校長室より「おこらいえ」

めんそ〜れ沖縄1日目

地震から 646 日目

豪雨から 382 日目

 

今日から修学旅行

 

 

 

 

 

 

3泊4日沖縄の旅

みんな元気に出発です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高松パーキングで休憩

悪路のため酔ってしまい

もどしてしまう生徒も

この先の道は真っ直ぐだから

きっと大丈夫!

 

 

 

 

 

 

小松空港に着きました 

 

 

 

 

 

 

 これから沖縄に向かってフライトです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 那覇空港に到着

 

 

 

 

 

 

いきなり南国の香りがします

 

 

 

 

 

 

モノレール「ゆいレール」で国際通りへ

 

 

 

 

 

 

国際通りという名前は

戦後「アーニーパイル国際劇場」

という映画館があったことに由来します

終戦後いち早く復興を遂げたこと

通りの長さがほぼ1マイルであることから

別名「奇跡の1マイル」とも呼ばれています

今では名前の通り

国際色豊かな店舗が

軒を連ねています

 

ウチナーンチュの台所

第一牧志公設市場に行ってみました

 

 

 

 

 

 

こちらは夜光貝

もともと屋久島でとれる貝で

幕府への献上品でもありました

「屋久貝(やくがい)」が訛って

「夜光貝」に

刺身で生食できるそうで

独特の食感と豊かな旨味を楽しめます

身が硬いので

薄くスライスして

内臓(ワタ)を茹でて添えます

バター炒めやアヒージョなど

加熱すると身が柔らかくなり

違った食感を楽しめるのだとか

 

 

 

 

 

 

そのほか南国情緒たっぷりの魚たち

 

青いのはゲンナーイラブチャー

ナンヨウブダイです

白身魚で味は淡白で独特の香りがするそう

刺身やあんかけでいただきます

 

赤いのはアカジンミーバイ

スジアラです

表面の皮はゼラチン質で軟らかく

引き締まった身が甘く

高級魚とされています

塩煮が一番美味しいそう

 


今回も平和学習

「ひめゆりの塔」や「ガマ(防空壕)」

を訪れます

 

地震からほぼ2年

私自身

これまで前向きに生きてこれたのは

発災の数ヶ月前に引率した

修学旅行の

「ガマ」での経験があったからです

 

糸数アブチラガマは

沖縄本島南部の

南城市糸数にある

自然洞窟(ガマ)です

もともとは糸数集落の防空壕でしたが

やがて日本軍の倉庫として使用され

戦場が南下するにつれて

陸軍病院の分室となりました

ガマ内は600人以上の負傷兵で

埋め尽くされました

 

日本軍は兵力不足を補うため

沖縄県民を「根こそぎ動員」しました

中学生や高校生まで戦場に動員しました

「沖縄師範学校女子部」と

「沖縄県立第一高等女学校」からも

生徒・教師240名が

看護要員として動員されました

2校の愛称は「ひめゆり」

戦後彼女たちは

「ひめゆり学徒隊」

と呼ばれるようになりました

 

2週間くらい辛抱すれば

学校に戻れるだろう

そんな彼女たちの淡い期待は

無惨にも打ち砕かれます

 

最初は食事や水を運んでいましたが

戦禍が悪化するにつれ 

麻酔なしで手術する患者を押さえつけたり

排泄物や切断した手足を外に棄てたり

悲惨な仕事に従事するようになりました

 

真っ暗で悪臭の立ち込めるガマの中

出口の見えない作業に

追われるのでした

 

やがて軍から「解散命令」が出されます

「あとは自分の力で生きていけ」

砲火飛び交う野外へと

放り出されるのです

 

生徒たちは親元に帰ることもできず

爆撃や米兵との遭遇に怯えながら

海岸や壕をさまよい

逃げ惑い死にゆくことしか

できませんでした

 

こんな状況に比べたら

地震で全てを失ってしまっても

自分たちには未来と希望が見える

 

そんな思いになれたのでした

 

 


11月1日

「街プロ」発表会のチラシができました

 

20251007.pdf