理数科お知らせ

SS課題研究Ⅰ プロジェクト型課題研究の紹介

 SS課題研究Ⅰは、「ビヨンドコロナプロジェクト」、「衛星設計コンテストプロジェクト」、「金沢みらいプロジェクト」、「ユニバーサルデザインプロジェクト」の4プロジェクト(46チーム)で活動しています。各プロジェクトでは、班毎に意見を出し合いアイデアを練ってきました。現在は発表会に向けて、各班で発表スライドを作成しているところです。

 これまでにいくつかの班がコンテストに応募していますので、その一部を下記で紹介します。また、「ビヨンドコロナプロジェクト」では、金沢大学が進める「ビヨンドコロナフォーラム」のイベントにオンラインで参加した班や、講師の先生に直接交渉し、講義をしてもらった班もありました。

 

金沢こども衛星アイデアコンテスト(衛星設計プロジェクトより応募)

・魚群探知機、密回避人工衛星、ほしひかり  他

 

パテントコンテスト(ユニバーサルデザインプロジェクトより応募)

・マイ傘袋、熱がこもりにくいカッパ、閉じずにハンズフリー、スマホ携帯エコバッグ、スライド式ルーバー  他

 

デザインパテントコンテスト(ユニバーサルデザインプロジェクトより応募)

・窓の鍵につける大きなレバー

  

 

AI課題研究Ⅱ 校内中間発表会を開催しました

 11月3日(火)の学校公開日に標記の研究発表会を開催し、理数科2年生がこれまでの研究成果について中間発表を行いました。今年は感染症対策として、メイン会場の他3つのサテライト会場を設けると共に、メイン会場の発表の様子をYouTubeでライブ配信(限定公開)し、サテライト会場に流しました。この動画は事前申し込みした保護者の皆様や卒業生の皆さんにも公開し、オンラインでも発表会を視聴することができるようにしました。

 発表会では、どの班も研究背景や今後の展望等がきちんと論理的に説明されていて大変聞きやすかったです。また、1年生から多数の質問が出た他、卒業生の皆さんもYouTubeのチャット機能を使って質問を寄せてくれました。2年生には今回の発表会で得た意見・アドバイスを今後の研究活動や次の発表(2020年12月予定)に是非活かしてほしいと思います。

 講評の先生方をはじめ、オンラインで参加してくださった卒業生の皆さん、この発表会開催にご協力いただいた全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

課題研究テーマ一覧

研究発表1「シミュレーションを用いたコロナウイルス感染の分析」(池田、岡部、中村莉玖、三谷、山本)

研究発表2「避難所における効果的な防音壁の研究」(木下、小関、中村知未、廣瀬、宮野)

研究発表3「コナヒョウヒダニの化学走性」(小浦、齊藤、谷、德田、本田)

研究発表4「色素増感太陽電池の最適条件」(北川、久保、廣田、宮上、吉村)

研究発表5「リモネンによるポリスチレン溶解の効率化」(赤木、上田、西尾、西川、橋本)

研究発表6「衛星設計コンテスト「宇宙gene bank」」(秋島、岩本、西島、三浦、山﨑)

研究発表7「津波の性質を利用した津波被害軽減の模索」(井上、長村、萬上、日比野、吹上)

研究発表8「黒板とチョークの不快音の解析」(權野、酒井、田加村、山田、若林)

   

宇宙工学ゼミ活動中!

 金沢大学の米徳先生をアドバイザーとしてお迎えし、活動しています。今年度はこれまでに4回(通算6回目)のゼミを開催しました。ゼミでは米徳先生の講義に加え、生徒が使用している教科書の中から担当を決めて発表したり、ワークショップをしたりしています。

 これまでの発表者は、【第3回】片岡君(30H)、奥村君(30H)、三井君(34H)、榎本君(30H)【第4回】池永さん(30H)、野間君(34H)【第5回】西島君(20H)、岩本君(20H)【第6回】太田君(24H)でした。今後も月に1回の頻度で活動していますので、興味のある人は顔を出してみてください。

 

金沢泉丘SSH・SGH課題研究成果発表会を開催しました

 7月29日(水)の5~7限に課題研究の発表会を開催し、理数科の3年生がこれまで研究してきた成果を英語のポスターで発表しました。 今年の発表会はSGコースと合同開催で、2年生はどちらの発表も見ることができるように4つのグループにそれぞれ分かれました。

 今回、北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さんが、Zoomを介して発表会の指導・助言をしてくださり、後日メッセージも送ってくださいました。ご協力ありがとうございました。

金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました

 6月27日(土)Ex4限目に、今年度第一回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリ「リアル脱出ゲーム~泉丘高校からの脱出4.0」を開催しました。参加者は1年生23チーム95名、2年生29チーム130名、3年生9チーム37名、教員1チーム4名で、合計62チーム266名でした。3年生はEx4限目の授業があったため、1.2年生のイベントが終了してからの参加になりました。

 講堂内の謎を時間内に全て解き、1stステージをクリアしたチームは6チーム。その優勝チームの皆さんを以下に紹介します。おめでとうございます!完全にクリアしたチームは残念ながらいませんでしたが、仲間と試行錯誤する素晴らしい時間を共有できたのではないでしょうか。ちなみに、次の謎へのヒントはAnswer sheet の解答にあったようです。

 また、今回、物理部の皆さんが問題の作成や進行に尽力してくれました。本当にありがとうございました!

1・2年生優勝チーム       3年生優勝チーム          物理部の皆さん

秋島 大成    (20H)         太田 魁人 (34H)

塚本 智樹 (29H)       齋藤 優慈 (34H)

日比野 孝俊(20H)       西尾 昂紘 (34H) 

新村 航輝 (23H)       新村 敏規 (34H)

明間 直生 (26H)

常田 拓希 (25H)

金沢泉丘SSH・SGH課題研究成果発表会の動画を公開しました

 7月29日(水)に標記の発表会を開催し、30Hの生徒が英語のポスター発表を行いました。下記のリンクから発表会の様子を動画で視聴できますので、是非ご覧ください。動画の公開期間は8月6日(木)から21日(金)までです。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL52wxESpb2I3QNQr0-WIwIBcdrkUP-YOF

 

※下記の順番で再生されます

1班 Analysis of the Boundary between Metal Leaves

2班 Which Shape can Lessen the Force of Tsunami

3班 The Correlation between Surface Shapes

4班 Plants Resistant Against Heavy Metals

5班 Material Circulation of a Balanced Aquarium

6班 Causes of the Mpemba Effect

7班 What Conditions Are Needed to Pop

8班 Characterization of Euglena’s Chemotaxis

 

CS学際科学・CS人間科学の特別講義を開催しました

 

 6月12日(金)に金沢大学 理工研究域 数物科学系の大塚 浩史先生による特別講義を開催しました。今年は理数科1・2年生の合同講義で、感染症対策のため2部屋に分かれて受講しました。今回のテーマは、世界的に大流行している新型コロナウイルスを例にとり、感染症を数理モデルで表すお話で、講義の中ではいくつかの課題が提示され、実際に手を動かして考える時間もありました。

 

AI課題研究Ⅱの開講式をオンラインで開催しました

 4月22日(水)10時より、AI課題研究Ⅱの開講式をオンラインで開催しました。はじめに参加者全員で顔合わせをした後、5人ずつの仮グループに分かれて春休み中に各自が考えてきた数学・理科のそれぞれのテーマについて話し合いました。今後は、グループを決定し、グループ毎に活動していくことになります。実りある時間を重ね、活発な活動をするグループにしてほしいと思います。

  

令和元年度 SSH・SGH研究発表会を開催します

令和元年度SSH・SGH研究発表会
 日時:令和2年1月24日(金)9:25~16:00

 開催場所:石川県立金沢泉丘高等学校
        (〒921-8517 石川県金沢市泉野出町3-10-10)
 日程
 9:00~ 9:25  (受 付)
 9:25~10:15 公開授業
         「SS課題研究Ⅰ」 (普通コース2年生理型)
          ★9:25から始まる2時間続きの授業です。
           物理・化学・生物・数学・数学&物理の5分野から1つを選択し、グループ
           で探究活動を行います。
         「グローバル・イングリッシュ」 (普通科1年生)
 10:25~11:15 公開授業
         「SS課題研究Ⅰ」 (普通コース2年生理型)
         「リーディング・スキルズ」(普通コース2年生)
 11:25~12:05  SSH×SGH 口頭発表会(理数科2年生、SGコース2年生)
          ★それぞれの代表1グループが課題研究の口頭発表をします。
 12:05~13:00  昼食
 13:00~15:00 公開授業
         「課題研究ポスター発表会」(理数科2年生、SGコース2年生)
          ★理数科2年生が課題研究の内容を英語で説明します。
            理数科1年生、大学教員、理系大学院留学生、県内ALTの方々に対して
            理数科2年生が英語で質疑応答を行います。
 15:20~16:00 協議会
         研究開発の概要説明、質疑応答等

※詳細は以下の要項をご覧ください。
ご案内.docx
金沢泉丘SSH・SGH研究発表会開催要項.doc

※教育関係者用申込フォーム(下のURLをクリックしてください)
保護者の皆様は申込みいただかなくても大丈夫です。
https://goo.gl/forms/Yx1ODs7NcfIRB07h2
申込締切:令和2年1月10日(金)まで

SSH指定校の皆様へ

 12月10日(火)に石川県地場産業振興センターで開催する「石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」について、参加を希望される方は申込書をご記入の上、本校までFAXでご連絡ください。締め切りは12月6日(金)です。

日時:令和元年12月10日(火)13時~16時45分
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)


※実施要項
R1 石川県SSH生徒研究発表会実施要項.pdf

※申込書

R1 石川県SSH生徒研究発表会申込書.docx

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会を開催します

 12月10日(火)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会を開催します。参加校は七尾高校、小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、そして本校の5校です。生徒達は口頭発表(代表班)とA0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を披露します。一般の方々も参観できますので、この機会に是非ご参観ください。

日時:令和元年12月10日(火)13時~16時45分
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)


※詳細は以下の要項をご覧ください。
R1 石川県SSH生徒研究発表会実施要項.pdf

1学期の行事報告

AI課題研究Ⅲ外部最終発表会
 4月22日(月)に、金沢市のしいのき迎賓館で理数科3年生による課題研究の発表会を開催しました。今年は台湾市立建國高級中学校の生徒も合流し、お互いの課題研究の発表を行うことで交流を深めることができました。
 また、北陸先端科学技術大学院大学の大学生や先生方にもご協力いただき、大学で研究されている内容についても学ぶことができました。
  

CS実験科学 地学巡検

 6月6日(木)に、犀川河川敷の大桑層で貝化石の採取や地層の観察を行いました。当日は天候にも恵まれ、絶好のフィールドワーク日和でした。
 また、6月13日(木)に、大桑層で採取した貝化石をクリーニングする作業を行いました。十分に乾燥した化石は意外と脆く、四苦八苦。それでも、二枚貝や巻貝を多数発見することができました。クリーニング後にはスケッチをし、種の同定まで行いました。その結果、暖流系・寒流系の化石があることがわかり、当時の環境を推定することができました。
  

CS学際科学特別講義 「ブラックホールは見えたか」
 6月21日(金)に、金沢大学理工学研究域数物科学系の大塚浩史先生をお招きし、「宇宙(の起源)」、「ブラックホール」を題材に特別講義をしていただきました。生徒は「ブラックホールの撮影に成功した」というニュースを改めて読み解き、「見える」とはどういうことか考えました。
  

サイエンス・イングリッシュⅠ「テーマ発表会」& AI課題研究Ⅱ「研究ディスカッション」

 7月8日(月)の5~7限に、上記の行事を開催しました。

 5限目はサイエンス・イングリッシュⅠのテーマ発表会で、理数科の2年生が2つの教室に分かれ、AI課題研究Ⅱで研究している内容を英語で発表しました。理数科の1年生や北陸先端科学技術大学院大学の先生方・留学生の方々も参加し、質疑応答を行いました。今回も泉丘ドル(発表会用の通貨)を用い、自分が良いと思った研究に投資してもらいました。

  

 

 6・7限は場所を移動し、AI課題研究Ⅱの研究ディスカッションを行いました。6限目は理数科1年生が、7限目は理数科3年生がポスターツアーに参加し、フリーディスカッション形式で議論しました。実際に用いた実験器具を展示して説明する班もあり、様々な工夫がみられました。
  


CS人間科学特別講義 「生と性」
 7月12日(金)に、星の子助産院の坂谷理恵子先生による特別講義を開催しました。この講義では「性」をとおして「命」や「生」について考えることの大切さを学ぶことができました。講義の中では妊婦体験や胎児体験、新生児の人形を抱く体験をすることができました。また、今年は石川県総合看護専門学校の学生さんも参加し、実習をお手伝いしてくださいました。
  

科学の甲子園全国大会 総合成績弟9位!!

 3月15日(金)~18日(月)に埼玉県さいたま市で科学の甲子園全国大会が開催され、本校からは理数科2年生で構成されたチームの「i-company advanced」が石川県代表として出場しました。結果は過去最高の総合第9位!!合わせて、実技競技の「ツール・ド・さいたま」で優れた設計・デザインを開発した優秀校に送られる賞である、企業特別賞〈学研賞〉も受賞しました!おめでとうございます!!

 この大会では、理科、数学、情報等の知識を問われる筆記競技と、実験、実習、考察等を総合的に活用し、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う実技競技を行い、その総合得点で順位が決定します。参加した2年生は、大会までの間、放課後や休日等を使い筆記試験・実技試験対策に取り組んできました。その練習の成果が発揮されたのではないでしょうか。

 また、今年は全国大会の準備段階から、理数科卒業生の德田駿君が本校に駆けつけてくれ、主に実技競技について様々なアドバイスをしてくれました。本当にありがとうございました!

 なお、大会1日目の開会式、2日目の実技競技、3日目の表彰式の様子はインターネットで動画を視聴することができます。詳細は、下記の科学技術振興機構「第8回科学の甲子園ページ」からリンク先をご確認ください。(https://koushien.jst.go.jp/koushien/tournament/index.html

  


AI課題研究Ⅱ校内最終発表会を開催しました

 3月18日(月)に上記の発表会を開催し、理数科2年生のAI班8グループが一年間課題研究に取り組んできた成果を日本語で口頭発表しました。発表会では上記クラスの生徒達も質疑応答に参加し、大学の先生方や金沢大学の学生の方からも講評やアドバイスをいただきました。
  

京都大学サイエンスフェスティバルに参加しました

 316日(土)に京都大学で上記のイベントが開催されました。このイベントは、京都大学と高大接続・高大連携に関する協定を締結している県の代表高校が、課題研究の成果を発表するもので、本校からは20Hの小田さん、近藤君、竹内君、津田君、日比野君が参加し、「波の性質を利用した津波被害の軽減」のテーマで口頭発表を行いました。
 また、フェスティバル終了後には、洪水や津波等の研究をしている大阪工業大学の東先生の研究室を訪問し、課題研究についてのアドバイスもいただきました。