校長のつぶやき

校長のつぶやき

縁の下の力持ち パート2

図書館司書の河島さんは、ほぼ毎日、北陵生に読んでほしい新聞の切り抜きをしています。

生徒玄関から各教室に行く途中の2階廊下に注目です。

また、工業系列生徒のスキルを高めるために、ものづくりマイスターの井崎さん(外部講師)

の技と力は本校には欠かせません。

ごみ箱撤去から1週間

6月1日学校再開から、コロナ感染防止のため、教室のごみ箱を撤去しています。

自分の出したごみは自分で持ち帰り、掃除で出た埃や塵のみ当番が捨てにいくシステム。

生徒の皆さんの協力で実にスムーズに機能しています。

社会に出てからも、基本のマナーにしたいですね。

縁の下の力持ち

本校には、先生以外にも学校のために尽力してくれる方が大勢います。

本校が誇る3名の学務員の方々は、日照りの日でも大雨の日でも、

学校の美化に懸命に取り組んでくれています。

また、PTA会長様からは「ぜひ使ってください」と

ジェル消毒液を大量に寄付していただきました。

早速、特別教室前に置きました。ありがとうございます!

感染防止用パネル

一方、先生方も感染防止対策を講じています。

本校の工業の先生の尽力で、お手製の飛沫感染防止パネルを

職員室に設置できました。感謝です。

これからもいろんな工夫をしていきます。

 

 

 

1年生夏服配布と芸術教科書購入

 

本日の分散登校で見られた「新しい生活様式」の一例です。

校舎内ではこのように人との間隔を2メートルとって行動しています。

 

 

1年生へのお願い

本校では、本日、1年生が登校。

出迎えた我々に、はきはきと朝の挨拶をしてくれました。

今、彼らに伝えたいことは次の3つ。

・どの部活動に入るのか

  …部活動で自分の帰属意識を高めよう。最高の居場所が得られるはず。

・どの系列に進むのか

  …コロナ禍のため、今後の進路(系列)を考える時間が今までの

   半分くらいしかとれません。今のうちから考えておく。

・節度のあるスマホの利用を

  …生活リズムを乱す最大原因はスマホ。

   使う時間のルールを自分で決める。そして、お家の人に宣言する。

生身の先生や生徒がいてはじめて、学校が呼吸をし出すことを実感した1日でした。

来週のテーマは、想像する力

「想像してください。あなたの大切な人にうつしてしまう怖さ」

石川県緊急事態宣言ポスターの文言です。

会いたいのに会えない。行きたいのに行けない。この状況は想像力を豊かにします。

想像力が人にきちんと向けられた時、思いやりの心が生まれます。

来週は、想像する力(思いやりの心)を強く意識していきましょう。

学校からは、生徒の皆さんへの配布物(第2弾)を本日郵送しました。

そして、来週のオンライン朝礼から、北陵オリジナルの朝学習課題を提示します。

北陵の先生方が頑張って作ったプリント(好奇心の種まき)です。

頭の体操で想像力を付けましょう。皆さんからの解答を楽しみにしています。

さて、下の写真を見て下さい。

校舎の3階廊下(1年生教室前)には4月からずっと貼ってあるものがあります。

何でしょう? そう、部活動の勧誘ポスターです。1年生の皆さん、この写真から

自分はどんな部に入ろうか、精一杯想像してください。

さあ、来週は想像力を鍛えよう。そして、思いやりの心を育もう。

北陵校舎 3階に注目石川県緊急事態宣言ポスター

 

 

 

 

休校長期化に関する随想

休校が延長されました。新型コロナウイルス感染が終息し、早く日常を取り戻したいと

誰もが思っている中、北陵生の皆さん、日常が回復した時、今までの休校の間、自分は

何をしたのか、きちんと語れる中身を持っているだろうか。

もちろん、新たな試みをやるのも素晴らしい。この事態を機に、多くの先生がオンライン朝礼

や授業動画の配信に向けて取り組み出した。でも、最近これ以上に凄いことを発見した。

それは、日常で当たり前に行う習慣の中に、喜びや価値を発見できるんだということ。

私事だが、早起きして散歩するようになった。夕食を準備する楽しさを知った。

決まった時刻に新聞を読み、職場に来て一杯のお茶を入れる。習慣が形成されると

儀式になる。儀式は、あなたの人生を折り目正しく、そして豊かにさせてくれる。

そういえば、4月28日、オンラインで北陵生にこんな課題が出ていましたね。

「あなたが休校中に一生懸命できたことは何ですか?」

ここで感心したのが「規則正しい日常生活」という回答がとても多かったこと。

この規則正しい生活の中に、人生の豊かさや価値を見出せるような気がします。

 

 

 

 

職業人に向け北陵生が今やるべき事は?

学校再開に向けて、はっきりとした見通しは持てない状況ですが、

いつ再開しても良いように、一人一人、助走を始めていきましょう。

君たちの一つのゴール(夢)は、高校卒業後(一部は上級学校卒業後)、

ちゃんとした職業人になることだ。そのために、この状況でもやれること、

自分にとって必要なことは一体何だろうか。

私なら? 働き出したら読まなくなるだろう「名作」の類の本を読むかな。

それから、税や社会保障の仕組みを知っておくかな。さて、皆さんは?

  生徒玄関の様子(健康観察用紙を提出しよう)  書道部の作品(夢を背負って松陵の丘へ)

今週のテーマは「生徒と学校がつながろう」

自宅にいる北陵生と学校を少しでもつなげようと

先生方も、ICTツールによるテレビ会議やデータ配信・回収の

やり方を、一生懸命勉強しています。

この学校の先生は、進んで取り組む精神(自律心)に満ちています。