2022年10月の記事一覧
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑧
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト〜ヨーグルトの蓋を開けやすくするための道具作り〜
に向け、今回は、がん患者さん4名と連携先の専門職5名にご協力いただきながら、現在までの活動を踏まえ、再度情報収集や前回生徒達が制作した紙粘土を使った試作品のご意見などをいただきました。
連携先の方々のご協力のおかげで、実際に数値的データとして指先の力を測定させていただいたり、自助具もお借りし、道具の素材などのご意見なども伺うことができました。
また、生徒達の様子を近くで見ていただきながら、その都度情報収集の仕方や検証方法など専門的なアドバイスもいただき、大変勉強になりました!
そして、何より当事者さんのお声をいただけるのは本当に助かります。生徒達からも患者さんの声をしっかりと聞き取り、繋げたいという思いが伝わってきました。本当にご協力いただきましてありがとうございました!
今回、様々な方がお集まりいただき、生徒達の一生懸命活動する姿を見て、
本当に素敵な活動をさせていただいているなぁと感じました。
まだまだ改善しなければいけないことがたくさんあるので、今回いただいた大切な情報を整理し、活かし、もっともっと素敵な活動になるように頑張ります!!
貴重なお時間いただきありがとうございました!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑦
ヨーグルトのようなパッケージを開けやすくするための道具づくりですが、これまで,患者さんについての勉強、デザ
インの重要性についての勉強、また、パッケージを開ける際の指先、手首の使い方などを色々と考えてきました。
その学びをもとに、今日は、持ち手の握りやすさについて考えました。持ち手について考える際、頭の中で考えた
り、絵で表してみてもなかなかイメージの共有が難しく感じていました。そこで、協力してくださっている機関にご
相談させていただいたら、紙粘土だと安いし形を考える際には良いのでは?とアドバイスをいただき、紙粘土を使っ
て持ち手について相談しながらいくつかの案を形にしてみました。
手首に負担がかかりにくい形、指先や関節に負担がかかりにくい形、大きさや長さ、形状を工夫し、いくつかの案を
紙粘土で作ってみました。
25日には、患者様や連携先の方々が来てくださります。今日作ったものを触っていただきながら、さらなる課題解
決や新たな案につながるようにしていきたいです。