校長室より「おこらいえ」

学びウイークだより1日目

10月3日(火)から6日(金)の日程で

今年度2回目の「学びウィーク」が行われます

 

今年度より、1、2学期の中間テストの代わりに

「学びウィーク」を設定しています

 

「学びウィーク」では

午前中4時間授業を行ったあと

午後は各自で必要な学習を自学します

1学期に引き続き2回目の今回は

慣れてきたのかかなり落ち着いて

真剣に取り組んでいます

 

 

 

 

 

 

大きな目的は次の2つです

 

(1)「やらされる勉強」からの脱却

 「学びウィーク」では各自で

  学習する教科をコーディネートします

  あるクラスでは 

  やりたい教科ではなく

  やらなければならない教科を選べ

  と指導しています

  教員に質問しに行ってもいいけど

  教員は質問に直接は答えません

  あくまで学ぶ方法を教えます

 

(2)「テストがあるから勉強する」からの脱却

  1学期の「学びウィーク」の後

  昨年度との家庭学習時間を比較しました

  すると驚くべき結果が見られました

  特に1年生において顕著で

  中間テスト中(昨年度)は平均4時間

  学びウィーク中(今年度)は2時間

  これは致し方ありませんが

  注目すべきはその後です

  昨年、中間テストが終わったら1時間に激減

  テストが終わったら途端に学習しなくなりました

  ところが今年「学びウィーク」が終わった後は

  2時間半と逆に微増しているのです

  学び方が身についた

  効果を実感できました

 

また、Benesseのスタディーサポート

(学びのためのアンケート調査)

の結果においても、

授業の予習復習および宿題以外の

学習時間が増えているとの分析がなされています

わずかずつですが

自分で学ぶ姿勢が身についてきています

 

「中間テストがなくなって勉強しなくなるのでは?」

「自学の制度は輪高生には時期尚早では?」

との不安の声を一部の保護者からいただきましたが

そうならないよう指導してまいりますので

ご理解をお願いします

また、ご家庭での学習状況を

お知らせいただけると改善に繋がります

よろしくお願いします