校長室より「おこらいえ」
成績の上がる覚え方
地震から281日目
豪雨から17日目
テネシー工科大学心理学科教授の
バリー・スタイン氏が行なった
興味深い研究があります
小学5年生の子どもたちに
次のふたつの文を見せました
1.力持ちの男が、友達がピアノを動かすのを手伝った
2.力持ちの男が、朝食の間に新聞を読んだ
「2つの文のうち覚えやすかったのはどちらか?」
という質問をしたところ
成績のよい子どもは「1」
そうでない子どもは「2」
と答える傾向にあったそうです
何となく推測がついた人もいるかもしれません
一見すると文自体が短い「2」が覚えやすそうですが
内容をよく見てみると
前半と後半を関連付けられるのは「1」であることがわかります
成績のよい子は
「力持ちだからピアノを動かすのを手伝ったんだろう」
と意味を持たせて記憶できるため「1」を選びます
それができない子は
単純な文の長さで「2」を選んでしまうようです
作業としての暗記は意味がなく
また面白くないので
なかなか身につきません
「街プロ」では
自分で決めた好きなことをやっているので
見ていて驚くほど集中力があるし
そして諦めない力強さがあります
未来を託して余りある逞しさを感じます
10月10日には
そのうちひとつのグループが企画した
「未成年の主張」を行います
ご存知TBSの人気番組「学校へ行こう」のマネです
マネにはいくつかの段階があって
①パクリ
自分の利益のために
他人の創作的な表現を盗用しているものです
元ネタがバレると困るし問題になるものです
②パロディ
批判や風刺を目的に模倣しているものです
元ネタを知らないとと面白くもなんともないものです
③オマージュ
元ネタに対して尊敬・賞賛の念が込められています
元ネタが分からなくても充分面白く
元ネタがわかるとさらに深く楽しめるものです
オマージュ目指して頑張ります!
生徒が屋上から大きな声で
自分の夢や未来を
輪島の夢や未来を叫びます!
オーディエンスには
地震で大きな被害を受けたトルコ
紛争で苦しんでいるイスラエルやウクライナ
世界各国から
OECDが招いてくださった教育関係者のみなさんです
「街プロ」グループを紹介するコーナー
【A6】能登野菜を使ったポトフ
ダンス部を中心とした7人は
能登で育てた野菜を
自分たちで調理してみようとしています
【B6】震災を超えて響く花火の音
川端さんを中心とする9人は
市民の活気と笑顔を取り戻すため
花火の打ち上げを計画し実現しました
ご存知のように輪島の夏祭りに合わせて
クラウドファンディングで資金を集め
当日の準備にも参加しました
ご協力くださったみなさん
本当にありがとうございました
おばあちゃんが泣いて拝んでいた
という話を聞いています
【C6】角刈り グラウンド復興
野球部を中心とする13人は
グラウンドの石拾いから始めました
運動場に仮設住宅が立ち
遊ぶ場を失った
子供たちのために
思いっきり飛び跳ねることのできる場所を
提供したいと考えています