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総合学科ニュース
【3年総合学科】「食品製造」クッキー製造
農業科目「食品製造」でクッキーの製造実習を行いました。3年生は今年度に入って何回もクッキー製造をしていますが、今回は普段のクッキー製造とは違った形で実施しました。生徒自らが「クッキーに混ぜ込む野菜や果物などの素材を何にするか」「素材の混ぜ方」「加える量」を考え、素材を活かしたおいしいクッキーを作ることを目標に製造を実施しました。
素材について事前に決め、レーズンやレモン、オレンジなどを用いて、細かく刻む、果汁を加えるなど素材を活かすためにはどのような混ぜ方がいいのか、想像力を働かせながらクッキーを作らないといけません。
新しい味の新商品になることを目指して、相談しながら試行錯誤を重ねクッキーを作ります。素材を活かしてどのようにクッキーを作るのか1人ひとりが想像し、考えて製造を行っていました。クッキーにオレンジをサンドする生徒もいれば皮と果汁を練りこむ生徒もいて、様々な工夫を見ることができました。失敗した生徒も成功した生徒もいましたが、普段のクッキー製造では見られない生徒の姿を見ることができました。
【2年総合学科】サツマイモ収穫体験
昨年に続き今年も交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」を実施しました。1回目となる今回は朝日小学校の26人が6月頃に行った定植体験に続き、収穫体験に参加してくれました。
大雨の影響が心配されましたが晴天に恵まれた中、最初に「さつまいもの不思議」について本校生徒が紙芝居で紹介し、1人1組のグループになりサツマイモ畑まで一緒に歩いていき、収穫体験スタート。
2年生は初めての収穫体験であり、事前レクチャーで学んだことを活かして安全にも気を配りながら小学生をサポートしていました。小学生が元気よく土を掘って収穫したサツマイモは50kg以上!生徒1人1kgほどを持ち帰って家で食べるそうです。
今年のサツマイモ収穫体験は残り7回を2週間に渡って幼稚園や保育園の園児を対象に行われます。これから サツマイモ収穫体験に来る皆さん、生徒一同お待ちしております。
【3年生総合学科「野菜」】ハクサイの定植
3年生「野菜」
2学期に入り、秋冬野菜の播種や定植が目白押し。ダイコンに続いて、9月12日からはハクサイの定植が始まりました。夏休み中に播種しビニールポットに鉢上げをして、苗づくりをしていました。収穫時期をずらすため、早生から晩生まで4品種を1100ポット以上の苗を露地の畑に定植予定です。
50cmの間隔でビニールマルチに穴を開け、苗を置き、植付け、ネキリムシ対策の殺虫剤を株元にまき、水やりをするという一連の作業。ハクサイの根は細いので根鉢を崩さないように慎重に扱います。また深く植えないように、植え付ける穴の大きさにも注意が必要です。
1畝に160ポットの苗を定植します。最初はぎこちなかった手つきも数をこなすうちに慣れ、要領もよくなってきました。この間の暑さに加え、立ったりしゃがんだりの繰り返しで作業は大変です。
2年生も交え、2週間にわたって定植が続きます。
プランター寄せ植え
2年生「草花」
2学期のはじまりはプランターの寄せ植えの実習を行いました。5月、6月に播種した品種
【マリーゴールド・ニチニチソウ・ケイトウ・コリウス・シロタエギク】
この5つの品種から生徒たち自身の感性で選んで制作しました。まだまだ夏の花も元気です。
10号鉢を使用し、ランバート土に赤玉土・鹿沼土・腐葉土を混ぜ込み、元肥としてくみあい化成8号と緩効性肥料のマグァンプkを使用しました。少し成長に乱れもありますが、これからの管理も生徒自ら行い成長を見守りたいです。
【プランター①】
【プランター②】
【プランター③】
【2年生「作物】バケツイネの刈り取りと収穫調査①
2年生「作物」
1学期に植え付けたイネが、いよいよ収穫を迎えました。品種は早生の“ゆめみずほ”です。
9月5日、栽培していたバケツイネをハサミや鎌を使って刈り取り、その場で茎数を計測しました。次に麻ひもで固く縛ってハウス内で数日間吊るし、乾燥させます。
9月10日、乾燥させていたイネの束から穂を切り取ります。切り取った穂の数を計測しました。60本以上の穂が実った生徒もいました。続いて一番大きな穂と一番小さな穂を選抜し、穂の長さを計測しました。最後にスケッチです。一粒一粒の籾がどのように付いて穂になっているのかよく観察し、用紙に描いていきました。
この後、一穂についた籾の数を計測したり、籾の重さを量ったりして収量調査を進めていきます。
一粒のお米から発芽した1本の苗が、いったい何粒のお米を生産したのでしょうか?いよいよ核心に迫っていきます。
【1年総合学科】ダイコンの播種と発芽
1年生「農業と環境」
1年生の2学期に行う栽培実習は、ダイコンです。今回栽培するのは「耐病総太り」という一般によく作られている品種です。9月4日、実際に畑に出て種を播きました。
株間30cmの間隔でマルチに穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき3粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして一連の播種作業は終了です。2~3mmの種ですが初めて見る生徒もいて、その小ささにびっくりしていました。
翌週の9月9日、播種から6日後。14H15Hともにきれいに発芽していました。早速発芽したダイコンの様子をスケッチしました。双葉(子葉)は、かわいいハート型をしています。この後、発芽した本数を数え発芽率を計算しました。81~82%の発芽率で、想定したよりも少し低い値でした。
播種後にまとまった雨が降ったことで、種が流されたのかもしれません。覆土の量が少なかった可能性があることと合わせて原因を考えました。
この後、生育を見ながら1本にする間引き、追肥、土寄せ、除草などの管理作業を行いながらダイコ
【3年総合学科】「総合的な探究の時間」七尾市の避難所へクッキーを配布
科目「総合的な探究の時間」に総合学科農業系列3年生の食品加工班が七尾市で最後の避難所となっている矢田郷地区コミュニティセンターでクッキー100袋を配布しました。農業系列3年生は、1年間を通して七尾市への地域貢献、高校生だからこそできる支援活動を通して被災された方に勇気と元気を届けることを目標に活動を行っています。今回の配布はその第一弾として実施しました。
3年生9名がクッキーを製造、包装し、1人1人が被災された方に向けてのメッセージを書いたラベルも作りました。また、機械システム科の先生の力も借り、本校の校章と「がんばろう 能登」の2種類の焼き印を制作してもらいクッキーに印字をしました。こうしてできたクッキーを集まってくださった避難されている方々に手渡しで配布を行いました。また、避難されている方とお話をするなどして笑顔のあふれる交流を行うこともできました。生徒の中には家に大きな被害を受けた生徒、長期間断水に苦しんだ生徒もいます。そのため、避難されている方と今回の地震について真剣に話をしている姿がとても印象的でした。避難されている方からは「たくさん作ってくれてありがとう!」「文字が入ってる!すごい!」などの声をかけていただきました。
今後も被災地の学校としてできることを全力で取り組んでいきます。
【1年総合学科】農業法人見学を行いました
科目「産業社会と人間」で14Hと15Hが農業法人見学に行きました。本見学会はいしかわ農業総合支援機構が企画・実施をしていただき、志賀町にある「ゆめうらら」さんにお邪魔をさせていただきました。
最初に社長の裏さんから会社の概要やこれまでに取り組んだこと、社会人になった時に必要な資質などについて講演していただきました。そのあと、営業部の若手社員である山澤さんから「ゆめうらら」に就職しようと思った経緯や今している仕事について、社会人の先輩としてのアドバイスということで講演をしていただきました。次に山澤さんがしているドローンの作業風景を見学させていただきました。スマホでルートなどを設定すると自動でそのルートに薬剤や水を散布してくれ、終わったら基地に戻ってくる様子を見させていただき、農業の最新技術を目の当たりにして生徒は興味津々といった様子で見学をしていました。
普段学校の授業では聞くこと、見ることができないことを今回は聞いて、見ることができたのでとても良い機会になったと思います。1年生はまだ系列を選択していないので選択の参考にもなったのではないかと思います。
講演をしていただいた裏社長、山澤さん、見学会を企画・実施していただいたいしかわ農業総合支援機構の皆さんありがとうございました。
【2年総合学科】サツマイモ定植体験③を行いました
先週からスタートした小学生、園児とのサツマイモ定植体験も今回で3回目となりました。3回目は西湊保育園の園児19名が参加してくれました。元気いっぱいの挨拶からスタートし、生徒が紙芝居でサツマイモの苗について紹介しました。その後、生徒と園児がグループになって畑まで一緒に行き、まずホーラーで植える場所のマルチを剥がしました。そして、シャベルを持って園児が深い穴を掘り、苗を定植しました。今回植えた品種は金時です。植え方は船底植えというやり方で植えました。生徒も園児との接し方、教え方が回数を重ねるごとにうまくなっており、生徒の成長を感じられた定植体験となりました。残すはあと1回で最終回は本宮のもり幼保園の園児たちと行う予定になっています。今回の定植体験については6月12日の北國新聞朝刊にも取り上げられていますのでぜひご覧ください。
【2年総合学科】「果樹」モモの袋掛けを行いました
農業科目「果樹」でモモの袋掛けを行いました。既に2・3年生の実習で摘果が終了し、1つの枝に1個の実がなっている状況です。袋掛けは病害虫から守ることや外見を美しくさせるために行う作業です。まだ、大きさは成長途中であるためテニスボールより小さいですが、これから7月の収穫に向けて大きく成長し、みずみずしくておいしいモモができる予定です。本校で栽培したモモは残念ながら販売はされませんが、生徒が自ら収穫して持ち帰る、ジャムとして食品製造の実習で加工するなどして使われます。加工したモモジャムは9月にJA直売所などでも販売される予定なので見かけた際はぜひご購入ください!今後はナシの袋掛け、リンゴの袋掛けと続いていきます。