SGHの活動を紹介します
【SGH推進室】WWL・SGH探究甲子園出場
3月19日、関西学院大学などが主催する「WWL・SGH探究甲子園」がオンラインで開催され、本校2年SGコースの5名が参加しました。SDGsの実現を目指し、全国で探究活動を行う高校生がその成果を発表する機会です。
本校からは「農業戦隊 JIWAMONERS」と題した発表を行いました。「高校生が農業を職業選択の視野に入れる」ことを目指し、その第一歩として高校生に農業への興味・関心を持ってもらいたいと活動をしてきました。農業体験イベントの実施や、農業に関する様々な取材活動を行いSNSで情報発信してきた成果を発表しました。
他校との質疑応答では、積極的な情報発信についての秘訣など、多くの質問が寄せられ、情報交換を行うことができました。テーマは様々でしたが、高校生が独自の視点と熱い思いで社会課題の解決に取り組んでおり、多くの刺激と気づきを得ることができました。
探究の日
3月17日(木)、「探究の日」を実施しました。全校生徒が一日「探究漬け」になるイベントです。クラスを解体し、学年・文理混合のグループを作り、発表や交流を行いました。
【ProgramA アイスブレイクとマインドセット】
探究の日の雰囲気づくりを目的に実施しました。講師として合同会社楽しい学校コンサルタントsecondの前田健志氏をお迎えし、各教室とオンラインでつなぎ、付箋やマジックを使いながらの意見交換などを行いました。初めて対面するメンバーの緊張をほぐし、探究活動のモチベーションを上げる活動となりました。
【ProgramB 代表チームのモデルプレゼン】
プレゼンテーションのトップモデルを知ることを目的としました。全校生徒が講堂に集合し、1年普通科・2年普通科文型・2年普通科理型・2年SGコース、2年理数科のそれぞれの代表5チームが、全校生徒の前で発表しました。参観生徒からの質問も多く、活発な質疑応答が行われました。
【ProgramC 1・2年全員発表】
全生徒が探究の成果を発表し合うことを目的に行いました。指定教室でChromebookの画面を見せながらのポスターセッション形式で発表を行いました。質疑応答では、学年や文理の枠を超えた議論が活発に行われ、新たな気づきが生まれました。
【ProgramD 対話での振り返り】
1年間の探究活動での学びを対話により振り返ることで、メタ認知の力を養うことを目的としました。2年生が会話をリードし1年生に向けて探究を進める上でのアドバイスを行ったり、1年生が積極的に質問するなどの様子が見られました。各教室をオンラインでつないで全体進行するとともに、各教室の教員がファシリテーターとなり活動を進めました。
探究の日は今年で2回目の実施でした。クラスを解体し1日を通して探究活動を行うという大規模な行事が実施できるのも、探究活動が生徒・教員に浸透し、学校全体で取り組みが進んでいる証だと感じています。
【SGH推進室】2年SGコース課題研究発表会
2月4日、本校SGコース2年生の課題研究発表会を行いました。8班の生徒たちが、これまでの課題研究活動の集大成として発表しました。
新型コロナウイルス感染拡大状況を受け、会場にはアドバイザーの3人の方のみお招きし、その他課題研究にご協力いただいた関係者や教育関係者、保護者の皆様にはオンライン配信しました。また、年度当初からご助言をいただいている、京都大学大学院思修館の皆様には、発表会の後zoomで講評やアドバイスをいただきました。
今年度はコロナ禍の制約もある中、イベントの開催や関係団体との協働など、さまざまな形で実践的な活動を行いました。自分たちの力で社会課題の解決に近づこうとする意欲溢れる発表が行われました。ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
令和3年度石川県立金沢泉丘高等学校SGコース課題研究発表会の開催について
今年度のSGコース課題研究発表会を下記の要領で開催することになりましたので、お知らせします。
1 目 的 SGコースの課題研究の成果を発表することを通して、論理的思考力や表現力を磨く
とともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を育む。
2 日 時 令和4年2月4日(金)13:05~15:55
3 参加者 生徒:2年SGコース生41名
4 タイムテーブル
13:05 開会の挨拶、アドバイザー紹介
13:10 研究発表A~C(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
14:10 研究発表D~F(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×3)
15:10 研究発表G~H(発表7分+アドバイザーとの質疑応答7分×2)
15:40 アドバイザーからの講評
15:55 閉会の挨拶
5 発表テーマ
A班〔人力クリーン発電の研究〕 B班〔ジェンダーの研究〕
C班〔空き家の有効利用の研究〕 D班〔農業と地産地消の研究〕
E班〔飢餓問題の研究〕 F班〔子どもの教育問題の研究〕
G班〔フェアトレードの研究〕 H班〔竹の有効利用の研究〕
【SGH推進室】社会人と語る会・先輩に学ぶプレゼン術
11月3日(水)、本校のOB・OGの社会人や大学生を招いて、「社会人と語る会」と「先輩に学ぶプレゼン術」を実施しました。
2年生に対して行われた「社会人と語る会」では、様々な分野に携わる合計12名の社会人OB・OGの方から「働くとは?」というプレゼンテーションと、それに続けて、準備していただいたその職業に関わる「高校生への問い」に対してグループディスカッションが行われた。社会人の方が準備してきた「高校生への問い」はその職業ならではの視点で、生徒も熱心に語り合っていた。
1年生に対して行われた「先輩に学ぶプレゼン術」では、難関大学で学ぶ卒業生たちから「大学での学びと自分の将来」についてのプレゼンテーションを聴き、生徒たちは自分たちの先輩というロールモデルからの学びを得ていた。さらに、放課後に行われた第2部の座談会では、希望者が積極的に大学や高校生活について先輩に質問する様子が見られた。終了時間が過ぎても個別に質問に行く生徒もおり、盛会であった。
【SGH推進室】思修館訪問・京都フィールドワーク
10月27日、本校SGコース2年生が、京都フィールドワークを行いました。
午前中は京都大学大学院総合生存学館思修館を訪問し、山敷庸亮教授の講義の後、大学院生が各班に入り、それぞれの研究にアドバイスをいただきました。午後は班で分かれて行動し、それぞれの研究テーマに合わせた訪問先に伺い、フィールドワークを行いました。
今回いただいたアドバイスやフィールドワークで得た情報を今後の研究活動に生かしていきます。
思修館の皆様、フィールドワークでお世話になった皆様、ありがとうございました。
【SGH推進室】「探究」し続ける卒業生が語る会
10月8日、「探究し続ける卒業生が語る会」を開催しました。本校SGコース1期生で、現在大学4年・3年生の先輩たちが、高校1,2年生と交流しました。
東京・京都・金沢で学生生活を送る卒業生とzoomを活用して交流しました。第1部は「大学生が挑む社会課題」と題し、SGコースで課題研究に取り組んだ1期生が、卒業後もそれぞれの研究分野や問題意識をもとに活動を続けている姿を伝えていただきました。第2部は座談会として、ブレイクアウトルームに分かれ、大学生に質問するなど交流を深めました。
学生生活の中で、社会課題の解決に向けた活動や、海外留学などグローバルに活動する卒業生と交流を深め、大きな刺激を受けました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。
【SGH推進室】3年生課題研究成果発表会
7月15日(木)、3年生の課題研究成果発表会を行いました。3年SGコースと理数科の生徒がこれまでの研究の集大成を、英語で発表するものです。
SGコースでは、例年東京外国語大学と金沢大学の留学生を招いて発表と質疑応答を行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大により来校が難しいため、留学生とはオンラインで質疑応答を行いながら、校内で2年生が参観しました。
これまで、コロナ禍でフィールドワークが制限されたり、例年実施していた行事が実施できなかったりなど、多くの困難がありながらも、課題研究を続けてきました。研究のまとめと英語での発表練習を直前まで頑張りながら、当日を迎えました。ご協力いただいた留学生の皆様、ありがとうございました。
日本在住の外国人生徒の生活を支援する日本語冊子の紹介
SGコース5期生(今年度3年4組)の探究活動のうち、B班の生徒たちが「外国から日本に来たばかりの高校生が、日本の高校や高校生について理解し、日本でより快適に安心感を持って過ごすための手助けをしたい」という思いで、学校でのルールや施設、日常で使われる方言や高校生の1日の過ごし方など多岐にわたる内容を日本語で紹介した冊子を手作りしました。新聞記事でも紹介され、おかげさまで各方面からぜひこの冊子を利用させてもらいたいというありがたいご要望もいただきました。つきましては、学校HPでそのデータを公開いたしますので、ダウンロードしていただきお使いくだされば幸いです。以下、リンクとなりますが、①は本校用に作成したもの、②は各高校様で編集してお使いいただけるWORDファイルとなっております。
①完成版(PDF) https://drive.google.com/file/d/1T_qkpyllD2KSRB_eXfAIvIAdXZ5BjwsR/view
②編集用(WORD) A班(冊子データ)外国人児童支援.docx