校長室より

かわいい、がんばり屋さん

本校の校長室からは、グラウンドがよく見えます。昼休み、パソコンの手を止め、ふとグラウンドに目をやると、鉄棒にぶらさがっているちびっ子がたくさん・・・・・・ その近くには、それまで器械運動交歓会に向けて頑張ってきた4年生もいます。

昨日の校内発表会に触発されたのか、何度も、何度も逆上がりに挑戦する小さな子達を、遠くから心の中で「がんばれ!!それっ!」と応援していると、その中の一人が私を見つけ、駆け寄ってきました。

「校長先生・・・私、逆上がりしたいのに・・・」と、しょんぼりと自分の手のひらを見せてくれました・・・そこには大きな「まめ」が。

「あら、これは痛いね。でもそれだけ、何度も何度もがんばった証拠だね。」「絆創膏貼ってあげようか。」というと「うん。」と。貼ってあげるとニコニコ顔で、「これで、できそう!」と言って鉄棒のところまで走って行きました。

見守っていると、本当に、一回でクルリンと見事に逆上がりができました。こちらに向いて大きく手を振りながら「校長先生のお陰で逆上がりできたよ~~~!!」何度も何度もできるようになりました。

 いえいえ、私のお陰ではなく、

手が痛くても、まめができても、あなたが何度もがんばれたからだよ!

これからも、子供のすてき✨見つけていきます

あいさつの 輪・和 ~ 地域とのつながりを大切に ~

5月14日(火)民生委員・児童委員の皆様があいさつ運動に来てくださいました。

多くの民生委員・児童委員の皆様と共に、ねぶっ子たちのあいさつ運動も始まり、いつにもまして素敵なあいさつが飛び交っていました。

あいさつ運動が終わると、企画委員代表が前へ出てきました。

「今日はどうもありがとうございました!これからもみんなであいさつをがんばます!」の力強い一言!

民生委員・児童委員の皆様から、子供たちに向けて温かい大きな拍手をいただき「すごい!こんな思わず拍手が出た学校は初めて・・・」と言うお言葉が。

あいさつと共に笑顔があふれ、この日の晴天に負けないすがすがしい気持ちで、朝のスタートを切ることができました。

令和6年度がスタートしました

~ みんなが笑顔になれる学校をめざして ~

暖かな春の陽気と共に、新たに43名の新入生を迎え、全校259名の子供たちと33名の教職員で令和6年度がスタートしました。

子供たちは一つ進級し、「新たな気持ちでがんばろう」という希望や「新しい友達をつくりたいな」「どんな勉強をするのかな」という期待に胸を膨らませて登校してきました。

子供たちとは、みんなが「笑顔で自分らしく」いられるよう、何事にも前向きに「がんばれる心」と、自他を大事にし、互いに「思いやれる心」を持とうと約束しました。

子供たちの健やかな成長と明日の笑顔のために、教職員一同、力を合わせ精一杯頑張っていきます。

 

 

ねぶっ子の学びの姿

17日(火)18日(水)の2日間、本校に多くの先生方が子ども達の学習の様子を参観するために来校してくださいました。

【17日(火)石川県社会科教育研究大会 6年1組】

この日は、社会科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。授業は6年1組の児童と堀田教諭による「江戸幕府と政治の安定~家康の願いが叶うまで~」でした。

教室にぎっしりと入った先生方、そして、教室に入りきれなかったため廊下から参観をなさっている先生方に囲まれながらも、長く続いた江戸時代の政策を調べるための学習課題を自分たちで考えていました。

 

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 国語部会 1年1組】

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 図工部会 4年2組】

この日は、河北郡市で国語科と図画工作科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。

1年1組の授業は、久禮教諭による「つたえます!おおねぶ小のおたから大はっけん!」でした。教室の後ろ半分が先生方で埋め尽くされる中でしたが、1年生は、のびのびと自分の考えを友達と話し合ったり、上手にクロームブックを使って学んだりする姿が見られました。

4年2組の授業は岡田教諭による「工芸作品のひみつ」でした。国立工芸館の学芸員の方々をゲストティーチャーに迎え、作品の見方や感じ方を広げる授業を行いました。

どのクラスも、緊張しながらもいつも通りに友達と関わりながら学んだり、自分の考えをきちんと発表したりするねぶっ子の姿が見られました。

参観された先生方には、授業後の授業検討会で参考になるご意見を頂戴しました。子ども達のがんばっている姿にお褒めの言葉をいただくことが多く、授業提案した教員にもいい学びの時間となりました。