総合学科ニュース

ダイコンの収穫(農業系列)

 収穫の秋、ダイコン編。

 11月に入って、ダイコンの収穫が始まりました。1年生の「農業と環境」、2・3年生の「野菜」と全学年でダイコンの栽培にかかわっています。以前ならば8月下旬には種まきをしなければならなかったのですが、温暖化により最近では9月に入ってから播種しています。

 これまでに2回の間引きを行い、その都度追肥をして育ててきました。そしていよいよ収穫です。ここまで順調に生育しています。「なかなか、抜けん」と引き抜くのに苦労する生徒や「人間の足みたいや」と又割れしたダイコンに驚く生徒もいました。大きいものでは2㎏を越えるものもあります。その場で葉を切って調整したり、“ダイコン洗い機”で泥を落としきれいに洗う体験もしました。

 ただ残念なのは、思いのほか空洞のダイコンが多いこと。9月上旬の猛暑の影響なのか、生長と吸水のアンバランスで空洞果ができるようです。傷みが多いですがその部分は取り除いたうえで、ダイコンを存分に味わってほしいと思います。

 

 

 

 

MYバケツイネの刈り取り

 2年生「作物」 

 2年生は、一人一ポットずつ担当しイネを栽培しその生育を観察してきました。植えたのは中能登町の農家さんから譲ってもらった古代米(晩生品種)です。10月30日、ようやく刈り取りの日を迎えました。片手では持ちきれないほどに増えた茎の束をノコギリ鎌で刈ります。生徒は、一本の苗からこんなに大きくなってびっくりしています。中には、思うように刈り取りできずに手間取る生徒も見受けられした。刈り取ったイネはしっかり束ねて2週間ほど乾燥させます。

 毎年「作物」でのバケツイネ栽培では、「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。この間、定期的に草丈や茎数を数え調査してきましたが、乾燥後は穂を取って一穂にどれだけの籾がついているのか調べます。

 

 

 

サツマイモ収穫体験

  いよいよサツマイモ収穫体験も最後を迎えました。6回目となる今回は羽咋市から千里浜保育園の園児20名が来校されました。天候も心配されましたが晴天に恵まれ、6人1組でたくさんのサツマイモを収穫しました。収穫したサツマイモは79kg!保育園で焼き芋などにして食べるそうです。

 今回のサツマイモ収穫体験をもって全6回が終了しました。総収穫量は600kg以上!たくさんの方に七尾東雲高校のサツマイモを食べて頂けることは嬉しいかぎりです!収穫体験に来てくださった各施設の皆さんありがとうございました。また、来年お会いできることを楽しみにしています!

農林漁業まつり 多肉植物の寄せ植え体験コーナー その2

 10月21~22日、金沢市の産業展示館で第44回石川の農林漁業まつりが行われました。今回本校は体験ブースを担当し、農業系列の3年生6名が「多肉植物の寄せ植え」の運営補助を行いました。来場された方からは大変好評で、用意したマクラメ編みのハンギングが足りなくなり体験の合間に制作するほどで、両日ともに100名を越える方々が体験されました。

 参加した生徒は、「小さい子どもにも教えることができてよかった」「これだけたくさんの人が来ていてびっくりした」「接客などいい体験ができた。やってよかった」などと感想を語っていました。

 

 

 

石川の農林漁業まつり「多肉植物の寄せ植え体験」

3年生

 10月21日(土)~22日(日)にかけて行われた第44回石川の農林漁業まつりの農業高校・水産高校コーナーにて実習体験「多肉植物の寄せ植え」を行いました。

 多肉植物は葉自体に多くの水分や養分を貯蔵しているため、頻繁に水やりをしなくてもいいのが特徴です。

本校で育てた6種類の多肉植物を鉢に寄せ植えしてもらい、生徒が実習で作製したマクラメ編みに入れて完成です。1日5回の各回10名で予定していましたが、近年、多肉植物がブームになっていたこともあり、想像以上の人が開場と同時に殺到し、あっという間に定員の人数に達したため急遽、人数を増やし、2日間で200名程度の方に体験してもらうことができました。参加した生徒も時間が空いている時に自ら積極的にお客さんに声をかけて体験してもらっている様子がとても印象的でした。土曜日には国会議員の西田昭二様が激励に訪れてくださいました。体験に参加された皆さんありがとうございました。

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

2年生

 サツマイモ収穫体験も佳境を迎え、5回目のサツマイモ収穫体験を行いました。

 今回は七尾幼稚園34名の園児の皆さんが参加されました。本校では、シルクスイート、紅はるか、安納

芋など様々な品種を栽培しています。今回はシルクスイートを収穫しました。大きく成長したサツマイモを

元気いっぱいにたくさん収穫しました。生徒も圧倒されるほど元気いっぱいの園児の皆さんで次々にサツマ

イモを収穫して楽しんでいました。収穫したサツマイモは5回行った中で最も大きく成長していました。今

回収穫したサツマイモは130kg!園児の皆さんで分けるそうです。ラスト6回目は10月26日に行わ

れます。

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

2・3年生

   10月17~18日にあさひこども園、本宮のもり幼保園、親子ふれあいランドの3つの幼稚園や施設を対象にサツマイモ収穫体験を行いました。

  年少さんから年長さんまでの子供たちが本校生徒とペアになって収穫体験を行いました。雨の影響もあってぬかるんだ畑を一生懸命歩き、土を掘り起こして大きなサツマイモを収穫していました。

 2日間で収穫したサツマイモは200kg以上!幼稚園や施設に帰ったら焼き芋やお菓子などに加工して食べるそうです。

 

 

 

 

第2回地区部会

 10月3日(火)にデュアルシステムの第2回地区部会(商業)が開催されました。当日は、実習でお世話になった企業の担当者様と七尾市役所・七尾商工会議所の担当者をお招きして、生徒による活動報告をはじめ、実習中の生徒の様子、実習での生徒の良かった点や今後の改善点、来年度以降の課題等たくさんの意見を頂くことができました。今年度の課題・反省点を活かして、来年度以降はさらに良い実習になるようにしていきたいです。

 実習にご協力いただきました皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

 新型コロナウイルスの影響により実施が見送りとなっていた幼稚園との交流活動プログラムの一つ「サツマイモ収穫体験」を4年ぶりに実施しました。

 1回目は、10月6日に羽咋白百合幼稚園から園児65名が参加し、本校生徒2・3年生17名と4人1組となってサツマイモの収穫体験を行いました。

 最初に「さつまいもの不思議」について紙芝居で本校生徒が紹介し、4人組を作ってサツマイモ畑まで一緒に歩いていきました。サツマイモ畑は前日の雨の影響で土がぬかるみ、生徒でも歩くのがやっとの状態の中、サツマイモを土の中から掘って収穫しました。

 「たくさん獲れた!」「大きいサツマイモが獲れたよ!」など園児たちは元気にサツマイモを収穫し、収穫後は本校生徒と一緒に遊んで交流を楽しみました。今回、収穫したサツマイモはなんと140kg!全て幼稚園が持ち帰って後日、焼き芋やスイートポテトにして食べるそうです。

 サツマイモ収穫体験は全6回実施されます。これからサツマイモ収穫体験に来る幼稚園の皆さん、生徒一同お待ちしております。

      

       

産業連携による人材育成推進事業 デュアルシステム第2回地区部会

 10月5日に産業連携による人材育成推進事業 デュアルシステム第2回地区部会を本校で開催しました。

 総合学科農業系列では、毎年、株式会社スギヨ様にて長期型企業実習として10日間生徒が実習をさせていただいています。今年は、9月4日~15日の平日10日間にわたり、2年生2名が参加しました。

 今回の地区部会では株式会社スギヨ様に本校へお越しいただき、10日間で学んだこと、できたこと、課題となったことなど生徒自身が感じたことをスライドにまとめ5分程度の発表を行いました。

 発表後、株式会社スギヨ様と生徒による意見交換を行いました。生徒からは「大変だったけど充実した10日間だった。」「普段食べているスギヨ様の商品に少しでも携われることができてよかった。」と生徒にとっても実りのある実習となったようです。株式会社スギヨ様からは「挨拶やわからないことを積極的に質問するなどの姿勢がとてもよかった。」と高評価を頂きました。ここで得た学びを今後の学校生活に活かしていきます。