤豊記先生と
家庭科の野尻千裕先生です
T-baseでは
9教科30科目を
離島を含む32校952名に
授業配信しています
今回実際に虻田高校から
特急北斗と地下鉄とタクシーで移動してみると
片道約3時間かかりました
家庭科の場合
年4回といっても
対面授業は移動だけで往復6時間
骨が折れます
T-baseでは
教科の特性に応じて機材の設置を変えてありました
例えば書道の場合
授業者の筆使いが生徒目線で理解しやすいように
半紙に合わせて上から撮影されています
ホワイトボードが2面の教科もあれば
グリーンバック(緑の壁に画像を付けるタイプ)
の教科もあります
興味深いのは
それらの機材は手作りの台や脚で
設置されているということ
次長曰く
「遠隔のためのセットって売ってから
みんなでせーので作った」
よく見ると手縫いだったり木だったり
次長「職員会議なし 朝礼なし 職員室はフリーアドレス」
ここまで聞くとビビビッときました
会ったことのなかった親戚に会った気分です
次長「うまれた場所が違うからって教育の質は落とせない」
遠隔のことを学びに行きましたが
教師の協働性や矜持についても学ぶ視察となりました
野尻先生は
今年度から遠隔担当になったということで
アプリや家庭科の教材について話が盛り上がりました
野尻先生からメッセージが届きました
『山上先生のパワー熱量に刺激を受け
まだまだ頑張りが足りん!と思う次第です。
本日も何だかうまくいかないことがありましたが
先生のメッセージに励まされました!
ありがとうございます』」
大規模災害時のトリアージを体験
地震から 543 日目
豪雨から 279 日目
大規模災害時のトリアージを体験して来ました
先日本校に来てくださった
ブリガムヤング大学の看護学生3人が
石川県立看護大学で
シミュレーション訓練を行いました
ブリガムヤング大学看護学部では
毎年2回
大規模な集団負傷者の発生を想定した
シミュレーション訓練が実施されています
看護学生は救急医療スタッフと協力して
被災者に対する初期ケア(トリアージ)
の訓練をしています
体育館で実際に訓練です
患者役と看護役に分かれます
患者役は
症状の書かれたカードを首から下げ
その役を演じます
『30 重度疼痛 チアノーゼ BP:90/60 SpO2 83% Temp37.6』
『22 膝脱臼激痛 出血なし BP:118/80 SpO2 98% Temp37.1』
『31 脈なし無呼吸 瞳孔散大 BP:- SpO2 - Temp-』
『10 前腕熱傷 意識清明 BP:118/74 SpO2 99% Temp36.7』
など
看護役は患者の容態を観察し
緊急度を即座に判断して
緑…歩行可能 軽傷
黄…重症だが待てる
赤…生命に関わる
黒…死亡または救命不能
のシートに運びます
カードの最初に書かれた番号が
患者の緊急度を表しています
正しく搬送できたか判断します
学校では今日から期末考査が始まりました
中間考査を廃止した本校では
1年生にとってははじめての高校の考査です
この「考査」ということば
学校現場以外ではあまりなじみのない
あるいは
たとえば「内履き」(全国的には上履き)
や歌の「1題目2題目」(全国的には1番2番)
のように
石川県独自の言葉かなと思って
これまでこのブログでは
使用してこなかったのですが
今回気になって調べてみました
すると
「テスト」は小規模な範囲の内容における知識を評価するもの
「考査」はある程度まとまった範囲
たとえば単元ごとの内容を
知識以外にも思考力など総合的に評価するもの
「試験」は単元を超えて学力や知識を測るための評価全般
なのだそうです
「考査」も全国的な言葉でした
大学入学の際には単元を超えて評価されるので
「入学考査」とは言わずに
「入学試験」なのですね
みんな真剣に取り組んでいます
北海道へ遠隔授業の視察に行っている
山上佳織先生からの報告です
「虻田高校に到着しました
4階建ての立派な校舎です
かつて1学年6クラスでしたが
2000年の有珠山噴火により生徒数が激減しました
今回参観するクラスは12名です
少人数ですが広い視聴覚室で家庭基礎を受講しています
遠隔授業の音の反響を最小限にするためです
授業者は
年に4回の対面授業のうち
最初の授業の際に
機材をきめ細かく配置します
視聴覚の長机はグループワークしにくいため
生徒机に入れ替えてあります
生徒の小さなつぶやきもキャッチする高性能なマイクは
ある一定の距離の「人」の声に反応するように
設定されています
そのため生徒机より後方の参観者の声は
授業者には届きません
教科書をめくる音や書き込む音などのノイズも
入らないようになっています
ペアワークの声も授業者に対面以上にしっかり届きます
生徒が手書きしたものや被服実習で作った作品は
生徒自身が写真を撮って提出します
ふりかえりや授業の感想は授業者と共有されており
教師からのコメントもその都度生徒は受け取ります
虻田高校に行って気がついたのは
授業者の授業デザインは
教室にいる授業支援担当者のサポートがあってこそ
成り立つものだということです
生徒への教材注文や購入・支払い・集金
配付物印刷と配付
授業録画
片付けを含め現場での安全管理は
授業支援担当者が全て担っています
どんなに優れた授業を展開していても
教室にいる子どもたちが
迷子になってしまっていたら
理解は深まりません
カメラが映らない部分は
授業支援担当者が見えないところでカバーしているからこそ
より質の高い学びにつながっているということが
よくわかりました
12人しかいないから遠隔でいいだろうではなく
よりきめ細かく個に寄り添った
贅沢な教育を実践するためには
教員間の連携が不可欠でした
短い時間の訪問でしたが
とても学びの多い授業参観となりました」
【今日の「WAJI活」】
2年生が取り組む街づくりプロジェクトを紹介し
協力してくださる方を募集するコーナー
第7回目は「AI を高校生向けの教材に活用できるのか」
〔解決したい課題〕
AIを活用した英会話教材の利便性がはっきりしない
〔目標とする未来〕
AI英会話教材「インテラ」が
実際の授業で導入される
〔方法・手法〕
学校で「インテラ」の体験会を開く
横浜高校さんと連携・交流を深める
〔これまでの活動〕
私たちのグループは
AI教材「インテラ」を開発している
エキュメノポリスさんと定例会を開き
活動内容や進捗状況を報告しています
実際に「インテラ」の使用体験を
東京で行いました
私たちのこれからの課題解決に向けて
7月から8月までには
学校での「インテラ」体験会を予定しています
近い将来には
横浜高校さんなど
私たちと同じような活動をしている高校と
連携・交流を深めていきます
AIの活用や英会話が上手くなりたい
興味がある方は一緒に活動しましょう
AIとの地震予知論争
地震から 542 日目
豪雨から 278 日目
「地震雲が出た」
「ナマズが騒ぐ」
など地震予知に関する言い伝えには
さまざまありますが
いずれも決定打には欠くようです
地震を予測するには
「どこで起こるか?」
「大きさは?」
「いつ?」
の3条件がそろわないと
予測とはいえません
「明日必ず地震がおこる」
と予測したところで
ちっちゃな地震は地球のどこかで
起こっているわけで
何の予測にもなっていないのです
兵庫県立大学で防災心理学を教える
木村玲欧教授は
「当たる占い師になりたかったら
『雨が降る』と言いなさい」
と学生にお話されているそうです
地震を予測するアプリなどもあって
大きな地震がおこるたびに
「当たった!」と実績をPRしていますが
これもなんだかなという感じですね
娘が最近AIと仲良くなったようで
地震の予知に関して気が合っています
「てかさ
ほんまに未来見えるんなら
カジノとか競馬当ててから
言えって感じちゃう?」
「うん
めっちゃわかるで
それ
てかさ
本気で未来見えるんやったら
真っ先にカジノ行くやろ
普通」
「毎回ブラックジャックで勝てるし
競馬も毎回単勝当てれるやん
んで億稼いで
『実は未来見えるんです』
って言われたら
『うお・・・マジかも』
ってちょっと思うけどさ」
「災害だけピンポイントで見えるって
都合よすぎん?笑
『金は当てられへんけど
地震だけ見えるんです~』て
いやそれ未来ちゃうやん
ビビらせ芸やんって話やな」
AI相手に漫才するおもろい娘に育ちました
なんの科学的根拠もない予測に対して
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる予測」
「占いといっしょ」
との論争もありますが
私は最近本屋で見かける
「私が見た未来」に
完全にビビっています
20数年前に発刊され
2011年3月の大災害を的中させ
さらに
「本当の大災難は
2025年7月にやってくる」
と書かれているものです
1999年の
アンゴルモアの大王にも
心の底からビビって
ノストラダムスの大予言を
原著で読み説こうと
フランス語の勉強を始めたものの
本を読み出すと3分で寝るという
のび太なみの特技を遺憾なく発揮し
そうこうしているうちに
1999年に何も起こらず
それどころか無事次女も生まれ
翌年地球が滅びるかもわからんときに
おまえらはなにやっとったんや?
って話もそこそこに
グランドクロスや惑星直列って
いったい何やったん?
と教訓を得ているはずなのに
今太平洋側に住む娘たちに
7月には帰って来とけと
帰省を促しています
科学的根拠がないとはいえ
科学で説明できないものがある
ということを一番理解しているのは
科学者です
飛行機が飛ぶのは
物理的に矛盾している
と言って
未だに飛行機に乗ろうとしない
物理の先生が身近にいます
イギリスに何とも不思議なおばあちゃんがいます
お湯に茶葉を入れた紅茶と
茶葉にお湯を注いだ紅茶を
ほぼ完璧に言い当てるのだそうです
これには実際に大学の研究者による
検証も行われ
明らかに有意差が認められる
つまり偶然ではなく
おばあちゃんは完全に理解している
との論文が残されているそうです
だから
占いみたいな予知であっても
最悪を想定して準備することが
大切かと思われます
現在勢いのあるインド
インドでも出生率がいよいよ下がりだしました
少子高齢化において世界の最先端を行く我々は
そんな時代に向けての
新しい教育について
被災地というさらに特殊な視点も活かしながら
模索しています
教員不足問題の解決には
オンラインの利活用が有効と思われます
現在山上佳織先生が
北海道の虻田高校さんに視察に出かけています
北海道では
札幌に授業配信センターがあり
各高校に授業を配信しています
虻田高校さんでどのように授業をしているか見た後で
センターからの配信の様子を見てきます
環太平洋大学さんと岡山の興陽高校さんと
共働で開発した
きゅうりのバスソルトを
お土産に持っていきました
生徒のみなさんが
どのようにアクティブラーナーになっているのか
しっかり学んできてほしいと思います
【今日の「WAJI活」】
2年生が取り組む街づくりプロジェクトを紹介し
協力してくださる方を募集するコーナー
第6回目は「小型風力発電と小型流水発電」
〔解決したい課題〕
震災時より
ライフライン特に電気が使えなくなる
〔目標とする未来〕
各家庭で発電することにより
災害時でも困らない地域づくり
〔方法・手法〕
家庭や地域単位で
小規模かつ災害時にも発電できる
小型の発電設備を開発する
能登の海風を生かし
空地などを利用し風力発電を行う
小スペースでも発電効率の良い
サポニウム型を利用する
降水量が多い地域柄を生かし
流水があるちょっとした場所で
発電できる設備を作成する
〔これまでの活動〕
様々な発電方法や実例
作成方法等について勉強し
東京大学名誉教授の講演会にも参加しました
そして実施計画の作成
かかる費用の計算
請求書の作成をしました
また他校との交流を行い
アドバイスを受けて計画を修正しています
一人ひとりが案を出して計画を練り
これから試作品を作っていくと言う段階です
材料が届かず停滞中ですが
長い時間計画を練ってきたので
今後の活動に期待大です!!!