活動のようす

やなぎっこ通信

5年宿泊体験学習

9日(木)~10日(金)にかけて,5年生が,能登町立少年自然の家に行ってきました。移動も,自然の家のバス。お世話になりました。到着してみると,自然の家は,家というより船みたいな外観でした。自然の家には,前日から,金沢の新神田小学校の6年生たちが来ていました。下の写真は,2日目の朝の集いで,彼らに柳田小学校のことを伝えている場面です。では,以下に2日間のことを詳しく記します。

一日目は,最初に野外炊飯を行いました。場所は,自然の家の下にある海岸です。調理班は慣れない手つきで食材に立ち向かっていました。火班は,薪に火を点けるのが仕事でした。説明してもらった通りやってみるのですが,火はなかなか点きません。海岸ということで多少風もあり,苦境に陥っている彼らをますます悩ませました。結局,どの班も点火に成功。大きな鍋でのご飯,大きな鍋でのカレーと,次々に料理は完成。おいしい昼食となりました。

午後は海洋活動。大型カヌーに乗りました。3つの班(A~C)に別れ,先生方の船頭の下,遙かな大海を目指しました。マイペースで漕ぐチーム。他チームをライバル視し,必死に漕ぐチーム。だんだん上手になるチームなど,いろいろありましたが,どのチームも自然のすばらしさを満喫しました。途中,対岸に上陸。海の生き物を捕まえたりして楽しみました。どの船もモーターボートの助けを借りることもなく,無事カヌー乗り場に戻ることが出来ました。

夕食,入浴の後は,キャンドルサービス。真っ暗な体育館に,誓詞者や女神,火の神,従者たちが次々に蝋燭を持って入場。良い仲間作りの大切さを知り,友情の輪を広げました。途中,体育館の電気を点け,双六ゲームを行いました。どの班の双六も,模造紙を何枚も貼り合わせた大きなもので,人間が駒になるというビッグなゲームでした。

2日目は,掃除,昼食の後,追跡ハイキングを行いました。午前9時から2分間隔で,班ごとに出発。すると,最初から道を間違うチームが続出。支援に追われる状況となりました。折り返し地点までは,海岸線を歩くコースです。六角形のブロックの上を歩いたり,洞窟の中に入ったり,疲れを感じることもなく折り返し地点に到着しました。折り返し地点には灯台があり,体力に余裕のあるチームはそこまで足を伸ばしていました。終了予定時刻には終われませんでしたが,7.2kmのコースを全員無事完歩できました。帰り道は,ただの舗装道路。しかも,アップダウンが続いています。結局,制限時間に終わることは叶わず,昼食が遅れてしまいました。

何はともあれ,最後まで病気・怪我がなく,無事全員で学校へ帰れたことが嬉しかったです。5年生の皆さん,お疲れ様でした。

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