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総合学科ニュース
ダイコンの間引き(農業系列)
1年生「農業と環境」
ダイコンの播種をしてから二週間がたちました。種は一穴に4粒ずつ播きましたが、多くの人がほぼ100%発芽していて、良好です。
4つとも育ててしまうと互いに日射や養分の取り合いが起こり、大きなダイコンができません。そこで一穴に一本のダイコンだけを残して後は小さいうちに抜いてしまいます。これを間引きといいます。間引きの作業行い、その後肥料を与え軽く土を寄せて今回の実習は終わりです。間引いたダイコンはスケッチをして、ダイコンの生態を観察しました。
生長の具合を見ながら、あともう一回追肥をしてダイコンの肥大を促し、収穫に向かいます。
トマトの初収穫(農業系列)
3年生「野菜」
新しくなった水耕栽培ハウスを使って栽培を始めたトマトが、ようやく収穫の時を迎えました。
ハウス内には大玉トマト・中玉トマト・ミニトマト計17品種が植わっています。7月7日に播種し、7月25日に定植。3か月弱で収穫を始めることができました。
今はミニトマトが中心です。プラスチックのパックに詰めて、9月22日(木)の校内販売で初めて店頭に並べました。いろいろな品種を混ぜたミックスで“宝石箱”と名付けています。
これから11月いっぱいを目途に収穫が続きます。水耕栽培で比較的作りやすい品種はどれなのかを見極めながらの栽培です。
ダイコンの播種(農業系列)
1年生「農業と環境」
1年生の栽培体験、後期はダイコンに挑戦します。9月14~15日、教室でダイコンの生育の様子や品種、播種の仕方などの授業を受けた後、実際に畑に出て種を播きました。
株間40センチでマルチの穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき4粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして、殺虫剤を散布し終了です。2~3日で発芽してきます。
台風の過ぎた9月20日。13H14Hともにきれいに発芽していました。
イネの出穂(しゅっすい) (農業系列)
2年生「作物」
作物の実習では、一人1鉢でイネを栽培しています。5月に1本の苗を田植えしたのち、2~3週間ごとに生育調査(草丈と茎数の測定)をしてきました。
夏休み明け9月14日の授業では、いよいよ出穂(「しゅっすい」と読み、稲穂が出てくることをいいます)してきました。出穂に合わせて、花が開花します。イネの開花は10:30ごろから午前中いっぱいといわれ、普段はなかなか見ることができません。今回栽培している品種は古代米で、晩稲(おくて)のためこの時期の出穂となり、花を見ることができるのです。
実習開始時にはまだ開いていなかったものが、時間がたつにつれて徐々に開花し始め、「先生、開いとる。開いとる」という声があちらこちらで聞こえてきました。
水耕栽培トマト(農業系列)
3年生「総合的な探求の時間」
7月8日に播種したトマト。7月22日に水耕栽培用のハウスに定植し、大きいものでは5段目まで花がついています。1~2段目は実が大きくなってきています。いよいよ色づき始めるころです。
今回、大玉から中玉・ミニまで合計17品種を栽培しています。毎週の授業では、草丈や葉の数や花房の数を測定しています。中にはカルシウムの吸収が足りず、尻腐れ症状(生理障害)が見られる花房もあります。この水耕システムで相性の良い品種を見極めるために、データの採取は欠かせません。
果樹実習24H(9/7 農業系列)
夏休み明け初めての果樹実習は、ナシ、ブドウの収穫でした。ナシは幸水、ブドウはシャインマスカットやハニービーナスなど、みずみずしい果実を楽しんで収穫しました。生徒達は、夏休み前に自分が収穫するブドウに自分の名前のタグをつけており、今日は大きく育った自分のブドウを収穫して大満足でした。
これまで、「摘果」や「袋掛け」、「ジベレリン処理」に「摘粒」と手をかけた成果が実りました。家に持ち帰って、家族で味わい、実習で体験したことを話題にしてもらいたいです。
タマネギの播種(農業系列)
2年生「野菜」 2学期の最初はタマネギの播種から始まりました。学校では毎年、タマネギの苗として栽培し販売しています。早速、地域の方から今年の販売はいつから始めるのかと問い合わせがありました。
ハウス内に4本の畝を準備し、畝の上に種まき用の溝を作りその溝にそって種をまいていきます。むらなく均等に種をまくために少量ずつ繰り返し行うことがポイントです。細かい作業ですが、根気よく最後まで播種することができました。
その後覆土をし、水やりをして終了です。1週間ほどで発芽してきます。順調に育てば、10月20日前後で出荷が始まります。
デュアルシステム(商業)
総合学科ビジネス系列の生徒8名は、7月11日~29日の間の10日間行われたデュアルシステムを無事終えることができました。
参加生徒は、「働くことの大変さを知った。」「とても疲れてつらい時もあったが、とても楽しく良い経験ができた。」「実習で、自分に足りないものとこれから必要になる能力を発見できたと思う。」と実習の学びを語りました。
他にも、デュアルシステムを通して、失敗を重ねながら、1つ1つできることが増えることの喜びや達成感を学ぶことができたようです。受け入れていただいた企業様、心より感謝申し上げます。
消毒作業(株式会社香島津 能登食祭市場)
商品の前だし作業(株式会社どんたく)
県外企画旅行作成(東武トップツアーズ株式会社七尾支店)
社外研修(トラベル愛ランド株式会社)
水耕栽培ハウス始動(農業系列)
今年度新しくなった水耕栽培用のハウスで、トマト栽培が始まりました。
7月8日にセルトレイに播種したトマトは1週間で発芽が揃い、22日にロックウール培地に仮定植。
25日には新しいハウスに移動させ、養液の点滴が行われるようになりました。
トマトの生育に合わせて、養液の点滴量や回数のなど調整が必要です。これからも試行錯誤が続きます。
デュアルシステム(商業)
地元企業などと連携協力し、石川の食、ものづくり、くらし・経済を支える将来の地域産業の担い手を育成するとともに、新規高卒者の就職促進に向けた意識の醸成を図るデュアルシステムが7月11日~29日の間の10日間行われております。総合学科ビジネス系列の生徒8名は、各4社に分かれ、実践的な学びをさせていただいています。10日間の実習を経て、どんな学びをしてくるか楽しみですね。
消毒作業(株式会社香島津 能登食祭市場)
品だし(株式会社どんたく)
県外企画旅行作成(東武トップツアーズ株式会社七尾支店)
観光ツアー作成(トラベル愛ランド株式会社)
第4回しののめ市 その2
前回の投稿に引き続き、第4回「しののめ市」についてお伝えいたします。昨年度から行われているしののめ市ですが、メンバーが一新し、今年度、初めての「しののめ市」でした。
さて、今回の投稿では第4回「しののめ市」の工夫点を2つご紹介します。
1つ目は、POPです。前年度の反省点も踏まえ、POPは商品名や価格などを一目でわかるようなシンプルなものを作成しました。
2つ目は、商品(花苗・花鉢)にさすラベルです。ラベルに本校をより知ってもらえるようなクイズを付け、お客様に提供しました。6種類のクイズ付きラベルを色違いで作成することで、商品のアクセントになったのでないでしょうか。
第4回しののめ市 その1
7月15日(金)に、第4回「しののめ市」が販売対象を本校生徒と保護者限定として開催されました。
総合学科農業系列生徒が育てたマリーゴールドやゼラニュームなどの花苗・花鉢5種類を、総合学科ビジネス系列生徒が接客や会計を担当し販売しました。生徒たちは初めての販売実習で不慣れな部分もありましたが、天候にも恵まれ多くの方々に来店いただきました。これからもお客様に笑顔を届けられるように「しののめ市」を盛り上げていきたいと思います。
ビジネスマナー講座
○日時
令和4年7月13日(水)
○対象学科と対象生徒数
総合学科ビジネス系列 35H 17 名
総合学科農業系列 24H 14 名
総合学科ビジネス系列 25H 21 名 計52名
○講師
株式会社どんたく
人事教育部 高橋 彩乃 氏
どんたく店レジチーフ 桜井しずく 氏 (本校卒業生)
七尾東雲高校では自律貢献を教育目標に、「産業連携による人材育成推進事業」にかかる長期型企業研修として、七尾市内の企業様にて実習を実施しています。
そこで、専門家による学校での実践的指導として、株式会社どんたく様を講師にお迎えし、高校生活における進路意識の持ち方、人材育成方法や取り組みについてのビジネスマナー講座を実施いたしました。
本校の卒業生も講師としてお話していただき、先輩としての目線や成長したこと、やりがいを生徒たちに伝えてくれました。
生徒のアンケート
・今回自分が社会に出たときに必要なことは自分がわからないことがあったらほっとかないことまたは後回しをしないことそして、「1度聞いたことは2度も聞かないこと」これは自分にとって大切であり、自分の苦手なことでもあるので、社会出る前から意識していきたいなと思いました。
・楽しむと愉しむの違いは自分から進んで行うのか、もらったもので喜ぶのかで愉しい人生を自分で進む道を選ぶというのはすごく今の自分に刺さりましたし、印象に残りました。
・最後に言っていた、「あなたの人生はあなたのもの」という言葉を聞いて、人に流されて決めるのではなく、自分の気持ちに正直になることが大切なんだと改めて実感した。 もしこれから人に流されて決めることがあっても、最終的に決めているのは自分なので、その決断に責任を持てるような大人になりたいです。
総合的な探究の時間「和倉温泉御便殿ツアー」(ビジネス系列)
和倉和倉温泉観光協会より新しい企画として「和倉温泉御便殿ツアー」を実施するにあたり、本校にツアー造成と観光ガイドの依頼がありました。そこで、総合学科3年生の商業系列の「観光ビジネス」を選択している生徒は、今年度「総合的な探究の時間」と「観光ビジネスⅡ」の授業で和倉温泉の観光ガイドツアーのプラン作成を行っています。
5月より、実際の御便跡地の見学や移築先の見学などを実施し、ガイドプランの作成準備を行っています。また、地元の観光ボランティアガイド「はろうななお」の方からもご指導をいただき、ガイド方法などについても勉強をしています。
10月下旬には、地元企業などを対象としたモニターツアーの実施を予定しており、現在はそれに向けた準備に取り組んでいます。生徒たちは、和倉温泉の歴史や文化について勉強できる大変良い機会となっています。
3年生のMY菜園(農業系列)
3年生「野菜」の集大成は、“MY菜園”。播種から収穫までの栽培管理を一人で行い、生産物を持ち帰って味わうまでの一連の活動です。ナスやピーマンなどの中から品種を選び、6月に播種・鉢上げ・畑への定植を行いました。
7月13日には追肥を行い、コンパニオンプランツとして株間にマリーゴールドを植えました。害虫忌避や土壌センチュウ対策として期待されます。
収穫は8月に入ってからでしょうか…。夏休み中も管理作業は続きます。
トウモロコシの収穫(農業系列)
トウモロコシの収穫がいよいよ始まりました。4月に種を播いてから3か月余り。この暑さで生育が進み、例年より2週間近く早く穫れています。
1年生は「農業と環境」の時間で1学期に栽培実習するのが、トウモロコシです。播種から定植、水やりや追肥、土寄せなどひと通りの栽培管理を行ってきました。収穫では①絹糸の色が十分に濃いもの②先の方まで実が充実しているもの③アワノメイガの幼虫に食害されていないものという3点に注意します。自分で3本選び、一本ずつ長さと重さをはかり、生育の様子を観察しました。収穫したものは持ち帰ります。各家庭で味わうまでが農業の実習です。
金融教育セミナー(ビジネス系列)
○日時
令和4年7月7日(木)
○対象学科と対象生徒数
総合学科 ビジネス系列 35H 16名
○講師
北國銀行フィナンシャルホールディングス
株式会社 北國銀行
大窪 清美 氏 、 飯山 理恵 氏
キャッシュレス決済や成人年齢引き下げによる将来的なお金との付き合い方を考え、金融リテラシーを身につけ、社会人として経済的に自立するための金融教育を学ぶ目的で、金融教育セミナーが開催されました。対象生徒は総合学科ビジネス系列35Hの16名です。
北國銀行フィナンシャルホールディングス株式会社北國銀行様より講師をお招きし、社会に出る心構えとしての金融の知識を教えていただきました。
(生徒の感想)
・現金とキャッシュレスのメリット・デメリットを考えて買い物によって使い分けたいと思いました。
・キャッシュレス決済を利用したときは、どれだけ使ったかを確認できるようにしてお金を使いすぎないようにしたい。
・クレジットカードの利用場面や、利用方法をしっかりと考えること。自分に必要な商品をうまく判断して商品購入に進むこと。詐欺に巻き込まれそうになったらすぐに相応機関に頼ることを学んだ。
イネの生育調査(農業系列)
2年生「作物」 今年はイネの栽培を一人一鉢で行っています。
一粒の種もみから発芽した一本の苗を5月に植えました。実習のたびに生育の様子を調査しています。調べるのは、分げつ数(茎の数)と草丈(人に例えると身長)です。
7月6日の調査では、最低でも分げつ数が30本以上、草丈は40㎝以上に生長しています。夏休み前にもう一回調べる予定です。
果たして一粒の種もみ、一本の苗からどれだけのお米が収穫できるでしょうか。
エダマメとダイズ(農業系列)
「先生、エダマメとダイズって、同じ植物なんですかぁ?違うもんやと思ってた…。」
エダマメとダイズ。ダイズを未成熟の状態で収穫し食べるのが、エダマメ。ダイズは、マメが成熟するのを待って収穫します。ですから収穫時期が違うだけで同じ植物です。分類上はエダマメは野菜、ダイズは作物として扱います。
先の質問をしてきた生徒は、まだ信じられない様子です。
播種時期を変えて、ダイズの栽培を始めました。5月に定植したものは生育が進み花が咲き始め、エダマメとして収穫し利用する予定です。一方6月に定植したものは、ダイズになるまで栽培を続けていきます。栽培を通じてエダマメとダイズをそれぞれ実感してもらいたいです。
トウモロコシ栽培もいよいよ大詰め(農業系列)
畑で栽培しているトウモロコシについて、いよいよ雄穂(ゆうずい)に続き雌穂(しずい)も出てきました。それに合わせて2度目の追肥と土寄せも終わりました。
今回は、①動物による被害を防ぐために周囲にネットを張る、②害虫であるアワノメイガ対策の一つとして受粉後の雄穂を切り取る、③カラス対策として防鳥ネットを張る、という作業を行いました。
実が充実するまでの間あと数回消毒が必要ですが、二週間余りで収穫を迎えられそうです。