工業系列(機械・電気)日誌

工業系列(機械・電気) 日誌

NC旋盤の本領発揮!

 前期技能検定(普通旋盤)の実技試験実施日が近づいてきています。

 練習のための材料(鋼材)ですが、B部品の材料には直径25mmの

穴を開ける必要があります。

 こんな大きい穴をボール盤(あるいは普通旋盤)で開けていくのは

時間がかかるうえに、ドリルも摩擦熱ですぐダメになってしまいます。

 そこで登場するのが、先日もご紹介したNC旋盤です!

 

 左の丸棒に、右のような穴を開けたい!       本校のNC旋盤です

 

   材料をチャッキングして・・・     切削スタート!白っぽい液体は潤滑と

                      冷却を目的とした切削液です

                      切削中はどぼどぼ出てきます!

 

 端面の切削と、面取りを行って・・・        あっという間に完成です!

 

 材料を取り付けて、完成まで1分もかかりません。

 このように、NC旋盤は「大量生産」に向いています。

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NC旋盤

 本校にはNC旋盤があります(なんと2台も!)。

 NC旋盤とは「数値制御旋盤」のことで、プログラムを入力することで、

機械が正確に座標を追って材料を切削加工してくれるものです。

 現代の工場では、汎用旋盤よりもNC旋盤で品物を加工および製造する

ことが一般的です。

 

  3年生の実習の様子     おっ、三脚に乗っているものは

                なんだろう?

 

 

 今年度から導入されたカメラ  技能検定の作品です

 でした!加工の様子を安全な  左が3級、右が2級です

 場所から確認できます!

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関数電卓の使い方【工業系列】

2年生 工業系列の生徒が関数電卓の使い方を習いました。

関数電卓はその名のとおり、関数や対数など複雑な計算を処理できる電卓です。

とても便利ですが、使い方がわからないと価値がありません!

しっかり覚えて「計算技術検定」にチャレンジします!

目指そう、全員合格!!

 

    各種設定や入力の方法を学びます     工業系列の2年生は全員検定にチャレンジします

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1年生 各系列の授業体験【工業系列】

5月26日(木)

1年生の各系列授業体験が行われました。

本校では2年生から系列別に分かれて(進学・生活福祉・ビジネス・工業)授業を行います。

その選択の参考として、授業を体験してみました。

工業系列では「計測器」の使い方を体験してみました。

 

    工業系列の先生から、授業の説明や工業系列で求められることの説明がありました

 

 実際に計測を体験してみました。器具は適切に取り扱えたかな?目盛りはしっかり読み取れたかな?

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計測器の使い方【工業系列】

 2年生 工業技術基礎 旋盤の実習内で、計測器の使い方を

学びました。

 今回は、旋盤作業で主に使う「ノギス」と「マイクロメータ」に

ついて、目盛りの読み方と取扱い方について、ひとりひとり実際に

手に取って確認しました。

 

 ピンゲージで器差を確認し、実際に     本校で使っているマイクロメータの

 目盛りを読んでみました          一部です

 

 技能検定に合格するためには正確に寸法を読み取る必要があります。

 かといって、一カ所の計測に2分も3分もかかっていたら制限時間が

来てしまいます。

 素早く正確に寸法を読み取れるよう、繰り返し練習しましょう!

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プラスワンサポート事業【工業系列】

 本校では「プラスワンサポート事業」により、優れた知識・技能を

お持ちの方に講師依頼を出し、教育活動のサポートに携わって

いただいております。

 今年も工業系列において、井崎昭夫さんにサポートいただけることに

なりました!

 井崎さんは厚生労働省の「ものづくりマイスター」であり、機械加工

分野でのエキスパートです!

 技能検定 普通旋盤2級にチャレンジする生徒を指導していただきます。

 

 髙倉校長から辞令を受け取る井崎さん

 よろしくお願いします!

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2年生 実習スタート!【工業系列】

 2年生の実習「工業技術基礎」の授業です。

 今回は「溶接」の実習の様子をご紹介します。

 溶接は炎や電気の熱で材料であるふたつの金属を溶かし、

その隙間を埋めながら接合する作業です。

 

 先生がお手本を見せます     しっかりと炎で熱します

 

 加工したては赤熱してます   生徒の課題作品の一輪挿し

 作業中は火傷しないよう    水が漏れないようにしっかりと

 皮手袋を着用します      溶接します

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レーザー加工機【工業系列】

 本校に「レーザー加工機」が配備されました!

 レーザー加工機とは、レーザービームを発生させ、その熱で

金属板やベニヤ板、アクリル板などをカット加工する

工作機械です。

 カットといっても「両断」ではなく、形に添ってくりぬくことが

一般的な用途です。

 

     レーザー加工機です!       内部の様子です。中央オレンジ色の

                      ノズルからレーザービームが出ます

 

 

 パソコンで図面を作り、そのとおりに    こちらはベニヤ板ですが・・・

 加工させます(いわゆるCAD・CAM)  このカタチはどこかで見たような・・・

 これはくりぬいた鉄板です

 

 

  色を塗ったら、本校の校章でした!    裏にマグネットシートを張ると、ホワイト

                      ボードや冷蔵庫(?)にくっつける

                      アクセサリーです!

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後期技能検定が行われました【工業系列】

 後期の技能検定が本校で行われました。

 12月19日(日)には「機械検査3級」、「シーケンス制御3級」の

実技検定試験があり、工業系列2年生が受検しました。

※18日(土)も予定していましたが、強風による影響を考慮して、

 令和4年1月下旬に延期となりました!

  12月25日(土)、26日(日)には「普通旋盤3級」の実技検定試験が

あり、同じく工業系列2年生が受検しました。

 いい結果が出ることを楽しみにしています!

 

 なお、2月上旬には筆記試験もあります。全員合格目指して頑張りましょう!

 

機械検査の様子です。テストピースの寸法や、測定器の器差を確認する検定試験です

 

       受付している様子          受験者を把握するための背番号をつけます

 

普通旋盤作業の様子です。制限時間内に課題作品を作ります

 

     試験前に諸注意を聞きます         放課後遅くまで練習した成果が出せたかな?

 

シーケンス制御の様子・・・は写真撮影を忘れていました!

制限時間内に課題のプログラムを組み、課題どおりに機器を動作させる試験です

   本校で使用しているシーケンサーと

   検定用ボードです。ランプやコンベアを

   作動させます

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計測実習【工業系列】

 本校での実習はものづくりや電気工事など、加工技術の

習得が主たる「ねらい」となっています。

(作業の理論、安全で効率的な作業方法などなど・・・)

 ところが実習のテーマはそれだけではありません!

 実際に座学の授業で習った理論が本当にそのとおりなのか、

実験機材を使って確かめる「計測」の実習もあります。

 今回は電気の基礎である「オームの法則」が実際に

成り立っているのかを、電圧計・電流計・抵抗器を使って

確認しました!

 

  計測のために回路を結線します          計測した値をもとに、計算して法則どおりの

  もちろん結線が間違っていると計測器の      データとなるか確認します

  針は動きません                 計器の読み取り方が不適正だと値も理論値から

 ※逆につないでふりきっちゃうこともあります!   ずれちゃいますよ!

 

「おおっ、針が動いた!」

「本当や、ちゃんと法則どおりの数値になっとる!」

 生徒は計測実習に興味津々の様子でした。

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