校長室より「おこらいえ」

生成AIを学びました

219日目

 

「生成AIにおける日本の教育現場の今とこれから」

Google For Education の日本総括 小出 泰久 氏から

お話を聞く機会をいただきました

変動性 不確実性 複雑性 曖昧性 の時代を生き抜くための

力強いご講演をいただきました

 

続いて活用支援をしていらっしゃる上原 玲 氏から

AIとは?

 人間の知能を模倣するよう訓練されたコンピュータ

 AIは第一世代から順に

 「考えるのが早いAI」

 「ものしりなAI」

 「データから学習するAI」

 と進化してきたそうです

 

今では全国の学校でも教育に取り入れられ

例えば

 カリスマきゅうり農家ばあちゃんの

 きゅうりの等級分けに活用したり

 

 呑んだアルコール量を測定して

 じいちゃんが飲みすぎないようにしたり

 

 開いたページに合わせたBGMが流れる

 図書館を作ったり

 

生徒たちの様々なアイデアを具現化する

多くの取り組みがなされています

 

現在Googleでは

生成AIツール「Gemini」の提供を始めています

しょーもない質問には

テキトーな回答しか返ってこないけど

活用の仕方によっては

無限大に可能性の拡がるツールです

 

Google には

AIの活用に求められる

 ①学習データ

 ②データを検索するエンジン

 ③生成AIモデル

 ④生成AIを動かす端末

 ⑤データを処理するプロセッサ

の5つの要素を全て自社で準備することができる

という強みがあります

 

さらには

 ①社会にとって有益であること

 ②不公平なバイアスの発生、助長を防ぐ

 ③安全性を念頭においた開発と試験

 ④・・・

など7つの理念に則った開発が推進されています

 

今後教育の場面で活用するとしたら

 ①議論やまとめの過程で足りない視点を見つけ議論を深める場面で

 ②英会話の相手やより自然な英語表現の改善を図る

 ③自ら作成した文章をよりよいものへ昇華させる目的で

 が主として考えられるものです

 

質の高い回答を得るには

 ①ペルソナ

 ②タスク

 ③フォーマットトーン

 ④コンテキスト

 ⑤例 

を意識するとよいそうです

 

今回被災して困ったことで

最新テクノロジーでこんなことができたら

助かったのに

ということが少なくありません

 

創造的復興にどう活かしていくかを追求しながら

長期的展望に立った

未来の教育への提案を被災地からできればな

と思います