お知らせ
第52回文化祭開催!!!
「あたらしい おどろきをみせる ぶんかさい」というテーマで開催された令和4年度の文化祭。小学部は「オズの魔法使い」をアレンジした音楽劇、中学部・高等部普通科は谷川俊太郎の絵本「ともだち」を元に脚本づくりから取り組んだ声劇を披露しました。気持ちのこもった好演が目立ち、観客に感動を与えました。また、筝曲部の「琴の調べ」、有志による器楽演奏の「トゥッティファミリー」も会場から大きな拍手をもらいました。理療科の生徒が司会を担当し、育友会主催の〇×クイズも盛り上がり、SDGsを意識した作業製品も販売され、テーマに合った文化祭となりました。
第39回金商デパートに参加しました。
第39回金商デパート1日目に石川県立盲学校が出店しました。
高等部2年生が中心となって製作した木工製品や就労継続支援B型「六ツ星作業所」さんの製品を販売しました。
本校生徒は製品の説明や販売を通して来場された多くの方々とコミュニケーションをとることができました。
箏曲部 第40回 御山まつりに出演してきました!
9月18日(日)、盲学校のある小立野地区で御山まつりが3年ぶりに開催されました。そこに筝曲部が「鷹」という曲の演奏で出演しました。
生徒1名が欠席となりましたが、急遽自分のパート以外も弾いてくれた生徒もいて、無事に演奏を終えることができました。しかし、まだまだ課題もたくさん見つかりました。
10月22日(土)には、本校の文化祭で同じ曲を演奏する予定です。文化祭までにさらに演奏に磨きをかけ、欠席した生徒も一緒に全員揃って頑張りたいです。
3年ぶりの敬老マッサージ実習が終わって
9月16日(金)、敬老の日にちなんで恒例の「敬老マッサージ実習」を開催しました。新型コロナウイルス感染症のため2年ほど実施できずにいましたので、今年は理療科の生徒職員全員、14名のお客様に心を込めた対応をしました。
移動博物館来たる!
9月5日に、ちとせ化石の会の方が、北海道で採取された化石を持って来校されました。アンモナイトや貝の化石などたくさん展示され、児童生徒は直接触って、形や手触りを感じていました。変わったカタカナ名前を、「全部読むんだ」とひとつひとつ手にして読んでいる子もいました。古代に思いをはせるひとときとなりました。
記念に本校に化石標本をプレゼントしてくださいました。触れてみる博物館に展示します。
おおぞらの会ボウリング大会 3年ぶりに実施♪
8月28日(日)夏休み最終日に育友会のお世話で、おおぞらの会ボウリング大会が3年ぶりに実施されました。
在校生とその家族、卒業生、職員とその家族など総勢32名が参加し、賑やかにボウリングを楽しみました。ストライクを出して大喜びする姿や、先輩との話に盛り上がる姿、子どもが投げる様子を温かく見守る姿など、どの場面をとっても人が集えることの喜びに満ちあふれていました。
得点が高い人が優勝ではなく、子ども達にも優勝のチャンスをと規定の数字に近い人から順位付けと、やり方を工夫しました。卒業生からの豪華景品の寄贈もあり、会は盛況に終わりました。
令和4年度 石川県特別支援学校 ホッと・アーッと展
今年度の「ホッと・アーッと展」が、金沢21世紀美術館で開催され、7月31日(日)に入選作品の表彰式が行われました。石川県立盲学校は、個人作品賞部門5名の内、2名が入賞しました。おめでとうございます。
◎石川県教育委員会賞
小学部 福田春馬さん 「さくらの雨」
審査委員長「会場に入ると目に飛び込んでくる力作です、花吹雪が気持ちよく舞っています。作品作りの楽しさや心地よさが表れています。審査員満場一致で決めました。」
◎石川県特別支援学校長会 会長賞
高等部 奥 瑞樹さん 「夕焼け」
審査委員長「よい空間、そしてよい色合いで夕焼けを表現しています。新聞紙の色合いがとても効果的で、工夫された力作でした。」
北信越盲学校フロアバレーボール大会
6月23日、24日の両日、金沢市総合体育館で第7回北信越盲学校フロアバレーボール大会が行われました。
新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりの開催でした。
長野、富山、石川県から、4校が参加し、結果は、長野県長野盲学校が優勝しました。
石川盲学校は、どの試合も、接戦でしたが、あと一歩のところで、勝つことがでず、4位でした。
生徒たちは、「来年は、必ず、勝つぞ!」と燃えています。
令和4年度 校内弁論大会
中学部、高等部の生徒10名の弁士が自分の体験や考え、感じたことをまとめて発表する弁論大会が行われました。どの弁士も落ち着いて発表し、今まで練習してきた成果を出せたようでした。また、他の弁士の弁論を聞くことで様々な考え方に触れ、視野を広めるきっかけにもなりました。
優秀賞 理療科3年 岡田 昌也さん
演題 「不可能は無い!!」
優秀賞 中学部3年 八田 恵里奈さん
演題 「みえないこと」
最優秀賞 高等部普通科1年 横山 莉世さん
演題 「将来の夢」
※最優秀賞を受賞した弁士は、中部地区盲学校「お話と弁論の会」に本校代表として出場します。
5月15日は災害伝言ダイヤル体験日です。
5月15日は災害伝言ダイヤル体験利用日です。災害時には、以下のような内容が本校ホームページに掲載されますので、災害伝言ダイヤル以外の情報収集手段としてご利用ください。
「訓練、こちらは石川県立盲学校です。学校は災害による大きな被害はありません。16日は通常通り授業を行います。元気に登校してください。」
令和4年度入学式
4月8日(金)、本校体育館において始業式、入学式が行われました。
今年の入学式は、会場におけるコロナ感染防止対策を行い、来賓、在校生、教職員が、高等部普通科2名 高等部専攻科保健理療科1名 計 3名の新入生を迎えました。
高等部専攻科3年生徒の歓迎の言葉の後、新入生を代表して高等部専攻科1年の男子生徒がこれからの3年間の抱負を誓ってくれました。
点字ブロックの日啓発活動
3月18日は、点字ブロックの日です。点字ブロック啓発活動を3月13日(日)、石川県視覚障害者協会の皆さんと一緒に金沢駅で行いました。
埼玉県からやって来た点字ブロック啓発活動のゆるキャラ「つえぽん」も一緒に金沢駅を周りました。
金沢駅で、金沢人気のゆるキャラ「ビーバー君」に出会い、「ビーバー君」も応援してくれました。
今回は、新型コロナウイルス感染症を鑑み、少人数で行いましたが、複数の協力団体が、それぞれに啓発活動を行って下さっています。皆様のご理解、ご協力に感謝いたします。
令和3年度第75回卒業式
3月11日(金)令和3年度第75回卒業式が本校体育館で行われました。
高等部専攻科理療科1名、高等部普通科2名、中学部1名の4名が、本校を巣立ちました。
「これからの人生において挫折があるかもしれないが、大リーグの大谷選手が、挫折を乗り越えて目標を達成していくように、がんばってほしい」と校長が修了生、卒業生にむけて式辞を述べた。
令和3年度 杉山・奥村祭
石川県立盲学校では視覚障害者に理療を普及した杉山和一、奥村三策両氏の偉業をたたえるとともに、国家試験に向け理療の知識を深めることを目的に、毎年1月に記念コンテストを開催しています。内容は、理療科生徒全員で経穴の知識やあん摩マッサージ指圧の技術を競い合います。
緊張しながらも、一所懸命日頃の成果を発揮しました!
【手技コンテスト】
5分間で患者さんの症状に合わせたあん摩施術を行い、術式の構成や手技の上手さを競います。生徒それぞれが、オリジナリティあふれる術式を考えて施術していました。
【経穴コンテスト】
課題となる経穴(ツボ)をくじで選び、時間内にツボの場所を説明しながら試験官の身体でその場所をおさえます。写真は足のツボについて解答しているところです。
【表彰式】
高等部普通科職場実習
令和4年1月24日(月)~28日(金)、「株式会社石森木工」において、高等部普通科1年生が職場実習に取り組みました。コロナ禍による中止なども想定されましたが、実習先のご厚意もあり、実習を行うことができました。大型機械の操作やアクセサリーケースの組み立てなど、学校ではできなかった作業を経験できたことは、実習生にとってとても貴重なものになったと思います。
実習後の振り返りでは、「人に喜ばれる商品を作るために、聞き耳を立てて人が欲しがるものを知り、考えるということをやってみたいと思います。また、親と真剣に将来の事を話し合っていきたいと思います。」と感想をまとめていました。「実際に働く場」を経験し、学びの多い実習となりました。
今回の経験を糧として、希望する進路の実現に向けて頑張ってほしいです。
令和3年度優良PTA文部科学大臣表彰 受賞
本校育友会が点字ブロック啓発活動や親子活動を認められ、令和3年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞しました。
12月15日に育友会会長と校長が石川県教育長を表敬訪問し、受賞を報告しました。
また1月12日の石川県特別支援教育PTA連絡協議会第3回研修会の場において、表彰伝達があり、育友会会長が「子どもたちと一緒に、できる人ができることを、無理せず長く」をモットーに活動してきたことを報告し、関係者への感謝の言葉を述べ、これからも子どもたちのために工夫して育友会活動を行っていくことを誓いました。
これまで、本校の育友会活動にご尽力いただいた皆様に向けた表彰状と思っております。
今後とも、本校の育友会活動、教育活動にご理解ご協力をお願いいたします。
<表彰状>
教育長と記念撮影
表彰伝達
ふれあいコンサート開催
1月14日(金)にオーケストラアンサンブル金沢の藤井幹人さんと、藤井ひとみさん、酒井珠江さんによるふれあいコンサートが行われました。ロンドンデリーや冬の曲メドレー、BELIEVEなど親しみのある曲が演奏されました。トランペット、ソプラノ、フルート、ピアノの力強く、そして優しい音色に児童生徒、保護者、職員皆が魅了されました。
藤井幹人さん自身、視覚障害があり、大きな不安を抱えながらも「日々、できることをやり続けるだけ」と話され、コンサート参加者全員が自身の生き方を考える機会にもなりました。
コンサートの最後に児童生徒代表から花束の贈り、普通科代表生徒からお礼の言葉を述べました。
小学部4、5年 宿泊体験学習
12月7日(火)、8日(水)は4年生と5年生でキゴ山へ宿泊体験学習に行きました。天気は雨がちでしたが、予定通り外でオリエンテーションができました。ベッドメイクやまきまきパン作りなど、いろいろな体験ができました。
〈出発式〉
〈ベッドメイク練習〉
〈館内探検:プラネタリウム〉
〈オリエンテーリング〉
〈ペットボトルロケット〉
〈キャンドルサービス〉
〈まきまきパン作り〉
〈まきまきパン作り〉
〈浅村先生だけが焼いていたのではありません。〉
〈ボール鬼〉
楽しい2日間が終わり、キゴ山銀河の里(こども交流棟)のスタッフの皆さんにお礼を言って盲学校へ帰りました。
金沢西ロータリークラブよりスポーツ部へ寄付を頂きました
11月23日(火)金沢西ロータリークラブより、本校にフロアバレー用のボール、支柱パット、アイマスク等を寄付して頂き、贈呈式がありました。
金沢西ロータリークラブの橋本会長より、スポーツ部に激励のお言葉を頂いたあと、スポーツ部奥優樹部長より、「より一層練習に励み、来年の北信越大会 優勝めざして がんばります!」と力強くお礼の言葉を述べました。また、石川県知事より金沢西ロータリークラブへ感謝状が贈られました。
式典後、フロアーバレーのゲームを一緒に楽しみました。
陸上競技タイムトライアル大会(スポーツ部)
石川県特別支援学校陸上競技タイムトライアル大会が、11月20日(土)西部陸上競技場で行われ、本校から、スポーツ部の6名が参加しました。秋晴れの中、全員が快走し、自己ベストを出すことができました。
いしかわ特別支援学校との交流会
11月30日(火)、いしかわ特別支援学校中学部の生徒のみなさんと、本校の中学部1年生4人との学校間交流が行われました。内容は英語活動です。
どんなことをするのかな?と少し緊張した様子の4人でしたが、英語の自己紹介や手話を交えた英語の歌の合唱、そして英単語の書かれたカードを使ってのカルタ取りなど、時間が経つにつれ、いつしか雰囲気にも慣れ、笑顔も見られるようになっていきました。
小学校時代同級生だった友達から声をかけられる場面もあり、あっという間の交流会でした。
理療科職場実習(ヘルスキーパー)
理療科職場実習(ヘルスキーパー)
期 日:令和3年11月17日(水)、18日(木) 2日間
時 間:14:00~16:00
場 所:北陸電力株式会社 石川支店
金沢市下本多町6番丁11番地
実習生:専攻科理療科3年生、臨床研修生 計3名
1日に2名ずつの実習生が現地に赴き、社員の方々にマッサージ施術を行う「ヘルスキーパー」の実習を行いました。1日に8名、2日間で計16名の方に施術をさせていただき、「気持ちよかったです」、「身体がほかほかになりました」等の声をかけていただきました。実習を引き受けていただいた北陸電力株式会社石川支店の皆様、大変ありがとうございました。
高等部普通科1年 校外学習
10月29日(金)に普通科1年が校外学習へ行きました。
1.石川県能登島ガラス美術館
鉛筆型のルーターを使ってコップに模様を削って描く体験をし
ました。振動で思うようにかけず苦戦しました。
☆ 中国清朝のガラス作品などを鑑賞しました。清朝のガラス
は、不透明で独自の装飾が特徴でした。鼻煙壺は色鮮やかで
美しく、タバコの粉が入っているとは思いませんでした。
2.和倉温泉お祭り会館
青柏祭 お熊甲祭り 向田の火祭り 石崎奉燈祭りの能登の祭り
を初めて間近に見ました。この中で、一番関心を持ったのは向田の
火祭りです。シンプルな祭りで、30mの木を燃やして倒れた方向で
豊作か、豊漁かを占う祭りでした。
★キリコ体験
重くて肩がとても痛かったです。
★火祭り体験
実際に見に行きたいと思いました。
高等部普通科3年 修学旅行 2日目
2日目は福井県に行き、様々な学習を行いました。
福井県立恐竜博物館
動く恐竜の模型の迫力に驚きました。化石や模型、パネルで様々な時代の学習をしました。
昼食「のむら屋食堂」ソースかつ丼と越前おろしそば
ソースかつ丼が素朴な味で食べやすく、石川県ではあまり食べる機会のないおろしそばもおいしく頂きました。
高照山 瑞源寺(ずいげんじ)座禅体験
心を無にして、自分の周囲にある風や木々の音を聞き、今生きていることを感じました。
高等部普通科3年 修学旅行 1日目
10月28日(木)、29日(金)の日程で石川県と福井県を見学しました。
1日目は地元の石川県で体験や見学を行いました。
【箔一 箔巧館 金箔貼り体験「箸」】
金箔や銀箔を貼り、箸を作りました。
前田利家公の甲冑やプロジェクションマッピングを見学しました。
【能美市防災センター 防災体験】
地震のゆれ体験や消火体験をすることで防災の大切さを学びました。
【九谷セラミック・ラボラトリー 陶芸体験】
粘土をこねたり、伸ばしたりして茶碗や皿を作りました。
【北前船の里資料館】
北前船が藩政期から明治中期にかけて盛んに行われていた歴史を学ぶことができました。
船に積む荷物入れの箱が浮く仕様になっていることも知りました。
【中谷宇吉郎雪の科学館】
熱伝導による氷のペンダントの製作や氷の結晶ができる様子を見学しました。
【山代温泉 瑠璃光】
夕飯では懐石料理を体験しました。部屋では、みんなでゲームしたり楽しく過ごしました。
中学部 1年 校外学習
11月4日(木)に、中学部1年生4人で獅子吼高原へ行ってきました。
天気にも恵まれ、たくさん友だちと関わりながら、自然を感じ、笑顔あふれる時間を過ごしました。
ゴンドラに乗り、獅子吼高原へ。
心地よい気候の中で、そりやお弁当を楽しみました。
第51回文化祭
(文化祭テーマ)「夢をつなぎ未来をつくろう」
10月23日(土)に文化祭を実施しました。今年度もコロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小しての開催となりましたが、一人一人が自分の力を発揮する文化祭となりました。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。
【小学部】「オペレッタ・はたらくじどう車コンクール」
【ぴっか・通級】「ぴっかりんピック2020」
【中学部・高等部普通科】 群読「スイミー」
【中学部・高等部普通科】 声劇「青薔薇の夢」
【有志発表】 筝曲部「箏の調べ」
【有志発表】 器楽演奏「Tutti! ミュージック団」
【作品展示】
令和4年度奉仕活動
11月3日、校内美化の一環として、育友会の企画で花苗植え活動を行いました。いろとりどりのパンジーやビオラなどの苗を「どれにしようかな」と嬉しそうに選んで和気あいあい。土の感触も気持ちよかったようです。
今回植えた苗が、来年春に玄関を花いっぱいにしてくれることが楽しみです。
育友会の皆様、準備と当日の運営ありがとうございました。
進路セミナー
11月1日(月)に、ジョブカフェ石川から講師の方をお招きして、今年度最後の進路セミナーを行いました。内容は「中学生のマナー」についてです。
参加した中学部の生たちは、働くことについての意味や働く際の挨拶の仕方、また、場に応じたお辞儀の仕方などについて、ワークシートに記入しながら説明を聞いていました。
今後も進路に関する行事に参加する際や日常生活の中で、今回学んだことを思い起こして生かして欲しいと思います。
金商デパート 出店 10月16日(土)
高等部の4名が、参加しました。
中高の作業学習で製作した製品を販売しました。
【ストラップ、鉢置き台、雑巾、ティッシュボックス】
「六ツ星作業所」からの委託販売
【アクリルたわし、なべしき、祝儀袋、ポチ袋】
【生徒の感想から】
販売は楽しく、完売できたものがあってよかったです。少しだけ金商デパートを回れてよかったです。
世界に1つだけの点字のしおり。奥瑞樹さんが点字で名前を入れています。無料で、配布しました。
【販売の様子】
介護実習
9月7日(火)、専攻科2,3年の生徒を対象に「介護実習」が行われました。例年は県立看護大学で行っています。昨年は、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい中止となり、今年は感染レベルがステージ4でも安全に実施することを考え、本校開催となりました。内容ですが午前は主に講義で「介護の基礎知識・心構え」、午後は実技で「介護法の実際」を学びました。
講師は、石川県立看護大学から、川島和代教授が来られ、高齢者体験用の装具を付けたり、ベッドでの起き上がりや立ち上がり、車椅子への移乗、体の清潔保持をする方法などを丁寧に教えていただきました。
生徒から「先生が行った体位変換や移乗動作が非常にスムーズで驚きました。ボディメカニクスについてしっかりと学習し、上手にできるようになりたいと思いました。」等の感想がありました。
介護施設の就職も増えており、また、理療師はお年寄りと接することが多いので、大変有意義な実習でした。
グッドマナーキャンペーン
9月6日(月)~10日(金)
崎浦校下と小立野校下の婦人会の方の協力を得て、グッドマナーキャンペーンを実施しました。毎朝8時から校門前で通勤通学中の方に、「明るく・爽やか」を意識して挨拶しました。少しずつ声も大きくなり、挨拶を交わす場面も見られました。また、生徒玄関前ではスクールバスで登校した生徒に小学部のみなさんが元気いっぱい挨拶しました。
進路セミナー
9月2日(木)、中学部2年の生徒を対象に「進路セミナー」が行われました。内容は夏季休業中に実施された「わく・ワーク体験(=職場体験学習)」の振り返りです。
生徒たちは、ジョブカフェ石川から来られた講師からの「どんな仕事内容でしたか?」「仕事をしてどんなことを頑張りましたか?」といった質問に丁寧に答えていました。
また、「体験を終えて学んだことで、学校生活にいかしていきたいことや気をつけたいことはなんですか?」という質問には、「笑顔を大切にしたい」「礼儀に気をつけたい」と答えていました。
体験期間は短いものでしたが、今後の進路を考えるきっかけにもしてほしいと考えています。
わく・ワーク体験
夏季休業中の7月26日(月)〜28日(水)にかけて、中学部2年の生徒2名が「わく・ワーク体験(=職場体験学習)」を行いました。
体験先は、それぞれ羽咋市役所、七尾市にある美容室です。初日を迎えた生徒たちは初めての職場体験に緊張した面持ちで、担当の方を前に挨拶をしていました。
市役所での仕事内容は議事録の文字起こしです。議会の答弁を録音したものを聞きながら、文字に起こしていきます。答弁の聞き取りと同時に、機器の操作も音声で確認する必要があったため、両方の音声を聞き分けながら文字起こしをすることになり、午前中をかけて、集中して取り組むことができました。
また、説明を聴きながら庁舎内を歩いて回ったり、広報に掲載する記事のために感想文を書いたりもしました。
体験を終えて「市役所の人があんなにたくさんの仕事をしていることに驚いた。役所にはかたいイメージを抱いていたが、みんなが明るく話しかけてくれて印象が変わった。」と話していました。
美容室での体験をした生徒は、店内の清掃やパーマに使用するロットの受け渡し、お客さんの髪をシャンプーしたり、カットの練習などをさせてもらいました。優しく教えてくれるお店の方々に、次第に笑顔も見られるようになっていきました。
体験を終えて「仕事の大変さを知った。改めて両親に感謝したい。」と話していました。
体験を通して「働く」ことや自分の「進路」に、考えを馳せてくれたら嬉しいですね。
敬老マッサージ実習 中止のお知らせ
パラリンピック聖火 採火式
8月16日(月)学校の玄関前で、パラリンピック聖火の採火式を行いました。
まいぎりで、火を起こし、その火をランタンに入れました。
盲学校で採火した火は、その日のうちに産業展示館2号館に運ばれ、県内の特別支援学校で採火した火と合わせて、石川の火となり、東京に向かいました。
東京で、各都道府県の火と合わせ、パラリンピックの聖火となります。
採火式では、あっという間に火がつきました。
採火式が終わった後も、自分も火を起こしたいと、何人もの児童生徒が、まいぎりでの火おこしを体験しました。
学校だより 雪月花9号 (R3年7月発行)
フロアーバレー部交流戦
4月に新しい仲間を迎え、新チームで練習してきましたが、コロナ禍のため、大会が中止となりました。
これまでキャプテンを中心に自主的に練習に取り組み、仲間への声かけ、励ましなど、チームワークの大切さを培ってきました。
教職員チームとの交流戦では、今年度、新しく作ったブルーのユニフォームを着て、これまでの練習の成果を存分に発揮してくれました。試合結果は、生徒チームは1勝1敗でしたが、最後に、キャプテンから「大会がなくなったけど、いい思い出になりました。」と、これまで指導してくれた先生方、試合に参加してくれた先生方に感謝の気持ちを伝えていました。
また、試合後、生徒から「今回は、実習のため参加できなかった生徒がいたので、次の教職員チームとの試合では、全員参加でリベンジしたい。」と教職員チームへの挑戦状が送られました。
令和3年度ホッとネット大作戦情報学習会
6月18日(金)に児童生徒・保護者対象に情報学習会を行いました。
「適切なインターネット及びSNSの使い方について」という演題で、金沢少年鑑別所の教官の方を講師に招いて、ゲーム依存や、商品購入をめぐるトラブル、フィッシング詐欺、個人情報流出の危険性のことなど、身近に陥りそうなトラブルについて、教えていただきました。講師2名による朗読劇風の講演が、参加者にとてもわかりやすく、児童生徒だけでなく、大人にもよい学習の機会となりました。
今回は、感染対策を考えて、児童生徒は各教室でオンラインで講演に参加しました。タブレット端末やモニターで視聴することにより、より近くで講師の姿を見ることができ、一層理解が深まりました。
体験入学ご案内について
学校だより 雪月花8号 (R3年5月発行)
東京オリンピック2020聖火リレー
5月31日、石川県内の東京五輪聖火リレーの代替イベントとなる聖火点火セレモニーが金沢市の金沢城公園で開催され、聖火を「トーチキス」形式でつなぎました。この「トーチキス」に中学部3年横山莉世さんが参加しました。ステージ上で聖火の熱さを感じ取り、この火のように、コロナが終息し、人と人、日本と世界が繋がれるようになって欲しいという願いと、この様子を見て少しでも勇気が出る人がいて欲しいという気持ちの思いを込めて次の人へ炎を託しました。
今回の東京2020オリンピックの聖火リレートーチは、桜をモチーフとしたデザインに、新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用いて、継ぎ目のない、ひとつなぎのトーチとなっています。
この聖火リレーの参加に際し、中学部高等部普通科で激励会・報告会を開きました。オリンピックの聖火を通して本校の思いを込めた炎は生徒や先生方の心をつなぎました。
令和3年度 校内弁論大会
中学部、高等部の生徒11名の弁士が、自分の体験や考えをまとめて発表する弁論大会が行われました。どの弁士も落ち着いて発表し、「ポジティブで前向きに進もうとしていることが感じられた」と、校長先生から講評を頂きました。
優秀賞 理療科2年 岡田 昌也さん
演題 「負けず嫌い復活!新たなる挑戦!!」
最優秀賞 中学部3年 横山 莉世さん
演題 「取扱説明書」
※最優秀賞を受賞した弁士は、中部地区盲学校「お話と弁論の会」に本校代表として出場します。
みんなで身体を動かしました!
5月22日(土)
感染対策をしながら、様々な競技に挑戦しました!前回の記録と比べて喜んだり悔しがったり、相手に負けないように作戦を練ったりする姿が見られました。
①レッツ ラン ラン ラン 「綺麗なフォーム!!!」
②ゴールをめざせ 「全力疾走~!!!」
③Uber バケツ 「しめ玉落とさないように・・・」
④心をひとつに~ユニバース~
「個々の動きも二人で合わせる動きも息ぴったり!」
⑤乾坤一擲 運を天に任せて ~デカパンリレー~
「速度はキープして・・・折り返し!!!」
⑥絆でロープリレー
「姿勢を低くして・・・ロープ滑ってこ~い!」
⑦みんなで踊ろう
「小学部の動きを真似て、みんなでジャンプ!!!」
⑧給食弁当
「いつもの行事弁当!動いた後はさらに美味しい!」
災害伝言ダイヤル体験
5月15日(土)は災害伝言ダイヤル体験利用日です。
災害時は以下のような内容が本校HPに掲載されますので、災害伝言ダイヤル以外の情報収集手段としてご利用ください。
「訓練、石川県立盲学校は、災害による大きな被害はありません。17日は通常通り授業を行います。元気に登校してください。」
イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン商品届く
毎月11日にイオンで買い物をするともらえる黄色いレシート。その金額の1パーセントが応援する団体に寄贈される「イオン幸せの黄色いレシート」キャンペーンで、本校に19,900円の贈呈がありました。先日、育友会の保護者の方が商品に引き換えて学校に届けてくださいました。
マグネットのブロックやプログラミングのおもちゃななど計5点。幅広い年齢層の子どもたちが楽しめるものです。乳幼児の相談室や児童生徒に有効に活用させていただきます。
お世話くださった育友会、また黄色いレシートを盲学校に入れてくださった皆様に感謝いたします。
令和3年度入学式
4月8日(木)、本校体育館において始業式、入学式が行われました。
今年の入学式は、会場におけるコロナ感染防止対策を行い、来賓、在校生、教職員が、小学部1名、中学部4名、高等部普通科2名 計 7名の新入生を迎えました。
高等部3年生徒の歓迎の挨拶の後、新入生を代表して高等部1年の男子生徒が高等部での3年間の抱負を誓ってくれました。
今年の入学式では、新入生の退場曲にスキマスイッチ「全力少年」が選ばれました。歌詞にあるよう 一人一人が「描いた夢の放物線」に向けたスタートです。
校内リハビリテーション実習が行われました
3月9日、石川県リハビリテーションセンターの理学療法士の方を講師に招き、校内リハビリテーション実習が行われました。新型コロナの影響で延期を余儀なくされていた行事でしたが、石川県リハビリテーションセンターのご尽力により、何とか開催することができました。参加した理療科の3年生は、リハビリテーションの捉え方や実際に行われる理学療法の手技について、熱心に学習していました。教科書の知識と実技をすり合わせることができたようで、臨床力の向上につながる良い経験となりました。
「誘導点字ブロックの日」啓発活動 at Kanazawa st.
3月18日は、点字ブロックの日です。
金沢駅で、本校育友会と石川県視覚障害者協会で、点字ブロックの啓発活動を行いました。駅構内には、小学部4年の柴田さんの案内放送が流れました。
点字ブロックのゆるキャラ「つえぽん」と、「点字ブロックの上に物を置かないで!」「点字ブロックに立ち止まらないで!」とお願いして歩きました。今年のポスターは、本校高等部2年の竹中さんが描いてくれました。
点字ブロックは、日本で1960年代に、目の不自由な人も街中を歩けるようにと岡山で生まれ、全国に設置されるようになりました。今では、目の不自由な人だけでなく、みんなが安心して歩ける通路として、利用されるようになりました。そして、2012年には点字ブロックの国際規格が日本のJISを基に定められ、現在では150か国以上の国に広がっています。