山岳・スキー部
【山岳・スキー部】乗鞍岳登山
8月27日に乗鞍岳へ行きました。
乗鞍岳は一言で表現すると「大自然と親しみやすい山」。3000m級の登山に比較的容易に挑戦でき、子供や女性でも楽しめる岳人入門の山として人気です。日本百名山のひとつ乗鞍岳は、北アルプス(飛騨山脈)の南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原からなる中部エリアを代表する名山です。
乗鞍岳には専用のバスで向かうのですが、乗鞍岳のバスターミナルは標高2702m。これは富士山5合目より高く、「バスで走れる標高としては日本一」!2702mは白山の山頂と同じ高さにあたります。今回も学校を出発し、ほおのき平スキー場バス停から乗車しました。そこではまだ空が見えており、眺望を期待しながらバスに揺られているとだんだんとガスって(霧)が出てきました。
バスターミナルに到着すると一面霧の中。一番濃いときでは十数m先も見えなくなる状態でした。また、かなりの強風で風上に向かうと息ができないほどでした。しかし、滑落するようなポイントもほぼなく、雨でなく霧であったことから慎重に登山を行うことにしました。現地では熊の目撃情報も多かったため、熊鈴と熊スプレーの携行、できる限り周囲を見渡し、話しながら登ることで熊と遭遇しないように心がけました。他の登山者とも話しながらゆっくりと登ることができ、無事に登頂することができました。
下山時にも霧やガスは一向におさまらず、雨も降っていないのに髪や服がびっちゃりと濡れてしまうほどでした。また、天気予報通り、午後からは一時大雨が降ってきましたが、生徒たちは慣れた手つきで雨具の装着を行っていました。眺望は臨めませんでしたが、霧と強風の中を歩く経験ができたので、良い登山となりました。
【山岳・スキー部】夏山大会(槍ヶ岳登山)
8月8日、9日に夏山大会(槍ヶ岳登山)に行ってきました。
槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈南部にある標高3,180 mの山で、山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山です。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にあり、初登攀は僧の播隆上人です。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されており、鋭く天に突き刺さるようなその独特な姿から 「日本のマッターホルン」とも呼ばれています。
今回は2泊3日の行動予定で活動を行いました。新穂高温泉登山口からスタートして、ゆるやかな林道を歩きました。沢を越えたあたりから山道にはいり、大きな岩がごろごろと登山道にでてきました。幕営地は槍平小屋キャンプ場。前日が大雨だったことから他の登山者は少なく、広々とテント泊を行うことができました。
2日目は朝5時に登り始め、槍ヶ岳山荘へ向かいました。前日と同様に登山道ではあまり他の登山者と出会うことなく、自分たちのペースで歩くことができました。槍ヶ岳山荘に到着し、準備を整えていざアタック。生徒たちは事前学習として「槍の穂先」の登り方の動画視聴や三点支持の行い方などを学習していましたが、やはり岩壁が目の前にそびえている光景に圧倒されていました。恐怖心があるなかでもゆっくりと着実に一歩ずつ、一手ずつ進み、無事に山頂にたどり着くことができました。生徒は「自分がここに立っていることが誇らしい」と標高3,180mからの景色を見渡しながら感動していました。
登頂の後、槍平小屋キャンプ場まで戻り、夕飯の準備に取り掛かろうとしていたときに、深夜から大雨になる予報が出されました。登山口から槍平小屋までにはいくつもの沢があり、大雨になると増水し徒渉不可となります。予報では大雨の後には警報級の雨に変わるということで、予定を変更し、急遽下山を行うことにしました。生徒たちは突然の予定変更にも動じずに、速やかに行動し、無事に登山口まで戻ることができました。
槍ヶ岳という日本を代表する山に登ることができ、生徒たちは大きく成長することができたと思います。
記録:活動時間(登山行動のみ)…18時間20分 歩行距離…31.5キロ 歩数…約60,000歩
【山岳・スキー部】7月3連続白山登山 ~第3弾~
7月18日、19日と白山登山(テント泊)に行ってきました。
3週連続の白山登山の最終回。1回目は黒ぼこ岩まで、2回目は日帰り、3回目の今回は南竜ヶ馬場キャンプ場にてキャンプをしました。
18日は終業式が終わった後の出発となりました。別当出合(登山口)に着いたときは晴れていたのですが、徐々に薄く雲が広がり、霧雨が降ってきました。予定時刻よりも少し遅れはしましたが無事にテントを張ることができ、野営することができました。
19日は前日の天気が嘘のような見事な晴天!先週には十二曲がり手前の斜面に積雪があったことから、この日は展望歩道にルートを変え、登山を行いました。展望歩道は名前の通り見晴らしがよく、8月に登る槍ヶ岳もきれいに見ることができ、自然を感じながら歩くことができました。遠くには雲海も見え、山頂から見える景色に生徒たちは感動していました。下山後の生徒には多少の疲労は見られましたが、しっかりとした足取りで無事に歩ききることができました。
【山岳・スキー部】7月3連続白山登山 ~第2弾~
7月13日に白山登山に行きました。
前回は十二曲がり手前のトラバースに積雪があり引き返したため、今週はどうなっているのかと不安がありましたが、この一週間で雪解けが進んでおり、無事に通過することができました。道中には福井県の高校と出会ったり、一般の登山者ともたくさん話ができたりと、とても有意義な登山となりました。日帰りの白山登山はかなり体力を要しますが、生徒たちは帰りの車内でも元気に談笑しており、少しずつですが体力がついてきたようです。
【山岳・スキー部】7月3連続白山登山 ~第1弾~
7月6日に白山登山に行ってきました。
7月は3回白山に登る予定で、今回が1回目でした。定期試験明けすぐの登山ということもあり、目的地は黒ぼこ岩までとしました。
登山活動に初参加する1年生が2名いたため、ゆっくりとしたペースで登り、道中の景色を楽しむことができました。しかし、途中から残雪が出始め、黒ぼこ岩の手前のトラバースでは滑落の危険性がある雪道がでてきたため、安全を優先し引き返しました。今後も安全登山を心掛けていきます。
【山岳・スキー部】北信越大会
6月19日から21日にかけて令和7年度北信越高等学校体育大会登山大会(以下、北信越大会)に参加してきました。
結果は…
男女ともに優秀校に選出!
北信越大会は、順位付けは行われずに「優秀校」として数校が選出されることとなっていました。男女ともに優秀校に選出されたことはとても誇らしく、発表された時には3年生は涙を流して喜んでいました。
登山行動は6月20日に行われ、「四阿山(あずまやさん)」と「根子岳(ねこだけ)」に登りました。四阿山は長野県須坂市、上田市と郡馬県嬬恋村の県境にあって、古来、神の山として信仰されてきた山です。四阿山は名のごとく、東屋(あずまや)の屋根に似ているところからつけられたといわれています。根子岳は、四阿山の西、須坂市と上田市の境にあって、四阿山とともに菅平高原を象徴する山。スキーツアーの山として知られています。
どちらの山も、ふもと、中腹、山頂付近で違った様相を呈しており、登っていてとても気持ちが良く楽しい山でした。9時間近くにもおよぶ行程ではありましたが、日ごろの練習の成果を十分に出すことができ、無事に元気に歩ききることができました。
3年生は今大会で引退となりますが、今回得た経験を後輩に受け継ぎ、1,2年生の登山活動に生かしていってもらいます。
【山岳・スキー部】令和7年度石川県高等学校体育大会登山大会
6月5日~7日にかけて令和7年度石川県高等学校体育大会登山大会(通称、総体)が行われました。
結果は、女子2位、男子3位となり、男女ともに北信越大会への出場が決まりました。
今大会で登った別山は、石川県白山市、岐阜県白川村・高山市と境を接する信仰の峰であり白山などとともに両白山地を代表する山のひとつです。両白山地とは、白山を主峰とする加越山地と能郷白山を主峰とする越美山地の総称で、それぞれの“白”が山地名の由来となっており、白山山塊を構成する一山として、少し離れた場所にあることから別山(べっさん・べつざん)と呼ばれるこの山は古くからの信仰の対象となってきました。シーズンになると多くの花が咲き誇ることが有名な山でもありますが、日帰りでの登頂はかなり難しい山でもあります。
今年の目標は男女ともに優勝をし、全国大会に出ることでした。しかし、男女ともに体力・筆記で力を出し切ることができず、目標には届きませんでした。3年生は2週間後に行われる北信越大会が最後の大会となることが決定してしまいましたが、山を楽しみながら安全に登ることを第一に、トレーニングに励んでいきます。
【山岳・スキー部】別山登山
5月24日、25日に別山に行きました。
天気予報がずれ込み、小雨の中でのテント泊となりました。生徒たちは手際よくテントを設営し、登山に備えて早めに就寝しました。
登山当日になると雨足も強くなり、体調不良者が出たことから標高1500m地点前での下山となりました。この日はかなり登山道がぬかるんでいたため、来週の総体の時にはどの程度回復しているかはわかりませんが、悪路を歩く良い練習となりました。
【山岳・スキー部】奥獅子吼山登山
5月4日に奥獅子吼山に行ってきました。
この山の頂上は広い草原となっており、360度見渡せ、眼下には手取扇状地を、前方には白山を見ることができます。また花が多く、特にカタクリが登山道沿いにたくさん咲くのが有名です。当日も中腹までの間にたくさんのカタクリを見ることができました。
今回は1年生4名が参加しての登山となりました。登山道の日陰の部分にはまだ残雪はあったものの、比較的歩きやすく初登山となった1年生の足でも十分に登ることができました。雪解けが進んでいたということもあり多くの登山者がみられ、山頂では犬を連れた登山者とも出会いました。下山では、ぬかるみで足を取られる生徒も多く、歩行技術の向上が課題となった登山でした。
【山岳・スキー部】新入部員加入 & 医王山登山
新入生入部!
今年度の新一年生は男子7名、女子5名の計12名(4月28日現在)となりました。うちわけは男子名16名、女子9名と、男子は4チーム、女子は2チーム組める人数になりました。総合体育大会で満足できる結果が出せるようにがんばっていきます。
4月28日に医王山登山に行ってきました。
医王山は、石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる標高939mの山塊です。白兀山、奥医王山及び前医王山などの山塊の総称で、最高点の奥医王山には一等三角点が設置されている。日本三百名山及び新・花の百名山に選定されています。
今年度、初めての登山ということもあり、ゆっくりとしたペースで医王山オートキャンプ場をスタートしましたが、陰になっている部分にはまだ積雪が多く見られました。白兀山までは予定通りに進行できましたが、夕霧峠までの道はまだ雪深く、安全を考慮し下山しました。次は5月に入っての登山を予定していますが、残雪に注意しながら安全登山を行っていきます。
【山岳・スキー部】赤兎山登山
11月11日に赤兎山登山に行きました。
前回同様、熊鈴と熊スプレーを持って出発!…したのはいいのですが、今回、当初の予定では「越前甲(えちぜんかぶと)」という山に登る予定でした。しかし、越前甲への道が交通規制で通行不可との情報が入ったため、赤兎山登山に予定を変えました。赤兎山は石川県と福井県の県境にある山で、丸みを持った優しい山容で、うさぎのような形をしているためこの名前が付けられたといわれています。駐車場についてみると心配していた雲もなく、さわやかな秋の天気となりました。赤兎山は比較的、歩行距離が短いため、今回はその先にある避難小屋まで行きました。特徴的な赤い屋根の避難小屋付近で昼食を食べた後、ぬかるみに気をつけながらの下山となりました。登山者も多く、あいさつを交わしながらのんびりした登山となりました。
【山岳・スキー部】鈴ヶ岳登山
11月4日に鈴ヶ岳登山に行きました。
鈴ヶ岳は石川県加賀市と小松市との県境に位置する山で、大日山の北側に位置し、大日岳へ縦走する登山者が通る山です。大日山まで行く予定を立てていましたが、天気予報では午後から雨となっていたため、進捗具合を見ながらの登山となりました。
登山道は落ち葉や腐葉土が重なり、柔らかく歩きやすい道でした。今回は顧問1名の他に、本校の外部指導員も同行しての登山ということもあり、道中では様々な植物の解説や、歩行技術の指導を行いながらのんびりと進んでいきました。色鮮やかな紅葉の中、秋を感じながらの登山となりました。
鈴ヶ岳の山頂につくと少し雲がでてきたことから、大日山に向かう手前にある「カタクリ小屋」で昼食をとり、下山しました。
本校では熊対策として、熊鈴の着用および熊スプレーを持参しての登山を行っております。「動物たちの生活圏に人がお邪魔している」ということを全員で共通理解し、今後も登山活動を行ってまいります。
【山岳・スキー部】金沢マラソンボランティア
10月29日に行われた金沢マラソンにボランティアとして参加してきました。
前日は大雨でしたが、当日は晴れ!学校に集合した後、ボランティア場所に向かいました。今年は昨年度と同様、給水係としてランナーの方に水を配るという仕事内容でした。今年はJRC部(本校のボランティア部)と一緒の班分けになり、部活動の垣根を越えてお互いに声を掛け合う姿も見られました。皆で協力し、無事に役割をこなすことができました。
【山岳・スキー部】医王山登山
10月9日に医王山に行ってきました。
今回は石川県立金沢泉丘高校(以下:泉丘)の女子生徒と本校の女子生徒で活動を行いました。
今回、初めて合同での登山ということで、生徒たちも楽しみにしていました…が、当日はあいにくの天気。「せめて三蛇ヶ滝までは行こう」ということで小雨の降る中、歩いてきました(三蛇ヶ滝まではほぼ砂利や岩の登山道であり、起伏が少ないため歩けると判断)。道中、サンショウウオ(のような生物)も見ることができ、無事に全員で三蛇ヶ滝で記念撮影をすることができました。
その後、二水高校に戻り、昼食づくり。二水は「生ハムとクリームチーズのクレープ+ホットケーキ」、泉丘は「とり野菜味噌うどん」を作り、お互いに交換しながら楽しそうに食事をしていました。
現在、県内では二水と泉丘しか女子生徒がいないため今後も力を合わせて楽しく登山を行っていきたいです。
【山岳・スキー部】新人大会
9月14日から16日に令和5年度石川県高等学校新人体育大会が富山県の立山山系にて行われました。
結果は女子 優勝 男子6位でした。
以下は大会1日目~3日目の様子です。
大会1日目
今年は立山に登るため、国立立山青少年自然の家が拠点となりました。開会式では本校の部長の生徒が選手宣誓を行いました。この日はテント設営審査、筆記審査、調理審査と3つの審査を終え、テントで宿泊しました。
大会2日目
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂まで行きました。登山活動のスタート地点である室堂は標高約2450mというかなり標高の高いところにあります。今回はすべての行動を隊行動(全員が一列になって進む)ということもあり、前の学校や仲間から離されすぎないように進みました。急登では少し離されたところもありますが、休憩地点では笑顔でチームメイトと情報交換をしている姿が見られました。
雷鳥沢キャンプ場手前では天気も回復してきて、日の光に誘われるように出てきた雷鳥の姿も見ることができました。
大会3日目
結果発表および閉会式が行われました。女子は男子チームを含めた中でも筆記点、総合点が1位であり、努力の成果が十分に発揮できていました。男子は体調不良の生徒が出てしまったことなどからあまり点数をのばすことができませんでした。
今回の結果を分析し、これからの登山活動につなげていきます。
山岳・スキー部 全国大会
8月6日~10日に北海道旭川市で行われた令和5年度全国高等学校総合体育大会登山大会 第67回全国高等学校登山大会に参加してきました。結果は43チーム中、34位でした。目標であった20位代前半には入れなかったものの、今回一番力を入れていた「体力」と「歩行技術」については、いずれも満点であり、これは全チームでみても8チームしか達成できていない記録です。特に2日目は出走順が早かったこともありますが、トップでゴール地点までたどり着いたことからも全国の中でもトップクラスの体力があったことがうかがえます。総体以降、毎日繰り返した朝練の成果を出すことができました。以下、詳細です。
8月4日【移動日】
5:00に学校を出発し、新潟港まで移動。フェリーにて小樽港に向け出発。
8月5日【イチャンコッぺ山登山】
4:30に小樽港に着いたのち、支笏湖にある「イチャンコッぺ山」に登ってきました。曇天でいつ雨が降ってもおかしくはない天気でしたが、無事に登頂することができました。
8月6日【監督・リーダー会議】
旭川の旭川市民文化会館 で行われた監督リーダー会議に監督とリーダーである生徒(1名)で参加しました。参加した生徒は「たくさん生徒がいて驚いた。明日から始まると思うと緊張する。」と胸の内を話してくれました。
8月7日【大会1日目 筆記試験、筆記審査】
開会式では4年ぶりに「歓迎セレモニー」が行われ、北海道旭川東高等学校音楽部高校の生徒たちの素晴らしい合唱と、幕営地である東川町の見どころが話されました。その後の筆記試験では各自、今まで勉強してきたことを少しでも発揮できるように頑張っていました。
8月8日【大会2日目 上ホロ十勝岳縦走コース】
あいにくの荒天。登り始めは良かったのですが、天気の回復の見込みがないことからコースが短縮されました。また、雨によって幕営地のテントの一部が水没していたことから急遽、体育館泊に変更になりました。
8月9日【大会三日目 黒岳・北鎮岳 裾合平縦走コース】
天気も回復し、予定通りの登山活動を行うことができました。道中、ダイセツトリカブトやナガバキタアザミなど、石川県では見ることのできないような植物を見ることができました。
8月10日【大会四日目 旭岳コース】
北海道とは思えないほど気温が高くなり、厚さとの戦いとなった登山でした。最後のチェックポイントで多くのチームが離脱するなか、生徒たちは最後の力をふり絞って無事に登頂することができました。山頂ではガスがかかり、展望は望めませんでしたが、下山中にはガスも晴れ北海道の雄大な景色を見ることができました。
8月11日【大会五日目 閉会式】
閉会式ではどのチームも自作の「計画書」を持参し、他校と交換していました。私たちも30冊程度準備したのですが、そのほぼすべてを交換することができました。次の大会までに他校の計画書の良いところを研究し、自分たちの計画書に反映していきたいと思います。
8月12日【移動日、北海道大学資料館見学】
フェリーまでの待ち時間に北海道大学資料館を見学しました。現地に来なければ見ることのできない資料を生徒たちは食い入るように見ていました。
8月13日【移動日】
新潟港から学校まで移動しました。濡れたテントを干したりワゴンを掃除したりと、しっかりと後片付けをして解散しました。
来年のインターハイは福岡で行われます。来年度もインターハイに参加できるように毎日のトレーニングと登山をしっかりと行っていこうと思います。
山岳・スキー部 白山登山
7月21日~22日まで白山登山に行ってきました。
1日目
テント泊のため、いつもよりも出発時間を遅くしての出発となりました。全国大会のメンバーとそれ以外のメンバーに分かれての登山活動とし、メンバーはペースを考えながら、メンバー以外は1年生のペースに合わせながら登ることができました。
南竜ヶ馬場野営場につくと、山開きしてすぐにもかかわらず、すでに多くのテントが張ってあり、白山の人気の高さがうかがえました。途中、通り雨にもあいながらもテント設営や夕食作りを手際よく進め、無事に夜を迎えられました。
2日目
この日も室堂までは分かれての登山活動としました。メンバーはエコーラインを、メンバー以外はトンビ岩コースを進みました。途中、多くの花が咲き誇っており、きれいな景色を楽しみながらの登山となりました。
室堂で合流した後、全員で山頂まで行き、その後にお池めぐりをしました。池の名称の由来や高山植物について、外部顧問の勝見先生からレクチャーがあり、生徒は「なるほど」と言いながら聞き入っていました。
昼食後の下山、メンバーはかなりのハイペースで進むことができ、室生から別当出合までわずか2時間で降りることができました。日頃から行っている朝練習の成果がしっかりと出ており、嬉しそうにしていました。1年生も自分のペースを保ちながら下山することができ、全員が病気やけがをすることなく登山を終えることができました。
山岳・スキー部 北信越大会結果報告
6月16日(金)~6月19日(日)に第35回 北信越高等学校登山大会に参加してきました。
今回の会場は福井県。新潟、長野、富山、石川、福井の5県から男女計19チームの参加となりました。「西方が岳」と「蠑螺が岳(さざえがたけ)」を登りましたが、海抜0mから登り始めるという石川県にはない環境の山でした。
惜しくも「優秀校」になることはできませんでしたが、この日に向けて努力してきた成果を出すことができたと思います以下に詳細を載せます。
大会1日目(開会式、各種審査)
開会式後、まずはテント設営審査が行われました。1チーム4人編成で行動するのですが、女子隊1名が体調不良のため欠席となり、3人でテントを張ることになりました。3人で張る練習はしたことがなかったのですが、お互いに声を掛け合い、時間内に貼ることができました。男子もかなり時間を残して張り終えることができました。その後に行われた筆記試験では、苦戦しながらも勉強した成果を出すことができました。
大会2日目(登山活動)
天気は快晴。海がスタートになった今大会。前には山、後ろには海というこれまで体験したことのない登山になりました。登山行動はすべて班行動(全チームがまとまって歩行する形態)で行われました。生徒たちは他校から遅れることなく、しっかりとした足取りで無事に登りきることができました。
宿舎に戻ってからは、生徒交流会が行われました。福井県の武生高校の生徒が司会を務めてくれて、学校の垣根をこえてわいわいと楽しそうに活動する様子が見られました。
大会3日目(伝統文化体験、閉会式)
「伝統文化体験」では若狭塗箸の制作を行いました。漆塗りの箸をやすりで少しずつ磨いていき、漆の層の下にある貝殻模様をきれいに出せるようにがんばっていました。
閉会式では審査委員長から「コロナ禍のせいで登山の技術力の低下がみられる。安全に楽しく登山を行うためにこれからも多くの技術を習得してほしい」というお話がありました。
3日間を振り返って
全体的に力不足を感じた大会でした。細かいミスが多く減点が重なってしまったので、初心にかえり勉強し直したいと思います。
女子は8月に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。
山岳・スキー部 令和5年度総合体育大会登山大会 結果
6月1日~3日にかけて令和5年度総合体育大会登山大会が行われました。
結果は… 女子 優勝! 男子 第2位!
男女ともに6月16日から富山で行われる第35回北信越高等学校登山大会(以下北信越大会)、さらに女子は8月7日から北海道で行われる第67回全国高等学校登山大会(以下全国大会)に出場を決めました!
以下、詳細です。
大会1日目(6月1日)
テント設営審査、装備審査、筆記審査がありました。テント設営審査は10分以内に正しく安全にテントを設営できるかを審査します。男子は昨年度の新人戦の時にはアジャスターにトラブルが発生したてることができませんでしたが、今年は男女とも時間内に設営することが出来ました。装備審査は審査員が指定した道具が正しい状態でザック(リュックサック)の中にしまわれているかなどを審査します。慌てることなく、指定された装備を提出することができました。今年から防水の仕方が厳格化されましたが、前日に細かくチェックを行えたため、無事に乗り切ることができました。筆記試験は気象、自然観察、救急、天気図の4種類の試験に加え、共通試験があり、一人1種類を受験しました。毎日こつこつと勉強を重ねてきたおかげで、全体的に好成績をおさめることができました。炊事審査ではこれまでの練習通り、男女とも手際よく作ることができ、おいしく食べることができました。
大会2日目(6月2日)
台風接近にともなう大雨により、登山活動が安全に行えないとの判断が下されたため、この日は中止となりました。
大会3日目(6月3日)
昨日の中止をうけ、この日に登山活動を行いました。天気は回復しており、とても歩きやすいコンディションでした。コースの一部はチーム行動(生徒たちだけで登山を行う形式)で行われたため、ペース配分や現在地の確認など、すべて自分たちで判断する必要がありました。男子は練習以上のペースで登ることができ、女子も朝練の成果を十分に発揮することができました。
今大会の反省・分析をしっかりと行い、北信越大会、全国大会に向けて練習をしていきます。
開会式 テント設営 炊事(きなこもち) 炊事(白米、スープ)
甚之助避難小屋にて 南竜分岐にて 選手交流会 表彰式1
表彰式2 表彰式3
山岳・スキー部 白山登山(甚之助避難小屋まで)
5月19日、20日に白山登山(甚之助避難小屋まで)を行いました。
今回は定期テストが終わった金曜日の午後に市ノ瀬ビジターセンターでテント泊をし、翌日に総体の会場である白山に登りました。
例年、総体の時期にはまだ残雪があることから、今季あの総体は甚之助避難小屋を少し越えたあたりまでが大会のルートになります。今年初の白山登山&初の屋外でのテント泊ということもあり、生徒たちは少し不安な面持ちでしたが、しっかりと登りきることが出来ました。以下に詳細を載せますのでご覧ください。
19日…午前中、金沢は雨でしたが市ノ瀬ビジターセンターに着くころには天気も回復し、手順を確認しながらテントを張りました。この日は小松工業高校、明倫高校、翠星高校も同じテント場に来ており、賑わっていました。夕飯の準備やテント設営など、少し段取りは悪かったのですが一人ひとりができることを探しながら一生懸命に取り組んでいました。
20日…4:30に起床し、朝食をとったのち、登山開始。本来であれば別当出合駐車場まで車で行けるのですが、シーズン前ということもあり通行禁止になっているため、市ノ瀬ビジターセンターから歩いていきました。道中は天気も良くペースを確認しながら進んでいきました。テント泊の疲れもありましたが、お互いに声をかけあいながら無事に目的地に着くことが出来ました。
総体まで残りわずかになりましたが、全員が悔いのない大会となるように取り組んでいきます。