日々の活動より
第34回 邑中祭
第34回邑中祭が開催されました。
例年に比べ、準備期間が短く、壁画制作や合唱コンクールの練習に要する時間が限られた中での準備でしたが、どの学年もこの日に向け、一生懸命に取り組んできました。また、生徒会が掲げるテーマ「Star Smile ~輝け、俺の一番星~」の言葉どおり、一人一人の笑顔が輝いた一日でした。
開会式後、体育館に飾られた壁画発表では、どのような思いで制作にあったのか、代表者が思いを込めて解説しました。1年生はこれから始まる中学校生活に期待を込めて、2年生は「わく・ワーク体験」を通して得た貴重な経験について、3年生は中学校生活の思い出とこれからの未来に思いを馳せて、それぞれベニヤ板2枚分の大きさに、ちぎり絵の手法を使って表現されたものです。これらの作品は、これから1年間、校内の随所に展示されます。
続いて、学級の予選を経て選ばれた各学年2名の代表者によるスピーチコンテストが行われました。自分の経験をもとに力強く訴えかけるスピーチに、会場の審査員はじめ聴衆が引き込まれる素晴らしいスピーチでした。
その後、校区の邑知小学校、余喜小学校の5,6年生による合唱、そして、本校生徒による各学年の合唱が披露されました。曲想を思い描きながらの美しいハーモニーに見にこられた会場の皆さんから、盛大な拍手をいただきました。
そして、午前の部最後は、本校吹奏楽部による演奏です。「トトロのテーマ曲」など、親しみやすい曲が演奏され、軽快なリズムに会場全体が拍手で応援する和やかなステージとなりました。
昼食時間には、生徒会委員会やPTAが飲食コーナーやゲームコーナーを開き、地域の方々も一緒に楽しい一時を過ごしました。
午後は生徒会が中心となって、有志ステージや全体レクリエーションなどが行われ、学校全体で盛り上がった思い出に残る邑中祭となりました。
いしかわ道徳教育推進事業発表会
秋晴れのお天気となったこの日、本校は、「いしかわ道徳教育推進事業推進校」として、これまで取り組んできたことを発表する会が行われました。研究主題を「豊かな心で、伝え合い、認め合い、高め合う生徒の育成」とし、小規模校である特色を生かして、道徳の授業を全て担任と副担任の二人体制で行う研究を進めてきました。当日の授業では、各学年が、それぞれのテーマに沿って率直に意見を述べ合う姿や、ゲストティーチャーの話を真剣に聴く姿が見られました
3年生 保育所訪問
3年生が家庭科の授業の一環として、邑知保育所を訪問しました。保育園児たちは中学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんの訪問に大喜びで、家庭科の授業で作成したおもちゃを使って一緒に遊びながら楽しい一時を過ごしました。
体育祭
この日、夏休みの間から準備を進めてきた体育祭が開催されました。
全校が赤・青・黄団に分かれ、各委員会が企画した玉入れやぞうきんリレーなどの種目を競い合いました。どの団も、団長を中心に一つにまとまり、競技に応援に、熱戦を繰り広げました。最後は全校で円陣を組み、声を掛け合い大いに盛り上がりました。3年生にとって思い出に残る体育祭となりました。
ジャパンテント 7人の留学生が来校
8月24日(金)羽咋市教育委員会生涯学習課のお世話で、ジャパンテントに参加した7人の留学生が本校にやってきました。台風20号の影響で開催が危ぶまれましたが、本校での活動は、無事予定通り行うことができました。
まず、9時過ぎに邑知中学校に到着した留学生を本校の3人のアテンダントが中心となって出迎えました。
この日の訪問では、日本の武道に触れ、実際に体験してみることで少しでも日本の文化に親しんでもらおうと弓道部、柔道部、剣道部の部員が日頃の練習の様子に英語の説明を加えながら紹介しました。その後、この日に向けて練習に取り組んだ「余喜豊穣太鼓」のメンバーが力強い太鼓演奏を披露してくれました。
弓道部では、張り詰めた空気の中、代表生徒による模範演技が披露されました。その後、留学生一人一人に部員がつき、弓の引き方を指導していました。
剣道部でも、まずは部員による迫力ある打ち込みの練習を見てもらい、その後、竹刀を手にして「面」「胴」「小手」の技を体験してもらいました。留学生は「物(この場合は竹刀)」で人を叩くことなど、経験がないことなので、遠慮気味にそーっと打っていましたがとても楽しそうでした。
柔道部では、体格差をものともせずに小柄な生徒が大きな生徒を投げるなど、趣向を凝らした練習を披露しました。その後、数人の留学生に柔道着を着てもらい実際に技の練習をしました。生徒たちは柔道着の着方や技のかけ方などを何とか伝えようと精一杯頑張っていました。
そして最後の「余喜豊穣太鼓」では、食堂に響き渡る大迫力の演奏が披露されました。演奏してくれたメンバーは、小学生の時に練習して以来久々の演奏だったそうですが、JAPAN TENTでの演奏が決まってから、猛練習をしてこの日に備えてくれました。その後、留学生の皆さんは2台の太鼓に分かれて、「オオバイ」の一部を練習しました。予定の時間になっても、なかなか太鼓の前を離れられず、気に入っていただけた様子でした。
すべての体験プログラムが終わってから、参加した部員との交流会が行われました。お互いに英語と日本語を使って、質問したり思いを伝えたりと楽しそうに交流している様子が見られました。