SGHの活動を紹介します

令和7年度SGコース課題研究成果発表会への参加申し込み案内

1 目 的

「SG探究活用」で行っている課題研究の成果を英語で発信・提言することで、グローバル・リーダーとして必要な発信力や論理的思考力・表現力、実践的英語力を身につける機会とする。また、生徒自身が発表会を企画運営することで、主体的行動力を磨く。

2 日 時

令和7年7月10日(木)13:05~15:55

3 場 所

5・6限(2階大会議室/視聴覚室)、7限(5階iスタジオ)

4 参加者

発表者:3年SGコース生40名(8グループ)

アドバイザー:金沢大学大学院留学生、ハウメットジャパン職員

その他参観者:2年SGコース生41名、教育関係者、34H保護者

5 タイムテーブル

13:05~13:15 オープニング(開会の挨拶、アドバイザー紹介)

13:15~13:25 移動・準備(4グループずつ2部屋に分かれる)

13:20~13:50 3年SGコース発表1回目(1グループ発表8分、質疑応答7分)

       休憩(10分)

14:15~14:50 3年SGコース発表2回目(1グループ発表8分、質疑応答7分)

       休憩(10分)iスタジオに全員集合

14:50~15:05 クロージング(閉会の挨拶)

15:15~15:55 異文化交流(2年SGコース生と金沢大学留学生)

6 発表テーマ

A班 Fostering Belonging and Connection in Secondary Education(中高生の居場所づくりに関する研究)
B班 Rainy Days, Happy Ways: Kanazawa’s Umbrella Project(歩いて楽しい街づくりに関する研究)
C班 Checkmate Food Waste with Our Mate ~ Leftover Is Now Over ~(ゲームを用いた食ロス削減に関する研究)
D班 Understanding Disability: Path to a Better Society(障がい児への理解促進に関する研究)
E班 Prepare for Disasters through Stronger Local Community Bonds(避難所で安心できる環境づくりに関する研究)
F班 Revitalize the Local Economy ~ With Traditional Japanese Crafts ~(伝統工芸を用いた地域活性化に関する研究)
G班 Empowering the Next Generation with AI(小中高生のAI活用の促進に関する研究)
H班 Eating for Our Health Awareness(高校生の食を通した健康増進に関する研究)

 7 参加申込

下記URLのGoogleフォームにて参加申込をお願いします。

参加申し込みフォーム:https://forms.gle/E8WgoZj3BcpuyD9g8

NEW 京都研修を行いました!

2年SGコースを対象とした京都研修が6月14日(土)に行われました。

朝6時半に金沢駅に集合し、京都大学大学院総合生存学館(思修館)へ向かいました。

最も早起きした生徒は4時半起きだったようです。

北陸新幹線に乗っていざ京都へ!

思修館では、これから行う探究活動について大学院生とディスカッションをしました。

教授から思修館の説明を聞いています大学院生の研究を聞いています演劇を通してコミュニティの創造を研究している方です

大学院生とディスカッション生徒たちも発言しています自分たちの研究について説明します

大学院生から研究についてアドバイスをもらう大学院生も優しくアドバイスをくれますとても参考になるアドバイスをもらえました

最後は京大のシンボルである時計台前で集合写真

昼食は京都大学の学食でとり、今年は本校の卒業生による文理別の大学・研究室ツアーを行いました。

文系では4人、理系では2人の卒業生にお世話になりました。卒業生の皆さん、ありがとうございます!

化学系研究室にお邪魔しました研究室を拝見させていただきましたざっくばらんに対談もできました

この後、探究活動の班別に市内自由行動となり帰宅しました。(班別行動の写真はありません。)

帰りの電車の中も眠ったりせず、元気いっぱいの生徒たちでした。

今日ディスカッションした内容や見たもの、感じたことをこれからの学校生活に活かし、少しでも長く持続させてほしいです。

3年SG探究活用「プレゼン講座」を実施しました

5月27日(火)6限の3年SGコース「SG探究活用」において、プレゼン講座を実施しました。講師は本校ALTのローレンさんにお願いしました。3年SGコースは、7月10日(木)にある成果発表会で英語プレゼンを行います。そのために、現在英語のスライドや英語の発表原稿を鋭意作成中です。今回の講座は、プレゼンの基本的所作事などを今一度ふりかえるよい機会になりました。本番では外国人のオーディエンスと活発な議論ができるように準備していきたいと思っています。

1年SG探究基礎 入門講座「データを分析する」を実施しました

5月27日(火)7限の1年普通科9クラス対象の「SG探究基礎」において、金沢工業大学メディア情報学部教授の伊丸岡俊秀先生をお招きし、探究活動でのデータ収集と分析方法についての入門講座を実施しました。

探究活動の初期段階において、生徒たちは自分たちが扱おうとするテーマやトピックについての現状を知るために、さしあたってアンケートを取ることから始めようとすることがありますが、「そのアンケートの目的は妥当なのか?」「その項目は本当に問う必要があるのか?」「その問いは単に自分たちの認識を裏付けるためだけのものなのではないか?」というような自己分析/自己批評が欠けている場合が少なくありません。今回の講座の内容を受けて、6~7月にはより効果的なアンケートの作り方や問いの立て方を学んでいくことになります。

卒業生講話「先輩が語る社会貢献のいろいろ」(4月18日)

4月18日(金)に卒業生講話として、本校の卒業生でいらっしゃる稲垣陽子さんに講義をしていただきました。当日は、2~3年の希望生徒が35名参加し、講義だけでなく、その後の質疑応答でもたくさんの質問が出て、大いに盛り上がりました。

講師の稲垣さんは、金沢大学医学類をご卒業された後、いくつかの病院で医師として働かれていました。その後、アメリカのジョージタウン大学で学ばれた後、同大学の国際保健学部特任助教授として現在活躍されています。グローバルな舞台で活躍されている先輩のお話を聞くことができ、そのありがたさを生徒たちはかみしめているようでした。

最後に、稲垣さんからいくつかお言葉をいただきました。

(1)キャリア形成は曲がり道。曲がった先に、予想外のきれいな景色が広がっていることもある。

(2)やりたいことが周りと違っても大丈夫。探せば必ず同士は見つかる。

(3)社会への後継方法は様々。本当に自分が好きな形を見つけ、後悔のない人生を。

<生徒感想>

とても楽しそうに発展途上国などの経験をお話ししてくださったことが印象的でした。国際貢献の大変なこと、魅力を知ることができ、国際的に活動するという私の進路に新しい道を見つけることができました。発展途上国では日本では当たり前の技術を提供することで、多くのことが解決する。また、貧しい方々は忍耐強く謙虚で一緒に仕事をしたいと思えるということが興味深かったです。そして、直接解決するのではなく、研究などを通して根本を解決するということが自分の中で気づかなかった新しい方法で将来の新しい道を開けた気がします。

全国高校生マイプロジェクトアワード2024「全国Summit」に初出場!!

3月28日~30日にかけて、認定NPO法人カタリバが主催する「全国高校生マイプロジェクトアワード(以下「マイプロ」)」の「全国Summit」が東京大学で開催され、全国津々浦々から48グループ(または個人)の高校生が集まりました。本校からは2年SGコースの1グループが予選を通過し、全国大会の場でこれまでの探究活動の成果を発表してきました。あわせて、全国には様々なアイディアを実現しようと活動している高校生が多くいることを知ることができました。

探究の日を開催しました!

今年度で6回目となる本校独自の探究活動のまとめ行事「探究の日」を3月18日(火)に開催しました。1・2年生が学年・コースを超えて互いに探究活動について発表したり、対話したりすることで、この1年の取り組みについて振り返りました。活動内容は以下の通りです。

プログラムA「代表チームのモデルプレゼン」(2年の各コースの代表発表を聞く)

プログラムB「探究ワークショップ」(今日1日同じグループで活動を共にする仲間と打ち解ける)

プログラムC「1・2年全員発表」(1・2年生で構成グループで各生徒が今年の活動について発表する)

プログラムD「学びのダイアログ」(自分のクラスに戻り今年の活動について共有する)

<生徒感想>

・知らない人たちとグループになって探究活動について話したけど、勇気を持って質問できてよかったと思った。また、自分の現時点の探究に対するアドバイスだけでなく、最後に他の話題で他のアドバイスをもらったであろうクラスメイトから、学んだことを聞けてとても参考になったと感じた。来年はプログラムAで発表していたグループのような、時間も労力もかかるけど楽しそうな活動をやれるような、探究をやりたい。また、先輩たちからのアドバイスはとてもためになるものが多かったので、来年も探究の日があるなら後輩にアドバイスしてあげられるような、深い研究をできたらいいなと思う。

・1年生の来年探究したいことの中身をみんなで考えるのが楽しかった。いつもは実験のことしか話さないし聞かないので、社会的な探究について考えるのが新鮮で、グループでの会話も途切れることなくできて、結構うまく行ったなと思った。なんか頭をフル回転させた感じで、充実してたなと思ってます。

・学年、クラスの違う人たちと探究について話すことはすごく楽しかったし、今の1年生は私たちが1年生のときと結構違うことをしていて、その話を聞くのがすごく楽しかった。探究の話だけでなく学校生活の話もできて学びある時間になった。講堂発表は緊張したが、班のみんなと楽しくできてよかった。これからの探究でも班員と協力してやりたいという気持ちが大きくなった。とてもいい一日だった。

ミライシコウ金沢に参加しました!

3月15日(土)に金沢大学角間キャンパスにて「第3回ミライシコウ金沢」が開催されました。これは金沢大学附属高校が県内外の20校以上の高校に呼びかけて行われる探究の発表会です。年度末の行事ということもあり、各校の生徒たちは一年のまとめとしてこのイベントに臨んでいるようでした。

本校からは2年SGコースと普通コースの生徒たちが参加し、決められたテーマに基づいた分科会会場で発表を行いました。生徒たちは、年明けからいくつかの発表会を経験してきていたため、より洗練されたプレゼンテーションスキルを身につけてきており、余裕を持って発表することができたようでした。また、発表がない時間帯には、他校の発表を聞く機会もあり、高校生同士がお互いに刺激し合うことができました。

令和6年度「SGコース課題研究発表会」を開催しました!

1月31日(金)に2年SGコースの研究発表会がありました。生徒たちにとっては、4月から8グループに分かれて取り組んできた課題研究の1つの成果を披露する場となりました。論理的思考力や表現力を磨くとともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を高めあいました。また、今回ご招待した8名のアドバイザーの方々からは、様々な視点に立ったアドバイスをいただき、今後の研究の参考になりました。

<発表タイトル一覧>
A班「居場所 い~ばしょ!」(中高生の居場所づくりに関する研究)
B班「あるたの」(歩いて楽しい街づくりに関する研究)
C班「日本人おにぎり0.9個計画」(ゲームを用いた食ロス削減に関する研究)
D班「障がい児に明るい未来を」(障がい児への理解促進に関する研究)
E班「想像して備える!地域に根ざした防災」(避難所で安心できる環境づくりに関する研究)
F班「Trans Tradition To The Future」(伝統工芸を用いた地域活性化に関する研究)
G班「そこにAIはあるんか。AIfulな社会を目指して」(小中高生のAI活用の促進に関する研究)
H班「Eatで未来にいー投資」(高校生の食を通した健康増進に関する研究 )

 

令和6年度「石川県SSH生徒研究発表会/いしかわNSH課題研究発表会」に参加しました!

昨年度に引き続き、1月22日(水)県地場産業振興センターにて、本校と石川県教育委員会の主催で「石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会・いしかわニュースーパーハイスクール課題研究発表会」を開催しました。

発表会には本校の生徒約150人(1年理数科、2年理数科、2年SGコース、2年普通コース)のほか、七尾、小松、金沢二水、金沢桜丘、輪島高校も参加しました。関係教員はもとより、探究活動でお世話になった企業の方々や生徒の保護者の方々も参加され、活発な発表会となりました。

発表は口頭発表とポスターセッションの形式で行われ、これまでの探究活動で積み上げてきた研究の成果をお互いに発表しました。発表や質疑応答を通じて、生徒たちは他校の生徒から多くの刺激を受けていたようです。また、これからの探究活動や将来の大学での研究について見つめ直す生徒もいたようです。もう1つ、今年度はNSHの新しい試みとして「ラウンドテーブルディスカッション」が行われました。これは、各校から選ばれた2名がそれぞれチームになり、進行も含めてすべて自分たちだけでディスカッションを運営し、決められた時間内に自分たちなりの解決策の提案をするというものでした。各校から選ばれた精鋭たちが鋭い議論を交わす様子を目撃し、「石川県の未来は明るい!」と思ったのは関係者だけではなかったと思います。

<生徒の感想>

・限られた時間の中で初めてみた人に伝えたいことをわかりやすく伝えるのはとても難しかったけど、今までの発表の反省点を改善して、満足のいく発表が出来たので良かったです。また他の高校の発表も斬新な視点のものが多くあって興味深かったです。

・他校の発表を聞けたことはもちろん、自分の発表を自校以外にも伝えられたという意味で貴重だった。開会式で講評の先生の1人がおっしゃっていたことが、「みなさんは井の中の蛙になっていませんか?」ということだった。本日の交流を通して、校内でアプローチを考えて行動をなかなか起こせていない以上、自分はまだまだ井の中の蛙だと思った。せっかく探究に取り組むのならもっと外に出て大海を知ろうと改めて感じさせられるいい機会となった。

・石川県立大学教授の講評が印象に残った。研究内容の発表に説得力を持たせる上で大事なのは、「根拠を数値化」することだと知った。また、実験においても、「長い」、「短い」などの抽象的な表現をすることを避け、数値化することが大事だということを知った。

・発表後の質問がとても活発で圧倒されました。発表する側も問いかけをしたり、スライドを工夫したりすることで聞き手の興味を引くような内容ですごいと思いました。自分も聴衆に興味を持ってもらえるような話し方やスライドを心がけたいと思いました・