お知らせ

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進路を考える会開催!

12月23日(火)に進路を考える会を開催しました。本校の卒業生による講話と座談会、隔年開催の年金セミナーを実施しました。

一人目の講師の辻嵐飛鳥さんは、盲学校卒業後から現在に至るまで、挫折も経験しながら、現在は「ライスワーク」として小池病院でマッサージ師として働き、「ライフワーク」としてHP作成や映像制作等を行う個人事業主です。

「仕事は一つに絞らなくてもよい。二つあるから、長く続けられる。また、様々な経験が点となり、自分自身が作られていく。失敗もネタになる。だから、まずは「軽率」にやってみよう!」というメッセージを伝えてくれました。

二人目の講師の大根谷歩さんは、生活介護事業所コスモスに通所しています。保護者の方から以下のようなお話をいただきました。

「進路選択は娘の気持ちを大事にした。在学中は職場実習がうまくいかず負担になったが、卒業後は7年間通い続けているので、今は安心している。また、偏食のある娘だが、家と他の場所での様子が違っていた。家庭だけでなく関わる全ての人とチームで育てていくことが、娘の幸せにつながることがわかった。さらに、福祉サービスは早くから利用した方がよい。成人に移行することも考えてサービスの利用を検討した方がよい。急な家庭の事情でいろいろな支援が必要になることも含んで考えてほしい。」

最後に、金沢北年金事務所の職員の方から、障害者年金について、丁寧に説明していただきました。

生徒や参加した保護者にとって、有意義な時間になったのではないかと思います。

 

 

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ふれてみる彫刻展

12月12日(金)本校において「ふれてみる彫刻展」が開催されました。

会場には金沢美術工芸大学の学生が制作した立体作品10点が展示されました。

生徒たちは作者本人から作成方法、作成期間などの説明を受け、石・木・金属などそれぞれの素材の感触を楽しみながら、一つ一つ細部まで時間をかけて作品に触れて鑑賞しました。

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雇用促進セミナー開催!

 今年度は4つの事業所に参加していただきました。普通科生徒による学習内容の説明、授業見学、理療科の施術等体験、本校卒業生が進学している筑波技術大学の嶋村教授による講話、ハローワーク金沢の石田氏による障害者雇用率制度の説明があり、盲学校のことを知っていただく良い機会になったと思います。

 参加者からは、「スキル獲得に向けて一生懸命な姿を見て感動を覚えた。」「様々なICTの機能があることを知って驚いた。」「声をかけながら施術していて、地域の治療院のようだ。」などの感想をいただきました。

 生徒にとっても社会に自分をアピールする機会となり、一層学びを深め、スキルを向上する動機付けになったと思います。

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育友会 奉仕作業とスマホ・ネット情報学習会がありました。

 

 

 

 

 11月21日(金)に、育友会奉仕作業を行いました。保護者の皆様と子どもたちが協力し、春に咲く花の苗植えをしました。

 パンジーやチューリップなど、色とりどりの苗や球根を「どれにしようかな」「この順番に並べたい」などと言いながらじっくり考えながら選ぶ姿が見られました。シャベルですくった土をこぼさないようにプランターに入れ、ていねいに植えました。小学部は、苗植えの後、片付けや雑巾掛けなど、清掃活動にも取り組んでくれました。

 

 中学部・高等部の生徒と保護者の皆様は、奉仕作業後に情報学習会に参加しました。

 「スマホの危険性」をテーマに、「出会い」と「コミュニケーション」について、具体的なトラブル事例をもとに、友達同士で活発に意見交換を行いました。「もしトラブルに遭遇したら、どのように対応すればよいか」を真剣に考えたり、安全な情報モラルについて理解を深めたりする貴重な機会となりました。

 参加してくださった皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。春にはたくさんの花が咲き、学校を彩ることと思います。また、情報学習会での学びについても、ご家庭で夏季休業前に配布しました、パンフレット「親子のホッとネット大作戦Next」も併せてごらんいただき、今後の安全なスマホ・ネットの使用について、ご家庭でのルール作りに役立てください。

今後とも、育友会活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

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『「声の力」プロジェクト』が実施されました。

 11月20日木曜日に本校体育館で『「声の力」プロジェクト』(朝日新聞社〈文化庁補助事業〉)が行われました。

 声優 岩田光央氏を講師にお招きして演技法、発声法を学び、設定シーンに応じたセリフ読むことにチャレンジしました。

 ゆっくり歩く動きでは、普段意識せずに歩く動きの中にも学校へ行く歩き方、公園に行く歩き方など様々な違いがあることを学びました。

 呼吸法や発声法では母音の口形を学び、マ行で口を閉じる動きが必要なこと、ハ行は息を大きく出す必要があることを学びました。参加した生徒全員は普段意識することのなかった口形の違いに驚き、楽しみながら各行の声を出しました。

 母親にセリフをいう実践では、生徒たちは場面を想像し、台本にはない様々な動きやセリフを追加して思い思いの表現を行いました。

 講師の岩田光央氏も生徒たちの豊かな表現に驚いていました。普段からよく見たり聞いたりするアニメのキャラクターの声を実際に演じる声優との交流を通して、新しい視点や自分の可能性に気づくことができました。

 講師を担当されました岩田光央様、スタッフの皆様ありがとうございました。

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第18回北信越盲学校サウンドテーブルテニス大会を開催しました

 11月13日(木)・14日(金)、本校を会場として「第18回北信越盲学校サウンドテーブルテニス大会」を開催しました。
 本大会では、個人戦において、本校選手が見事優勝・準優勝を果たしました。

 団体戦では長野チームに惜しくも敗れ準優勝となりましたが、どの選手も持てる力を十分に発揮し、成長を感じさせる素晴らしい試合となりました。来年度のさらなる活躍が期待されます。

 また、8月に開催された全国フロアバレーボール大会で合同チームとして参加したメンバーにも久しぶりに再会し、仲間との交流も大いに楽しんでいました。

【成績】

①個人戦

A1リーグ(アイマスクあり) 
 優 勝 高等部普通科 3年 徳田 健太郎 さん
 準優勝 高等部普通科 2年 酒井 翔太 さん
B1リーグ(アイマスクなし) 
 優 勝 高等部保健理療科 2年 奥 瑞樹 さん


②団体戦

 優 勝 長野県長野盲学校
 準優勝 石川県立盲学校
 3 位 富山県立富山視覚総合支援学校 

 

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科学へジャンプ・イン・北陸2025に参加しました。

11月16日(日)に科学へジャンプ・イン・北陸2025が富山県立大学で開催されました。

ワークショップ1では触図を自分で作ったり、アニメーションの動きが表示されたブレイルメモに触ったりしてイメージをつかむ体験しました。

ワークショップ2では、Wikki Stixを使ってゲーム感覚で触図をつくる体験をしました。やや粘着する棒状のロウを使って、丸や四角を作りました。そのあとで鳥の図を作ることにチャレンジしました。

ワークショップ3では、鶏や豚の心臓の触察を通してその複雑なつくりを学びました。心臓の厚さが左右で異なることを触って確かめたり、弁や膜に指を入れてその構造を確かめたりしました。

 保護者対象講座では、当事者の方、視覚障害者を雇用している企業の方のお話を聞いた後、参加した方々が意見交換をしました。

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北陸東急会主催事業  「穴澤雄介&野田正純 ふれあいコンサート」がありました。

  令和7年11月7日(金)、北陸東急会の主催事業として、全盲のバイオリニスト 穴澤雄介氏とピアニスト 野田正純氏による「ふれあいコンサート」を本校体育館で開催しました。

 ジャズ調に編曲された「大きな古時計」、まるで二人のバイオリニストが演奏していたように聴こえた「輝く未来」。バイオリンの代表曲ともいえる「チャルダッシュ」。

 ラジオを聞きながら散歩している気分になった「芝生の土手をラジオと散歩」。思わず歯医者さんへ行った時のことを思い出し、思わず「痛い!」と言いたくなった、ユニークなオリジナル曲「歯医者さんへいこう」。

 手拍子と「テキーラ!」の掛け声で会場が一体となり、最高潮に盛り上がった「テキーラ」。そして「情熱大陸」。
 ラストは、穴澤氏のバイオリンと野田氏のピアノの伴奏で、全員が心を一つに「翼をください」を合唱しました。

 笑いがこぼれる軽快なトークを交えながら、新しいことへ挑戦し続ける姿勢や、前を向いて進む気持ちの大切さを、お二人の演奏を通して届けていただきました。

 コンサートの後には、児童生徒代表が花束を渡したり、演奏の感想を交えてお礼の言葉を伝えたりして、感謝の気持ちをあらわしました。

 音楽の力を感じ、心温まるひとときになりました。 

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いしかわ産業教育フェア2025に参加しました

10月25日(土)にイオンモール白山で開催されたいしかわ産業教育フェア2025に理療科が参加しました。

このイベントは、石川県の産業教育に携わる学校が集まり、普段どのような学習をしているかを県民の皆様に広く知ってもらうことを目的に開催されています。本校は、マッサージとはり刺しの体験コーナーを企画しました。

マッサージのコーナーでは、マッサージ用のいすに座っていただき、肩背部の10分クイックマッサージを体験していただきました。マッサージを体験された方からは「気持ちよかった」「肩が楽になった」という感想をいただき、日頃実技を頑張っている生徒の励みになりました。

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金商デパートに出店しました!

10月18日(土)隣接する金沢商業高校の「金商デパート」で作業製品の販売を行いました。

本校の作業班ブルーエンジョイカンパニーの商品「すいとるモン」と「木製コースター」は完売し、むつぼし作業所の点字用紙のリサイクル商品もお客様に好評でした。

参加した生徒は、大きな声で呼び込みをし、商品の紹介も行うなど、昨年よりも積極的に販売活動をすることができました。

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【育友会お楽しみ会】栗拾いに行ってきました!

 

 10月4日(土)に開催された育友会お楽しみ会の栗拾い体験は、開始直前まで小雨が降るあいにくの天気でしたが、栗拾いがスタートすると同時に雨がやみ、豊かな自然の中での栗拾いを楽しみました。

 栗は熟すと自然に落ちるそうで、栗園の地面にはたくさんのいがが!参加者の皆さんは、軍手をはめて、地面に落ちているいがを一つひとつ確かめながら、夢中になって栗を拾いました。

 参加した子どもたちは大きな栗がぎっしり詰まったいがを見つけると、「あった!」と歓声が上げ、大きな栗を手に笑顔を見せる姿が見られました。 

 栗拾いを楽しむだけでなく、「いがは木にどのようについているのかな?」「いがの中はどうなっているのかな?」と、いが栗の様子を軍手越しに手で触れて熱心に観察する姿も見られました。

 親子で肩を並べ、会話をしながら栗を拾う時間は、温かい交流の場となりました。 行事の開催にご協力いただいたおたのしみ会の係の皆様、そしてご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。

 

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寄宿舎 フラワーアレンジメント教室

10月2日(木) フラワーアレンジメント教室

ケイトウやユリ、唐辛子、バラなどを使ってスタッフの方にサポートしてもらいながらベースを作りました。そこに、リボンやスティック、かぼちゃを飾ってハロウィンらしいフラワーアレンジメントを作ることが出来ました。

舎生は花の香りや木の感触を楽しみながら、フラワーアレンジメントを楽しんでいました。初めて参加した舎生から「楽しかった!」という声が聞けました。

このフラワーアレンジメント教室は、花の肌触りや香り、アレンジする楽しさを知ってもらおうと、公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会様の「花の宅急便事業」の一環で実施していただきました。

素敵な機会をありがとうございました。

 

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寄宿舎 第3回避難訓練

今年度3回目の避難訓練を行いました。

今回は、深夜の地震発生を想定した訓練でした。

寄宿舎生は、指導員、教員の指示に従い落ち着いて行動できました。

 

 

 

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福井県立盲学校との理療科交流学習会

期日:令和7年9月19日(金)

場所:石川県立盲学校 臨床室

 福井県立盲学校の理療科生と教職員の方々に来校していただき、あん摩の実技交流を行いました。生徒同士コミュニケーションを取りながら施術し合い、互いの学校の術式について等、情報交換の場にもなりました。福井県立盲学校の皆さん、ありがとうございました。

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令和7年度 理療科ヘルスキーパー実習(石川県庁)

期日:令和7年9月12日(金)

場所:石川県庁19階展望ロビー 交流コーナー

 今年度、初めて「石川県庁」でヘルスキーパー実習を実施しました。2,3年生3名の生徒が参加し、石川県庁で働いておられる方や訪問された方を対象に10分間のマッサージ施術を行いました。石川県教育委員会教育長をはじめ、約40名の方々にお越しいただき、「ヘルスキーパー」という仕事を知っていただく良い機会となりました。

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第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会に出場!

8月19日(火)~21日(金)

 北海道札幌市で開催された全国盲学校フロアバレーボール大会に出場しました。今回も北信越盲学校フロアバレーボール大会の時と同様に「石川・長野・松本合同チーム」として出場しました。

 

8月20日(水)

 1回戦は強豪の大阪北視覚支援学校と対戦しました。セットカウント0対2となり敗戦しました。

 2試合目は交流試合として浜松視覚特別支援学校と対戦しました。チーム力は5分と5分。1セット目は浜松、2セット目は合同チームが取りセットカウント1対1となりました。3セット目は残り時間18秒間のみのセットとなり惜しくも1点差で敗戦しました。とても白熱した試合となりました。

 3試合目は交流試合として宮崎県立明星視覚支援学校と対戦しました。後衛からの強烈なアタックを何度も決められセットカウント0対2で敗戦しました。

 

8月21日(木)

 2日目は1試合のみの交流戦で山口県立下関南総合支援学校と対戦しました。相手チームの隙を突いた的確なアタックを何度も決められセットカウント0対2で敗戦しました。

 

 本大会では勝利こそありませんでしたが、練習や試合を重ねるごとに長野盲学校や松本盲学校の生徒との絆を深め3校が一丸となって試合に臨めたことはとてもすばらしかったです。勝利以上にたくさんの収穫があった遠征となりました。

 

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