SGHの活動を紹介します

探究の日を開催しました!

今年度で6回目となる本校独自の探究活動のまとめ行事「探究の日」を3月18日(火)に開催しました。1・2年生が学年・コースを超えて互いに探究活動について発表したり、対話したりすることで、この1年の取り組みについて振り返りました。活動内容は以下の通りです。

プログラムA「代表チームのモデルプレゼン」(2年の各コースの代表発表を聞く)

プログラムB「探究ワークショップ」(今日1日同じグループで活動を共にする仲間と打ち解ける)

プログラムC「1・2年全員発表」(1・2年生で構成グループで各生徒が今年の活動について発表する)

プログラムD「学びのダイアログ」(自分のクラスに戻り今年の活動について共有する)

<生徒感想>

・知らない人たちとグループになって探究活動について話したけど、勇気を持って質問できてよかったと思った。また、自分の現時点の探究に対するアドバイスだけでなく、最後に他の話題で他のアドバイスをもらったであろうクラスメイトから、学んだことを聞けてとても参考になったと感じた。来年はプログラムAで発表していたグループのような、時間も労力もかかるけど楽しそうな活動をやれるような、探究をやりたい。また、先輩たちからのアドバイスはとてもためになるものが多かったので、来年も探究の日があるなら後輩にアドバイスしてあげられるような、深い研究をできたらいいなと思う。

・1年生の来年探究したいことの中身をみんなで考えるのが楽しかった。いつもは実験のことしか話さないし聞かないので、社会的な探究について考えるのが新鮮で、グループでの会話も途切れることなくできて、結構うまく行ったなと思った。なんか頭をフル回転させた感じで、充実してたなと思ってます。

・学年、クラスの違う人たちと探究について話すことはすごく楽しかったし、今の1年生は私たちが1年生のときと結構違うことをしていて、その話を聞くのがすごく楽しかった。探究の話だけでなく学校生活の話もできて学びある時間になった。講堂発表は緊張したが、班のみんなと楽しくできてよかった。これからの探究でも班員と協力してやりたいという気持ちが大きくなった。とてもいい一日だった。

ミライシコウ金沢に参加しました!

3月15日(土)に金沢大学角間キャンパスにて「第3回ミライシコウ金沢」が開催されました。これは金沢大学附属高校が県内外の20校以上の高校に呼びかけて行われる探究の発表会です。年度末の行事ということもあり、各校の生徒たちは一年のまとめとしてこのイベントに臨んでいるようでした。

本校からは2年SGコースと普通コースの生徒たちが参加し、決められたテーマに基づいた分科会会場で発表を行いました。生徒たちは、年明けからいくつかの発表会を経験してきていたため、より洗練されたプレゼンテーションスキルを身につけてきており、余裕を持って発表することができたようでした。また、発表がない時間帯には、他校の発表を聞く機会もあり、高校生同士がお互いに刺激し合うことができました。

令和6年度「SGコース課題研究発表会」を開催しました!

1月31日(金)に2年SGコースの研究発表会がありました。生徒たちにとっては、4月から8グループに分かれて取り組んできた課題研究の1つの成果を披露する場となりました。論理的思考力や表現力を磨くとともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を高めあいました。また、今回ご招待した8名のアドバイザーの方々からは、様々な視点に立ったアドバイスをいただき、今後の研究の参考になりました。

<発表タイトル一覧>
A班「居場所 い~ばしょ!」(中高生の居場所づくりに関する研究)
B班「あるたの」(歩いて楽しい街づくりに関する研究)
C班「日本人おにぎり0.9個計画」(ゲームを用いた食ロス削減に関する研究)
D班「障がい児に明るい未来を」(障がい児への理解促進に関する研究)
E班「想像して備える!地域に根ざした防災」(避難所で安心できる環境づくりに関する研究)
F班「Trans Tradition To The Future」(伝統工芸を用いた地域活性化に関する研究)
G班「そこにAIはあるんか。AIfulな社会を目指して」(小中高生のAI活用の促進に関する研究)
H班「Eatで未来にいー投資」(高校生の食を通した健康増進に関する研究 )

 

令和6年度「石川県SSH生徒研究発表会/いしかわNSH課題研究発表会」に参加しました!

昨年度に引き続き、1月22日(水)県地場産業振興センターにて、本校と石川県教育委員会の主催で「石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会・いしかわニュースーパーハイスクール課題研究発表会」を開催しました。

発表会には本校の生徒約150人(1年理数科、2年理数科、2年SGコース、2年普通コース)のほか、七尾、小松、金沢二水、金沢桜丘、輪島高校も参加しました。関係教員はもとより、探究活動でお世話になった企業の方々や生徒の保護者の方々も参加され、活発な発表会となりました。

発表は口頭発表とポスターセッションの形式で行われ、これまでの探究活動で積み上げてきた研究の成果をお互いに発表しました。発表や質疑応答を通じて、生徒たちは他校の生徒から多くの刺激を受けていたようです。また、これからの探究活動や将来の大学での研究について見つめ直す生徒もいたようです。もう1つ、今年度はNSHの新しい試みとして「ラウンドテーブルディスカッション」が行われました。これは、各校から選ばれた2名がそれぞれチームになり、進行も含めてすべて自分たちだけでディスカッションを運営し、決められた時間内に自分たちなりの解決策の提案をするというものでした。各校から選ばれた精鋭たちが鋭い議論を交わす様子を目撃し、「石川県の未来は明るい!」と思ったのは関係者だけではなかったと思います。

<生徒の感想>

・限られた時間の中で初めてみた人に伝えたいことをわかりやすく伝えるのはとても難しかったけど、今までの発表の反省点を改善して、満足のいく発表が出来たので良かったです。また他の高校の発表も斬新な視点のものが多くあって興味深かったです。

・他校の発表を聞けたことはもちろん、自分の発表を自校以外にも伝えられたという意味で貴重だった。開会式で講評の先生の1人がおっしゃっていたことが、「みなさんは井の中の蛙になっていませんか?」ということだった。本日の交流を通して、校内でアプローチを考えて行動をなかなか起こせていない以上、自分はまだまだ井の中の蛙だと思った。せっかく探究に取り組むのならもっと外に出て大海を知ろうと改めて感じさせられるいい機会となった。

・石川県立大学教授の講評が印象に残った。研究内容の発表に説得力を持たせる上で大事なのは、「根拠を数値化」することだと知った。また、実験においても、「長い」、「短い」などの抽象的な表現をすることを避け、数値化することが大事だということを知った。

・発表後の質問がとても活発で圧倒されました。発表する側も問いかけをしたり、スライドを工夫したりすることで聞き手の興味を引くような内容ですごいと思いました。自分も聴衆に興味を持ってもらえるような話し方やスライドを心がけたいと思いました・

1年生「Discussion Day(異文化交流会)」を今年度も開催しました!

2月8日(土)に、金沢大学の留学生や県内学校のALTなど約30名の外国人の方々にご来校いただき、Discussion  Dayを開催しました。これは、本校1年生全員が、ゲストのみなさんと活発に英語でディスカッションができる貴重な機会となっています。

まず生徒たちは小グループに分かれ、留学生やALTの出身国の話を聞くことから始まりました。写真や地図などを使った説明によって、インドネシアをはじめ、ベトナム、中国などのアジアの国々や、そのほかアメリカ、グアテマラ、スウェーデン、イタリア、ウクライナ、コンゴなど、世界中の国々の特色や文化に触れることができました。

次に、今度は生徒たちが用意した「日本文化にまつわるもの」について、留学生やALTのみなさんに英語で紹介を行いました。生徒たちは、けん玉や将棋などのゲーム、お菓子やおやつ、アニメやキャラクターなど、様々な「日本の文化」を持参し、一生懸命にコミュニケーション活動を行いました。

【生徒の感想】外国の文化を知ることができたし、直接色んな国の方と話して見た事で、それぞれの国の独特なイントネーションの違いがあったりして面白かったと思いました。私が紹介した日本文化にもすごく興味を持っくれてたくさん質問してくれたことが嬉しかったです。自分がどれくらい英語が聞き取れるのか知ることもできて良かったです。

【生徒の感想】最初のジャパーニーズアイテムを紹介するのは結構練習したかいもあり、結構うまく話せた、ただ、2回目の学校生活紹介ではなかなか自分から話したり質問できなかったで、自分が一方的に話したり相手が一方的に話して自分は聞いているだけというわけではなく、しっかりお互いが話し合えるようにもっと質問力(英語での)をつけていきたい。

【生徒の感想】授業でなかなか自分の意見や思いを英語で伝えることができず、英語でのコミュニケーションに苦手を持ち始めていた。しかし、留学生の方々が、文法が多少違っても、私が言いたいことを汲み取って、笑顔で会話をしてくださって、改めて英語で話すことの楽しさを感じることができた。今回のイベントでは、留学生の方々の発言をすべて聞き取れたというわけではなかったので、これからの英語の学習で、単語力などの向上を目指したいと思った。

 

NSHキャンプに参加しました!

1月25日(土)から26日(日)にかけて、国立能登青少年交流の家(羽咋)にて「NSHキャンプ」(教育委員会主催の宿泊英語研修)に参加してきました。対象は、金沢泉丘、金沢二水、金沢桜丘、小松、七尾の「NSH(ニュース―パーハイスクール)5校」の1年生で、各校から選ばれた8名は冬休み前から事前課題に取り組み、研修に臨みました。

8グループに分かれて活動を行いましたが、そのうち4グループはSDGsのテーマの1つである「日本のフードロス対策を切り口とした食料問題」について、別の4グループは「再生可能エネルギーの現状と今後の対策」についてそれぞれ外国人留学生を交えて英語ディスカッションを行い、最終的に自分たちなりの解決策をプレゼンテーションしました。

各グループの外国人留学生のみなさんは、日本の大学で学ばれている方々で、明るい雰囲気で高校生たちを鼓舞してくれました。留学生の方々の出身は、アンゴラ、ポルトガル、ベトナム、ブラジル、バングラデシュなどの非英語圏の国々で、生徒たちにとっては様々な英語を聞く機会にもなりました。この設定の最も素晴らしかった部分は、参加者の間に「英語を外国語で学ぶ仲間たち」という共通意識が芽生えたことでした。その中で、本校生徒たちも、他者の目を通して世の中を眺めることの醍醐味、自分の世界観を変えてくれるかもしれない生き方に接する驚きを感じてくれたと思っています。

令和6年度SGコース課題研究発表会への参加申し込み案内

1 目 的

SGコースの課題研究の成果を発表することを通して、論理的思考力や表現力を磨くとともに、質疑応答を通した対話によるコミュニケーション力を育む。また、社会に開かれた探究活動の意義や成果について、発表やアドバイザーとの対話の様子を見ていただき、教育関係者にも提示する機会とする。

2 日 時

令和7年1月31日(金) 13:05~16:00

3 場 所

5・6限(2階大会議室/視聴覚室)、7限(5階iスタジオ)

4 参加者

発表者:2年SGコース生40名(8グループ)

アドバイザー:各グループの研究テーマにあった専門家8名(当日のパンフレットに記載)

その他参観者:協力していただいた企業関係者、教育関係者、24H保護者

5 タイムテーブル

13:05~13:15 オープニング(開会の挨拶、アドバイザー紹介)

13:15~13:25 移動・準備(4グループずつ2部屋に分かれる)

13:25~14:05 発表①②(1グループ発表8分、質疑応答7分、講評5分)

       休憩(10分)

14:15~14:55 発表③④(1グループ発表8分、質疑応答7分、講評5分)

       休憩(10分)iスタジオに全員集合

15:05~15:50 アフターセッション(アドバイザーと各グループの対話)

15:50~16:00 クロージング(閉会の挨拶)

6 発表テーマ

A班:居場所〔中高生の居場所づくりに関する研究〕    B班:観光〔歩いて楽しい街づくりに関する研究〕

C班:食ロス〔ゲームを用いた食ロス削減に関する研究〕  D班:多様性〔障がい児への理解促進に関する研究〕

E班:防災〔避難所で安心できる環境づくりに関する研究〕 F班:伝統〔伝統工芸を用いた地域活性化に関する研究〕

G班:AI〔小中高生のAI活用の促進に関する研究〕   H班:健康〔高校生の食を通した健康増進に関する研究〕

7 動画のオンデマンド配信について

発表の様子を録画し、後日Youtube 上にて限定公開でオンデマンド配信を行います。ご希望の方は、参加申込の際にオンデマンド配信の視聴をお選びください。連絡用に登録いただいたメールアドレスあてに後日、視聴用URLをご案内させていただきます。

8 参加申込

参加は、「当日参観」または「後日動画視聴」を準備しております。どちらか一方、または両方の申し込みが可能です。下記URLのGoogleフォームにて参加申込をお願いします。(申込締切:令和7年1月27日(月)まで)

参加申し込みフォーム:https://forms.gle/LpFU3ut8su6fUzbd8

米国プリンストン高校とのホームステイ交流行事(11/4~11/6)

11月4日(月)から6日(水)にかけて、以前から交流のある米国プリンストン高校の生徒のみなさん32名と引率の先生方3名が来校されました。この交流は本校SGコースの米国海外研修がきっかけで2016年から始まりました。今回は、コロナ禍をはさみ、6年ぶりの交流再開にもなりました。

11月4日の夕方に本校に到着されたご一行は、到着後すぐにホームステイを受け入れる生徒またはホストファミリーのみなさんと帰宅することになりました。翌5日は、生徒と一緒に学校に登校した後、1限から7限まで以下のように授業や交流行事を行いました。

【1限】歓迎式+1年生希望者と校内施設見学

【2限】1年生希望者との交流会

【3限】書道体験講座

【4限】1年理数科の生徒と英語ディベートの授業

【昼食】

【5限】1年生の各授業を見学

【6限】3年SGコース生との交流会

【7限】2年SGコース生との餅つき大会

5日夜も各ホストファミリー宅でホームステイをして、6日の朝に金沢を出発されました。今回、多くのご家庭からホストファミリーの申し込みをいただきました。残念ながら人数の関係などですべてのご家庭でホームステイをしてもらうことはできませんでしたが、来年度以降も交流を継続する予定ですので、ぜひまた応募していただけるとありがたいです。最後に保護者の皆様からいただいたご感想を掲載します。

 

<ホストファミリーを受け入れていただいた保護者の感想>

・子供にとっても、私たち家族にとっても、大変貴重な体験になりました。子供がプリンストンを訪れた際に、受け入れて下さった家庭の生徒さんを受け入れました。そのため、子どもたち同士、スムーズなコミュニケーションが取れていて、とても楽しく過ごせていたようです。プリンストンの生徒さんは、日本語を外国語として学んでいるとはいえ、日本語でのコミュニケーションはなかなか難しく、家庭での会話は英語が中心でした。子供が主に会話をして、相手の生徒さんもコミュニケーションで困ることはありませんでしたし、家族も英語での国際交流を楽しめました。今後もこのような活動によって、より多くの泉丘の生徒が世界に羽ばたいていくことを願っています。

・短い間でしたが、15歳の女の子が、日本の文化に興味を持ち、食事や日本の生活も積極的に楽しみ、異文化でのチャレンジも難なく受け入れる柔軟さを目の当たりにしました。子ども同士もあっという間に仲良くなり、お互いに一歩踏み込むことで、相手を知り、自分の世界を広げる事ができると実感し、家族一同楽しい時間を過ごすことができました。3日間はあっという間で、お別れはとても寂しかったのですが、貴重な経験ができたことに感謝致します。

・本人、またわたしたち家族もとても楽しく、学びある時間でした。国や言葉が異なっても、同じ年代の子供たち同士が心を通じ合わせて話したり、遊んだりして笑っていて素晴らしく思いました。この素敵な体験が彼らの将来の選択肢を広げたり、他者を理解したりする助けとなるといいなと思います。

・貴重な経験を家族全員がさせて頂けたことに感謝しています。言葉が通じなくてもジェスチャーや単語を並べた会話でも頑張って理解しようとしてくれ、別れが寂しいと感じるくらい楽しい時間を過ごせました。

・異性の生徒さんでしたが、娘と打ち解けて自然と会話してくれたので安心しました。普段娘が英語を話す姿を見る機会がないので、その姿を見ることができたのは新鮮でした。親子共々貴重な時間を過ごさせていただきました。このような機会を与えていただきましてありがとうございました。

1年「先輩に学ぶプレゼン術」、2年「社会人と語る会」を開催

11月4日(月・振替休日)に、本校OB・OGの社会人や大学生の方々をお招きし、恒例となっている1年「先輩に学ぶプレゼン術」および2年「社会人と語る会」を実施しました。

1年生を対象に行われた「先輩に学ぶプレゼン術」では、東京大学、金沢大学、名古屋大学、三重大学、京都大学、神戸大学で学んでいる卒業生12名が登壇し、プレゼンテーションを通じて「大学での学びと自分の将来」について自身の経験を語りました。1年生は、これらの先輩たちの話を通じて、大学生活やキャリアの歩み方に対する新たな視点を得ることができ、彼ら自身の未来に対する意識が一層深まったようです。

また、2年生を対象に開催された「社会人と語る会」では、異なる業界で活躍する社会人OB・OG12名が集まり、「働くとは?」というテーマでプレゼンテーションを行いました。その後、参加者はグループディスカッションに分かれ、各職業に関連する「問い(仮説)」について意見を交わしました。社会人の講師たちが提示した難解な問いに対して、2年生はグローバル化が進む社会で求められるスキルや価値観を考えながら、10年後、20年後の自分たちの姿を思い描きつつ真剣に議論を行いました。

(生徒感想)先輩方の人の目と耳を惹きつけるような話し方やスライドが素晴らしく、わかりやすかったです。また、様々な勉強に対する考え方や取り組み方があり、どれもとても参考になりました。その中でも、お話してくださった全員に共通して言えることは努力して進路を実現されているということだと感じました。自分も学ぶことの楽しさを忘れず、わかっていることとわからないことの整理をしながら自分のレベルをどんどん高めていきたいです。そして自分の目指す大学に行って、自分自身が成長できる環境に身を置き、たくさんのことを吸収して新たな発見や学びをしたいです。

(生徒感想)4人の先輩方のプレゼンを聞いて、最初に大まかな流れを説明したり、ところどころにユーモアをいれたり、わかりやすい言葉で話したりすることがプレゼンの効果的な方法だと思いました。全員全く異なる分野を突き詰めて学んでいることがわかり、大学では自分の好きなことだけをとことん学べることを実感し、大学生活が楽しみになりました。しかし先輩たちも壮絶な受験勉強を乗り越えたからこそ楽しい大学生活が送れているのだと思うので、自分も勉強のモチベーションを上げて頑張っていきたいと思いました。

(生徒感想)自分自身が何かをするということが大事なのだなと改めて思った。これからAIが発展していくうえで、自分で学ぶ姿勢というものが必要だったり、すべての情報を鵜呑みにせずに、様々な情報の中から自分で情報を精査して何が正しいかの判断をしたりすることを心がけていきたい。また、「損か得か」ではなく「好きか嫌いか」で自分の将来を決めることも大切だと学んだ。まだ大学まではやりたいことが決まっていても、その先にやりたいことを見つけられていないため、自分の好きなものの中からやりたいことを見つけたい。

(生徒感想)グローバル化が著しく、海外の人たちとの交流が増えていく中でどういったことを今のうちから大切にしていけばいいのかが分かった。相手の話をしっかり聞いて相手とディスカッションをできるようになることや自分のアイデンティティについて相手に説明できるようにしておくこと、話し合いの場などで求められるリーダーシップが大事だと思った。好きなことを見つけるときには色々な手段で情報を集めて自分がしたいことを表現できるようにしておきたいと思った。

EUがあなたの学校にやって来る(駐日リトアニア大使講演会)

10月30日(水)放課後に、駐日リトアニア共和国特命全権大使のオーレリウス・ジーカス氏をお招きし、講演会を開催しました。EUの成り立ちや今日の世界で果たしている役割、EUやその加盟国が持つ多様性に満ちた歴史や文化について、またEUと日本との関わり、国境の枠を超えた平和構築や開発援助の現状について学ぶことができました。

講演会には170名の生徒が参加しました。講演の後に行われた質疑応答では、さまざまな質問が飛び交いました。