理数科お知らせ

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会を開催します

 12月10日(火)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会を開催します。参加校は七尾高校、小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、そして本校の5校です。生徒達は口頭発表(代表班)とA0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を披露します。一般の方々も参観できますので、この機会に是非ご参観ください。

日時:令和元年12月10日(火)13時~16時45分
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)


※詳細は以下の要項をご覧ください。
R1 石川県SSH生徒研究発表会実施要項.pdf

1学期の行事報告

AI課題研究Ⅲ外部最終発表会
 4月22日(月)に、金沢市のしいのき迎賓館で理数科3年生による課題研究の発表会を開催しました。今年は台湾市立建國高級中学校の生徒も合流し、お互いの課題研究の発表を行うことで交流を深めることができました。
 また、北陸先端科学技術大学院大学の大学生や先生方にもご協力いただき、大学で研究されている内容についても学ぶことができました。
  

CS実験科学 地学巡検

 6月6日(木)に、犀川河川敷の大桑層で貝化石の採取や地層の観察を行いました。当日は天候にも恵まれ、絶好のフィールドワーク日和でした。
 また、6月13日(木)に、大桑層で採取した貝化石をクリーニングする作業を行いました。十分に乾燥した化石は意外と脆く、四苦八苦。それでも、二枚貝や巻貝を多数発見することができました。クリーニング後にはスケッチをし、種の同定まで行いました。その結果、暖流系・寒流系の化石があることがわかり、当時の環境を推定することができました。
  

CS学際科学特別講義 「ブラックホールは見えたか」
 6月21日(金)に、金沢大学理工学研究域数物科学系の大塚浩史先生をお招きし、「宇宙(の起源)」、「ブラックホール」を題材に特別講義をしていただきました。生徒は「ブラックホールの撮影に成功した」というニュースを改めて読み解き、「見える」とはどういうことか考えました。
  

サイエンス・イングリッシュⅠ「テーマ発表会」& AI課題研究Ⅱ「研究ディスカッション」

 7月8日(月)の5~7限に、上記の行事を開催しました。

 5限目はサイエンス・イングリッシュⅠのテーマ発表会で、理数科の2年生が2つの教室に分かれ、AI課題研究Ⅱで研究している内容を英語で発表しました。理数科の1年生や北陸先端科学技術大学院大学の先生方・留学生の方々も参加し、質疑応答を行いました。今回も泉丘ドル(発表会用の通貨)を用い、自分が良いと思った研究に投資してもらいました。

  

 

 6・7限は場所を移動し、AI課題研究Ⅱの研究ディスカッションを行いました。6限目は理数科1年生が、7限目は理数科3年生がポスターツアーに参加し、フリーディスカッション形式で議論しました。実際に用いた実験器具を展示して説明する班もあり、様々な工夫がみられました。
  


CS人間科学特別講義 「生と性」
 7月12日(金)に、星の子助産院の坂谷理恵子先生による特別講義を開催しました。この講義では「性」をとおして「命」や「生」について考えることの大切さを学ぶことができました。講義の中では妊婦体験や胎児体験、新生児の人形を抱く体験をすることができました。また、今年は石川県総合看護専門学校の学生さんも参加し、実習をお手伝いしてくださいました。
  

科学の甲子園全国大会 総合成績弟9位!!

 3月15日(金)~18日(月)に埼玉県さいたま市で科学の甲子園全国大会が開催され、本校からは理数科2年生で構成されたチームの「i-company advanced」が石川県代表として出場しました。結果は過去最高の総合第9位!!合わせて、実技競技の「ツール・ド・さいたま」で優れた設計・デザインを開発した優秀校に送られる賞である、企業特別賞〈学研賞〉も受賞しました!おめでとうございます!!

 この大会では、理科、数学、情報等の知識を問われる筆記競技と、実験、実習、考察等を総合的に活用し、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う実技競技を行い、その総合得点で順位が決定します。参加した2年生は、大会までの間、放課後や休日等を使い筆記試験・実技試験対策に取り組んできました。その練習の成果が発揮されたのではないでしょうか。

 また、今年は全国大会の準備段階から、理数科卒業生の德田駿君が本校に駆けつけてくれ、主に実技競技について様々なアドバイスをしてくれました。本当にありがとうございました!

 なお、大会1日目の開会式、2日目の実技競技、3日目の表彰式の様子はインターネットで動画を視聴することができます。詳細は、下記の科学技術振興機構「第8回科学の甲子園ページ」からリンク先をご確認ください。(https://koushien.jst.go.jp/koushien/tournament/index.html