校長のつぶやき

校長のつぶやき

自己評価できる行動を

昨日の終業式では「自己評価」について次のような話をしました。

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人間は社会的動物。その私たちが、社会生活を行う上で気にすることは評価。就職試験や進学受験、学校のテスト、そして友人関係。全部、相手が自分をどう評価してくれるかということ。多くの皆さんが抱える悩みやトラブルも、相手から不本意な評価を受けることから発生している。

周りからの評価からは避けられない。しかし、ある程度は薄めることができる。

それは、自分で自分を評価する比重を高めること。周りの人と比較するのではなく、昔の自分と比較する。他の人と比較して、自分がこんなに劣っていると思って、しょげる人がいる。逆に、周りがやれないことを自分ができて、天狗になって、偉そうに振る舞う人もいる。どちらもあまり良いとは思えない。「他者評価」に頼り切っている。  

むしろ、過去の自分と比べて、どれだけできるようになったか、あるいは、以前よりも劣ってきたか、を考えて欲しい。これを「自己評価」という。人は「他者評価」と「自己評価」のバランスで生きている。自分の生き方をそう簡単に人に預けるな。

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さて、冬休みに入り、自分で自分を評価する場面は作れましたか。未だの人は、親御さんに言われる前に、自ら進んで家の周りの雪をすかしてみてどうか。本校の先生が作った12月の川柳は、煉獄さんからのメッセージになっていました。煉獄さんのように強く自己評価できる精神を心の中で燃やしていきたいものです。