校長室より「おこらいえ」
こんぴらさんが守ってくれる!?
地震から 656 日目
豪雨から 392 日目
新米の季節ですね
例年ですと晴れ女の実家で
稲刈りをしている頃ですが
地震と豪雨で
両親が避難していて
田んぼをつくってないものですから
ちょっぴりさみしい秋を迎えています
そんな折
数学の 宮下 琢磨 先生から
新米をいただきました
金沢のご実家でとれたお米だそうです
宮下先生は
昨年地震の3ヶ月後に
被災地の学校に赴任が決まり
はじめてご実家を離れて
本校を目にした時
さぞ驚かれたことと思います
赴任以来
金沢から毎日自家用車で通いました
当時は『のと里山海道』も使えず
片道3時間ほど
かかっていたのではないかと思います
被災地での仮設官舎暮らしより
長時間通勤を選ぶほど
それほど過酷な環境ではありました
さていただいた新米
今年の概算金
つまりJAが生産者に支払う価格は
前年比6〜7割増しだそうです
過去最高を記録した生産地も
我々の口に入る頃には
5kg で 5,000 円弱ってところでしょうか
米1合は約 150 g
1合でおにぎりが3つできるとして
おにぎりひとつに 50 g
5kg だと 100 個できる計算になります
米原価だけでいうと
おにぎり1個 50 円です
それに具や海苔
光熱費や人件費 輸送費などを計上し
コンビニおにぎり
だいたい 200 〜 300 円で
設定されています
高いと捉えるか安いと捉えるか?
パリの空港で売っていた
1個 1,800 円のに比べると
さすがに安いですね
【今日のDeep Purple】
教科を超えた授業実践を紹介し
深い教科横断型授業を作り出すコーナー
今日は国語と商業の教科横断です
テーマは
「図書委員会のポスターの掲示内容を検討する」
です
話し言葉と書き言葉の特徴や役割
そして表現の特色を踏まえた上で
正確さ
分かりやすさ
適切さ 敬意と親しさ
などに配慮した
表現や言葉遣いについて理解し
使う力の育成が目的です
『図書館利用のしおり』
を改善するための会議に用いる
議案書を作成する実習です
商業科の山元 真吾先生より
議案書に適した文章上の言葉遣いや表現方法を学び
その後実際に作成しました
ビジネス文書検定3級の内容が
基となっています
山元教諭(商業科)
「それぞれの教科の視点から
議案書を捉えることができてよかった
文章を考える部分は国語科
文章を作る際の技術的な部分は商業科
の範囲であることを認識できた」
濵田教諭(国語科)
「実学主義的な側面の強い教科と連携することで
人文主義的な側面が強い国語科の活動に
日常生活に即した目的を与えることができた
それを学んで何に使えるのかという点は
生徒の学ぶ意欲に直結すると感じた」
先日
初年次教育学会でお世話にあった
佐渡島 沙織 さまより
書籍を贈っていただきました
夏休みにアメリカへ
災害医療を学びに行っていた生徒が
その報告をした学会の時に
お世話になった方です
その時の発表そしてインタビューを
今後の教育に反映してくださるそうです
いただいた書籍は
今後の生徒の発表のスキルアップに
大いに活用させていただきます
どうもありがとうございました
今日は四国は高松に来ています
眼下には煌びやかな瀬戸内海
中国からの観光客が驚いています
「日本也有这么大的河流!」
(日本にもこんなに大きな川があるんだね)
違います
これ海です
さすが中国人はスケールが違います
時間があったので
金比羅さまに行ってみました
以前高松で防災備災関係の
講演をさせていただいた時に
主催者からこう依頼されました
「香川県民は本当に防災意識低いんですよ
『こんぴら様が守ってくださる』
と本気で思っているんです
なんとか言ってやってください」
確かに何がおこっても守ってくださる
霊験あらたかな氣がします