総合学科ニュース

【総合学科農業系列】3年生「野菜」

夏野菜から秋冬野菜へ、ビニールハウスの中の様子も変わってきました。ピーマンの栽培・出荷を終え、その後に葉菜類を定植し始めました。

10月中にセル箱に播種し、苗を育てていました。畝幅に合わせて15㎝間隔で印をつけた補助具を使って定植していきます。

今回植えたのは、コマツナ、チンゲンサイ、ミズナ、カブ、カツオナです。すべてアブラナ科で、小さな苗の段階では形態が似ていて見分けがつきにくいです。2~3か月後の収穫を目指します。

【2年総合学科】「食品製造」味噌の包装を行いました

 科目「食品製造」の実習で味噌の包装を行いました。昨年度の1月に仕込んだ味噌の包装も佳境を迎えてきました。

 今回は4kg樽に味噌を充填して容器を紐で縛り、ラベルを貼って完成です。今年度からは4kg樽を赤色に変えてより目立つ、高級感のあるようにしました。男子は4kg樽に200kgほど入った大きい樽から移す作業をしました。実習が終わると腕が疲れるぐらいの体力仕事です。女子は樽を紐で縛る作業をしました。お客さんが持った時にバランスを崩して不安定にならないように中心に気を配って、きつく縛ることに苦戦していました。

 今年度の味噌もJA直売所に並ぶのもあとわずかとなりました。商品を見た際は一度お試しください。

【2,3年総合学科】サトイモの収穫

2・3年生「作物」「野菜」

秋の収穫時期です。今回はサトイモを収穫しました。

 サトイモの葉は大きくて、しかも水をはじく性質があります。“となりのトトロ”に出てくるようなあれです。

まずは収穫しやすいように、この大きな葉と茎を刈り取るところから作業が始まります。

葉を取り払った後は、剣先スコップを使い畝の両側から芋を掘り上げます。抱えるほどの大きな塊になっているので、掘り上げるのも一苦労。親芋にくっついて、子芋や孫芋がびっしりとついていました。

 

芋を一つひとつばらしていくもの大変でしたが、「煮物や豚汁に入れたら、おいしいなあ」などと話しながら収穫を進めました。

【3年総合学科】「総合的な探究の時間」仮設住宅へ訪問しました。

 科目「総合的な探究の時間」に田鶴浜町の七尾市応急仮設住宅を訪問しました。

 現在、総合学科農業系列では、「能登半島地震復興応援プロジェクト」と題して支援活動を行っています。今回はその活動の一環として、11月15日に行う多肉植物の寄せ植え会のチラシの配布、クッキー・野菜・花鉢の配布、生徒が寄せ植えしたプランターの設置を行いました。チラシは本プロジェクトに合同で取り組んでいるビジネス系列の生徒が4種類作成し、クッキーと一緒に1戸ずつ直接訪問し、PRをしました。平日の昼間だったこともあり留守の方も多かったですが、30人ほどの方に直接お渡しすることができました。

 また、たくさんの方に生徒が育てた野菜や花を配布することができました。生徒も直接自分たちが育てたものを配る機会は滅多にないため一所懸命配っている様子が印象的でした。田鶴浜町の七尾市応急仮設住宅にお住いの皆さんありがとうございました。

 このあと、11月15日の多肉植物の寄せ植え会が成功するように準備をし、喜んでもらえる会にしていきたいです。

【2年総合学科】「食品製造」和菓子講習会を行いました

 石川県職業能力開発協会の「令和6年度若年技能者人材育成支援等事業」の1つとして「ものづくりマイスターによる和菓子講習会」を実施しました。羽咋市にある和菓子店「佐吉庵」より岡崎さんを講師に招き、初回は練り切りの体験をしました。1つ目の練り切りは、ハロウィーンにちなんだかぼちゃのキャラクターです。ほとんどの生徒が練り切りを体験するのは初めてで、講師のデモンストレーションをびっくりした様子で見ていました。いざ自分で作るとなると、講師の方のように、素早くきれいな形にするのが難しいことを実感したと思います。2つ目は、コスモスを作りました。ピンクの餡に白い餡を入れてぼかす技術や指で餡を押して花びらを作る技術などを学び、綺麗なコスモスを作ることができました。

 練り切りは手先の器用さが必要となる和菓子であり、苦手な生徒は少し苦労していましたが、中には販売してもいいぐらいの仕上がりの生徒もいました。最後に少量の餡で大量の餡を包餡する技術やみかんの皮がめくれ、果肉が見える練り切りなどのプロの技を拝見し、1回目の講習会が終了しました。

【1年総合学科】農業と環境「ダイコンの生育調査」

 播種から50日目の10月21日、観察を兼ねてダイコンの生育調査を行いました。一人3か所ずつ播いたダイコンのうち一番生育のいものを選んで、①葉の数②葉の長さ③ダイコンの太さを測定します。計測してみると、葉の数は20枚以上、葉の長さも大きいもので50cmを超えています。

 ほぼ順調に成長しているようで、ダイコンの根の部分も地上部に伸びてくる「抽根(ちゅうこん)」がみられるようになりました。「わぁ~、ダイコンの形になっとる」という生徒の声も聞かれ、ノギスを使って太さを測ってみると3~4cm、太いものでは5cm余りになっていました。

10月も後半ですが、気温が高めなので害虫がまだ元気にしています。食害が気になりますが、このまま無事に大きく成長してほしいです。

和倉温泉の観光ガイド

 9月27日(金)、3年生総合学科ビジネス系列8名生徒が「総合的な探究の時間」に、和倉温泉の「青林寺」・「信行寺」の見学を行いました。加えて、10月26日(土)に白山イオンモールにて開催されるいしかわ産業教育フェアでVRによる観光ガイドを行うため、その撮影も行いました。

 今年度2回目の見学ですが、生徒は、和倉温泉の歴史や「青林寺」・「信行寺」がどういうお寺で、今後どういう目的を持ってガイドを行っていくかなどを学ぶ大変よい機会となりました。

 

デュアルシステム地区部会(商業)

 10月2日(水)地区部会で、2年生ビジネス系列の生徒8人が、7月に実施した生徒のデュアルシステムの報告会を、実習先の企業の方をお招きして行いました。生徒は、緊張の面持ちで、発表していました。10日間の実習を通して、普段は学校では学ぶことができない、礼儀作法や言葉遣い、コミュニケーション方法などを学ぶ大変よい機会となったことを堂々と報告しました。

  

1年生総合学科「農業と環境」

■  ダイコンの間引きと施肥(2024/10/3 総合学科農業系列)

1年生「農業と環境」

9月3日に播種したダイコンは、概ね順調に成長しています。3週間後の9月24日、本葉が5~6枚出た頃で、間引きと追肥を行いました。

 

  1つの穴に3粒の種を播きましたが、そのままにしておくと互いに生育の邪魔をして大きくなれません。一番生育の良いものを一つ残し、他を引き抜く。これを間引きといいます。

「先生、どれ取っていいがん?」と聞く生徒に、ポイントは①比べてみて生育の小さいもの、②葉が虫に食べられているものを選んで引き抜くようにアドバイスしました。

最後は、1本に間引いたダイコンに化成肥料を与えます。葉に直接かからないよう株元の周辺に丁寧に肥料を置きました。この後は生育を見ながら、もう一回追肥をする予定です。

【2年総合学科】「食品製造」味噌の包装を行いました

 農業科目「食品製造」で味噌の包装を行いました。2年生は初めての作業になります。本校の味噌包装は900g入りのパック、10kg入りの樽、4kg入りの樽の3種類あります。今回包装した味噌は今年の1月に仕込み、熟成させたものになります。地域の方からも親しまれている本校の大人気商品です。

 生徒は暑い部屋で味噌の匂いがたちこめる中、男子は10kgと4kgの樽に味噌を詰め、女子は樽を紐で縛る作業、900g入りパックへのパック詰め、樽とパックへのシール貼りなどを担当して行いました。今回包装した商品は七尾、中能登のJA直売所、毎週木曜日に実施している校内販売で販売されますので、ぜひ見かけたら手にとってみてください。

 来年1月からは来年度用の仕込みが始まります。