校長のつぶやき

校長のつぶやき

元気に 笑顔で 挨拶

9月に入って、楽しみにしていた北陵祭も終わり、3年生はいよいよ就職、受験モードに突入です。

早速、今週の金曜日16日から就職試験が解禁となり、就職を希望している生徒は、面接試験等に臨むことになります。

さて、今日は朝早くからグッドマナーキャンペーンのため、保護者の方、3年生のヤングイーグル隊、そして登校指導のため、多くの先生方が、森本駅から生徒玄関までの、いろいろな場所に立って、皆さんの安全を見守り、声かけをしていたと思いますが、ちゃんと挨拶はできましたか。

私も学校から森本駅まで歩いて往復しましたが、その間に出会った生徒で、生徒の方から私に元気に挨拶をしてくれた生徒は、思ったより少なかったように感じます。

7月に行ったアンケート調査では、約85%の生徒が、「学校生活において自ら進んで挨拶をしている」と答えていたのですが。。。

以前にも書きましたが、私がこの北陵高校に来た最初の日に、生徒から笑顔で、そして元気な声で、「こんにちは。新しい校長先生ですか。よろしくお願いします。」という挨拶があって、いっぺんに北陵高校が好きになったということ。

それくらい挨拶には、相手を幸せにすることができる魔法の力があるということです。

この北陵高校を卒業するときに、自分が一番できるようになったことは、「元気に笑顔で挨拶をすることです。」と全員が胸を張って言えるような、そんな学校になってほしいと願っています。

面接試験に臨む3年生の皆さん、まずは、元気に笑顔の挨拶から始めて、自分の言葉で熱い思いを相手に届けてきて下さい。健闘祈っています。行ってらっしゃい。

 

笑顔満祭 ~心を一つに~

早いもので夏休みも残り1週間となってしまいました。

生徒の皆さんは、思い出に残る充実した夏休みを過ごすことができましたか。

さて、北陵祭が近づいてきました。

今年のテーマは「笑顔満祭 ~心を一つに~」です。

いいですね~

心を一つに、みんなで協力して、笑顔あふれる最高の北陵祭にしましょう。

そのためにも、まずは当日を無事迎えられるように、決して油断することなく、しっかり感染対策をとって、準備を進めていきましょう。

私も初めての北陵祭、楽しみにしています。

笑顔満祭、いいですね~

嬉しいメール

7月28日(木)に、学校に1通の嬉しいメールが届いたので紹介します。

「突然のメール失礼いたします。本日、内灘海岸にて砂浜に車がはまっていたところを練習中の陸上部の皆様に助けていただきました。顧問の先生ならびに部員の皆様が快く対応してくれたこと、大変感謝しております。記録会が近いとのことでしたので、陸上部の皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。陸上部の皆様にお伝えいただければと存じます。本日は本当にありがとうございました。」

陸上部の皆さん、どうもありがとう。

皆さんのおかげで、助けていただいた人はきっと幸せな気持ちになっただろうし、助けた陸上部の皆さんはもちろんのこと、このメールを読んだ本校の教職員や生徒のみんなもきっと幸せな気持ちになったことと思います。

自分が幸せになりたかったら、周りの誰かを幸せにしてあげること。

これからも幸せの連鎖が続いていくといいですね。

校長からの伝言板

1学期が終了してから約10日間が過ぎようとしていますが、生徒の皆さんは、楽しく充実した夏休みを過ごしていますか。

今日の北國新聞にも載っていましたが、昨日7月28日(木)、金沢学院大学附属高等学校の創立70周年記念式典があり、私も金沢北陵高校を代表して出席させていただきました。

その中で、金沢学院大学附属高等学校の卒業生である大相撲力士の炎鵬関とロンドンオリンピック柔道金メダリストの松本薫氏の対談形式による記念講演が1時間程度あったのですが、2人とも本当に上手にお話をされて、心に響く言葉がたくさんあり、最後まで楽しくお話を聞くことができました。

特に、炎鵬関の「考え方一つで自分のコンプレックスが強みに変わる」、松本薫氏の「今の自分が未来の自分を作る。だから、今を精一杯悔いの残らないように頑張る」という言葉が強く印象に残りました。

皆さんにも是非、これらの言葉を贈りたいと思います。

ところで、校長室前の掲示板がちょっと殺風景であったので、本日から、「校長からの伝言板」ということで、生徒の皆さんへの何らかのメッセージを発信することにしました。

また、中学校以来、約40年ぶりに筆を持って、書道にもチャレンジしてみました。

生徒に伝えるだけでなく、自分も逃げずに何事にもチャレンジしていきたいと思っています。

現場でしか伝わらないもの

昨日10日(日)に小松市の弁慶スタジアムにおいて夏の高校野球石川大会があり、本校は金沢桜丘高校と対戦し、6対16の5回コールドゲームで敗れました。

球場で試合を見ていない人の中には、「なんや、10点差もつけられて、コールドで負けたんか」と思う人もいるかもしれませんが、実際に球場で試合を見て応援をした生徒や教職員、保護者やOBの方など金沢北陵高校に関係する人たちにとっては、勝ち負けに関係なく、暑くて熱い時間を選手と一緒になって戦い過ごした証となる大切なスコアであると思っています。

4回の裏、2アウト満塁の場面で、桜丘高校の強打者が放った大きなセンターの頭上を越えていくような打球をセンターの山田君が必死に追いかけて飛びつき、スーパーキャッチした超ファインプレー。

このプレーに刺激されたのか、5回表の猛攻。みんなが気持ちを前面に出し、それが相手の動揺を誘い、ピッチャーが四死球を連発。塁が埋まったところで、4番の香林君が変わったピッチャーの剛速球を見事にはじき返す気迫のタイムリーヒット。

そのほかにも選手一人一人が自分のやるべきことに集中し、現場にいた人にしかわからない感動の瞬間が、ゲームの至る所にちりばめられていました。

きっと野球部のみんなは、将来、同窓会で、この試合について談笑し、おいしいお酒を飲むのでしょうね。

その時は、決して自分たちだけで戦ったわけじゃない、あの時、メガホンを鳴らし大きな声でネット際で応援していた女子生徒たち、心の中で熱く応援していた男子生徒たち、声をからして叫び続けた保護者やOB、教職員がいたことも忘れないで下さいね。

かけがえのない命

昨日で北陸の梅雨が明けました。

6月中に梅雨が明けるのは初めてで、統計がある1951年(昭和26年)以降最も早いそうです。また、梅雨の期間もわずか2週間で、これは史上二番目に短いそうです。

ということは、今日からもう夏、早速、熱中症の危険が高まるとして、今年初めて県内に「熱中症警戒アラート」が出されました。

昨日は熊本県で修学旅行中の高3女子生徒が熱中症で意識を失い緊急搬送されたというニュースが流れていました。幸いにも一命はとりとめたようです。よかったですね。

また、ここ最近は子供から大人まで関係なく、この石川県でも海や川で流されて命を失ったという事故が多く報告されています。残された家族のことを思うと胸が張り裂けそうです。

本校では、その上、一昨日に熊が出没し、もし襲われれば命も落としかねないような状況となっています。

身の回りには、皆さんが思っている以上に危険がいっぱいです。

どうか、自分の命を守る行動をしっかりととって下さい。

自分だけは、他の人と違って大丈夫、という安易な気持ちが事故を引き起こし、取り返しのつかないことになってしまうことが多いのです。

この世にたった一つのかけがえのない命、大切にして下さい。

これまで集会でも何度か話しましたが、校長である私より先にあの世に行くことは絶対に許しませんからね。

 

追伸:期末テストも残り2日間、最後の最後まであきらめず、粘り強く頑張りましょう。FIGHT!!

閲覧御礼

北陵高校の校長となって早3ヶ月が過ぎようとしています。

その間、まだ駆け出しの校長である私を、教頭先生や事務長をはじめとした教職員の皆さん、生徒会長をはじめ元気に挨拶をしてくれる生徒のみんな、PTAをはじめとする保護者の皆様や同窓会、地域の皆様、そして同じ立場である他校の校長先生方や県の教育委員会の皆様など多くの方々が支えて下さいました。どうもありがとうございます。

この3ヶ月間、様々な行事がありましたが、本校の先生方は、それら一つ一つにコメントや写真をつけて、このホームページに記録として残してくれています。今年度に入って、すでに120件以上もの投稿をしてくれました。素晴らしいですね。

日頃から先生方が、生徒のみんなの様子をしっかり見て、生徒たちの夢の実現に向けて愛情を注いでいる証拠であると思っています。

嬉しいことに、ここ最近では、カウンターが毎日5000件以上増えています。

これからも金沢北陵高校は、生徒の頑張っている様子や学校生活を楽しんでいる様子をどんどん発信していきますので、今後とも閲覧の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 

不撓不屈

金沢北陵高校が、5月22日(日)に卯辰山相撲場で行われる第106回高等学校相撲金沢大会に、平成11年度以来、23年ぶりに出場することになりました。

すごいことですね。

ある先生から相撲大会出場についての提案があったのですが、まさかそんな簡単に選手は集まらないだろうと高をくくっていた私を、良い意味で物の見事に裏切ってくれました。

先生の実行力もマル!それに対して恐れることなく出場を決めた選手諸君もマルです!

本日12日に抽選が行われ、明日の朝刊には対戦相手が掲載されていることと思います。

大会に出るということは、自分の戦っている姿を人に見られるということです。

よく、「大会は参加することに意義あり」とか、「大会は楽しめばいい」とか言う人がいますが、それはオリンピックのように大会に出場するまでに厳しい予選を勝ち抜き、そのための努力を積み重ねてきた人に対してかける言葉だと私は思っています。

大会に参加する以上は、しっかりと心と体の準備をして自分と向き合い、自分の可能性を信じて相手に挑み、勝っても負けても、大会後には自分の中で何かが変わったと思えるような、また、応援している人にも頑張りが伝わるような戦いをしてほしいと願っています。

そんな選手諸君を、私は心から応援します。

本校創立以来、校風となっている「不撓不屈」(どんな困難にも負けず、諦めないで立ち向かうこと)の精神で、頑張れ、北陵健児! FIGHT!!

 

追伸 そうは言っても、あまりにも大きい相手には決して無理をして戦いを挑み、けがをしてはいけませんよ。。。

記憶に残る遠足?

昨日26日(火)に雨天のため中止となった遠足を、本日27日(水)になんとか実施することができました。

小雨の中でのスタートであり、途中で止むと思われていた雨がなかなか降り止まず、生徒の皆さんにとっては、もしかしたら、ちょっと残念な遠足であったかもしれません。

でも、大人になったときに、不思議と、晴れの日の遠足よりも、雨の日の遠足の方が記憶に残っているものなんですよ。

何事も順調にいっているときよりも、少しの困難が与えられたときの方が記憶に残るように、人間の頭は作られているのかもしれませんね。

今日の遠足のために先生方は下見を行い、少しでも多く、生徒のみんなが楽しい時間を過ごせるようにと準備をしてきました。

みんなには、晴天の中、気持ちよく遠足に行ってもらいたかったのですが、今回は、なんとか中止にならずに実施できたことに感謝して、大人になってから友達と、「あのときは、雨の中、歩きながら○○について話したよね。懐かしいなあ。」なんて話ができることを願っています。

今日は本当にお疲れ様でした。

ゆっくりお風呂に入って疲れをとって、明日また元気な姿を見せてください。

 

保護者の皆様、いろいろとご協力、どうもありがとうございました。

北陵の一員として

昨日(24日(日))、一昨日(23日(土))の2日間にわたって、様々な部活動の大会の様子を見させていただきました。

これまでは、自分の母校や、息子が通っていた学校の試合を見に行っていたのですが、今は、北陵の試合が気になって、他の学校の試合を見る余裕などありません。

新聞で北陵の2文字を見つけると、すぐにコピーをして手元のファイルに残しています。

すっかり北陵の一員となってしまいました。

これからも北陵の校長として、また一番の北陵ファンとして、頑張っている北陵の生徒たちを応援していきたいと思っています。