SGHの活動を紹介します
【SGH推進室】WWL・SGH探究甲子園出場
3月19日、関西学院大学などが主催する「WWL・SGH探究甲子園」がオンラインで開催され、本校2年SGコースの5名が参加しました。SDGsの実現を目指し、全国で探究活動を行う高校生がその成果を発表する機会です。
本校からは「農業戦隊 JIWAMONERS」と題した発表を行いました。「高校生が農業を職業選択の視野に入れる」ことを目指し、その第一歩として高校生に農業への興味・関心を持ってもらいたいと活動をしてきました。農業体験イベントの実施や、農業に関する様々な取材活動を行いSNSで情報発信してきた成果を発表しました。
他校との質疑応答では、積極的な情報発信についての秘訣など、多くの質問が寄せられ、情報交換を行うことができました。テーマは様々でしたが、高校生が独自の視点と熱い思いで社会課題の解決に取り組んでおり、多くの刺激と気づきを得ることができました。
探究の日
3月17日(木)、「探究の日」を実施しました。全校生徒が一日「探究漬け」になるイベントです。クラスを解体し、学年・文理混合のグループを作り、発表や交流を行いました。
【ProgramA アイスブレイクとマインドセット】
探究の日の雰囲気づくりを目的に実施しました。講師として合同会社楽しい学校コンサルタントsecondの前田健志氏をお迎えし、各教室とオンラインでつなぎ、付箋やマジックを使いながらの意見交換などを行いました。初めて対面するメンバーの緊張をほぐし、探究活動のモチベーションを上げる活動となりました。
【ProgramB 代表チームのモデルプレゼン】
プレゼンテーションのトップモデルを知ることを目的としました。全校生徒が講堂に集合し、1年普通科・2年普通科文型・2年普通科理型・2年SGコース、2年理数科のそれぞれの代表5チームが、全校生徒の前で発表しました。参観生徒からの質問も多く、活発な質疑応答が行われました。
【ProgramC 1・2年全員発表】
全生徒が探究の成果を発表し合うことを目的に行いました。指定教室でChromebookの画面を見せながらのポスターセッション形式で発表を行いました。質疑応答では、学年や文理の枠を超えた議論が活発に行われ、新たな気づきが生まれました。
【ProgramD 対話での振り返り】
1年間の探究活動での学びを対話により振り返ることで、メタ認知の力を養うことを目的としました。2年生が会話をリードし1年生に向けて探究を進める上でのアドバイスを行ったり、1年生が積極的に質問するなどの様子が見られました。各教室をオンラインでつないで全体進行するとともに、各教室の教員がファシリテーターとなり活動を進めました。
探究の日は今年で2回目の実施でした。クラスを解体し1日を通して探究活動を行うという大規模な行事が実施できるのも、探究活動が生徒・教員に浸透し、学校全体で取り組みが進んでいる証だと感じています。
【SGH推進室】2年SGコース課題研究発表会
2月4日、本校SGコース2年生の課題研究発表会を行いました。8班の生徒たちが、これまでの課題研究活動の集大成として発表しました。
新型コロナウイルス感染拡大状況を受け、会場にはアドバイザーの3人の方のみお招きし、その他課題研究にご協力いただいた関係者や教育関係者、保護者の皆様にはオンライン配信しました。また、年度当初からご助言をいただいている、京都大学大学院思修館の皆様には、発表会の後zoomで講評やアドバイスをいただきました。
今年度はコロナ禍の制約もある中、イベントの開催や関係団体との協働など、さまざまな形で実践的な活動を行いました。自分たちの力で社会課題の解決に近づこうとする意欲溢れる発表が行われました。ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
令和3年度石川県立金沢泉丘高等学校SGコース課題研究発表会の開催について
今年度のSGコース課題研究発表会を下記の要領で開催することになりましたので、お知らせします。
1 目 的 SGコースの課題研究の成果を発表することを通して、論理的思考力や表現力を磨く
とともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を育む。
2 日 時 令和4年2月4日(金)13:05~15:55
3 参加者 生徒:2年SGコース生41名
4 タイムテーブル
13:05 開会の挨拶、アドバイザー紹介
13:10 研究発表A~C(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
14:10 研究発表D~F(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
15:10 研究発表G~H(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×2)
15:40 アドバイザーからの講評
15:55 閉会の挨拶
5 発表テーマ
A班〔人力クリーン発電の研究〕 B班〔ジェンダーの研究〕
C班〔空き家の有効利用の研究〕 D班〔農業と地産地消の研究〕
E班〔飢餓問題の研究〕 F班〔子どもの教育問題の研究〕
G班〔フェアトレードの研究〕 H班〔竹の有効利用の研究〕
【SGH推進室】社会人と語る会・先輩に学ぶプレゼン術
11月3日(水)、本校のOB・OGの社会人や大学生を招いて、「社会人と語る会」と「先輩に学ぶプレゼン術」を実施しました。
2年生に対して行われた「社会人と語る会」では、様々な分野に携わる合計12名の社会人OB・OGの方から「働くとは?」というプレゼンテーションと、それに続けて、準備していただいたその職業に関わる「高校生への問い」に対してグループディスカッションが行われた。社会人の方が準備してきた「高校生への問い」はその職業ならではの視点で、生徒も熱心に語り合っていた。
1年生に対して行われた「先輩に学ぶプレゼン術」では、難関大学で学ぶ卒業生たちから「大学での学びと自分の将来」についてのプレゼンテーションを聴き、生徒たちは自分たちの先輩というロールモデルからの学びを得ていた。さらに、放課後に行われた第2部の座談会では、希望者が積極的に大学や高校生活について先輩に質問する様子が見られた。終了時間が過ぎても個別に質問に行く生徒もおり、盛会であった。
【SGH推進室】思修館訪問・京都フィールドワーク
10月27日、本校SGコース2年生が、京都フィールドワークを行いました。
午前中は京都大学大学院総合生存学館思修館を訪問し、山敷庸亮教授の講義の後、大学院生が各班に入り、それぞれの研究にアドバイスをいただきました。午後は班で分かれて行動し、それぞれの研究テーマに合わせた訪問先に伺い、フィールドワークを行いました。
今回いただいたアドバイスやフィールドワークで得た情報を今後の研究活動に生かしていきます。
思修館の皆様、フィールドワークでお世話になった皆様、ありがとうございました。
【SGH推進室】「探究」し続ける卒業生が語る会
10月8日、「探究し続ける卒業生が語る会」を開催しました。本校SGコース1期生で、現在大学4年・3年生の先輩たちが、高校1,2年生と交流しました。
東京・京都・金沢で学生生活を送る卒業生とzoomを活用して交流しました。第1部は「大学生が挑む社会課題」と題し、SGコースで課題研究に取り組んだ1期生が、卒業後もそれぞれの研究分野や問題意識をもとに活動を続けている姿を伝えていただきました。第2部は座談会として、ブレイクアウトルームに分かれ、大学生に質問するなど交流を深めました。
学生生活の中で、社会課題の解決に向けた活動や、海外留学などグローバルに活動する卒業生と交流を深め、大きな刺激を受けました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。
【SGH推進室】3年生課題研究成果発表会
7月15日(木)、3年生の課題研究成果発表会を行いました。3年SGコースと理数科の生徒がこれまでの研究の集大成を、英語で発表するものです。
SGコースでは、例年東京外国語大学と金沢大学の留学生を招いて発表と質疑応答を行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大により来校が難しいため、留学生とはオンラインで質疑応答を行いながら、校内で2年生が参観しました。
これまで、コロナ禍でフィールドワークが制限されたり、例年実施していた行事が実施できなかったりなど、多くの困難がありながらも、課題研究を続けてきました。研究のまとめと英語での発表練習を直前まで頑張りながら、当日を迎えました。ご協力いただいた留学生の皆様、ありがとうございました。
日本在住の外国人生徒の生活を支援する日本語冊子の紹介
SGコース5期生(今年度3年4組)の探究活動のうち、B班の生徒たちが「外国から日本に来たばかりの高校生が、日本の高校や高校生について理解し、日本でより快適に安心感を持って過ごすための手助けをしたい」という思いで、学校でのルールや施設、日常で使われる方言や高校生の1日の過ごし方など多岐にわたる内容を日本語で紹介した冊子を手作りしました。新聞記事でも紹介され、おかげさまで各方面からぜひこの冊子を利用させてもらいたいというありがたいご要望もいただきました。つきましては、学校HPでそのデータを公開いたしますので、ダウンロードしていただきお使いくだされば幸いです。以下、リンクとなりますが、①は本校用に作成したもの、②は各高校様で編集してお使いいただけるWORDファイルとなっております。
①完成版(PDF) https://drive.google.com/file/d/1T_qkpyllD2KSRB_eXfAIvIAdXZ5BjwsR/view
②編集用(WORD) A班(冊子データ)外国人児童支援.docx
SGHだよりを追加しました
【SGH推進室】思修館研修
6月12日、2年SGコースの思修館研修が行われました。京都大学大学院総合生存学館思修館の大学院生8名の皆さんとオンラインで交流し、課題研究についてのアドバイスをいただきました。
今回は、全体研修として思修館の活動と大学院生の研究の一端の紹介の後、グループに分かれて研究内容の発表と意見交換を行いました。思修館の皆さんのこれまでの研究活動に裏打された的確なアドバイスで、生徒にとって学びの大きい機会となりました。
終わりに、大学院生の皆さんからのあたたかいメッセージもいただき、今後の活動の励みとなりました。大学院生の皆さん、ありがとうございました。
北アジアCAPE(ニュージーランド)とのオンライン交流
4月20日(火)の2・3限目に、34H(SGコース)の生徒40名が、ニュージーランドの大学に通う留学生9名と、Zoomを使ったオンライン交流を行いました。
これは、本校が石川県国際交流協会と連携して、科目「SG探究活用」の授業の一環として、北アジアCAPEを通じて実現したものです。 ※北アジアCAPEとは、日本・中国・韓国との交流を促進する人材育成のためにニュージーランド政府の出資により設立された公的機関(本部はオークランド大学)です。
生徒たちは、2年次から作り上げてきた課題研究について発表し、その内容について海外の視点から見た意見を仰ぐなど、英語で積極的にコミュニケーションをとることができていました。
また、この留学生は日本語を学んでおり、彼らが日本語を使って、本校生徒に日本に関して質問する時間も設けられ、生徒たちは相手に伝わりやすい日本語を工夫しながら話していました。
生徒の感想
「相手の方が、研究内容についてたくさんアドバイスをくださって、改善点が見つかったのと同時に、相手に自分の英語が伝わっていることに感動を覚えました。」
「相手がどこまで日本語を喋れるか把握するのに時間がかかったけど、質問していくうちにわかりそうな単語を想像することで会話がよりスムーズになった。」
SGコース課題研究発表会
1月22日(金)、SGコース課題研究発表会を行い、2年生SGコースの8グループがこれまで取り組んできた課題研究の成果を発表しました。
今回は普通コース生徒に対しての対面発表を行うとともに、京都大学大学院総合生存学館(思修館)の大学院生とZoomでつなぎ、講評をいただきました。
また、発表の様子はYouTubeLiveでライブ配信し、県内外の教育関係者やSGコース卒業生にご視聴いただきました。
今年は「プロジェクト型」の取り組みを行い、課題解決を目指して自分たち自身が解決に取り組む活動を重視しました。今年度は5月末まで休校、学校再開後も外部でのフィールドワークの制約や海外研修の中止など、思うように活動できない場面もありましたが、生徒たちはできる限りの取り組みを行いました。
課題研究成果発表会
7月29日、「課題研究成果発表会」を行い、SGコース3年生がこれまで続けてきた課題研究について、英語による発表と質疑応答を行いました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、助言をいただく留学生とオンラインでのやり取りを行いました。また、昨年までSGコースのみ対象としていた発表会を、今年はSSHとの連携を図るため、理数科3年生の発表とあわせて行いました。
これまでにないオンラインでの発表に戸惑いながらも、これまでの活動の成果を十分に発揮することができました。ご協力いただいた東京外国語大学及び金沢大学の留学生の皆さんに感謝します。
【中止】第2回北信越探究フォーラム開催について
北信越フォーラムは中止となりました。
NSH合同発表会 3グループが参加
いしかわニュースーパーハイスクール(NSH)課題研究合同発表会は1月28日(火)に県地場産業振興センターで開かれ、泉丘・七尾・桜丘・二水・小松・翠星高校の生徒が日頃の課題研究の成果を発表しました。本校からは、12月のNS探究α校内発表会で選出された2年普通コース文型から3グループが参加しました。生徒は発表したり、他校の発表を聞いたりし、そしてお互いに疑問に思ったことをぶつけあうなど、刺激的で有意義な機会となったようでした。
(感想)
・スライドや口頭での説明の直しも幾度となく行い、大変でしたが、納得できるものにすることができました。何より、グループのメンバーの一人ひとりが研究の内容について主体的に調べ、積極的に話し合えたことが今日の発表の成功につながったと思います。今後の大学生活、社会人となった時、この経験は絶対に活きてくると思います。
・自分の今いる地域をいかに良くするか、先生方や班員、他校の方々と話し合えたことは楽しかったし、かなり貴重な体験ができたと感じています。この発表に向けての活動で、課題を解決する力、発見する力が身について、大きく成長できたと思います。
SSH・SGH研究発表会
SSH・SGH合同研究発表会は1月24日(金)に開かれ、2年SGコースと理数科の生徒がこれまで取り組んできた課題研究の成果を発表しました。県内外の高校や大学等から約60人の教職員等が見学に来ていただきました。啓泉講堂での口頭発表では、生徒のほか、多くの参観者が見守る中、24Hと20Hの代表グループがプレゼンテーションを行うと、クラスをまたいで鋭い質問が飛び交い、白熱した時間となりました。続いて生徒は、ポスターセッションを行い、各グループの研究について参観者に堂々と臆することなく研究について語りました。様々な質問や意見を受けて、今後の研究の方針を見つめ直す良い機会となったようでした。
(感想)
・プレゼンは言葉のキャッチボールであるということを実感した。わかりづらい顔をしていらした方にここまで大丈夫ですかと聞いたところ質問してくださった。いろいろな角度から質問アドバイスを頂いたので今後の研究をさらに深めていきたい。
・大人からの視点や理数科からの視点は私たちの研究を全く異なるところから見たもので、研究をもっと論理的にもっと魅力的にするには重要なことだなと思うものばかりでした。もっと研究を膨らませることができると感じました。
・発表することによっていろいろな視点から意見をもらえて今後の研究を高めていくためのいい機会だったように思う。今回の発表の準備のために、班の仲間と2週間前から毎日放課後残って話し合いを重ねたことで自分たちの班の研究をより深める事ができ、仲が深まったように思う。この経験とそれにより得た自信を忘れずこれから社会を変えるための挑戦を続けていきたい。
SGコースと普通コース 課題研究の成果共有
2年SGコース(24H)の「NS文型へのプレゼンテーション」は1月15日(水)に行われ、24Hの生徒が21~23Hの生徒に日ごろの課題研究の成果を発表しました。翌日には、NSH課題研究合同発表会に出場する21・22Hの3グループが24Hの生徒に対して課題研究の発表を行いました。改めて自分たちの研究について真剣に考えるきっかけとなったようでした。
(感想)
・グループのメンバーの1人1人が研究の内容について主体的に調べ、積極的に話し合えたことが今日の発表の成功につながったと思います。考えがまとまらなくて大変だったこともあったけれど、みんなで議論し、まとめていく時間がとても楽しかったです。
・私がこの発表がすごく楽しかったといえる一番の理由は班員です。私は部活があってこれない日がたくさんあったけど、みんなが助けてくれたので乗り切ることができました。将来プレゼンしたりするときの大きな糧になったので本当に良かったです。
4校合同発表会
4校合同発表会は1月11日(土)に金沢大学附属高校で行われ、49グループが互いに日ごろ進めてきた研究についてポスター形式でプレゼンしました。本校、金沢大学附属、金沢二水に、今回初めて金沢西が参加しました。身近だけど、なかなか交流する機会の無い同じ高校生の様々な研究内容や質疑応答に、お互い大いに刺激を受けたようでした。
(感想)
・実際にプレゼンをし、アポを取って提案を大々的に実行しようとしていて、その実現可能性の高さと行動力に驚かされました。研究は実際に社会を変えているという感じがして、すごいと思いました。
全国高校生フォーラム
全国のSGH校等から生徒が集い、ポスター発表を行う「全国高校生フォーラム」が12月22日(日)、東京国際フォーラムで行われ、2年SGコースの生徒2人が参加しました。2人は外国人のための防災マニュアルについてプレゼンしたほか、他校の生徒たちと「持続可能な産業と開発」をテーマにディスカッションを行いました。プレゼンもディスカッションも、英語で行われ、2人にとっては大きな学びがあったようです。
(感想)
・本当に将来日本を引っ張っていきそうな同年代の人たちが同じ会場にたくさんいるのを見て、自分も同じ世界を引っ張っていくグローバルリーダーになろうと思った。
ニュージーランドの大学生と交流
2年SGコースの生徒は11月27日(水)、ニュージーランドの大学生16人と英語や日本語で交流しました。来校したのは、日本語や日本文化を学習するプログラムに参加しているオークランド大学等の1年生で、SGコースの生徒は英語で課題研究についてプレゼンしたり、ニュージーランドの社会問題を質問したりしました。
(感想)
・ニュージーランドの学生と初めて話す機会だった。私たちの班に来てくださった人は皆優しくて、穏やかで積極的に取り組んでくれるとても良い人たちだった。だから、私たちも話しやすかったし、楽しむことが出来た。ニュージーランドの国民性の良さが十分理解できた。発表では、ニュージーランドの学生から様々なアイディアをいただくことが出来たので、今後のフィールドワークに活かしていきたい。
SG探究 課題研究中間発表
2年SGコースのSG探究の中間発表会が11月20日(水)、金沢大学の大学院生を招いて開かれました。食品廃棄問題やプラスチック汚染問題等をテーマにした各グループがそれぞれのブースで発表し、研究における調査や考察の妥当性、資料の作成方法のポイントなどの点について、大学院生の知見や視点からアドバイスをいただきました。
(感想)
・今日は今までで1番鋭い指摘を受けました。仮説を根本から覆すような指摘もあり、正直戸惑いもありましたが、研究を冷静に見つめ直すきっかけとなり、私たちの班にとって確実にプラスに働いたと思います。それと同時に大学院生の知識の豊富さ、論理的思考力の高さに驚きました。
・まず大学院生の物の考え方に驚かされた。数年後の自分のなりたい理想像がまた1つ増え、モチベーションが上がった。加えて、様々な穴と改善策を提示してくださったゆえ、これを採用してよりよいものを作り上げていきたい。
社会人と語る会
「社会人と語る会」と「先輩に学ぶプレゼン術」は11月2日(土)、本校卒業生の社会人12名、大学生14名をお招きして行われました。2年生を対象とした「社会人と語る会」では、各界で活躍する卒業生がそれぞれの仕事の内容や社会の状況をプレゼンした後、話し合うテーマを出題。生徒たちはグループでディスカッションし、発表しました。楽天投信投資顧問第二運用部長の杉山直哉さんは「今なぜできないのか考えてみよう」、脚本家の中川千英子さんは「前提をなくしてみよう」と生徒に語りかけるなど、生徒にとって高校生活や人生を深く考えるきっかけとなるアドバイスをいただきました。1年生対象の「先輩に学ぶプレゼン術」では、大学生がそれぞれの大学の特徴や研究する学問についてプレゼンテーションを行いました。生徒たちは大学生の実際の生活や研究を学んだだけでなく、プレゼンテーションによって、相手に「伝える」方法を教わりました。
(感想)
・「自信は努力からしか生まれない」という言葉を胸に有意義な高校生活を残りの時間で送っていこうと決心しました。
・大学に対する憧れは大きくなったし、大学に入るため、そして大学での授業をしっかり自分のものにするためにも高校での勉強をさらにがんばっていきたいと思いました。
・「常識にとらわれない発想力」。一見ありきたりな言葉のようにも思われた。しかし、「常識を知らなければそれはできない」と言うもう一つの言葉を聞いて、自分の中でのその言葉の捉え方が変わった。何か新しいものを創造するため、これから成長するためにも、今の世界をもっと知らねばならないとわかった。
ミュージカル俳優 由水南さん来校
本校OGでミュージカル俳優の由水南(ゆうすい みなみ)さんが10月24日(木)に来校し、コミュニケーションの楽しさを体感する参加型セミナーを開きました。由水さんには、SGコースの米国研修でも積極的に英語でコミュニケーションをとる姿勢を養うワークショップを開いて頂いています。
由水さんは本校卒業後、アメリカの大学で演劇を学び、現在はニューヨークを中心にミュージカル界の第一線で活躍しています。
第一部の講演では、高校時代から夢を叶えるまでの経験を交えながら、生徒達に夢を持つ大切さを語りかけました。生徒たちは「Sky is the limit」、「It’s up to you」、「Heart Connection」といった言葉に強く心を打たれていたようでした。
第二部は体を動かすワークショップ。生徒は対話や体を動かすゲームを通じて、心身を解放し、コミュニケーションの楽しさを感じたようでした。由水さんのキラキラしたエネルギーに満ち溢れた雰囲気の中、生徒たちは自分の未来が由水さんに負けない輝かしい未来になることを誓っていました。
京都大学出前授業
グローバルリーダー養成講座第3弾「京都大学の大学院生に学ぼう」は10月23日(水)に開かれ、安藤悠太さん(大学院工学研究科)が「京大で考えるSDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに話しました。「SDGsの目標になっていないジャンルは何か」という問に対して、生徒たちは「宗教について触れていないのでは」などと熱心に話し合い、SDGsへの理解を深めていました。講義終了後も生徒たちは熱心に質問し、SDGsや大学での研究に対する考えをより深めていきました。
(感想)
・普段の授業ではSDGsのゴールに対して何ができるかということを考えていたので、今回の講座でもそのようにやっていくのかと思っていたけれど、新しいゴールを考えてみたり、批判から入っていったりと、学校での視点とは全く違う、新鮮なアプローチができたので、とても楽しかったです。
・僕は将来研究職に就きたいと以前から思っていたが、それは単純に科学が好きだからであってSDGsのような社会問題と研究者という夢を結びつけたことはなかった。しかし今回の講演を聞いて、自分の中で社会問題というものと科学というものがすっきりと結びついた気がする。知識を増やして思考力を鍛えて社会問題、つまり世界に対する理解を深めるという試みは自然科学という営みと非常に似通っていると思う。異なる分野の共通点を見つけるのはやはり大事なことなのだろうと思った。
グローバル体験報告会
グローバル体験報告会は9月20日(金)と10月21日(月)に行われました。トビタテ留学JAPANを活用した留学や「イオン1%クラブ アジアユースリーダーズ2019」「AIG高校生外交官日本プログラム」などの各種海外研修に参加してきた生徒たちが、今後、留学したいと考えている生徒たちに対して、各自経験してきたことをプレゼンテーションしました。
(聞き手の生徒の感想)
・私は、短期留学と長期留学の違いは期間だけと思っていました。ですが、お話を聞いて長期だと外国で、自分で自由に友達と一緒に遊んだり、仲を深められると気づき、長期留学の魅力を深く知ることができました。また学校を選ぶ際のポイントや体験談も教えていただき、大変参考になりました。
・トビタテはもともと知り合いが行ったことがあって、存在は知っていましたが、こんなに内容が濃く、実践や積極性が求められるものだと知って、なおさら興味が出ました。何度もあるプレゼン、外国の人に文化を英語で伝えること、他の留学生との交流など、なかなかできない体験ばかりで、本当に勇気があってすごいなと思うし、うらやましいと感じる場面がたくさんありました。私もぜひ行ってみたいです。
2年SGコース米国海外研修
2年SGコース米国海外研修は9月30日(月)から7泊8日の日程で行われました。24Hの生徒がプリンストン高校やプリンストン大学、エコビレッジ・イサカなどを訪ね、現地の人たちに対して課題研究の発表や意見交換を行い、国際的な視点から研究を深めました。生徒にとって、体験活動やホームステイ等を経験し、多くのことを学ぶことができた充実の1週間となりました。
(日程)研修の行程(アメリカ国内分)
1日目:由水南さんによる英語ワークショップ
2日目:ニューヨーク市内グループ別フィールドワーク、国連大学訪問
3日目:プリンストン高校での授業、ホームステイ(2泊)
4日目:プリンストン大学キャンパスツアー
5日目:ホストバディとお別れ、コーネル大学日本語選択の学生有志によるキャンパスツアー、ユニセフ職員による講義
6日目:エコビレッジ・イサカにてレクチャー、ボランティア活動、課題研究に関する意見交換
(感想)
・能動的に授業に参加する姿勢は日本人も見習うべきだと感じました。もっと自分を律する強い心をもって日常を過ごし、授業に参加しようと思いました。
・どんどん質問しようと思っていましたが、初めのころはなかなかできず苦戦しました。しかし、何度も挑戦して話しかけていくと会話のキャッチボールが続くようになり、わいてきたいろんな質問も聞くことができるようになりました。聞く前からあきらめるのではなく、まず口を開き、笑顔で話し始めることを意識すると自然と気持ちも明るくなり、積極的になれたように感じました。家族が増えたようで幸せでした。
・アメリカのネオンがたくさん輝くタイムズスクエアを目のあたりにしたが、アメリカもエコを意識している場所があるんだなと思った。普段全くしない農作業の後、多くの生徒が「アメリカに来て初めて空腹を感じた」と口にしていた。フードロスなどについてただ調べるよりも、実際に農業を体験することで、食べ物のありがたみを感じることができた。
・課題研究を深めるうえで壁にぶつかったときはこの経験を生かして柔軟に対応したいです。世界で起こっている問題に対して、自分にできることを考えグローバルリーダーとしてみんなを引っ張っていきたいです。
・一人で対処しきる力、人とのコミュニケーション力が身について、とてもいい経験になりました。
イオン1%アジアユースリーダーズ
8月18日(日)~8月23日(金)にベトナムのハノイで行われたイオン1%アジアユースリーダーズに、本校2年SGコースより4名が参加しました。「ベトナムにおける食生活の考察と改善点の提案」をテーマとして、アジア9ヶ国の高校生が一堂に集まり議論を行いました。本校が参加するのは、昨年に引き続き今回が3回目となりました。
【所感】
ある程度覚悟はしていたけれども、違う文化背景を持つグループの中に放り込まれた本校の生徒たちが感じた衝撃は大きく、最初の数日は落ち込んでいた。自らグループ内での役割を探し出し、動いていかなければならないという状況は辛かったようだ。が、それでもこの1週間で確実に生徒たちは成長していった。自分で考えて動く、人の意見に耳を傾ける、最後まであきらめない、など今後の学校生活や社会においても大切なことを学んだと言える。
【生徒感想】
私のチームは、最初は揉め事の連続でした。「今日は疲れたから」というリーダーの一声で夜のミーティングがなくなり、焦った日本人4人が深夜まで作業をする羽目になったり、朝食の時間に話し合おうと提案しても誰も来なかったり、正直いらだつ場面もありました。しかも、日本人4人も決して英語が上手いというわけではなく、文化の違いもあったため、外国人生徒たちとの意思疎通が思うように出来ずもどかしく感じました。しかし、私たちは最終日のプレゼンテーションでなんと1位という快挙を成し遂げることができました。それはなぜでしょうか。答えは「言語や文化の障壁があってもめげずに議論し続けたから」です。ディスカッションでは、当然異なる意見を持つ人達が衝突する場面が出てきます。私のように押しが弱いと、つい尻込みして相手に意見を譲ってしまいがちです。しかし、私のチームメイトの日本人達は自分の意見をしっかり持っており、それを主張すべく流暢な英語を巧みに操る外国人相手にもはっきりと“NO!”と言える人達でした。その結果、口論にはなったけれど、次第に相手が自分達の意見を尊重してくれるようになり、最終的には話し合いの内容が深まり、優れたプレゼンテーションに仕上がりました。
全国高校生SRサミットに参加してきました
立命館宇治中学・高等学校の第2回「全国高校生SRサミットFOCUS」に、本校2年SGコースの生徒4人が参加しました。全国から18校の生徒が集まり、7月30日~8月1日までの2日3日の日程で社会課題について話し合いました。生徒たちはワークショップで、目標・課題設定のマッピング、個人ブレインストーミング、ピクチャーブレインストーミング(強制発想)など、新しい問題解決への手法を学び、メンターの的確な助言を受けながら、熱心に解決策を考えていました。
(感想)
・このプログラムが始まる前、どんな人たちが来るのだろう?新しいチームでうまくやっていけるのだろうか?と期待半分、不安半分でした。しかし、終わってみて、不安だったことは実は全然大丈夫で、期待していた2倍、3倍も充実したプログラムになったと思いました。その理由として1つ目は、たくさんの自分達と同じ志を持つ人に出会えたからです。彼らの実行力にはとても刺激を受けたので、私たちも失敗を恐れずに“やってみる”ことを心がけようと思いました。また、彼らの上手かつ早いスライド作りとプレゼン力は息を呑むものがありました。秘訣を聞くと、やはり場数を踏むことだそうです。ガツガツとプレゼンの機会をもらおうと思いました。
・私はとにかく楽しめた3日間だったと思います。2日間は1日で12時間以上、ひたすら班で話し合いでした。今までこんなに長く1つのことについて考えたことがなかったので、もちろん疲れたけど、1度も嫌にはなりませんでした。班の人は誰も「やめよう」と言いませんでした。それは気遣いで言わないとかじゃなくて、前向きでやる気があったからに見えました。班の人は「好きなものが同じ」とか共通点があった集まりではないし、たった3日間だったのにとっても仲良くなりました。1つの同じ「GOAL」があれば何日一緒にいるかなんて関係ないと思いました。
3年SGコース成果発表会
3年SGコース成果発表会が7月12日(金)に開催されました。34Hの生徒40名が、1年半進めてきた課題研究の集大成として、東京外国語大学・金沢大学の外国人留学生に対して英語でプレゼンテーションしました。発表会では、プレゼンに加え、質疑応答も英語で行われ、生徒はこれまでの研究を踏まえ、グループで協力して質問に答えていました。参観者からは「プレゼンテーションのスキル、特に表情が良かった」「質疑応答を英語でしており驚いた」「発表の内容が論理的で多角的な視点から考察されていた」「生徒が積極的に運営に参加しようとする姿勢が感じられた」「司会も堂々としていた」など多くの高い評価をいただきました。
【生徒感想】
・考えが異なる6人が集まったので、いつも意見が二極化したり、グループ内の考えがうまくまとまらないことがありました。もちろん1人で行った方が軽く、簡潔にできそうなこともありますが、私はグループ内で役割を分担して、自分の役目を自分でやり遂げるということに務めました。いつか大学生、社会人になったらもう1度、この研究テーマに関した何かに携わることができたらいいなと思います。
・班の中で研究をどう進めていけばよいのか、とても行き詰まった時がありました。ただ、今だから言えることは、その時に立ち止まることなく確証がないままでも動き続けてよかったなということです。分からない時はとりあえず動いてみる、行動に移してみるということが1番の解決への近道だなと思いました。
・私は課題研究を通じて、答えのない問題を追及することの難しさとやりがいを感じました。ゴールがはっきりしていないので、自分達がやっていることが本当にあっているのか、軸がずれていないかどうかと戸惑ったことが何度もありました。しかし、議論を重ねていく中で“誰のためにどうしたいのか”ということを意識して、自分の研究に自信が持てるようになりました。SGコースに入って、課題研究をして世界にある数えきれないほどの課題のほんの一部だけど、関わることができて良かったです。
京都大学思修館訪問研修
2年SGコースの生徒たちは6月15日(土)、京都大学学院総合生存学館(思修館)にて、課題研究の進め方についての研修を受けました。
思修館は、本校が目指す文理融合、異文化統合をよりハイレベルで実践をしている日本で注目の大学院です。この研修は、SGコースの生徒が課題研究のテーマ設定や研究計画について大学院生から助言を得ることと、目指すべきロールモデルに触れ、リーダー・研究者としてのあり方を学ぶことを目的に毎年行われており、今年で4回目となりました。
課題研究の8つのグループにそれぞれ院生が一人加わり、生徒たちはリサーチクエスチョンや仮説の設定の仕方、今後の研究の進め方について学びました。生徒達にとって新たな視点を手に入れ、今後の研究の意識を高める機会となったようです。
今回は、初めての試みとして、本校SGコース卒業生の案内による「京都大キャンパスツアー」を併せて実施しました。SGコース1期生で京都大学と東京大学の学生9人が、京都駅から京都大学までを生徒と一緒に行き、キャンパス内を案内しました。その後の思修館研修にも飛び入り参加し、大学生の視点で、生徒たちにアドバイスを送っていました。
【生徒感想】
・「研究目的も手段も明確だし、私たちの課題研究は順調だ。」これは完全に私の思い込みでした。大学院生とのディスカッションを通して、班員同士で研究の方向性が食い違っていることが判明しました。その原因として、話し合いを疎かにしてしまい「受動的な研究」ともいえる状況に陥っていたことが挙げられます。初心に返って班員の意見にきちんと向き合うと同時に、外部の人の意見も積極的に取り入れて、「能動的な研究」を目指します。
・本当に貴重な意見がたくさん得られました。研究の進め方、目標と目的の違い、巨人の肩の上にたつことなど参考になったことが多くありましたが、その中でも特に目標を達成していった先に何がみえてくるのか予測し、目的にたどり着けるようにすることが肝心だというアドバイスが今の自分たちに抜けていることだと感じました。
・本当に楽しい時間だった。「巨人には小ささで対抗する」という言葉は、テーマ設定で行き詰まっていた私にとって、新しい考え方だった。ディスカッションではもやもやしていたものが少し解消したように思われるし、この先何をすべきかが見えてきた。
SGH甲子園
第1回北信越SGHフォーラム
「みらい協創プロジェクト」には、本校から2年SGコースの8人が参加。全員異なる学校の生徒で構成されたグループで、与えられた課題に対して、テーマ設定、アイデアの具体化、スライド作成等をメンバーと協力して行い、2日目に聴衆を前にプレゼンテーションを行いました。泉丘の生徒は独創的なアイデアや高い発信力を持つ他校の生徒とうまくコミュニケーションを取りながら、グループのミッションを果たすべく力を発揮しました。
2日目はポスターセッションも行われ、2年SGコースの8グループが他校の生徒たちと意見交換を行いました。
SG探究 グローバル企業特別講義
(生徒感想)
グローバル企業で働く人は自分からは遠い存在のように感じていたけど、海外だからといって特別なことを気構える必要はなく、働くうえで大切なことは共通していると思った。今日のお話を聞いて、グローバルな人材の姿について具体的なイメージをもつことができ、人のために頑張るというのは共感できると思った。自分本位で働いていては良い仲間と出会えないし、一緒に頑張ってくれる人もついてきてくれないと思うので、相手の立場に立って、自らが先頭に立って努力することを心に留めておきたい。
NSH課題研究合同発表会
本校からは、12月のNS探究α校内発表会で選出された22Hと23Hの3グループが参加しました。発表したり、他校の発表を聞いたりした生徒にとって、刺激的で有意義な機会となったようでした。
(生徒感想)
今回、NSHのいくつかの発表を見て、自分たちの身のまわりにある疑問が強く社会問題に影響しているのだと感じた。いろんな班の論理の構成の仕方や結論づけ方に、自分たちが参考にしたい点が多くあったし、特に翠星高校などの展開がとても分かりやすくてすごいと思った。どのような課題でも多くの視点をもって、批判的な考えをもちつつ進めていくことが、良い課題研究の進め方なのではないかとこの発表会を通じて感じられたので、これからの個人調査にも繋げたい。
SSH・SGH合同研究発表会
SSH・SGH合同研究発表会は1月25日(金)に開かれ、2年SGコースと理数科の生徒がこの1年間取り組んできた課題研究の成果を発表しました。
県内外の高校や大学等から約70人の教職員等が見学に訪れました。啓泉講堂での口頭発表では、生徒のほか、多くの参観者が見守る中、24Hと20Hの代表グループがプレゼンテーションを行うと、クラスをまたいで鋭い質問が飛び交い、白熱した時間となりました。続いて24Hの生徒は、1階生徒ホールでポスターセッションを行い、各グループの研究について参観者に堂々と臆することなく研究について語りました。様々な質問や意見を受けて、今後の研究の方針を見つめ直す良い機会となったようでした。
(生徒感想)
自分たちが作ったポスターを見て、4月、5月にはここまで進んでいるとは思わなかったなあと思ってちょっとだけ感動した。放課後も作業をしたりと大変なことも多かったけど、その分すごく充実感があって、ここまで進めてこられたのはSGみんなが意識が高くやる気があるからだと思った。まだまだ終わりではないので、ここからもっと頑張りたい。大人の意見や質問は結構シビアで、意表をつかれるものが多く、自分たちの研究はまだまだ改善の余地があると感じた。昨日今日でいろんな人から意見をいただいたので、発表は終わった後だし論文も出さなければいけない時期だけど、もっと研究に時間を割いてより良くしていきたいという気持ちが強くなった。
附属・泉丘・二水 3校合同「課題研究発表会」
(生徒感想)
・自分の課題研究に対する高校生の視点を知ることができた。また、色々な分野の発表を見て高校生の想像力の豊かさを感じられて楽しかった。
・ポスターセッションは、発表者が一方的に意見を述べるのではなく、聞き手と一緒につくり上げる場なのだと学びました。課題解決策を実際に行うときの計画がしっかり練っている班が多く、参考になりました。
グローバルリーダー養成講座 「エンパワメントプログラム」
(生徒感想)
・英語を喋るときにミスをしても大丈夫だという意識をもつことができた。また、自分よりも英語をなめらかに喋ることができる生徒がたくさんいて、自分ももっと喋れるようになりたいと刺激を受けた。そして、日々の英語の勉強をもっと頑張りたいと思った。
・今回のプログラムを受けて最も感じたことは、不可能だと思うことでも挑戦してみると意外とうまくいくということです。例えば、英語で2~3分のプレゼンテーションを作成したときは、「この短期間で英文を書いて、しかも原稿を見ずに発表だなんて到底無理だ」という予想を覆し、満足のいく発表ができました。これからもチャレンジ精神をもち続け、“active English Speaker”を目指します。
平成30年度「金沢泉丘SSH・SGH研究発表会」のご案内
1 目 的 石川県立金沢泉丘高等学校におけるSSH・SGH研究開発の実践報告及び生徒課題研究発表等を行うことにより、
その成果を広く校内外で共有するとともに科学教育、グローバル教育の充実、推進に資する。
〒921-8517 金沢市泉野出町3-10-10
TEL (076)241-6117 FAX (076)245-5253
URL:http://www.ishikawa-c.ed.jp/~izumih/index.html
ALT及び県外のSSH・SGH指定校の教職員、大学教員、大学院留学生等
6 日 程
9:00~ 9:25 (受 付)
9:25~10:15 公開授業
学校設定科目「CS学際科学」 (理数科1年生)
学校設定科目「SG思考基礎」 (普通科1年生)
10:25~11:15 公開授業
学校設定科目「CS学際科学」 (理数科1年生)
学校設定科目「プラクティカル・イングリッシュ」(SGコース2年生)
11:25~12:05 SSH×SGH 口頭発表会(理数科2年生、SGコース2年生)
12:05~13:00 昼食
13:00~15:00 公開授業
「AI課題研究Ⅱ(ポスター発表)」(理数科1・2年生)
「SG探究(課題研究ポスター発表)」 (SGコース2年生)
15:10~15:50 協議会
研究開発の概要説明、質疑応答等
※詳細は以下の要項をご覧ください。
ご案内.docx
金沢泉丘SSH・SGH研究発表会開催要項.doc
※申込フォーム(下のURLをクリックしてください)
https://goo.gl/forms/Yx1ODs7NcfIRB07h2
申込締切:平成31年1月11日(金)まで
プリンストン高校 来校
今回来校したのは、プリンストン高校で日本語を学ぶ生徒23名。京都、広島を訪問した後、本校との交流のため金沢を訪れました。本校の有志がホームステイを受け入れました。
初日は2年SGコースの生徒との交流会やホストバディ・クラスバディとの交流会が行われ、ゲームやお話をして親睦を深めました。放課後には、書道部がパフォーマンスを披露し、プリンストンの生徒たちを驚かせていました。
2日目は、プリンストンの生徒たちは授業に参加したり、書道体験をしたりして、日本の学校生活を体感してもらいました。
(生徒感想)
ホームステイを受け入れて、英語で会話することの楽しさを学びました。最初は伝わる英語が話せるかとても不安でしたが、相手の子がフォローしてくれて、私もフォローしてと、気軽に会話を楽しむことができました。不意に誰かに話しかけるときに英語が出てきたほどです。また機会があったら受け入れたいです。
京都大学出前授業
(生徒感想)
・最も印象に残ったのは、干潟やサンゴ礁では膨大な生態系が展開されていること、そして、現在埋め立てによってそれらが破壊され、干潟やサンゴ礁だけでなく、陸の生物にも影響を与えているという点です。海洋上の問題は、自分たちにはあまり関係ないと思っていましたが、山守さんのお話を聞いて、予想以上に大きな影響があることを知り、危機感を覚えました。そして、環境問題について今まで以上に興味が湧きました。もっと環境について貪欲な姿勢で学び、意識を変えていこうと思います。貴重なお話ありがとうございました。
・今回、自分はプレゼンのスキル等を学べたらいいと思い、この講義に参加したのですが、山守さんの話はとても興味深く、海の環境問題について考える良い機会になった。短い時間だったけれど、さまざまな環境、また、そこに住む生物の多様性について知ることができて、良い刺激になったし、自分の世界をみる視野が少し広がった。また、今回の話を聞いて、大学への興味が強くなった。自分のもつテーマについて本当に楽しそうに話す山守さんをみて、自分も早く大学に入って、自分の興味があることについて調べたり、研究したりしてみたいと思った。
SGコース海外研修
24Hの生徒がプリンストン高校やプリンストン大学、エコビレッジ・イサカなどを訪ね、現地の人たちに対して課題研究の発表や意見交換を行い、国際的な視点から研究を深めました。生徒にとって、体験活動やホームステイ等を経験し、多くのことを学ぶことができた充実の1週間となりました。
(生徒感想)
・今回の研修ではプリンストン高校、プリンストン大学、イサカの3つの場所でプレゼンテーションを発表する機会がありました。私たちとは違う視点を持つ外国の高校生、大学生、高齢者の方々の意見を聞くことができたのは本当に貴重で、それらを生かしてこれからの研究を発展させていきたいです。特にイサカでお話ししたときは、私たちの研究テーマが交通で、金沢とイサカは交通の面で似たような問題を抱えていることが分かり、交通事故にあわないためには歩行者が反射するベストを着ればよい、など具体的な解決策につながる案を提示してくれたので今後の研究に生かしていきたいです。
・米国研修を通して、夢に向かって突き進んでいくために、まずは「ブロードウェイの舞台に立つ」とう由水さんのように具体的な目標をつくるか、「海外への憧れ」や「国際関係を学ぶこと」と川守さんのようにどれだけでも打ち込める好きなことを見つけたいと思いました。どちらが先になるかはわからないけど、具体的な目標と好きなことや打ち込めることを見つけるという二つのことは関係していて、どちらかが決まれば自然ともう片方もついてきて、途中回り道をするとしても、一つの自分のゴールに向けてやるべきことを見つけて突き進んでいけて、それが様々なことに挑戦していく勇気にもつながるのかなと感じました。
・課題研究のプレゼンやそのあとのディスカッションを多くの人との関わりの中で行えたことに幸せを感じます。プレゼンの準備段階で学んだ「いかに相手に自分事として問題を捉えてもらうか」ということを常に意識しながら望むことで自分の研究している課題に対する知識や思考力を深めることにつながりました。多くの人との関わりがありましたが、その中で共通していたのは「なぜこの問題を取り上げたのか」と問われたことです。私はそのような質問を誰しもが口にしたことにとても驚いたし、そこで一人ひとりが自分の意見をすぐに述べられなかったことを悔しく思います。きっとこの瞬間、私たちの自律性が問われていたのでしょう。ただ、この悔しさを生かせた場面が私はイサカであったと思います。そこでは自分の考えと合わせて質問をしたり話が深まる中で生まれた疑問を相手に迷いなくぶつけることができました。これは今までにない経験であり、今後につながる大切なひとときでした。
グローバル×医学
(生徒感想)
・単に医療といっても、宗教や言語、経済などのいろいろな問題と複雑に絡み合っていることが分かりました。その問題を解決するためにいろいろな視点から考え、フィードバックすることが大切だと分かりました。お二方がたくさんの国に訪れ、たくさんの経験を積み、そのことについて話している姿がとてもかっこよく私の目に映りました。私もいつかあんな風な人間になりたいと思ったので、新しいことにどんどん挑戦していきたいと思います。
・私は今回の「グローバル×医学部」に参加して、自分が将来したいことを見つけられてよかったと思いました。私は参加する前、文理選択も決まらず、将来自分がしたいことが分からなくなっていました。しかし、今回医学生の話を聞いて、様々な経験をすることで人々の役に立つことができることが分かりました。だから、私は将来、自分のためだけでなく、世界の人々のために仕事をしたいと思いました。そのためにも今自分がすべきことをして、高校生活から充実していきたいです。
イオン1%クラブ アジアユースリーダーズ
8月18日(土)~8月25日(土)にインドネシアのジャカルタで行われたイオン1%アジアユースリーダーズに、本校2年SGコースより5名が参加しました。「食育 インドネシアにおける食生活の考察と改善点の提案」をテーマとして、アジア6ヶ国の高校生が一堂に集まり議論を行いました。
本校が参加するのは、昨年に引き続き今回が2回目となりました。
生徒たちはアジア各国のエネルギッシュで、英語の達者な若者たちと、朝早くから夜遅くまで、英語の講義とディスカッションを行いました。生徒たちはチームメイトと仲を深め、自分の意見をはっきりと表すようになり、自分が何をすればいいのか考えて行動するようになりました。
(生徒感想)
このプログラムを通して、改めて英語の重要さに気付いた。6つの国から違う言語を話す生徒たちが集まって、互いの母国語は分からないけど、英語でコミュニケーションがとれるということに、当たり前のことかもしれないけど感動した。他の国の生徒たちがネイティヴ並みに話していて、最初はすごくびっくりして、話の流れについていくのだけで精一杯だったけど、日が経つにつれて、話に入れるようになってきて、会話がすごく楽しかった。国は違うけど、学校生活のことや好きな音楽のことなどの話をすると、共通点があったりして面白かった。文を作ろうとすると全然話せなくなるし、単語だけ並べるような拙い英語になってしまったから、もっと英語を勉強して話せるようになりたいと思った。
SDGs特別講義(山藤旅聞先生)
1年生への講演では、植物油脂の入ったチョコレートと入っていないチョコレートの食べ比べが行われ、生徒たちはパームオイルプランテーションの開発と熱帯雨林の消失がせめぎ合うボルネオ島の環境問題について理解を深めました。
2年SGコースへの講義では「2030 SDGsゲーム」を行い、生徒は理想の未来を目指して知恵を絞りました。
2年SGコースおもてなしプロジェクト
今回のガイドプランは、6月9日(土)のワークショップで「color」「time」「water」「sound」をテーマに生徒がグループごとに考えたものです。「sound」のグループは、金沢らしい「音」を求めて三味線体験へ案内したほか、能楽美術館、近江町市場を訪ね、留学生を楽しませました。
3年SGコース成果発表会
34Hの生徒40名が、1年半進めてきた課題研究の集大成として、東京外国語大学・金沢大学の外国人留学生や、県内外の教育関係者に対して英語でプレゼンしました。
発表会では、プレゼンに加え、質疑応答も英語で行われ、生徒はこれまでの研究を踏まえ、グループで協力して質問に答えていました。
参観者からは「留学生の質問に適切に応答し、そこでのやりとりからまた会話や議論が発展していく姿にとても感動した」「生徒の主体性が伝わってきた」「ゲストを楽しませようとする姿勢が素敵だった」など多くの高い評価をいただきました。
発表会の合間には休憩を兼ねて、交流会を開きました。打ち解けた雰囲気の中、生徒は留学生と様々なトピックについて話し、日本と外国の文化や考え方の違いを感じました。
PII(プリンストン・イン石川)
来校したのは、石川県が主催する短期留学プログラム「プリンストン・イン石川(PII)」に参加する大学生22名。生徒は4月から続けている課題研究の内容について、大学生と意見交換や議論をしました。お互いに相手の意見を理解しようとする真剣な表情と思いが通じたときの笑顔とに満ちた2時間でした。
JICA特別講義
講師は3年半ブータンで勤務された仁田知樹さん(JICA北陸支部長)で、「世にもユニークな国・ブータン~幸せの国に学ぶ~」という演題でお話をしていただきました。
ブータンという国を通して、私たちの生き方や価値観を改めて考えさせられる時間でした。
平成30年度「3年SGコース成果発表会」のご案内
この度、英語による課題研究の発表を「SGコース成果発表会」として、別紙要項のとおり開催いたします。多くの方からご意見等をいただくとともに、相互に情報交換ができる場にしたいと考えております。
つきましては、校務多忙の折恐縮ではございますが、是非、多くの皆様にご参加いただきたくお願い致します。
1.目 的
「SG探究活用」で行っている課題研究の成果を英語で発信・提言することで、グローバル・リーダーとして必要な発信力や論理的思考力・表現力、実践的英語力を身につける機会とする。また、生徒自身が発表会を企画運営することで、主体的行動力を磨く。
2.日 時
平成30年7月13日(金)13:00~15:00(5・6限)
3.会 場
石川県立金沢泉丘高等学校 大会議室・視聴覚室
4.参加者
3年SGコース生(40名)2年SGコース生(40名)
東京外国語大学留学生、金沢大学留学生
高校教育関係者
5.内 容
3年SGコースの課題研究を、グループごとに4カ所で発表(使用言語は英語)。留学生や教育関係者、2年SGコース生を対象に発表し、質疑応答を行う。
6.日 程 A-前半グループ B-後半グループ
13:00-13:05 開会の挨拶(学校長)
13:05-13:20 発表・質疑応答A-1回目(15分間)
13:21-13:36 発表・質疑応答A-2回目(15分間)
13:40-14:00 休憩・交流会(食堂)
14:05-14:20 発表・質疑応答B-1回目(15分間)
14:21-14:36 発表・質疑応答B-2回目(15分間)
14:37-15:00 講評
閉会の挨拶(副校長)
7.課題研究テーマ(発表はすべて英語で行います)
Team A How Men Can Support Women Who Work in Society
Team B The Key to Survival~What should we do to decrease the damages of natural disasters ?~
Team C Before Food Goes Bad
Team D Food, Health and Games
Team E Achieve the Bond of Community~A new type of children cafeteria~
Team F Bye Bye, BLACK BAITO~How to rescue students suffering from terrible part-time jobs~
Team G Cultivate Our Future~How to make use of Uncultivated Farmland~
Team H Amazing Hippo Roller~How to supply water and electricity~
※詳細は以下をご覧ください。
金沢泉丘SGコース成果発表会のご案内.docx
実施要領.docx
※参加申込 下記URLのgoogleフォームに必要事項を入力してください。
https://goo.gl/forms/IUawkztvKI3hQvRE2
申込締切:平成30年7月2日(月)まで