理数科お知らせ

SSH海外研修 サンフランシスコ5日目が終わりました

本日は、終日カリフォルニア大学バークレー校で過ごしました。

午前は、10人グループでカリフォルニア大学バークレー校のキャンパスツアーで、生徒たちは、案内していただいた学生さんに、いろいろな質問をしました。7つの図書館、シンボルタワーになっている時計台、恐竜等の化石や様々な標本を見て、昨日のスタンフォード大学とは違った雰囲気を感じたのではないでしょうか。キャンパスツアー後には、大学グッズを買ったり、バークレーの街で食事をしたり、リラックスした時間を過ごしました。昼食では、ブリトー、タンドリーチキン、パスタ、ラーメン、キムチチャーハンなど、それぞれが思い思いの食事を楽しみました。

午後からは、いよいよ、今回の研修の集大成ともいえる2分間スピーチでした。

生徒40名と引率教員や講師を含めて50名くらいを前にスピーチするのは勇気がいることだったと思います。研修を通じて感じたこと、学んだことや、今年度、理数探究で取組んでいる自身の研究について、ユーモアを交えながら、聴衆をひきつけながら、ストリーを展開させていました。生徒たちのスピーチを聞いていて、この研修に対する意気込みや、気づいたこと、研修中の心の動き、本当はツラかったこと、ホストファミリーに対する思いなど、これまで気づかなかったことを知ることができて、生徒の成長、学んだこと、体得したことの大きさを感じました。

ある意味、頭から離れない存在で、悩みの種にもなっていたであろうメインイベントを終えて、生徒たちはすがすがしい気持ちで、ホームステイ先に帰っていったと思います。

サンフランシスコでのプログラムはあと1日、生徒たちには、完全燃焼できるように、悔いを残さないように、今日はゆっくり休んで、明日、パワー全開で会えることを祈っています。

SSH海外研修 5日目の研修が始まりました

今日は鉄道の乗換え駅に集合して、みんなで電車に乗ってバークレーまで来ました。研修地到着後、あいにくの雨です。生徒は、一層緊張が解けて、馴染んできた様子です。

午前はキャンパスツアー、そして、午後からはプレゼンテーションを行います。

すでにプレゼンの練習をしている生徒もいれば、アドリブでという生徒もいます。

雨はまもなく上がるようなので、雨やみを待って、キャンパスツアーを開始します。

 

SSH海外研修 サンフランシスコ4日目が終わりました

本日、終日シリコンバレーで過ごしました。

午前は10人グループで、スタンフォード大学の広大な敷地、環境に圧倒されるキャンパスツアーでした。学生さんに案内されながら、途中でディスカッションをはさみながら、約1時間半のツアーでした。多種多様な植物に囲まれて、時間的にも空間的にも(もちろん、金銭的にも)余裕を感じさせる雰囲気の中だからこそ没頭でき、進む最先端の研究があるんだろうなぁと思いました。

キャンパスツアー後には、学内のbookstoreでお土産を買い、フードコートで食事をしました。多くの生徒がお土産を買う時間を楽しみにしていたらしく、興奮しながら大学グッズを買い求めていました。(円に換算すると恐ろしい金額かもしれません)

午後からは、同じシリコンバレー内にある楽天USAで、金沢出身の方と本校卒業生の方の講話を聞き、見学を行いました。

シリコンバレーからの視点で、日本語で、ご自身の地元の後輩、高校の後輩に対する思いを熱く、真剣に語っていただきました。生徒たちは、ここまで英語で生活してきたので、少し気楽に過ごすことができる時間になったのではと思います。

加速し続ける時代の流れにどう対応すればよいのか、AIに頼る時代になったときに、本当に頼るべきものは何かを、真剣に考える機会になったのではと思います。

「常に身の回りのすべてに好奇心を持ち、それはなぜかということを考える」、「高校で習うことはすべての基本領域であり、新しいものを創り出す土台となる。使いこなせる状態になっていることが必須」など、今後の高校生活の過ごし方の、大きなヒントをいただいたのではないでしょうか。

今日1日、生徒たちは日本にいるときと変わらないくらいの元気さでプログラムに取り組んでいました。

サンフランシスコ滞在はあと2日、満足いく研修となるよう、課題発見、課題解決に取り組んでもらいたいです。

 

SSH海外研修 サンフランシスコ4日目が始まりました

スタンフォード大学に到着しました。

昨日とは違い、ホームステイ先に近いエリアの駅に集合し、1時間ほどバスに揺られ、ようやく到着です。

午前をスタンフォード大学で過ごし、午後からは企業を訪問する予定です。昨年は暑かったようですが、今日はとても過ごしやすい気温です。

バスに揺られ、少し疲れた表情の生徒もいますが、みんなテンションが高いです。

今日も、生徒にとって刺激的で充実した1日になると思います。

SSH海外研修 サンフランシスコ3日目終了

午前は昨日のインタビューの振り返りと、それを受けてのデザインシンキングのトレーニングでした。現地の大学生と社会人を交えた思考とディスカッションの繰り返しで得た学びは大きいと思います。全グループが成果を発表し、質疑応答で盛り上がりました。

午後からは科学博物館の見学でした。全日程の中で、このプログラムが1番楽しみという生徒もいて、1時間半では時間が足りなかったようです。ミュージアムショップでは小型の「フーコーの振り子」や「デンキウナギ(シビレウナギ)」のぬいぐるみ」を買った生徒もおり、それぞれの目的・目標を達成したのではと思います。

日本とは言語や食べ物、文化、標準時が大きく異なる海外ということもあり、環境の変化が大きく、上手にそれに適応できている生徒がいれば、徐々に疲労を蓄積している生徒もいるので、ホストファミリーとの時間の後は、ゆっくり休んで明日に備えてほしいと思います。この生活に慣れてきた生徒については、気が緩みがちになるフェーズです。十分に周囲に気を配り、緊張感を忘れないようにしたいところです。

日程は、いよいよ折り返しです。明日からの研修も刺激が強いと思いますが、みんなの力で助け合い、高め合っていければと思います。