新規日誌1
祝辞の解説
私が卒業生に向けて読んだ祝辞に、
アブラムシの事を書きました。
その元になった観察記録があります。
以前紹介しましたが、再度、一文と共に紹介します。
~~~~祝辞の一部~~~~
ある日、百匹ほどのアブラムシの群れを見つけました。
しばらくすると、その群れの前に敵が現れました。
敵は、無抵抗のアブラムシを食べ、成長していきました。
群れの全滅も時間の問題かと思われたその時、
一匹の若いアブラムシが抵抗したのです。
敵がその若者に襲いかかろうとした時、
若者は甘露という液体を出し、敵に向けました。
すると、敵は怯みました。
その数分後、甘露の匂いに誘われてか、
何処からともなく小さなハチが飛んできて、
そのハチが敵を退治したのです。
~~~~~~~~~~~~~
敵は誰か?
クロヒラタアブという小さなアブの幼虫です。
ヒラタアブの幼虫は、テントウムシと共に、
生き物農薬として使われる、
アブラムシ駆除のスペシャリストです。
甘露とは?
アブラムシのオシッコです(笑)
美味しいらしく、アリがよく舐めに来ます。
その代わりアリがアブラムシを天敵から守ってくれます。
アブラムシの天敵の天敵が好む味になっているようです。
通常は、甘露を出すと後足で直ぐに弾いてしまうのですが、
アリが舐めに来た時や、今回のように防御態勢を取る時には
お尻に付けたままにしているのでしょう。
ハチの正体は?
分かりません。
私は、ヒメコバチの一種だと思っています。
祝辞内で説明できなかったので、
こちらで説明させていただきました(笑)
それを見た私の感想です。
~~~~祝辞の一部~~~~
私は驚きました。それと同時に教えられました。
「困難には立ち向かわないといけない。」という事を。
あの若いアブラムシが無抵抗のまま食べられていたら、
群れは全滅していたかもしれません。
諦めずに、「匂い」で協力者を呼び、そして全滅をまぬがれたのです。
~~~~~~~~~~~~~
そして卒業生に送りたい想いを書きました。
~~~~祝辞の一部~~~~
皆さんも、困難に立ち向かえる強い心を持ってください。
困難にぶつかった時には、本気で立ち向かってください。
ですが、自分一人ではどうにもならない事も多々あるでしょう。
アブラムシは匂いを使ってハチを呼びましたが、
人には言葉があります。
まずは、身近に居る人に相談する事です。
そして、困難を乗り切ると、きっと素敵な未来が待っています。
青春の真っ赤な血を燃やし、中学生活を、思いっきり楽しんでください。
~~~~~~~~~~~~~
名言が生まれました(笑)
「人には言葉がある!」
悩み事が有れば一人で抱え込まないでください。
抱え込んでも良い事はございません。
身近な人に、小さなことでもいいから相談する事で、
何かが始まります。少しでも前に進めます。
私自身、今年度会長をさせていただき、
多くの方に支えていただきました。
雑談から始まる相談。
たわいのない話。
執行部の仲間で、面白おかしくも
行事等について色々と話し合いました。
教頭先生や校長先生とも話し合いました。
各部会では、それぞれの担当の先生方と
相談を重ねていったことでしょう。
今回祝辞を考える時も、一人では全く思い浮かばず、
卒業式間近になり、どうしようと思いました。
親睦会を兼ねた来年度への引継ぎ会が一つの起点になり、
数名に相談しました。
相談した方々からは一様に「生き物ネタで」
という答えが返ってきました。
そこから筆は進み、卒業式に間に合いました。
そして、名言と言えば、以前紹介した
「青春の真っ赤な血を燃やせ!」
30年経った今でも、色あせる事はありません。
私が6年生の頃に聞いたこのフレーズを最後に入れました。
来賓席にて、大変喜んでいただいた方が居りました。
私は、心の中でガッツポーズをしました(笑)
春の訪れ
ヒキガエルが産卵のために水場に集まってきていました。が、
今日はオスしか確認できませんでした。
昨年は卒業式前日に産卵を確認しましたので、
来週中頃にはメスもやってくるでしょう。
空を見上げると、冬の星座も西の空に。
もう、すっかり春ですね。
健康教室
クラブパレットの西田健一氏を講師に招き
健康教室「健康寿命をのばそう」が七塚小にて開催されました。
昨年度は「笑いヨガ」で、今年度は「健康寿命」。
健康が気になる年回りですから、自然と健康関連のお題になってくるのでしょうか?
長寿大国ニッポン。私は子供の頃「長生きは良いな。」と思いました。
「私も長生きするぞ!」と思いました。
それは健康が前提での長生きです。
大人になるにつれ、介護を間近で見るようになると、
「寝たきりになったら長く生きたくないな。」
と思うようになりました。
寝たきりにならないようにするためには、
動ける今から、ちょっとの努力を意識をもって毎日積み重ねる事が必要です。
というようなお話でした。
「調身 調息 調心」という言葉を教えていただきました。
良い姿勢を毎日キープする事。
意識をもって良い姿勢で毎日生活するだけでも
健康寿命は長くなりそうな気がします。
ポイントは、継続できる程度の運動を毎日続ける事です。
レプトケファルスから祖父
ウナギの稚魚もそう呼ばれている。
4年生の国語の教科書に、
ウナギがどこからやって来るのか調べた記録の読み物がある。
音読を聞いている時に、
「ウナギはマリアナ海溝から云々」と聞いてつい反応した。
マリアナと聞くと何故か太平洋戦争を思い浮かべてしまう。
マリアナ沖海戦に衝撃を受けたからだと思うが。
太平洋戦争といえば、私の亡き祖父も南方へ行き無事帰ってきた。
(祖父も祖母も太平洋戦争とは言わず、大東亜戦争と言っていた)
私が小学生の頃(戦後40年くらい)、
戦地でどんな戦闘をしていたのか祖父に良く聞いたものである。
だが、聞けども聞けども戦闘の話は出てこない。
行った場所はクサイ島(現ミクロネシア連邦・コスラエ島)という島だとか、
イモなどの作物を作ったり、果物や小動物を採ったり、
自分たちで掘った穴の中(トーチカや壕)で暮らしていた事や、
たまーに艦砲射撃が来るが、そんなもので死ぬ者はほとんどいなかった。
死因は病死や餓死がほとんどや。等々。
戦争=戦闘のイメージが強かったので、当時とても不思議だった。
穴も、落とし穴のような縦穴を想像したものだ。
少し前に祖父の軍の履歴書を見つけたのでちょっと調べてみた。
その履歴書を見ていると、頻繁に宇品港という港の名前が出てくる。
(宇品港とは広島県の港の一つで、原爆の爆心地からもわりと近い)
宇品港から沢山の日本の若者たちが戦地へ運ばれていったのだろうと想像する。
昭和18年9月に臨時招集がかかり、その20日後には
中継地点のポナペ島(現ミクロネシア連邦・ポンペイ島)に到着。
えらい早い移動だな。と思ったら日本軍はとても急いでいたらしい。
(到着日から、この移動は丁輸送作戦と言われている移動と思われる。)
当時最前線だったタラワ・マキン環礁に米軍が上陸したため、
逆上陸部隊(甲支隊)として緊急輸送をしたらしい。
が、間に合わずにポナペ島に留まる事に。
他にも似たような部隊がポナペ島に集結したために
当初の目的は止めて、付近の島々に守備隊として配置。
ここが運命の分かれ道でした。
ポナペ島に残る部隊の他はクェゼリン環礁やミリ環礁へ。
そして祖父はクサイ島へ。
(のちにクェゼリンは玉砕し、ミリは作物が育つ土地ではなく餓死者続出)
幸い、クサイ島は食べ物が豊富にあり、土地もありました。
そして、戦力も整っていたからか、
作戦上ほっといても良かったからか分かりませんが、
米軍は飛び石作戦にてクサイ島へは上陸しませんでした。
飛び石作戦にて補給路が絶たれても
クサイ島は自活(自給自足)ができるので
沢山の日本兵が生き延びました。
祖父が言ってた事そのままだ。と思いました。
この島々を飛ばして、
主要滑走路を壊しながらマリアナ沖へ進軍していったのでしょう。
マリアナ沖海戦後、グアム・サイパンを落とされペリリュー、硫黄、沖縄へ・・・。
そういえば、じいちゃん畑でイモ作るの上手やったな~。
役員会
出席された、会長さん、家庭教育委員さん、ありがとうございました。
そして今日は、外小PTA執行部の役員会と常任委員会が行われました。
全国版ニュースにて、かほく市の風速が出るほどの荒れ模様の中、
出席いただき有難うございました。
常任委員の皆様は、これが最後の常任委員会となりました。
一年間ありがとうございました。
執行部の皆さんは来年度の執行部の方々との引継ぎが待っております。
残りわずかですが、PTA一同気を引き締めて最後まで頑張ります。
一年間長いようで短かったと思えた仲間たちです。
お互い、支え合い助け合いの気持ちで楽しく活動ができました。
色々と意見が言い合える関係が良かったと思っています。
積極的な方ばかりで私も大変助けていただきました。
有難うございました。
★入学式より
令和三年四月七日撮影
校名板を取り付けました。
平成五年三月三十一日に寄贈されたものです。
FAX:076-283-4321
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