SGHの活動を紹介します
探究の日
3月17日(木)、「探究の日」を実施しました。全校生徒が一日「探究漬け」になるイベントです。クラスを解体し、学年・文理混合のグループを作り、発表や交流を行いました。
【ProgramA アイスブレイクとマインドセット】
探究の日の雰囲気づくりを目的に実施しました。講師として合同会社楽しい学校コンサルタントsecondの前田健志氏をお迎えし、各教室とオンラインでつなぎ、付箋やマジックを使いながらの意見交換などを行いました。初めて対面するメンバーの緊張をほぐし、探究活動のモチベーションを上げる活動となりました。
【ProgramB 代表チームのモデルプレゼン】
プレゼンテーションのトップモデルを知ることを目的としました。全校生徒が講堂に集合し、1年普通科・2年普通科文型・2年普通科理型・2年SGコース、2年理数科のそれぞれの代表5チームが、全校生徒の前で発表しました。参観生徒からの質問も多く、活発な質疑応答が行われました。
【ProgramC 1・2年全員発表】
全生徒が探究の成果を発表し合うことを目的に行いました。指定教室でChromebookの画面を見せながらのポスターセッション形式で発表を行いました。質疑応答では、学年や文理の枠を超えた議論が活発に行われ、新たな気づきが生まれました。
【ProgramD 対話での振り返り】
1年間の探究活動での学びを対話により振り返ることで、メタ認知の力を養うことを目的としました。2年生が会話をリードし1年生に向けて探究を進める上でのアドバイスを行ったり、1年生が積極的に質問するなどの様子が見られました。各教室をオンラインでつないで全体進行するとともに、各教室の教員がファシリテーターとなり活動を進めました。
探究の日は今年で2回目の実施でした。クラスを解体し1日を通して探究活動を行うという大規模な行事が実施できるのも、探究活動が生徒・教員に浸透し、学校全体で取り組みが進んでいる証だと感じています。
【SGH推進室】2年SGコース課題研究発表会
2月4日、本校SGコース2年生の課題研究発表会を行いました。8班の生徒たちが、これまでの課題研究活動の集大成として発表しました。
新型コロナウイルス感染拡大状況を受け、会場にはアドバイザーの3人の方のみお招きし、その他課題研究にご協力いただいた関係者や教育関係者、保護者の皆様にはオンライン配信しました。また、年度当初からご助言をいただいている、京都大学大学院思修館の皆様には、発表会の後zoomで講評やアドバイスをいただきました。
今年度はコロナ禍の制約もある中、イベントの開催や関係団体との協働など、さまざまな形で実践的な活動を行いました。自分たちの力で社会課題の解決に近づこうとする意欲溢れる発表が行われました。ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
令和3年度石川県立金沢泉丘高等学校SGコース課題研究発表会の開催について
今年度のSGコース課題研究発表会を下記の要領で開催することになりましたので、お知らせします。
1 目 的 SGコースの課題研究の成果を発表することを通して、論理的思考力や表現力を磨く
とともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を育む。
2 日 時 令和4年2月4日(金)13:05~15:55
3 参加者 生徒:2年SGコース生41名
4 タイムテーブル
13:05 開会の挨拶、アドバイザー紹介
13:10 研究発表A~C(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
14:10 研究発表D~F(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
15:10 研究発表G~H(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×2)
15:40 アドバイザーからの講評
15:55 閉会の挨拶
5 発表テーマ
A班〔人力クリーン発電の研究〕 B班〔ジェンダーの研究〕
C班〔空き家の有効利用の研究〕 D班〔農業と地産地消の研究〕
E班〔飢餓問題の研究〕 F班〔子どもの教育問題の研究〕
G班〔フェアトレードの研究〕 H班〔竹の有効利用の研究〕
【SGH推進室】社会人と語る会・先輩に学ぶプレゼン術
11月3日(水)、本校のOB・OGの社会人や大学生を招いて、「社会人と語る会」と「先輩に学ぶプレゼン術」を実施しました。
2年生に対して行われた「社会人と語る会」では、様々な分野に携わる合計12名の社会人OB・OGの方から「働くとは?」というプレゼンテーションと、それに続けて、準備していただいたその職業に関わる「高校生への問い」に対してグループディスカッションが行われた。社会人の方が準備してきた「高校生への問い」はその職業ならではの視点で、生徒も熱心に語り合っていた。
1年生に対して行われた「先輩に学ぶプレゼン術」では、難関大学で学ぶ卒業生たちから「大学での学びと自分の将来」についてのプレゼンテーションを聴き、生徒たちは自分たちの先輩というロールモデルからの学びを得ていた。さらに、放課後に行われた第2部の座談会では、希望者が積極的に大学や高校生活について先輩に質問する様子が見られた。終了時間が過ぎても個別に質問に行く生徒もおり、盛会であった。
【SGH推進室】思修館訪問・京都フィールドワーク
10月27日、本校SGコース2年生が、京都フィールドワークを行いました。
午前中は京都大学大学院総合生存学館思修館を訪問し、山敷庸亮教授の講義の後、大学院生が各班に入り、それぞれの研究にアドバイスをいただきました。午後は班で分かれて行動し、それぞれの研究テーマに合わせた訪問先に伺い、フィールドワークを行いました。
今回いただいたアドバイスやフィールドワークで得た情報を今後の研究活動に生かしていきます。
思修館の皆様、フィールドワークでお世話になった皆様、ありがとうございました。
【SGH推進室】「探究」し続ける卒業生が語る会
10月8日、「探究し続ける卒業生が語る会」を開催しました。本校SGコース1期生で、現在大学4年・3年生の先輩たちが、高校1,2年生と交流しました。
東京・京都・金沢で学生生活を送る卒業生とzoomを活用して交流しました。第1部は「大学生が挑む社会課題」と題し、SGコースで課題研究に取り組んだ1期生が、卒業後もそれぞれの研究分野や問題意識をもとに活動を続けている姿を伝えていただきました。第2部は座談会として、ブレイクアウトルームに分かれ、大学生に質問するなど交流を深めました。
学生生活の中で、社会課題の解決に向けた活動や、海外留学などグローバルに活動する卒業生と交流を深め、大きな刺激を受けました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。
【SGH推進室】3年生課題研究成果発表会
7月15日(木)、3年生の課題研究成果発表会を行いました。3年SGコースと理数科の生徒がこれまでの研究の集大成を、英語で発表するものです。
SGコースでは、例年東京外国語大学と金沢大学の留学生を招いて発表と質疑応答を行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大により来校が難しいため、留学生とはオンラインで質疑応答を行いながら、校内で2年生が参観しました。
これまで、コロナ禍でフィールドワークが制限されたり、例年実施していた行事が実施できなかったりなど、多くの困難がありながらも、課題研究を続けてきました。研究のまとめと英語での発表練習を直前まで頑張りながら、当日を迎えました。ご協力いただいた留学生の皆様、ありがとうございました。
日本在住の外国人生徒の生活を支援する日本語冊子の紹介
SGコース5期生(今年度3年4組)の探究活動のうち、B班の生徒たちが「外国から日本に来たばかりの高校生が、日本の高校や高校生について理解し、日本でより快適に安心感を持って過ごすための手助けをしたい」という思いで、学校でのルールや施設、日常で使われる方言や高校生の1日の過ごし方など多岐にわたる内容を日本語で紹介した冊子を手作りしました。新聞記事でも紹介され、おかげさまで各方面からぜひこの冊子を利用させてもらいたいというありがたいご要望もいただきました。つきましては、学校HPでそのデータを公開いたしますので、ダウンロードしていただきお使いくだされば幸いです。以下、リンクとなりますが、①は本校用に作成したもの、②は各高校様で編集してお使いいただけるWORDファイルとなっております。
①完成版(PDF) https://drive.google.com/file/d/1T_qkpyllD2KSRB_eXfAIvIAdXZ5BjwsR/view
②編集用(WORD) A班(冊子データ)外国人児童支援.docx
SGHだよりを追加しました
【SGH推進室】思修館研修
6月12日、2年SGコースの思修館研修が行われました。京都大学大学院総合生存学館思修館の大学院生8名の皆さんとオンラインで交流し、課題研究についてのアドバイスをいただきました。
今回は、全体研修として思修館の活動と大学院生の研究の一端の紹介の後、グループに分かれて研究内容の発表と意見交換を行いました。思修館の皆さんのこれまでの研究活動に裏打された的確なアドバイスで、生徒にとって学びの大きい機会となりました。
終わりに、大学院生の皆さんからのあたたかいメッセージもいただき、今後の活動の励みとなりました。大学院生の皆さん、ありがとうございました。
北アジアCAPE(ニュージーランド)とのオンライン交流
4月20日(火)の2・3限目に、34H(SGコース)の生徒40名が、ニュージーランドの大学に通う留学生9名と、Zoomを使ったオンライン交流を行いました。
これは、本校が石川県国際交流協会と連携して、科目「SG探究活用」の授業の一環として、北アジアCAPEを通じて実現したものです。 ※北アジアCAPEとは、日本・中国・韓国との交流を促進する人材育成のためにニュージーランド政府の出資により設立された公的機関(本部はオークランド大学)です。
生徒たちは、2年次から作り上げてきた課題研究について発表し、その内容について海外の視点から見た意見を仰ぐなど、英語で積極的にコミュニケーションをとることができていました。
また、この留学生は日本語を学んでおり、彼らが日本語を使って、本校生徒に日本に関して質問する時間も設けられ、生徒たちは相手に伝わりやすい日本語を工夫しながら話していました。
生徒の感想
「相手の方が、研究内容についてたくさんアドバイスをくださって、改善点が見つかったのと同時に、相手に自分の英語が伝わっていることに感動を覚えました。」
「相手がどこまで日本語を喋れるか把握するのに時間がかかったけど、質問していくうちにわかりそうな単語を想像することで会話がよりスムーズになった。」
SGコース課題研究発表会
1月22日(金)、SGコース課題研究発表会を行い、2年生SGコースの8グループがこれまで取り組んできた課題研究の成果を発表しました。
今回は普通コース生徒に対しての対面発表を行うとともに、京都大学大学院総合生存学館(思修館)の大学院生とZoomでつなぎ、講評をいただきました。
また、発表の様子はYouTubeLiveでライブ配信し、県内外の教育関係者やSGコース卒業生にご視聴いただきました。
今年は「プロジェクト型」の取り組みを行い、課題解決を目指して自分たち自身が解決に取り組む活動を重視しました。今年度は5月末まで休校、学校再開後も外部でのフィールドワークの制約や海外研修の中止など、思うように活動できない場面もありましたが、生徒たちはできる限りの取り組みを行いました。
課題研究成果発表会
7月29日、「課題研究成果発表会」を行い、SGコース3年生がこれまで続けてきた課題研究について、英語による発表と質疑応答を行いました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、助言をいただく留学生とオンラインでのやり取りを行いました。また、昨年までSGコースのみ対象としていた発表会を、今年はSSHとの連携を図るため、理数科3年生の発表とあわせて行いました。
これまでにないオンラインでの発表に戸惑いながらも、これまでの活動の成果を十分に発揮することができました。ご協力いただいた東京外国語大学及び金沢大学の留学生の皆さんに感謝します。
【中止】第2回北信越探究フォーラム開催について
北信越フォーラムは中止となりました。
NSH合同発表会 3グループが参加
いしかわニュースーパーハイスクール(NSH)課題研究合同発表会は1月28日(火)に県地場産業振興センターで開かれ、泉丘・七尾・桜丘・二水・小松・翠星高校の生徒が日頃の課題研究の成果を発表しました。本校からは、12月のNS探究α校内発表会で選出された2年普通コース文型から3グループが参加しました。生徒は発表したり、他校の発表を聞いたりし、そしてお互いに疑問に思ったことをぶつけあうなど、刺激的で有意義な機会となったようでした。
(感想)
・スライドや口頭での説明の直しも幾度となく行い、大変でしたが、納得できるものにすることができました。何より、グループのメンバーの一人ひとりが研究の内容について主体的に調べ、積極的に話し合えたことが今日の発表の成功につながったと思います。今後の大学生活、社会人となった時、この経験は絶対に活きてくると思います。
・自分の今いる地域をいかに良くするか、先生方や班員、他校の方々と話し合えたことは楽しかったし、かなり貴重な体験ができたと感じています。この発表に向けての活動で、課題を解決する力、発見する力が身について、大きく成長できたと思います。
SSH・SGH研究発表会
SSH・SGH合同研究発表会は1月24日(金)に開かれ、2年SGコースと理数科の生徒がこれまで取り組んできた課題研究の成果を発表しました。県内外の高校や大学等から約60人の教職員等が見学に来ていただきました。啓泉講堂での口頭発表では、生徒のほか、多くの参観者が見守る中、24Hと20Hの代表グループがプレゼンテーションを行うと、クラスをまたいで鋭い質問が飛び交い、白熱した時間となりました。続いて生徒は、ポスターセッションを行い、各グループの研究について参観者に堂々と臆することなく研究について語りました。様々な質問や意見を受けて、今後の研究の方針を見つめ直す良い機会となったようでした。
(感想)
・プレゼンは言葉のキャッチボールであるということを実感した。わかりづらい顔をしていらした方にここまで大丈夫ですかと聞いたところ質問してくださった。いろいろな角度から質問アドバイスを頂いたので今後の研究をさらに深めていきたい。
・大人からの視点や理数科からの視点は私たちの研究を全く異なるところから見たもので、研究をもっと論理的にもっと魅力的にするには重要なことだなと思うものばかりでした。もっと研究を膨らませることができると感じました。
・発表することによっていろいろな視点から意見をもらえて今後の研究を高めていくためのいい機会だったように思う。今回の発表の準備のために、班の仲間と2週間前から毎日放課後残って話し合いを重ねたことで自分たちの班の研究をより深める事ができ、仲が深まったように思う。この経験とそれにより得た自信を忘れずこれから社会を変えるための挑戦を続けていきたい。
SGコースと普通コース 課題研究の成果共有
2年SGコース(24H)の「NS文型へのプレゼンテーション」は1月15日(水)に行われ、24Hの生徒が21~23Hの生徒に日ごろの課題研究の成果を発表しました。翌日には、NSH課題研究合同発表会に出場する21・22Hの3グループが24Hの生徒に対して課題研究の発表を行いました。改めて自分たちの研究について真剣に考えるきっかけとなったようでした。
(感想)
・グループのメンバーの1人1人が研究の内容について主体的に調べ、積極的に話し合えたことが今日の発表の成功につながったと思います。考えがまとまらなくて大変だったこともあったけれど、みんなで議論し、まとめていく時間がとても楽しかったです。
・私がこの発表がすごく楽しかったといえる一番の理由は班員です。私は部活があってこれない日がたくさんあったけど、みんなが助けてくれたので乗り切ることができました。将来プレゼンしたりするときの大きな糧になったので本当に良かったです。
4校合同発表会
4校合同発表会は1月11日(土)に金沢大学附属高校で行われ、49グループが互いに日ごろ進めてきた研究についてポスター形式でプレゼンしました。本校、金沢大学附属、金沢二水に、今回初めて金沢西が参加しました。身近だけど、なかなか交流する機会の無い同じ高校生の様々な研究内容や質疑応答に、お互い大いに刺激を受けたようでした。
(感想)
・実際にプレゼンをし、アポを取って提案を大々的に実行しようとしていて、その実現可能性の高さと行動力に驚かされました。研究は実際に社会を変えているという感じがして、すごいと思いました。
全国高校生フォーラム
全国のSGH校等から生徒が集い、ポスター発表を行う「全国高校生フォーラム」が12月22日(日)、東京国際フォーラムで行われ、2年SGコースの生徒2人が参加しました。2人は外国人のための防災マニュアルについてプレゼンしたほか、他校の生徒たちと「持続可能な産業と開発」をテーマにディスカッションを行いました。プレゼンもディスカッションも、英語で行われ、2人にとっては大きな学びがあったようです。
(感想)
・本当に将来日本を引っ張っていきそうな同年代の人たちが同じ会場にたくさんいるのを見て、自分も同じ世界を引っ張っていくグローバルリーダーになろうと思った。
ニュージーランドの大学生と交流
2年SGコースの生徒は11月27日(水)、ニュージーランドの大学生16人と英語や日本語で交流しました。来校したのは、日本語や日本文化を学習するプログラムに参加しているオークランド大学等の1年生で、SGコースの生徒は英語で課題研究についてプレゼンしたり、ニュージーランドの社会問題を質問したりしました。
(感想)
・ニュージーランドの学生と初めて話す機会だった。私たちの班に来てくださった人は皆優しくて、穏やかで積極的に取り組んでくれるとても良い人たちだった。だから、私たちも話しやすかったし、楽しむことが出来た。ニュージーランドの国民性の良さが十分理解できた。発表では、ニュージーランドの学生から様々なアイディアをいただくことが出来たので、今後のフィールドワークに活かしていきたい。