総合学科ニュース

【1年総合学科】農業法人見学を行いました

 科目「産業社会と人間」で14Hと15Hが農業法人見学に行きました。本見学会はいしかわ農業総合支援機構が企画・実施をしていただき、志賀町にある「ゆめうらら」さんにお邪魔をさせていただきました。

 最初に社長の裏さんから会社の概要やこれまでに取り組んだこと、社会人になった時に必要な資質などについて講演していただきました。そのあと、営業部の若手社員である山澤さんから「ゆめうらら」に就職しようと思った経緯や今している仕事について、社会人の先輩としてのアドバイスということで講演をしていただきました。次に山澤さんがしているドローンの作業風景を見学させていただきました。スマホでルートなどを設定すると自動でそのルートに薬剤や水を散布してくれ、終わったら基地に戻ってくる様子を見させていただき、農業の最新技術を目の当たりにして生徒は興味津々といった様子で見学をしていました。

 普段学校の授業では聞くこと、見ることができないことを今回は聞いて、見ることができたのでとても良い機会になったと思います。1年生はまだ系列を選択していないので選択の参考にもなったのではないかと思います。

 講演をしていただいた裏社長、山澤さん、見学会を企画・実施していただいたいしかわ農業総合支援機構の皆さんありがとうございました。

 

    

 

    

【2年総合学科】サツマイモ定植体験③を行いました

 先週からスタートした小学生、園児とのサツマイモ定植体験も今回で3回目となりました。3回目は西湊保育園の園児19名が参加してくれました。元気いっぱいの挨拶からスタートし、生徒が紙芝居でサツマイモの苗について紹介しました。その後、生徒と園児がグループになって畑まで一緒に行き、まずホーラーで植える場所のマルチを剥がしました。そして、シャベルを持って園児が深い穴を掘り、苗を定植しました。今回植えた品種は金時です。植え方は船底植えというやり方で植えました。生徒も園児との接し方、教え方が回数を重ねるごとにうまくなっており、生徒の成長を感じられた定植体験となりました。残すはあと1回で最終回は本宮のもり幼保園の園児たちと行う予定になっています。今回の定植体験については6月12日の北國新聞朝刊にも取り上げられていますのでぜひご覧ください。

 

    

 

     

 

【2年総合学科】「果樹」モモの袋掛けを行いました

 農業科目「果樹」でモモの袋掛けを行いました。既に2・3年生の実習で摘果が終了し、1つの枝に1個の実がなっている状況です。袋掛けは病害虫から守ることや外見を美しくさせるために行う作業です。まだ、大きさは成長途中であるためテニスボールより小さいですが、これから7月の収穫に向けて大きく成長し、みずみずしくておいしいモモができる予定です。本校で栽培したモモは残念ながら販売はされませんが、生徒が自ら収穫して持ち帰る、ジャムとして食品製造の実習で加工するなどして使われます。加工したモモジャムは9月にJA直売所などでも販売される予定なので見かけた際はぜひご購入ください!今後はナシの袋掛け、リンゴの袋掛けと続いていきます。

 

   

 

   

【総合学科・農業系列】校内販売が始まりました

3年生「野菜」

 4月11日にハウス内に定植したキュウリは順調に生育し、現在は背丈が2m以上にもなっています。5月の下旬から収穫が始まり、毎日袋詰めして出荷しています。

6月6日、今年度最初の校内販売が始まりました。1時間目の実習でキュウリを収穫し、そのまま袋詰めしました。新タマネギやスナックエンドウ、ゼラニウムの鉢植えといっしょに玄関前に並べました。

週に一度、木曜日の午前中(9:15~)を基本にして、農場で生産している農産物を販売しています。ぜひご利用ください。

【2年総合学科】「サツマイモ定植体験」

 6月4日に朝日小学校の2年生25名とサツマイモの定植体験を行いました。本活動は本校でコロナ渦の年を除き毎年実施しています。最初に紙芝居でサツマイモの苗について紹介を行いました。その後、小学生5人と本校生徒4~5名でグループを作り、定植を行いました。本校生徒には事前に植え方のレクチャーをしてあったので小学生に丁寧に教えながら仲良く定植する姿が見られました。生徒も前の日から「明日楽しみ~」といった声も聞こえ、終わった後に感想を聞くと「楽しかった~次はいつ?」などと次の定植体験を楽しみにしている様子でした。朝日小学校の皆さんも笑顔で帰っていかれたのでよかったです。次は9月の収穫体験で再会できるのを楽しみにしています。

   

 

   

 

 

【3年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」でクッキー(塩きなこ味)の製造を行いました。3年生は今年に入って3回目のクッキー製造ということもあり、回数を重ねるごとにうまく生地を均等な厚さで仕上げることができていました。生徒も「生地を伸ばすのも、型を取るのも手際よくできた。前よりやり直しも少なく、成長を感じた」と生徒自身も成長が感じられるぐらいに上達していました。3年生は少ない人数での実習ですが、全員が片付けまで頑張って作業をしていました。また、今年度からは大きい新しい型を使って製造をしています。人間やハート、星などこれまでにはなかった型を使ってクッキーを作っていますので手に取った際は見てみてください。

 生徒たちが作ったクッキーはJA直売所2か所で販売される予定ですので立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

 

   

 

 

【総合学科2、3年「野菜」】「何の野菜の苗なのか」

■  「何の野菜の苗なのか」―野菜苗の鑑定(2024/5 総合学科・農業系列)

2・3年生「野菜」

 野菜苗の栽培・出荷が一段落しました。最後のまとめは苗の鑑定です。

「何の野菜の苗なのか」 夏野菜を中心に、苗の段階で葉の形状や色、茎や花など全体の様子を見て「野菜の名前」と「科名」を答えます。

1問を30秒で判断し解答用紙に記入します。合計10問あります。事前の授業で個々のクロムブックに苗の写真に撮り、名前と科名を記録しました。鑑定直前にも復習しました。さて結果は…。

解答し終わった後、全員で答え合わせをしました。写真で見るのと実物とでは、生育具合に違いがあることもあって、思いのほか不正解の生徒が何人もいてびっくりです。折に触れて、栽培している野菜の名前と科名を確認しなければと感じました。卒業までには、苗を見れば何の野菜かがすぐわかるようになってほしいです。

【2年総合学科】「果樹」梨の摘果を行いました

 農業科目「果樹」で梨の摘果を行いました。梨は3~5個程度の果実がひとまとまりとなって実っています。このままでは、栄養が十分に行き渡らずうまく生育せず、小さい梨になってしまいます。そこで、3~5個の果実から1つ選び、それ以外は取り除きます。この作業が摘果です。摘果を行うことで1つの果実に栄養が十分に行き渡り大き       な果実へと成長することができます。

 本校には、新水、豊水、新高の3品種あり、全部で14本の木があります。今回は、2年生が2時間で班別に分かれ、すべての木の摘果をしました。果実を探し、摘果するという地味な作業でしたが、はしごやビールケースに乗って一生懸命果実を探して摘果を行っていました。最初は「先生、この場合はどれを摘果したらいいですか。」といった質問が多くの人から出ましたが、慣れてくるにつれて迷うことがなくスムーズに摘果をすることができました。梨は今後、袋がけなどを行い、夏に収穫予定です。今後もリンゴ、桃、キウイなどで摘果作業を行っていく予定です。

  

  

   

【2年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」で3回目の実習を行いました。実習内容は本校の人気商品であるクッキーの塩きな

 こ味の製造です。今回の実習では、生地の成型のみを行いました。きなこが入っていることもありプレーン

のクッキーの生地よりもボソボソで、生地を綿棒で規定の厚さまで延ばすのが難しかったです。今年から使

い始めたハートやクマ、ウサギ、星などの大きい型も使ってバリエーション豊富なクッキーになりました。

 塩きなこ味のクッキーは珍しく、ほんのりときなこの甘味と塩のしょっぱさが絶妙にマッチしており、人

気商品になっています。塩きなこ味もJA直売所2か所(わかばの里、織姫の里)で販売される予定ですの

で立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

 

  

【1年総合学科】「農業と環境」トウモロコシの苗の観察と定植を行いました。

 農業科目「農業と環境」でトウモロコシの苗の観察と定植を行いました。苗を実際に見る前に先週植えた

種からどのくらい根や葉が成長しているのかイメージをしたものを最初に書きました。その後、実物を見

て、主根や冠根、子葉などを観察してスケッチを行いました。多くの生徒がしっかり特長を活かしたスケッ

チを書いていました。

 次の時間に苗の定植を行いました。最初にマルチに植える間隔ごとに印をつけ、ホーラーと呼ばれる道具を使ってマルチに穴を開け、そこに苗を定植します。定植する際は幼葉鞘と子葉の間まで土で埋めることが

ポイントで生徒たちは気を付けながら定植をしました。最後にたっぷりの水をあげて定植作業は終了です。

 夏休み前の収穫に向けてこれから追肥や生育調査なども行っていく予定です!