山岳・スキー部
【山岳・スキー部】赤兎山登山
11月11日に赤兎山登山に行きました。
前回同様、熊鈴と熊スプレーを持って出発!…したのはいいのですが、今回、当初の予定では「越前甲(えちぜんかぶと)」という山に登る予定でした。しかし、越前甲への道が交通規制で通行不可との情報が入ったため、赤兎山登山に予定を変えました。赤兎山は石川県と福井県の県境にある山で、丸みを持った優しい山容で、うさぎのような形をしているためこの名前が付けられたといわれています。駐車場についてみると心配していた雲もなく、さわやかな秋の天気となりました。赤兎山は比較的、歩行距離が短いため、今回はその先にある避難小屋まで行きました。特徴的な赤い屋根の避難小屋付近で昼食を食べた後、ぬかるみに気をつけながらの下山となりました。登山者も多く、あいさつを交わしながらのんびりした登山となりました。
【山岳・スキー部】鈴ヶ岳登山
11月4日に鈴ヶ岳登山に行きました。
鈴ヶ岳は石川県加賀市と小松市との県境に位置する山で、大日山の北側に位置し、大日岳へ縦走する登山者が通る山です。大日山まで行く予定を立てていましたが、天気予報では午後から雨となっていたため、進捗具合を見ながらの登山となりました。
登山道は落ち葉や腐葉土が重なり、柔らかく歩きやすい道でした。今回は顧問1名の他に、本校の外部指導員も同行しての登山ということもあり、道中では様々な植物の解説や、歩行技術の指導を行いながらのんびりと進んでいきました。色鮮やかな紅葉の中、秋を感じながらの登山となりました。
鈴ヶ岳の山頂につくと少し雲がでてきたことから、大日山に向かう手前にある「カタクリ小屋」で昼食をとり、下山しました。
本校では熊対策として、熊鈴の着用および熊スプレーを持参しての登山を行っております。「動物たちの生活圏に人がお邪魔している」ということを全員で共通理解し、今後も登山活動を行ってまいります。
【山岳・スキー部】金沢マラソンボランティア
10月29日に行われた金沢マラソンにボランティアとして参加してきました。
前日は大雨でしたが、当日は晴れ!学校に集合した後、ボランティア場所に向かいました。今年は昨年度と同様、給水係としてランナーの方に水を配るという仕事内容でした。今年はJRC部(本校のボランティア部)と一緒の班分けになり、部活動の垣根を越えてお互いに声を掛け合う姿も見られました。皆で協力し、無事に役割をこなすことができました。
【山岳・スキー部】医王山登山
10月9日に医王山に行ってきました。
今回は石川県立金沢泉丘高校(以下:泉丘)の女子生徒と本校の女子生徒で活動を行いました。
今回、初めて合同での登山ということで、生徒たちも楽しみにしていました…が、当日はあいにくの天気。「せめて三蛇ヶ滝までは行こう」ということで小雨の降る中、歩いてきました(三蛇ヶ滝まではほぼ砂利や岩の登山道であり、起伏が少ないため歩けると判断)。道中、サンショウウオ(のような生物)も見ることができ、無事に全員で三蛇ヶ滝で記念撮影をすることができました。
その後、二水高校に戻り、昼食づくり。二水は「生ハムとクリームチーズのクレープ+ホットケーキ」、泉丘は「とり野菜味噌うどん」を作り、お互いに交換しながら楽しそうに食事をしていました。
現在、県内では二水と泉丘しか女子生徒がいないため今後も力を合わせて楽しく登山を行っていきたいです。
【山岳・スキー部】新人大会
9月14日から16日に令和5年度石川県高等学校新人体育大会が富山県の立山山系にて行われました。
結果は女子 優勝 男子6位でした。
以下は大会1日目~3日目の様子です。
大会1日目
今年は立山に登るため、国立立山青少年自然の家が拠点となりました。開会式では本校の部長の生徒が選手宣誓を行いました。この日はテント設営審査、筆記審査、調理審査と3つの審査を終え、テントで宿泊しました。
大会2日目
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂まで行きました。登山活動のスタート地点である室堂は標高約2450mというかなり標高の高いところにあります。今回はすべての行動を隊行動(全員が一列になって進む)ということもあり、前の学校や仲間から離されすぎないように進みました。急登では少し離されたところもありますが、休憩地点では笑顔でチームメイトと情報交換をしている姿が見られました。
雷鳥沢キャンプ場手前では天気も回復してきて、日の光に誘われるように出てきた雷鳥の姿も見ることができました。
大会3日目
結果発表および閉会式が行われました。女子は男子チームを含めた中でも筆記点、総合点が1位であり、努力の成果が十分に発揮できていました。男子は体調不良の生徒が出てしまったことなどからあまり点数をのばすことができませんでした。
今回の結果を分析し、これからの登山活動につなげていきます。
山岳・スキー部 全国大会
8月6日~10日に北海道旭川市で行われた令和5年度全国高等学校総合体育大会登山大会 第67回全国高等学校登山大会に参加してきました。結果は43チーム中、34位でした。目標であった20位代前半には入れなかったものの、今回一番力を入れていた「体力」と「歩行技術」については、いずれも満点であり、これは全チームでみても8チームしか達成できていない記録です。特に2日目は出走順が早かったこともありますが、トップでゴール地点までたどり着いたことからも全国の中でもトップクラスの体力があったことがうかがえます。総体以降、毎日繰り返した朝練の成果を出すことができました。以下、詳細です。
8月4日【移動日】
5:00に学校を出発し、新潟港まで移動。フェリーにて小樽港に向け出発。
8月5日【イチャンコッぺ山登山】
4:30に小樽港に着いたのち、支笏湖にある「イチャンコッぺ山」に登ってきました。曇天でいつ雨が降ってもおかしくはない天気でしたが、無事に登頂することができました。
8月6日【監督・リーダー会議】
旭川の旭川市民文化会館 で行われた監督リーダー会議に監督とリーダーである生徒(1名)で参加しました。参加した生徒は「たくさん生徒がいて驚いた。明日から始まると思うと緊張する。」と胸の内を話してくれました。
8月7日【大会1日目 筆記試験、筆記審査】
開会式では4年ぶりに「歓迎セレモニー」が行われ、北海道旭川東高等学校音楽部高校の生徒たちの素晴らしい合唱と、幕営地である東川町の見どころが話されました。その後の筆記試験では各自、今まで勉強してきたことを少しでも発揮できるように頑張っていました。
8月8日【大会2日目 上ホロ十勝岳縦走コース】
あいにくの荒天。登り始めは良かったのですが、天気の回復の見込みがないことからコースが短縮されました。また、雨によって幕営地のテントの一部が水没していたことから急遽、体育館泊に変更になりました。
8月9日【大会三日目 黒岳・北鎮岳 裾合平縦走コース】
天気も回復し、予定通りの登山活動を行うことができました。道中、ダイセツトリカブトやナガバキタアザミなど、石川県では見ることのできないような植物を見ることができました。
8月10日【大会四日目 旭岳コース】
北海道とは思えないほど気温が高くなり、厚さとの戦いとなった登山でした。最後のチェックポイントで多くのチームが離脱するなか、生徒たちは最後の力をふり絞って無事に登頂することができました。山頂ではガスがかかり、展望は望めませんでしたが、下山中にはガスも晴れ北海道の雄大な景色を見ることができました。
8月11日【大会五日目 閉会式】
閉会式ではどのチームも自作の「計画書」を持参し、他校と交換していました。私たちも30冊程度準備したのですが、そのほぼすべてを交換することができました。次の大会までに他校の計画書の良いところを研究し、自分たちの計画書に反映していきたいと思います。
8月12日【移動日、北海道大学資料館見学】
フェリーまでの待ち時間に北海道大学資料館を見学しました。現地に来なければ見ることのできない資料を生徒たちは食い入るように見ていました。
8月13日【移動日】
新潟港から学校まで移動しました。濡れたテントを干したりワゴンを掃除したりと、しっかりと後片付けをして解散しました。
来年のインターハイは福岡で行われます。来年度もインターハイに参加できるように毎日のトレーニングと登山をしっかりと行っていこうと思います。
山岳・スキー部 白山登山
7月21日~22日まで白山登山に行ってきました。
1日目
テント泊のため、いつもよりも出発時間を遅くしての出発となりました。全国大会のメンバーとそれ以外のメンバーに分かれての登山活動とし、メンバーはペースを考えながら、メンバー以外は1年生のペースに合わせながら登ることができました。
南竜ヶ馬場野営場につくと、山開きしてすぐにもかかわらず、すでに多くのテントが張ってあり、白山の人気の高さがうかがえました。途中、通り雨にもあいながらもテント設営や夕食作りを手際よく進め、無事に夜を迎えられました。
2日目
この日も室堂までは分かれての登山活動としました。メンバーはエコーラインを、メンバー以外はトンビ岩コースを進みました。途中、多くの花が咲き誇っており、きれいな景色を楽しみながらの登山となりました。
室堂で合流した後、全員で山頂まで行き、その後にお池めぐりをしました。池の名称の由来や高山植物について、外部顧問の勝見先生からレクチャーがあり、生徒は「なるほど」と言いながら聞き入っていました。
昼食後の下山、メンバーはかなりのハイペースで進むことができ、室生から別当出合までわずか2時間で降りることができました。日頃から行っている朝練習の成果がしっかりと出ており、嬉しそうにしていました。1年生も自分のペースを保ちながら下山することができ、全員が病気やけがをすることなく登山を終えることができました。
山岳・スキー部 北信越大会結果報告
6月16日(金)~6月19日(日)に第35回 北信越高等学校登山大会に参加してきました。
今回の会場は福井県。新潟、長野、富山、石川、福井の5県から男女計19チームの参加となりました。「西方が岳」と「蠑螺が岳(さざえがたけ)」を登りましたが、海抜0mから登り始めるという石川県にはない環境の山でした。
惜しくも「優秀校」になることはできませんでしたが、この日に向けて努力してきた成果を出すことができたと思います以下に詳細を載せます。
大会1日目(開会式、各種審査)
開会式後、まずはテント設営審査が行われました。1チーム4人編成で行動するのですが、女子隊1名が体調不良のため欠席となり、3人でテントを張ることになりました。3人で張る練習はしたことがなかったのですが、お互いに声を掛け合い、時間内に貼ることができました。男子もかなり時間を残して張り終えることができました。その後に行われた筆記試験では、苦戦しながらも勉強した成果を出すことができました。
大会2日目(登山活動)
天気は快晴。海がスタートになった今大会。前には山、後ろには海というこれまで体験したことのない登山になりました。登山行動はすべて班行動(全チームがまとまって歩行する形態)で行われました。生徒たちは他校から遅れることなく、しっかりとした足取りで無事に登りきることができました。
宿舎に戻ってからは、生徒交流会が行われました。福井県の武生高校の生徒が司会を務めてくれて、学校の垣根をこえてわいわいと楽しそうに活動する様子が見られました。
大会3日目(伝統文化体験、閉会式)
「伝統文化体験」では若狭塗箸の制作を行いました。漆塗りの箸をやすりで少しずつ磨いていき、漆の層の下にある貝殻模様をきれいに出せるようにがんばっていました。
閉会式では審査委員長から「コロナ禍のせいで登山の技術力の低下がみられる。安全に楽しく登山を行うためにこれからも多くの技術を習得してほしい」というお話がありました。
3日間を振り返って
全体的に力不足を感じた大会でした。細かいミスが多く減点が重なってしまったので、初心にかえり勉強し直したいと思います。
女子は8月に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。
山岳・スキー部 令和5年度総合体育大会登山大会 結果
6月1日~3日にかけて令和5年度総合体育大会登山大会が行われました。
結果は… 女子 優勝! 男子 第2位!
男女ともに6月16日から富山で行われる第35回北信越高等学校登山大会(以下北信越大会)、さらに女子は8月7日から北海道で行われる第67回全国高等学校登山大会(以下全国大会)に出場を決めました!
以下、詳細です。
大会1日目(6月1日)
テント設営審査、装備審査、筆記審査がありました。テント設営審査は10分以内に正しく安全にテントを設営できるかを審査します。男子は昨年度の新人戦の時にはアジャスターにトラブルが発生したてることができませんでしたが、今年は男女とも時間内に設営することが出来ました。装備審査は審査員が指定した道具が正しい状態でザック(リュックサック)の中にしまわれているかなどを審査します。慌てることなく、指定された装備を提出することができました。今年から防水の仕方が厳格化されましたが、前日に細かくチェックを行えたため、無事に乗り切ることができました。筆記試験は気象、自然観察、救急、天気図の4種類の試験に加え、共通試験があり、一人1種類を受験しました。毎日こつこつと勉強を重ねてきたおかげで、全体的に好成績をおさめることができました。炊事審査ではこれまでの練習通り、男女とも手際よく作ることができ、おいしく食べることができました。
大会2日目(6月2日)
台風接近にともなう大雨により、登山活動が安全に行えないとの判断が下されたため、この日は中止となりました。
大会3日目(6月3日)
昨日の中止をうけ、この日に登山活動を行いました。天気は回復しており、とても歩きやすいコンディションでした。コースの一部はチーム行動(生徒たちだけで登山を行う形式)で行われたため、ペース配分や現在地の確認など、すべて自分たちで判断する必要がありました。男子は練習以上のペースで登ることができ、女子も朝練の成果を十分に発揮することができました。
今大会の反省・分析をしっかりと行い、北信越大会、全国大会に向けて練習をしていきます。
開会式 テント設営 炊事(きなこもち) 炊事(白米、スープ)
甚之助避難小屋にて 南竜分岐にて 選手交流会 表彰式1
表彰式2 表彰式3
山岳・スキー部 白山登山(甚之助避難小屋まで)
5月19日、20日に白山登山(甚之助避難小屋まで)を行いました。
今回は定期テストが終わった金曜日の午後に市ノ瀬ビジターセンターでテント泊をし、翌日に総体の会場である白山に登りました。
例年、総体の時期にはまだ残雪があることから、今季あの総体は甚之助避難小屋を少し越えたあたりまでが大会のルートになります。今年初の白山登山&初の屋外でのテント泊ということもあり、生徒たちは少し不安な面持ちでしたが、しっかりと登りきることが出来ました。以下に詳細を載せますのでご覧ください。
19日…午前中、金沢は雨でしたが市ノ瀬ビジターセンターに着くころには天気も回復し、手順を確認しながらテントを張りました。この日は小松工業高校、明倫高校、翠星高校も同じテント場に来ており、賑わっていました。夕飯の準備やテント設営など、少し段取りは悪かったのですが一人ひとりができることを探しながら一生懸命に取り組んでいました。
20日…4:30に起床し、朝食をとったのち、登山開始。本来であれば別当出合駐車場まで車で行けるのですが、シーズン前ということもあり通行禁止になっているため、市ノ瀬ビジターセンターから歩いていきました。道中は天気も良くペースを確認しながら進んでいきました。テント泊の疲れもありましたが、お互いに声をかけあいながら無事に目的地に着くことが出来ました。
総体まで残りわずかになりましたが、全員が悔いのない大会となるように取り組んでいきます。
山岳・スキー部 鞍掛山登山
5月5日(金)に鞍掛山登山を行いました。
鈴ヶ岳登山のため、登山道の横にある駐車場に向け走っていると対向車が来ました。「こんな時間に下山者がいるなんて珍しいな」と思っていると、私の車の横で停止し、運転手の男性から「登山道の入り口に熊がいるから気をつけて」との情報がありました。すぐに鈴ヶ岳登山を中止にし、鞍掛山登山に変更。鞍掛山は多くの登山ルートがあり、短時間で登れるコースを選び登山開始。川沿いに進みながら急登を登り、無事に山頂に行けました。山頂付近の避難小屋あたりには多くの登山者がおり、にぎわっていました。獅子岩や鶴ヶ滝に立ち寄ることもできたので充実した登山になりました。
(もしものために熊撃退スプレーを持参していますが、今後も使用することがないように安全に最大限の配慮をして活動を行っていきます。)
山岳・スキー部 テント泊練習+口三方岳登山
今年度も山岳・スキー部をよろしくお願いします。
さて、新型コロナウイルに対して様々な機関で規制が緩和されてきており、石川県高等学校体育連盟登山専門部の方でも規制緩和の方向に進んでおります。その1つとして登山合宿における宿泊についての緩和がありました。緩和に伴い本校でも4月よりテント泊の練習を開始しました。4月7、8日、14、15日、21、22日に学校内のガレリアにテントを張り一夜を過ごしました。回数を重ねるごとに炊事やテント内の整理整頓などの手際がよくなっており、生徒も自信をつけていました。
22日はそのまま「口三方岳」に登山に向かいました。以下は今年初登山の様子ですのでご覧ください。
22日は起床後、朝食を作りそのまま口三方岳へ。上り初めに急登がありましたが、生徒たちは冬場のトレーニングのおかげで無事に登ることができました。多くの花が咲いており春の訪れを感じながらの登山となりましたが、半分ほど登ったあたりから残雪が現れ、一気に冬の装いに。山頂に向かうにつれ残雪が多くなってきたことから、登頂目前ではありましたが引き返すことを決め、下山を開始しました。下山後は河原で昼食を作り、無事に帰路につくことができました。
山岳・スキー部 令和4年度総合体育大会登山大会 結果報告
山岳・スキー部 総合体育大会登山大会 結果報告
6月2日、3日に令和4年度石川県高等学校総合体育大会登山大会が行われました。結果は…
女子 優勝!! 男子 第3位!
女子は6月18日から富山で行われる第34回北信越高等学校登山大会(以下北信越大会)、および8月2日から香川県で行われる第66回全国高等学校登山大会(以下全国大会)に出場、男子は北信越大会に出場を決めました!
大会1日目、2日目の様子は以下の通りです。
大会1日目はテント設営審査、装備審査、筆記審査がありました。テント設営審査は10分以内に正しく安全にテントを設営できるかを審査します。当日の朝もぎりぎりまで設営練習を行い、調整をしました。そのがんばりの結果、無事に設営することができました。装備審査は審査員が指定した道具が正しい状態でザック(リュックサック)の中にしまわれているかなどを審査します。慌てることなく、指定された装備を提出することができました。筆記試験は気象、自然観察、救急、天気図の4種類の試験に加え、共通試験があり、一人1種類を受験しました。試験直後、生徒は難しかったと言っていましたが、「明日の登山で巻き返そう!」と部長から全員に向けて声掛けがあり、一同、気持ちを切り替えることができました。
大会2日目は奥獅子吼山に登りました。
今年のコースの一部はチーム行動(生徒たちだけで登山を行う形式)で行われたため、ペース配分や現在地の確認など、すべて自分たちで判断する必要がありました。下山後、生徒たちは「練習で登ったときにうまくいかなかったところは、改善して登ることができました」と言ってくれました。
今大会の反省・分析をしっかりと行い、北信越大会、全国大会に向けて練習をしていきます。
山岳・スキー部 奥獅子吼山登山②
5月28日に奥獅子吼山に行ってきました。
6月2日、3日に行われる「総合体育大会登山大会」(以下、総体)で登る山のため、2週連続となりました。前回は現在地を地図で特定する練習を行い、今回は特区(到着タイムで順位が付く期間)をメンバーが本番さながらに進みました。男女ともチームで話しながら登ることができました。
順調に登っていると…御堂山をすぎたあたりで大きな猿と子猿の計4匹に遭遇!大きな猿がこちらに向かってくるように歩いてきたため、いったん引き返し、顧問が再び確認しにいくと登山道の真ん中に座り、こちらを見ていました。その後、もう一度引き返してから顧問が様子見に行くと今度は茂みの中からこちらの様子をうかがっていました。あまり人を恐れていない様子と体の大きさから、襲われる可能性があったため引き返すことを決定。予定よりも早く帰路につきました。今回のようなことは稀ですが、今後も安全を最優先に登山を行っていきます。
今回で総体前、最後の登山となりました。目標は男女とも優勝し、全国大会へ進むことです。全力を出し尽くしてきますので、応援よろしくお願いします。
山岳・スキー部 奥獅子吼山登山
5月22日(日)に奥獅子吼山に行ってきました。
奥獅子吼山は今年度の総体が行われる山です。今回は読図(現在地がどこかを地図上で確認すること)をメインに登山を行いました。3年生は複雑な地点でもお互いに周りの風景や歩いた道から、現在地を上手に特定することができていました。
山岳・スキー部 医王山登山(1年生初登山)
5月9日(月)に医王山に行ってきました。今回は1年生9名、3年生4名と、1年生をメインに登山を行いました。当日は少し肌寒かったですが、最近は晴れていた日が多かったため、登山道の大部分は乾いており、とても歩きやすかったです。コースも急登を避け、医王山ビジターセンターから大沼を周遊する道のりにしたため、気持ちよく歩くことができました。3年生もしっかりと1年生をサポートしている姿が見られ、頼もしく感じた登山でした。
山岳・スキー部 医王山登山
4月30日(土)に医王山に行ってきました。
前日の雨で日陰の部分はぬかるみがあり、今年の大雪で倒木が多くなっていました。途中でお会いした登山者の方と「あっちの道は〇〇だから気をつけて」、「ここは冬には木のてっぺんまで雪があったんだよ」と交流をしながらゆったりと登山することができました。今回は1年生2名が初参加しましたが、先輩に遅れることなく、景色を楽しみながら登りきることができました。
山岳・スキー部 初登山(大倉岳)
4月24日(日)に大倉岳に行ってきました。
大倉岳は白山市と小松市の境に位置し、登山口の尾小屋町は、かつて銅鉱山の町として栄えていました。登山口のすぐ横には「尾小屋鉱山資料館」もや「ポッポ汽車展示館」などもあり、帰りには多くの車が止まっていました。
今年度初登山ということもあり、少しゆっくりとしたペースで登り始めました。周りには色とりどりの花やフキノトウが咲き、小鳥のさえずる声を聴きながら順調に進むことができ、予定よりも早く山頂につくことできました。帰りはスキー場の斜面を下り、無事大倉岳を周回することができました。
山岳・スキー部 白山登山
10月24日(日)に白山登山を行いました。
初冠雪の報道から1週間たっていたため、「雪の状況次第では途中で引き返す」と確認した後、登山開始。見事な秋晴れで登山者も多く、道中では「高校生か、がんばっているね」と声をかけていただくことが多数ありました。
甚之助避難小屋手前あたりから次第に積雪が見られたため、通常よりも歩行速度を落としてゆっくりと慎重に進みました。進行速度が遅くなったため、山頂まで行く予定を変更し室堂まで進んだところで下山を決めました。生徒たちは目の前に見える山頂に後ろ髪をひかれていましたが、「より安全に下山することが一番大切」ということを理解してくれていたため、すぐに気持ちを切り替えて下山に向かうことができました。
来年度、再び白山に挑みたいと思います。
山岳・スキー部 新人戦結果報告
9月16日、17日に令和3年度石川県高等学校新人体育大会が石川県立青年自然の家と奥獅子吼山にて行われました。
結果は…
女子優勝 男子5位
コロナウイルス蔓延防止の観点から活動日が制限され、思うように準備が進みませんでした。しかし、そんな中でも2年生が主体となり、男女力を合わせて大会当日を迎えることができました。大会中も登山競技を楽しみながら他校と競うことができました。次の大会に向け、今回の大会をしっかりと振り返り、生かしていきたいと思います。
以下は1日目、2日目の大会の様子です。
大会1日目
この日はテント設営、装備審査、各種インスペクションが行われました。
テント設営ではしっかりと練習の成果をだすことができ、男女ともに満点の評価となりました。しかし、装備審査では防水するための袋に穴が開いてたり、必要な装備が取り出せなかったりと細かな点での減点がありました。インスペクションでもケアレスミスが多く、生徒は悔しい表情をしていました。
大会2日目
空模様が心配されていましたが、登山活動中は雨にあたることはありませんでした。男女とも、隊行動(ほかの学校と一緒になって登山を行う行動)では、全体のペースから遅れることなく歩くことができました。スズメバチの発生によってルートが変更になり、御堂山の後に奥獅子吼山ではなくスカイ獅子吼に向かいました。日ごろの練習登山では奥獅子吼山には何度も登りましたが、スカイ獅子吼は今回が初めて。展望台に上ると眼下には扇状地が広がっており、生徒たちはそんな景色に気分をリフレッシュさせていました。