校長室より

ねぶっ子の学びの姿

17日(火)18日(水)の2日間、本校に多くの先生方が子ども達の学習の様子を参観するために来校してくださいました。

【17日(火)石川県社会科教育研究大会 6年1組】

この日は、社会科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。授業は6年1組の児童と堀田教諭による「江戸幕府と政治の安定~家康の願いが叶うまで~」でした。

教室にぎっしりと入った先生方、そして、教室に入りきれなかったため廊下から参観をなさっている先生方に囲まれながらも、長く続いた江戸時代の政策を調べるための学習課題を自分たちで考えていました。

 

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 国語部会 1年1組】

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 図工部会 4年2組】

この日は、河北郡市で国語科と図画工作科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。

1年1組の授業は、久禮教諭による「つたえます!おおねぶ小のおたから大はっけん!」でした。教室の後ろ半分が先生方で埋め尽くされる中でしたが、1年生は、のびのびと自分の考えを友達と話し合ったり、上手にクロームブックを使って学んだりする姿が見られました。

4年2組の授業は岡田教諭による「工芸作品のひみつ」でした。国立工芸館の学芸員の方々をゲストティーチャーに迎え、作品の見方や感じ方を広げる授業を行いました。

どのクラスも、緊張しながらもいつも通りに友達と関わりながら学んだり、自分の考えをきちんと発表したりするねぶっ子の姿が見られました。

参観された先生方には、授業後の授業検討会で参考になるご意見を頂戴しました。子ども達のがんばっている姿にお褒めの言葉をいただくことが多く、授業提案した教員にもいい学びの時間となりました。

感謝 親子奉仕作業

10月7日には運動会を予定しています。毎年、運動会の時期になると運動場の雑草が目立つようになってきます。そこで、本校では、毎年、運動会前にPTAの方々のお世話で、奉仕作業をおこなっています。

今年度は、新型コロナ感染症が第5類に移行したこともあり、ひさびさに親子による奉仕作業となりました。

たくさんの保護者の方が、平日のお仕事のお疲れもあるなか、学校に朝早くから足を運んでくださり、除草作業に協力してくださいました。本当に感謝の思いでいっぱいです。

環境部の皆さんは、この日のために地域から草刈り機をたくさん借りてきてくださいました。職員も、保護者や子ども達とともに、除草作業や草刈り機の後始末に奮闘しました。おかげで、丈の長い草が伸び放題だった保護者の鑑賞エリアが短時間でずいぶんとすっきりしました。

来週はいよいよ運動会。子ども達がより安全に体を動かすことができる環境が整いました。当日は、子ども達の演技と競技の姿に応援をよろしくお願いいたします。

2学期がスタートしました

本日(9月1日)、2学期が始まりました。

児童玄関には、地域の方が用意してくださったお花が、各教室の黒板には、担任からのメッセージが、子どもたちを迎えました。

 

1時間目は始業式を行いました。熱中症予防のため、冷房の効いた教室でオンライン集会の形で行いました。

校長からは、めざす児童像「かなたに向かって切磋琢磨する子」に向けて、2学期の授業・行事に取り組む話、心と体を守る話、防災の日の話の3点を子供たちに伝えました。

2時間目からは、各教室で、新しい係を決めたり、夏休みに取り組んだ研究作品をお互いに鑑賞しあったり、さっそく新しい学習に取り組んだりと、生き生きとした子どもたちの姿が見られました。

一年で一番長い学期にあたる2学期。子どもたちの成長を願って、充実した取組をコツコツと積み重ねていきたいと思います。2学期もよろしくお願いいたします。

 

今年度2回目の授業参観

6月9日(金)は、今年度2回目となる授業参観を実施しました。昨年度まではコロナ禍の影響もあり、授業参観を中止したり、密を避けるために分散参観にしたりと感染拡大を防ぐために様々な工夫を行ってきました。

今年度は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したため、金曜日の2限目から4限目の3時間にわたり、自由に参観していただく内容にさせていただきました。

PTAによる親子レクリエーションも同時開催されたため、多くの保護者の方にご来校いただき、子ども達の頑張る姿を見ていただくことができました。

 

そして、4限目は、児童集会を行い、5月31日に行われた器械運動交歓会の成果を4年生が発表したり、6月14日に予定されている音楽会の演目を五年生が発表したりする様子を参観していただきました。

 

 

発表を見たねぶっ子からは、「上手でした」「ぼくには出来ない技があってすごかったです」という感想もたくさん発表してくれました。

切磋琢磨するねぶっ子の姿を見ていただけた1日になりました。

地域の方々の支えのおかげです

学校教育活動は、常日頃、地域の方々に支えていただいています。

毎日の登下校を見守ってくださる安全ボランティアの方々は、雨の日も、風の日も、雪の日も、子ども達の安全を見守ってくださり、子ども達は安心して登校することができています。

そのほかにも、先日は、児童委員の方々が挨拶運動に来てくださいました。校門の桜の木の下で10名以上の方々がずらっと並び、学校に来る子ども達1人1人に「おはようございます」「車来ているよ、気をつけて」と温かい声をかけてくださいました。子ども達もたくさんの声を掛けてもらい、朝から元気をいただきました。

5年生は、田んぼの学習で、農家の方々に丁寧にご指導をしていただきました。学校の職員では指導できない分野ですので、本当に助かります。

 

そして、本校の校舎内には、1年中、素敵な季節のお花が飾られています。地域のボランティアの方が、1週間ごとに花を入れ替えて下さっています。廊下や玄関に、季節のお花があることで、心が豊かになるように感じます。

多くの地域の方々に支えられ、今日もねぶっ子は元気にがんばっています。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

今日から5月です

今日から5月がスタートしました。5月のスタートにふさわしくさわやかな青空が広がる朝になりました。

学校の前のロータリーにはシンボルツリーの松の木が伸びています。昨年度、4本ある松の木のうち、2本が松食い虫の被害にあってしまいました。日に日に赤く枯れていく松の葉を悲しい気持ちで見守っていましたが、回復の見込みはなく、子ども達の安全確保のために、伐採することになりました。伐採は、ゴールデンウィークの初日である4月29日に行われました。

伐採後の5月1日月曜日のロータリーには、2本の松が誇らしげに伸びています。元気な2本の松の下で、元気いっぱいに挨拶する子ども達。挨拶運動をしている様子も安心して見ることができました。

近隣の皆様からも、日に日に赤くなる松を心配する声をよせていただいておりました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。元気になった松ともども、子ども達と元気いっぱい5月を乗り切りたいと思います。

 

 

 

 

津幡警察署による挨拶運動

子ども達が登校する時間帯、学校のロータリーに現れたのは・・・。

津幡警察署の署員の方々と日頃から児童の登校時間に見守りをしてくださっている防犯ボランティアの方々です。

津幡警察署からは、「白鳥係長」も参加してくださいました。

いつもと違う光景に、子ども達の挨拶は緊張気味。びっくりして挨拶の声が小さくなる子もいましたが、会釈を伴った挨拶をする子、自分から進んで挨拶をする子もたくさんいました。

中でも人気は、白鳥係長。特に低学年の子ども達は、握手をした後、「かわいい」「ふわふわ」と大喜び。教室に行ってから、また、玄関に出てきて白鳥係長を取り囲む子もいました。

警察の方々は、「事件や事故に気をつけてね」と一人一人にやさしく声をかけてくださいました。

この日の空は、今にも雨が落ちてきそうな曇天でしたが、津幡警察署の方々のおかげで、子ども達には明るい笑顔がたくさん広がりました。

警察署の皆様、防犯ボランティアの皆様、ありがとうございました。

 

 

   

 

 

 

互いに学び合う大根布の教職員

新年度になり、新しい職員が加わり新体制がスタートしました。学校として昨年度から継続して取り組んでいくいくつかの活動は、以前からいる職員が新しい職員に伝えながらみんなでそろえて行く必要があります。

そのような活動の1つに「読みチャレ」という学習があります。朝学習の時間を活用して子ども達が読解力を身に付けるために行っている学習です。新しく着任された職員には、聞き慣れない「読みチャレ」という取り組みに戸惑うこともあり、今日の朝学習の時間を活用して、校内OJT「読みチャレ指南」を行いました。先生方は、6年1組の子ども達が集中して取り組む様子を見学しながら、取り組みの方法を理解していました。時間いっぱい学習に取り組むために、プリントが早く終わった子は、視写ノートに教材文を視写しています。決められた時間に、見通しを持って自分達で学習を進めている子ども達の様子は、見学していた先生方にもとても美しい姿として心に残ったようです。

 

 

令和5年度のスタートです

今日は令和5年度の始業式。

子ども達は1つずつ学年が上がり、下駄箱の場所や教室の場所も変わります。担任の先生方は、子ども達と一緒に充実した一年を過ごそうという気持ちを込めて各教室の黒板にメッセージを書いていました。

朝、教室に入ったとき、先生方のメッセージが書かれている黒板を目にした子ども達。きっと、「今年一年が楽しみだ」という気持ちを持ったのではと思います。

令和5年度も、昨年度同様、ご理解・ご支援をいただけるようお願い申し上げます。

 

 

 

 

8名の職員とのお別れ「離任式」

日増しに温かくなり、河北潟の桜並木もピンク色に色づいています。

今日は、春休み中の子ども達が、久しぶりに登校し離任式を執り行いました。

子ども達に陰になり日向になり指導をしてこられた8名の職員がこの学校から新たな職場、新たな生活へと歩み始めることとなります。

式の最後には、子ども達が、先生方との出逢いに感謝しながら校歌を心を込めて歌いあげました。

8名の職員のみなさま、本当に今までありがとうございました。

学校を離れても、大根布の子ども達を見守り続けてください。

 

 

今年度 最後の 朝の読み聞かせ

今朝は、朝の気温がぐっと低くなりました。子ども達は、寒い中、元気いっぱいに登校してきます。7時半には児童玄関を開けるのですが、早めに学校に着いた子は、きちんと玄関前に縦一列に並んで待っています。7時半ちょうどに玄関を解錠するやいなや、「おはようございます」とさわやかな挨拶をしながら次々と下駄箱へ向かう子ども達。早く学校に入りたいからと、押し合う姿は見られません。公共の場面で順番を待つルールや、けがをしない(させない)ように行動することが、日頃の生活の中で保護者の方々からきちんと声かけされているのだなと子ども達の様子を見ながら感じています。

 

さて、今朝は、5つの学級で朝の読み聞かせがありました。読み聞かせボランティアの「がらがらどん」さんと、英語の読み聞かせの荒木さんの5名の方々が、それぞれの教室で絵本などを読んで下さいました。

どの教室でも、真剣な表情で聞き入る子ども達の姿が見られました。読み聞かせが終わった後、ボランティアさんと少しお話ができたのですが、「大根布の子ども達は静かにおはなしを聞いてくれます」とお褒めの言葉をいただきました。

読み聞かせから始まる1日は、心が整うような気がします。素敵な時間を年間を通してもてるのは、ボランティアのみなさんのおかげです。本当にありがたいです。

今日は、読み聞かせボランティアさんの令和4年度の最終活動日でした。来年度も、ぜひ、子ども達のために、学校に足を運んでいただけたらと思います。

職員による学び合い

本校では、朝と帰りの帯タイムを活用して、学年に応じた補充学習を行っています、ぞれぞれは、とても短い時間なのですが、校歌の一節にもある「積もればちりも 山となり 滴るしづく 海となる」のごとく、この取組が子ども達の大きな力につながると信じて、コツコツと取り組んでいます。

帯タイムの取組の1つに「読みチャレ」があります。新聞記事を題材にした質問に対して、読み取ったことを答えたり、自分なりに考えたことを作文したりする学習です。全学年で取り組んでいるのですが、今日は、全職員が、6年生の「読みチャレ」の様子を見学しました。自分自身の指導の積み重ねが、6年生になるとどんな力になるのかを実感する時間にもなりました。

6年生は、先生の指示がなくても、問われていることに対するキーワードや自分の考えの根拠となる部分に蛍光マーカーで印をつけていました。6年生の担任が、どのように机間指導をしているのか、どのタイミングでヒントとなる言葉をかけるのかを全職員で見学しながら学習しました。

また、解き終わった子から、さっと自学ノートを開き、新聞記事を丁寧に自学ノートに視写する6年生の姿に、先生方が感心する場面も見られました。

雪が降り続く外の寒そうな景色とは裏腹に、先生方の真摯な学び合いの熱い姿が見られた朝でした。

新年明けましておめでとうございます

うさぎ年の2023年がスタートしました。みなさま、明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今日は3学期の始業式を行いました。寒さと感染症対策のため、各クラスでテレビを通しての始業式となりました。

始業式のあとは、各教室で冬休み中のお話をしたり、宿題を集めたり、3学期の係を決めたりする姿が見られました。

そして、書き初め大会も行われました。冬休みに練習してきた成果を発揮出来た子どもたちがたくさんいたようです。どの子も真剣な表情で、書写作品に向き合っていました。6年生のお題は「将来の夢」。6年生が、息をつめて丁寧に作品を仕上げる様子を見ていると、子ども達の持っている夢がきっと叶うような気がしてきました。

 

 

ねぶっこウォークラリーのふり返り

本校では、行事のあとの児童によるふりかえりを大切にしています。「楽しかった」だけで終わるのではなく、活動内容をめあてにそってふりかえったり、次のステップを考えたりすることの積み重ねは、よりよい人間形成に必要です。

ねぶっこウォークラリーの日も、活動終了後にグループごとにふりかえりの時間を持っていました。全員のふりかえりカードは職員室前廊下の掲示板に貼ってあります。今日はその一部を紹介します。

 

 

 

 

 

水ぶき掃除がんばっています

学校では、ワックスがけを目前にして、掃除の時間は水ぶき掃除に取り組んでいます。隅々までごみを残さないように掃除している子が増えてきました。教室を水ぶきするときには隣の人との隙間を作らないように工夫して雑巾がけしている子もいます。1階から3階まで続く階段も1隅段1段ていねいにほうきでゴミをとり、雑巾で隅までていねいに拭き上げています。子ども達なりに丁寧に掃除をしていても、学校はとても広いので拭き残しやはき残しは出てきますが、ゴミが1つも落ちていない階段を見ると、子ども達が学校のために一生懸命掃除してくれた姿が鏡のように映っているようで、とても感動します。

 

掃除が終わった後、低学年の子が、使用後の雑巾をきれいに伸ばして整頓しながら片付けていました。その姿にも感動しました。

 

清掃活動は、学校だけの指導では身につきません。きれいに丁寧に掃除しているねぶっ子を見ると、ご家庭での指導について改めて感謝の思いでいっぱいになります。

これも立派なSDGs(2年おもちゃランドより)

2年生が1年生を招待して生活科の「おもちゃランド」を開くというので、体育館へ見学に行きました。1年生が楽しめるおもちゃを2年生が作ったとのこと。それぞれのお店をのぞいてみると、全てリサイクル工作。捨てるはずだったペットボトル、牛乳パック、段ボール、食品ラップの芯、お菓子の箱など捨てればゴミだけど、上手にリサイクルして1年生が楽しく遊べるおもちゃに変身していました。

そして、それぞれのお店で遊んだ後は、これもリサイクルで作ったお土産がプレゼントされるとのこと。どこをとっても立派なSDGsの活動でした。

さらに素敵なことが!1年生がお土産を持ち帰るためのエコバッグも新聞紙で2年生が作って準備していました。おもちゃランドオープンの前に、2年生からバッグをもらって期待も膨らみます。

子ども達のアイデアと地球への優しさに感動した一コマでした。

ロケット

 

人形劇の人形

 

レーシングカー

 

クレーンゲーム

 

金魚すくいのポイ(金魚は食品トレーで作ってありました)

 

射的ゲーム

 

 

とっても便利なエコバッグ

 

お土産いっぱいの1年生

 

 

キラキラ郵便局入社式

今月の生活目標は「思いやりの言葉で伝え合おう」です。

11月に入り、各教室で、言われて嬉しい気持ちになる言葉(ふわふわ言葉)について学級会で話し合う姿が見られました。また、児童玄関には、全校から募集したふわふわ言葉カードを張り出すための掲示板も用意されています。

来週からは、ふわふわ言葉をかけてもらった子が、相手に感謝の気持ちをつたえるお手紙を校内にあるポストに投函する取組が始まります。投函された手紙は、キラキラ郵便局の局員さんが、配達してくれます。

 

そこで、9日(水)の昼休みに、キラキラ郵便局員さんの入社式を行いました。局長は、堀田先生。堀田先生から任命書が一人一人に手渡されました。郵便局員は中学年の4学級からそれぞれ2名ずつが選ばれています。みんな立候補してくれたそうです。郵便局員になると、朝休みはポストのお手紙回収、長休みはMVPのお手紙の選出、昼休みは配達と、休み時間がなくなってしまいます。大変なお仕事ですが、入社の動機を聞いてみると「みんなに笑顔を届けたいから」「休み時間がなくなってもいいから、みんなのためにキラキラカードを届けたいから」と温かい言葉が返ってきました。

大根布小学校にたくさんの温かい気持ちを運んでくれるキラキラ郵便局員さんの笑顔もキラキラしていました。

 

休み時間の様子

秋の深まりが木々の彩りから感じられる季節です。

暑くも寒くもない心地よい気候のおかげで、学習にも熱が入るねぶっ子たちですが、息抜きも大切。休み時間には思い思いに自分の好きなことをしながら過ごす子ども達が見られます。

天気がいい日は、運動場で体を動かす子ども達がたくさん。担任の先生と鉄棒を楽しんだり、遊具で友達と遊んだり、サッカー遊びをしたりと、広い運動場を生かして、体を思い切り動かして過ごしています。

 

体育館やプレイルームでも使用割り当ての決まりを守りながら、楽しく体を動かしています。ここでは、ドッチボールをしている姿をよく見かけます。

校舎内では、読書に集中する姿、友達との会話を楽しむ姿など、それぞれの子ども達が自分の好きなことをしてリラックスする時間を楽しむ姿が見られます。

 

校舎内外で、それぞれの時間を過ごした後、子ども達は気持ちを切り替えて授業に取り組んでいます。

第17回 いしかわっ子駅伝交流大会に参加しました

11月3日文化の日、秋晴れの中、西部緑地公園陸上競技場にて「第17回いしかわっ子駅伝交流大会」が開催されました。県下より男子59チーム、女子56チームがエントリーし、子ども達の思いをたすきにつないで走り抜きました。本校も男女とも参加しました。朝、フィールドで体慣らしをしたあといよいよ本番。スタートラインにたった1区の走者、たすきをつなぐ2区から5区の走者、そして、記録会に参加した走者、どの子も日頃の練習の成果を思う存分発揮することができました。また、6年の出山陽士さんが、3区を激走し、見事区間賞をいただきました。自分たちの実力を出し切れた子ども達の表情は、秋晴れの空のようにさわやかでした。

2年 道徳の様子

2年生の道徳の時間を紹介します。この日は、「わりこみ」というお話をもとに、授業を進めていました。

公園ですべり台前に出来た長い列。自分の前にわりこんできた男の子をにらんだ「ぼく」を見て、わりこんだ子は「きみの後ろならいいだろう。」と「ぼく」の後ろに並ぼうとしました。その後ろには、多くの子が並んでいる状況の中、初めは「自分の後ろならかまわないかな」と思っていた「ぼく」が、周りの子の様子を見て思い切って「わりこみはいけないよ」とはっきりと伝えるというお話です。

先生は、「ぼく」は心が変わったんだけれど、どうして心が変わったのかがわかると自分の心も変わるヒントになるよね。どうして変わったのか、「ぼく」の気持ちを考えていくよと投げかけて授業を進めていました。

「ぼく」の気持ちをしっかりと発表する子や、それをしっかりと聞いている子の姿から、2年生の子ども達の心をたがやす時間になっていることが伝わりました。気持ちの持ちようは一朝一夕で変わることは難しいですが、毎週道徳の時間に一人で自分なりに考えたり、気持ちをじっくりと考えて書いたり、友達と話し合って深め合ったりすることの積み重ねを学校では大切にしていきたいです。