講座NOW

いしかわ師範塾

「ウォームアップセミナー」第2日講座

 令和3年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修
          「ウォームアップセミナー」第2日講座

 

  1月23日(土)、2月6日(土)に、令和3年度の県公立学校教員採用内定者を対象にした採用前研修「ウォームアップセミナー」第2日の1回目、2回目が開催され、計147名の内定者が参加しました。
 この研修は、内定者の方々が、4月の教員としてのスタートをより円滑なものとするねらいで実施したもので、今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策を万全にするため、1日研修を午後半日研修に短縮し、県外在住者の方は、机上研修(送付された資料を読み、感想等を提出する。計75名)に変更して実施しました。
 講義は、「学校における著作権と情報モラル」、「職場に生きるコミュニケーション力」、「社会人に必要なマナー」、「赴任の心得」の四つを行い、「社会人に必要なマナー」においては、ジョブカフェ石川キャリア教育支援グループリーダー 森田 浩講師から、身だしなみ、挨拶、言葉遣い、電話対応等について、学校現場ですぐに必要な事柄について具体的な講義がありました。
 また、「赴任の心得」においては、小学校、中・高、特別支援学校、養護教諭に分かれて、職種に応じた指導のあり方、子どもたちとの接し方、心構え等について研修しました。
 参加者からは、「4月のスタートに向けて、前向きに取り組んでいこうという思いが強くなった。」「『当たり前のことを当たり前にする』という言葉を大切にし、4月から自覚を持って行動しようと強く思う。」などの感想が寄せられ、充実した研修になったことが分かりました。
  なお、第2日の3回目は3月6日(土)に実施(68名)する予定です。

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「社会人に必要なマナー」挨拶の仕方 養護教諭「赴任の心得」エピペンの使い方

 

 

第8期学生クラス標準コース 6日目「教育実践課題への理解」

第8期学生クラス標準コース 6日目「教育実践課題への理解」

 

 新型コロナウイルスの第3波に見舞われる中、さらに記録的な大雪の追い打ちを受けた令和3年の年明け。当初の計画より1週間延期となりましたが、1月16日に学生クラス標準コース第6回目を無事開講することができました。除雪等に尽力いただいた関係各位に感謝申し上げます。
 今回の講座では「考え議論する道徳」と題して、今クローズアップされている道徳教育のあり方について石川県教員総合研修センターの中越担当課長と飛龍指導主事より講義を行っていただきました。道徳教育に求められているものや評価のあり方など、受講生は多くのことを学ぶことができました。

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中越担当課長 飛龍指導主事

 また、小学校コースでは今回「他教科からの指導のヒント」として国語科の授業づくりについて同センターの南井指導主事と早川指導主事からご指導を受けました。4年生の「ごんぎつね」を題材に、言語活動を通して資質・能力を育成する授業づくりについて具体例を挙げて丁寧に説明をしていただきました。これをもとに、この後の模擬授業で受講生たちは初めて国語の模擬授業に挑戦しました。

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南井指導主事  早川指導主事 国語の模擬授業

 受講生からは「道徳の授業の重要性は現在行っている学校実習で痛感していたのでとても勉強になった」「実際に模擬授業を行っていただいて道徳授業のやり方に見通しを持つことができた」「国語の授業について自分が受けてきたものとは違っていてとても新鮮だった」等といった感想が寄せられました。

令和3年度 ウォームアップセミナー「学校参観」

令和3年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修<ウォームアップセミナー>

第1日「学校参観」について

 

 令和3年度ウォームアップセミナー第1日目の学校参観は、新型コロナウィルス感染予防のため日程を半日とし、12月2日(水)から11日(金)にかけて、小学校11校、中学校6校、高等学校5校、特別支援学校2校の24校で実施されました。今回の学校参観は、新規学卒者148名を対象に4月から石川県の教員としての使命を自覚し、情熱をもって教員生活を始めることができるよう必要な心得や知識などが得られる機会として行われました。
 受講者は、学校の概要について説明を受けた後、学校生活や実際の授業を見学し教育活動に理解を深めると共に、若手教員との懇談を通して赴任の心得や困ったことがあれば遠慮せず先輩教員に相談や指導を仰ぐなど、具体的にアドバイスを受け、4月からの教員生活に向けて意欲と自覚を新たにしました。

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学校概要説明(かほく市立宇ノ気中学校) 若手教員との懇談(かほく市立宇ノ気小学校)

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授業参観(1年算数)(金沢市立泉小学校)

 受講者からは、「学校は組織としてチーム全体で動き、よりよい学校を目指して一人一人が使命感や責任感を持ち続けることが学校の信頼につながることを学びました」「授業参観では子どもたちの主体性を尊重した授業展開がなされ、先生方は目配りや声かけなど、きめ細かな配慮と工夫をされていました」「不安もありますが、先生方のお話や元気な子どもたちを見て、教師という職業に就けることを誇りに思うことができました」などの感想が寄せられました。
 今回のウォームアップセミナーの実施にあたり、新型コロナウィルス感染予防対策や校務ご多忙の中、学校長をはじめ、ご協力いただきました先生方に心から感謝とお礼を申し上げます。

学生クラス標準コース 「学校実習」

 第8期 学生クラス標準コース 「学校実習」始まる! 

 

 8期生の学生クラス標準コースでは、今年度は、コロナ対応のため11月~翌年1月に60時間を目安として「学校実習」を実施しています。学校実習では公立学校(小学校8校・中学校8校・高等学校3校)での教育活動に参加し、教師の教育活動を見学・体験したり児童生徒とふれあったりして、教師になろうとする意欲を高めるとともに、コミュニケーション力、実践的指導力を高めています。

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<金沢市内の小学校での個別指導・机間指導・個への支援等の体験>

 

 実習生たちは、校長先生をはじめ多くの先生方からの指導を受け、授業の進め方等を見学・体験させていただいています。児童生徒への声かけや、個への支援の仕方等について意欲的に実習しています。
 実習生からは、「貴重な体験ができて毎回楽しく学ばせていただいています」といった声が聞かれています。
 コロナ感染の終息が見えない中、当塾の学校実習にご協力くださり、塾生を指導してくださっている、校長先生をはじめ多くの先生方に感謝申し上げます。有難うございます。

第8期学生クラス標準コース ベテラン教員の技に学ぶ!

第8期学生クラス標準コース ベテラン教員の技に学ぶ!

 

 冬の足音も近づいてきた11月7日、第8期学生クラス標準コース4回目を開催しました。今回は、令和元年度マスター教員の3名の先生を講師にお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。
 小学校では理科を中心に、また中高等学校では国語と保健体育の示範授業をもとに、ベテラン教員から多くのノウハウを学ぶことができました。授業づくりだけでなく、子ども達の意欲を高める声かけのあり方や共 感的な人間関係に基づいた学級づくりのポイントなど、多岐にわたるベテラン教員の数々の工夫された巧みな指導に触れることができた1日となりました。

室木教諭示範授業 木全教諭示範授業 神田教諭示範授業
室木教諭(理科 明成小学校) 木全教諭(国語 七尾高校) 神田教諭(保健体育 内灘高校)

 受講生からは「ベテランの先生の授業では、教師と児童が1対1ではなく、全員で考える授業になっていた。こんな授業をめざしたい」「褒めることや認める言葉のバリエーションの多さに驚いた。学級づくりでの具体策を学ぶことができた」「子どもたちの考えを受け入れ、『頑張りたい』という気持ちを持続させるコツなど、主体性を持たせる授業づくりは、本当にためになりました」等といった感想が寄せられました。     

            


 今月から「学校実習」がスタートしました。全国的に新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中、実習校、大学等との連携を密にしながら万全の対策を講じて参ります。塾生の教職への意欲やコミュニケーション力、実践的指導力を高めるためにご協力いただいております実習校の校長先生をはじめ教職員の皆様に改めて感謝を申し上げます。

第8期学生クラス標準コース 2日目を開催

 令和2年9月26日、第8期学生クラス標準コース2回目を開催しました。今回は8月の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて1か月延期しての実施となりました。3密を徹底回避するなどのコロナウイルス感染予防と安全・安心の確保のため半日の開催となりましたが、塾生の皆さんは元気で意欲的に取り組んでいました。

 11月から始まる学校実習に向け第1回目の説明会が行われました。学校実習は学校現場での実際の教育活動に参加し、子ども達とふれあい、教育実践を見学することで、塾生の教師になろうとする意欲やコミュニケーション力、写真1実践的指導力を高めることを目的としています。
 なお、今期は新型コロナウイルス感染予防対策のため、学校実習日の2週間前から体温を記録するなど、各自が体調管理に十分留意するとともに、実習期間を11月から1月末までの3か月に短縮し、時数も60時間程度を目安として取り組むことになりました。

 

 

 

                                         

      学校実習の説明

 

写真2 今回、講座の前半では「相手に伝わる聞き方・話し方」と「授業のつくり方・基礎2」の講義を行いました。教師として児童生徒の前に立つときの基本姿勢や心構えについて研修しました。
  後半は2回目の模擬授業に取り組みました。2か月近くのブランクがありましたが、前回学んだことを取り戻すのに時間がかかるのではないかという心配もなんのその。塾生全体に前回からの成長と意識の向上が感じられる研修となりました。

 

 

 

 

             相手に伝わる聞き方・話し方の講義 

              

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                                  教師の基本姿勢と授業のつくり方についての講義


 講座後には、「他の人の模擬授業を見て自分の改善点がよく分かるので師範塾の環境がとてもありがたいです」「目線や問いかけなど、具体的に分かりやすく指導いただけるので勉強になります」とか、「一方的に指導するのではなく子ども目線で考えている教師をめざしたい」等の感想が寄せられました。

第8期学生クラス標準コース開講!

第8期学生クラス標準コース開講!
志高く、めざせ石川の教師を

 

写真1 令和2年8月1日、いしかわ師範塾第8期学生クラス標準コースの開講式が行われました。来賓として石川県教育委員会教育長 徳田博様、同教育次長 杉中達夫様、県教員総合研修センター所長 藤井直樹様をお招きし、新塾生145名(午前の部89名、午後の部56名)のスタートを祝福しました。

 式では新村塾頭の式辞の後、徳田教育長、杉中教育次長より塾生に向けた激励のお言葉を頂きました。

 

 

        第8期開講式

 

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     新村塾頭 式辞                         徳田教育長 激励の言葉

 

 式の最後は、入塾生代表の誓いの言葉で締めくくられました。「志を共にする仲間たちと切磋琢磨しながら、教師としての心構えや実践的な指導力を身につけます」と力強い決意が述べられました。

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  杉中次長 激励の言葉        塾生代表 誓いの言葉            真剣な表情の入塾生


 
当日は受付で検温や健康観察を行うなど、新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底し、日程も短縮して実施しました。開講式・講座は午前と午後の2つのグループに分けて行う2部制で行われました。また、3密(密閉、密集、密接)を避けるため、アクリル板を設置し、隣り合う受講生間の飛沫拡散防止に努めるなどの新たな対策を取りました。

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       受付 検温と健康観察の徹底                 大型アクリル板の活用
                      
 当日の研修は「授業のつくり方」に関する講義と模擬授業を中心に行われました。新塾生達にとって新たな仲間たちとの新たな体験であり、緊張した研修であったと思われます。お疲れさまでした。
 それぞれに素晴らしいスタートが切れたと思います。1年後のゴールを目指してこれからも一層の研鑽を深め、たくましい石川県の教員を目指してください。

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  授業のつくり方(小学校)      授業のつくり方(中・高)           模擬授業の様子

第8期学生クラス開講に向け、指導員全体研修会を開催

第8期学生クラス開講に向け、指導員全体研修会を開催

 7月21日(火)午後、石川県教員総合研修センターにおいて、第1回指導員全体研修会が42名の指導員の参加の下、開催されました。
 開会挨拶では、新村塾頭より師範塾の歴史を振り返りながらその使命について改めて話があり、また、8期生を迎えるに当たってコロナウィルス防止対策に万全を期すよう求められました。
 続いて、石川県教育委員会教育次長塩田憲司氏より「本県教育の現状とこれから」と題して示唆に富む講話をいただきました。新教育課程やGIGAスクール構想等について最新の資料を提示しながらの、今後の指導に活かすことができる貴重なお話でした。
 全体会終了後、小学校部会、保健体育・養護部会、その他の教科別部会に分かれ、8期に向けての協議と打ち合わせが行われ、指導員一同、次世代を担う人材の育成に意欲を新たにしました。

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第7期生、師範塾を巣立つ!

第7期生、師範塾を巣立つ!

 

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 7月4日土曜日。今期学生標準コースの最終日となりました。昨年の8月3日に開講した第7期生。途中新型コロナ禍のもとで休塾を余儀なくされましたが、本日無事に修了の日を迎えることができました。この間、石川県の公立学校教員をめざして熱心に研修に取り組み、実践的指導力を身につけた塾生の皆さんに心より敬意を表します。

 

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 当日は模擬授業を中心に、1年間で学んだ内容を振り返りながら研修を深めました。残念ながら全体での閉講式は取りやめとなりましたが、師範塾を巣立つ塾生に向け、塾頭と各指導員から今後の活躍を期待してエールを送りました。

 

 

塾生の皆さんの感想から

・興味関心を惹く導入の仕方や様々な発問の仕方など、教師になった際に役立つことを教わった。
・他大学との学生とも交流でき、協議や意見交換を通して考えることができた。
・児童との関わり方、教師としての立ち振る舞いなど大切にしていきたいことが見つかった。
・ロールプレイ等の経験を通して、広い視野での指導の必要性を感じた。
・最初は不安だったが、練習を重ねることにより授業構成や進め方を学ぶことができ、自信がついた。
・企業見学があり、なかなか触れることのできない企業の実際を学ぶことができた。
・師範塾で学ぶことにより、石川県の教員になりたいと強く思うようになった。
・大学で知識として教えられることはあっても実践でそれをどう活用するかまではやらないので、今後も現役の先生から話を聞ける講座を続けてほしい。

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授業風景

第7期学生クラス標準コース 再始動です!

第7期学生クラス標準コース 再始動です!
 
 6月6日土曜日。ようやく待ち望んだ日がやって来ました。師範塾再始動の日です。
 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い非常事態宣言が発令されてからは、学校は臨時休業(休校)となり、かつて経験したことのない日々を過ごしてきました。
 今後も万全の感染予防措置を講じて、第7期学生クラスの閉講までの1か月間が塾生にとって充実した期間となるよう、指導員一同努めて参ります。

 当日はいしかわ師範塾再開にあたり、石川県教育委員会徳田教育長参観

徳田博教育長が駆けつけてくださり激励の言葉を賜りました。新村塾頭との懇談後、講座の様子も参観され、教員採用試験を来月に控えた塾生の熱心な模擬授業の様子をご覧いただきました。

                          

 

徳田教育長が模擬授業を参観 

 感染拡大防止に向けて、三密をつくらない、消毒・換気、検温と体調チェックなどの対策を徹底して、安全・安心の確保に努めました。コロナウィルスとの闘いが長期に及ぶことが予想され、今後も油断することなく感染防止対策を継続し、塾生の皆さんの健康と安全を期して参ります。

消毒の様子 検温と体調チェック
玄関で消毒する塾生 検温と体調チェックを受ける塾生

小学校講義

 3か月間の休塾期間があったことから、講座内容を大幅に変更することとなりました。午前と午後の2部制とし、3~4人の少人数での模擬授業を行いました。
 小学校では今回より「つまずき指導」も導入されました。これは授業中につまずいている児童や誤答を認めたときに、どのような指導を行うべきかを学ぶものです。はじめての体験に塾生の皆さんも熱心に取り組んでいました。

 

小学校のミニ講義「つまずき指導」

模擬授業1 模擬授業2 模擬授業3 模擬授業4