2022年5月の記事一覧
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト③
がんサロンはなうめさんにて、生徒達とがん患者様対面で情報交換する機会を頂きました。生活福祉系列の生徒より前年度の取組をお伝えさせていただき、活動について知って頂きました。また、生徒からがん患者様へ様々な質問をさせていただきました。
生徒達からは活発な質問が飛び交ったり、さっそくヨーグルトを開けやすくするための案など話し合っている様子があり、時間が足りないくらい有意義な時間となりました。
がん患者様からは「高校生と話が出来て元気をもらえた」「若い子たちが生活の困難を解決したいと思って動いてくれていることが嬉しい」などの言葉を頂き、生徒達もより一層活動に力を入れたいと感じたことと思います。
本日は、お忙しい中ご協力頂き、本当にありがとうございました!!
今後もご意見等頂くことがたくさんあるかと思いますが、よろしくお願いします!!
3年「子ども文化」壁面装飾製作
3年生「子ども文化」(選択科目)の授業では、
児童文化の意義や文化財の必要性について実習を通じて学びます。
今回は、3~4人のグループに分かれて、折り紙を使った壁面装飾を作る課題に取り組んでいます。
壁面装飾を通して、見た人に明るい気持ちになってもらえるよう、
それぞれのグループでメッセージを込めながら
工夫を凝らして一生懸命作製しています。
完成品は校舎内に掲示されます!
見てくれた方に想いが届くよう最後まで仕上げます。お楽しみに!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト②
ヨーグルトの容器を開けやすくするためのプロジェクト」に向け、5眼目の時間には、がんサロンはなうめの看護師木村様より、がんについてのお話をして頂きました。3人に1人の割合で発症されると言われるがん。それぞれがんの発症部位によっても症状は異なりますが、がんそのものからくる身体症状だけではなく、薬の副作用からくる症状も多くあることを生徒達は理解しました。食欲減退や咀嚼力、嚥下力の低下等が見られる方にとってもヨーグルトは食べやすいもの。そのヨーグルトが開けづらい…という課題が少しでも解決できるように取り組みたいと改めて生徒達も感じたようです。来週は、実際にがん患者様とお会いし、生活上の課題について当事者様からお話を伺います。
6限目には、このプロジェクトにもご協力してくださるホリ乳業さんのヨーグルト2種類を使い、容器や開けやすくするための道具について検証しました。今回使用した容器は、プラ素材、紙素材と異なる素材の容器のヨーグルトを使用しました。生徒達からは容器の素材によって開けやすさが変わる、それなら、なぜ容器の素材がそもそも違うのか?等の疑問が現れました。また、既存の商品を使ってヨーグルトを開けてみました。たしかに力はいらないが、手首をひねる必要がある、握りにくい、蓋部分をひっかけづらい等の商品の課題もあがりました。
当事者の方々の声や専門的な知識やアドバイスを受けながら、生徒達からよりよいアイディアが浮かぶといいなぁと思います。
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト①
5月10日
前年度に引き続き、生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクトがいよいよ開始されます。
今日は、初めての活動でした。前年度活動をしてきた生活・福祉系列の生徒から工業、ビジネ
ス系列の生徒へ前年度の取組状況を報告してもらいました。
また、道具開発に向け、少しではありますが、自助具を触ってもらいながら今後の活動につい
ての話を進めていきました。
まずは、福祉用具・自助具について調べる!対象であるがん患者さんの身体状況などについて
調べる所から始まります。