校長室より

ねぶっ子の学びの姿

17日(火)18日(水)の2日間、本校に多くの先生方が子ども達の学習の様子を参観するために来校してくださいました。

【17日(火)石川県社会科教育研究大会 6年1組】

この日は、社会科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。授業は6年1組の児童と堀田教諭による「江戸幕府と政治の安定~家康の願いが叶うまで~」でした。

教室にぎっしりと入った先生方、そして、教室に入りきれなかったため廊下から参観をなさっている先生方に囲まれながらも、長く続いた江戸時代の政策を調べるための学習課題を自分たちで考えていました。

 

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 国語部会 1年1組】

【18日(水)河北郡市教育課程研究会 図工部会 4年2組】

この日は、河北郡市で国語科と図画工作科の指導法について積極的に研修をしている先生方が本校に集まってくださいました。

1年1組の授業は、久禮教諭による「つたえます!おおねぶ小のおたから大はっけん!」でした。教室の後ろ半分が先生方で埋め尽くされる中でしたが、1年生は、のびのびと自分の考えを友達と話し合ったり、上手にクロームブックを使って学んだりする姿が見られました。

4年2組の授業は岡田教諭による「工芸作品のひみつ」でした。国立工芸館の学芸員の方々をゲストティーチャーに迎え、作品の見方や感じ方を広げる授業を行いました。

どのクラスも、緊張しながらもいつも通りに友達と関わりながら学んだり、自分の考えをきちんと発表したりするねぶっ子の姿が見られました。

参観された先生方には、授業後の授業検討会で参考になるご意見を頂戴しました。子ども達のがんばっている姿にお褒めの言葉をいただくことが多く、授業提案した教員にもいい学びの時間となりました。

感謝 親子奉仕作業

10月7日には運動会を予定しています。毎年、運動会の時期になると運動場の雑草が目立つようになってきます。そこで、本校では、毎年、運動会前にPTAの方々のお世話で、奉仕作業をおこなっています。

今年度は、新型コロナ感染症が第5類に移行したこともあり、ひさびさに親子による奉仕作業となりました。

たくさんの保護者の方が、平日のお仕事のお疲れもあるなか、学校に朝早くから足を運んでくださり、除草作業に協力してくださいました。本当に感謝の思いでいっぱいです。

環境部の皆さんは、この日のために地域から草刈り機をたくさん借りてきてくださいました。職員も、保護者や子ども達とともに、除草作業や草刈り機の後始末に奮闘しました。おかげで、丈の長い草が伸び放題だった保護者の鑑賞エリアが短時間でずいぶんとすっきりしました。

来週はいよいよ運動会。子ども達がより安全に体を動かすことができる環境が整いました。当日は、子ども達の演技と競技の姿に応援をよろしくお願いいたします。

2学期がスタートしました

本日(9月1日)、2学期が始まりました。

児童玄関には、地域の方が用意してくださったお花が、各教室の黒板には、担任からのメッセージが、子どもたちを迎えました。

 

1時間目は始業式を行いました。熱中症予防のため、冷房の効いた教室でオンライン集会の形で行いました。

校長からは、めざす児童像「かなたに向かって切磋琢磨する子」に向けて、2学期の授業・行事に取り組む話、心と体を守る話、防災の日の話の3点を子供たちに伝えました。

2時間目からは、各教室で、新しい係を決めたり、夏休みに取り組んだ研究作品をお互いに鑑賞しあったり、さっそく新しい学習に取り組んだりと、生き生きとした子どもたちの姿が見られました。

一年で一番長い学期にあたる2学期。子どもたちの成長を願って、充実した取組をコツコツと積み重ねていきたいと思います。2学期もよろしくお願いいたします。

 

今年度2回目の授業参観

6月9日(金)は、今年度2回目となる授業参観を実施しました。昨年度まではコロナ禍の影響もあり、授業参観を中止したり、密を避けるために分散参観にしたりと感染拡大を防ぐために様々な工夫を行ってきました。

今年度は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したため、金曜日の2限目から4限目の3時間にわたり、自由に参観していただく内容にさせていただきました。

PTAによる親子レクリエーションも同時開催されたため、多くの保護者の方にご来校いただき、子ども達の頑張る姿を見ていただくことができました。

 

そして、4限目は、児童集会を行い、5月31日に行われた器械運動交歓会の成果を4年生が発表したり、6月14日に予定されている音楽会の演目を五年生が発表したりする様子を参観していただきました。

 

 

発表を見たねぶっ子からは、「上手でした」「ぼくには出来ない技があってすごかったです」という感想もたくさん発表してくれました。

切磋琢磨するねぶっ子の姿を見ていただけた1日になりました。

地域の方々の支えのおかげです

学校教育活動は、常日頃、地域の方々に支えていただいています。

毎日の登下校を見守ってくださる安全ボランティアの方々は、雨の日も、風の日も、雪の日も、子ども達の安全を見守ってくださり、子ども達は安心して登校することができています。

そのほかにも、先日は、児童委員の方々が挨拶運動に来てくださいました。校門の桜の木の下で10名以上の方々がずらっと並び、学校に来る子ども達1人1人に「おはようございます」「車来ているよ、気をつけて」と温かい声をかけてくださいました。子ども達もたくさんの声を掛けてもらい、朝から元気をいただきました。

5年生は、田んぼの学習で、農家の方々に丁寧にご指導をしていただきました。学校の職員では指導できない分野ですので、本当に助かります。

 

そして、本校の校舎内には、1年中、素敵な季節のお花が飾られています。地域のボランティアの方が、1週間ごとに花を入れ替えて下さっています。廊下や玄関に、季節のお花があることで、心が豊かになるように感じます。

多くの地域の方々に支えられ、今日もねぶっ子は元気にがんばっています。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

今日から5月です

今日から5月がスタートしました。5月のスタートにふさわしくさわやかな青空が広がる朝になりました。

学校の前のロータリーにはシンボルツリーの松の木が伸びています。昨年度、4本ある松の木のうち、2本が松食い虫の被害にあってしまいました。日に日に赤く枯れていく松の葉を悲しい気持ちで見守っていましたが、回復の見込みはなく、子ども達の安全確保のために、伐採することになりました。伐採は、ゴールデンウィークの初日である4月29日に行われました。

伐採後の5月1日月曜日のロータリーには、2本の松が誇らしげに伸びています。元気な2本の松の下で、元気いっぱいに挨拶する子ども達。挨拶運動をしている様子も安心して見ることができました。

近隣の皆様からも、日に日に赤くなる松を心配する声をよせていただいておりました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。元気になった松ともども、子ども達と元気いっぱい5月を乗り切りたいと思います。

 

 

 

 

津幡警察署による挨拶運動

子ども達が登校する時間帯、学校のロータリーに現れたのは・・・。

津幡警察署の署員の方々と日頃から児童の登校時間に見守りをしてくださっている防犯ボランティアの方々です。

津幡警察署からは、「白鳥係長」も参加してくださいました。

いつもと違う光景に、子ども達の挨拶は緊張気味。びっくりして挨拶の声が小さくなる子もいましたが、会釈を伴った挨拶をする子、自分から進んで挨拶をする子もたくさんいました。

中でも人気は、白鳥係長。特に低学年の子ども達は、握手をした後、「かわいい」「ふわふわ」と大喜び。教室に行ってから、また、玄関に出てきて白鳥係長を取り囲む子もいました。

警察の方々は、「事件や事故に気をつけてね」と一人一人にやさしく声をかけてくださいました。

この日の空は、今にも雨が落ちてきそうな曇天でしたが、津幡警察署の方々のおかげで、子ども達には明るい笑顔がたくさん広がりました。

警察署の皆様、防犯ボランティアの皆様、ありがとうございました。

 

 

   

 

 

 

互いに学び合う大根布の教職員

新年度になり、新しい職員が加わり新体制がスタートしました。学校として昨年度から継続して取り組んでいくいくつかの活動は、以前からいる職員が新しい職員に伝えながらみんなでそろえて行く必要があります。

そのような活動の1つに「読みチャレ」という学習があります。朝学習の時間を活用して子ども達が読解力を身に付けるために行っている学習です。新しく着任された職員には、聞き慣れない「読みチャレ」という取り組みに戸惑うこともあり、今日の朝学習の時間を活用して、校内OJT「読みチャレ指南」を行いました。先生方は、6年1組の子ども達が集中して取り組む様子を見学しながら、取り組みの方法を理解していました。時間いっぱい学習に取り組むために、プリントが早く終わった子は、視写ノートに教材文を視写しています。決められた時間に、見通しを持って自分達で学習を進めている子ども達の様子は、見学していた先生方にもとても美しい姿として心に残ったようです。

 

 

令和5年度のスタートです

今日は令和5年度の始業式。

子ども達は1つずつ学年が上がり、下駄箱の場所や教室の場所も変わります。担任の先生方は、子ども達と一緒に充実した一年を過ごそうという気持ちを込めて各教室の黒板にメッセージを書いていました。

朝、教室に入ったとき、先生方のメッセージが書かれている黒板を目にした子ども達。きっと、「今年一年が楽しみだ」という気持ちを持ったのではと思います。

令和5年度も、昨年度同様、ご理解・ご支援をいただけるようお願い申し上げます。

 

 

 

 

8名の職員とのお別れ「離任式」

日増しに温かくなり、河北潟の桜並木もピンク色に色づいています。

今日は、春休み中の子ども達が、久しぶりに登校し離任式を執り行いました。

子ども達に陰になり日向になり指導をしてこられた8名の職員がこの学校から新たな職場、新たな生活へと歩み始めることとなります。

式の最後には、子ども達が、先生方との出逢いに感謝しながら校歌を心を込めて歌いあげました。

8名の職員のみなさま、本当に今までありがとうございました。

学校を離れても、大根布の子ども達を見守り続けてください。

 

 

今年度 最後の 朝の読み聞かせ

今朝は、朝の気温がぐっと低くなりました。子ども達は、寒い中、元気いっぱいに登校してきます。7時半には児童玄関を開けるのですが、早めに学校に着いた子は、きちんと玄関前に縦一列に並んで待っています。7時半ちょうどに玄関を解錠するやいなや、「おはようございます」とさわやかな挨拶をしながら次々と下駄箱へ向かう子ども達。早く学校に入りたいからと、押し合う姿は見られません。公共の場面で順番を待つルールや、けがをしない(させない)ように行動することが、日頃の生活の中で保護者の方々からきちんと声かけされているのだなと子ども達の様子を見ながら感じています。

 

さて、今朝は、5つの学級で朝の読み聞かせがありました。読み聞かせボランティアの「がらがらどん」さんと、英語の読み聞かせの荒木さんの5名の方々が、それぞれの教室で絵本などを読んで下さいました。

どの教室でも、真剣な表情で聞き入る子ども達の姿が見られました。読み聞かせが終わった後、ボランティアさんと少しお話ができたのですが、「大根布の子ども達は静かにおはなしを聞いてくれます」とお褒めの言葉をいただきました。

読み聞かせから始まる1日は、心が整うような気がします。素敵な時間を年間を通してもてるのは、ボランティアのみなさんのおかげです。本当にありがたいです。

今日は、読み聞かせボランティアさんの令和4年度の最終活動日でした。来年度も、ぜひ、子ども達のために、学校に足を運んでいただけたらと思います。

職員による学び合い

本校では、朝と帰りの帯タイムを活用して、学年に応じた補充学習を行っています、ぞれぞれは、とても短い時間なのですが、校歌の一節にもある「積もればちりも 山となり 滴るしづく 海となる」のごとく、この取組が子ども達の大きな力につながると信じて、コツコツと取り組んでいます。

帯タイムの取組の1つに「読みチャレ」があります。新聞記事を題材にした質問に対して、読み取ったことを答えたり、自分なりに考えたことを作文したりする学習です。全学年で取り組んでいるのですが、今日は、全職員が、6年生の「読みチャレ」の様子を見学しました。自分自身の指導の積み重ねが、6年生になるとどんな力になるのかを実感する時間にもなりました。

6年生は、先生の指示がなくても、問われていることに対するキーワードや自分の考えの根拠となる部分に蛍光マーカーで印をつけていました。6年生の担任が、どのように机間指導をしているのか、どのタイミングでヒントとなる言葉をかけるのかを全職員で見学しながら学習しました。

また、解き終わった子から、さっと自学ノートを開き、新聞記事を丁寧に自学ノートに視写する6年生の姿に、先生方が感心する場面も見られました。

雪が降り続く外の寒そうな景色とは裏腹に、先生方の真摯な学び合いの熱い姿が見られた朝でした。

新年明けましておめでとうございます

うさぎ年の2023年がスタートしました。みなさま、明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今日は3学期の始業式を行いました。寒さと感染症対策のため、各クラスでテレビを通しての始業式となりました。

始業式のあとは、各教室で冬休み中のお話をしたり、宿題を集めたり、3学期の係を決めたりする姿が見られました。

そして、書き初め大会も行われました。冬休みに練習してきた成果を発揮出来た子どもたちがたくさんいたようです。どの子も真剣な表情で、書写作品に向き合っていました。6年生のお題は「将来の夢」。6年生が、息をつめて丁寧に作品を仕上げる様子を見ていると、子ども達の持っている夢がきっと叶うような気がしてきました。

 

 

ねぶっこウォークラリーのふり返り

本校では、行事のあとの児童によるふりかえりを大切にしています。「楽しかった」だけで終わるのではなく、活動内容をめあてにそってふりかえったり、次のステップを考えたりすることの積み重ねは、よりよい人間形成に必要です。

ねぶっこウォークラリーの日も、活動終了後にグループごとにふりかえりの時間を持っていました。全員のふりかえりカードは職員室前廊下の掲示板に貼ってあります。今日はその一部を紹介します。

 

 

 

 

 

水ぶき掃除がんばっています

学校では、ワックスがけを目前にして、掃除の時間は水ぶき掃除に取り組んでいます。隅々までごみを残さないように掃除している子が増えてきました。教室を水ぶきするときには隣の人との隙間を作らないように工夫して雑巾がけしている子もいます。1階から3階まで続く階段も1隅段1段ていねいにほうきでゴミをとり、雑巾で隅までていねいに拭き上げています。子ども達なりに丁寧に掃除をしていても、学校はとても広いので拭き残しやはき残しは出てきますが、ゴミが1つも落ちていない階段を見ると、子ども達が学校のために一生懸命掃除してくれた姿が鏡のように映っているようで、とても感動します。

 

掃除が終わった後、低学年の子が、使用後の雑巾をきれいに伸ばして整頓しながら片付けていました。その姿にも感動しました。

 

清掃活動は、学校だけの指導では身につきません。きれいに丁寧に掃除しているねぶっ子を見ると、ご家庭での指導について改めて感謝の思いでいっぱいになります。

これも立派なSDGs(2年おもちゃランドより)

2年生が1年生を招待して生活科の「おもちゃランド」を開くというので、体育館へ見学に行きました。1年生が楽しめるおもちゃを2年生が作ったとのこと。それぞれのお店をのぞいてみると、全てリサイクル工作。捨てるはずだったペットボトル、牛乳パック、段ボール、食品ラップの芯、お菓子の箱など捨てればゴミだけど、上手にリサイクルして1年生が楽しく遊べるおもちゃに変身していました。

そして、それぞれのお店で遊んだ後は、これもリサイクルで作ったお土産がプレゼントされるとのこと。どこをとっても立派なSDGsの活動でした。

さらに素敵なことが!1年生がお土産を持ち帰るためのエコバッグも新聞紙で2年生が作って準備していました。おもちゃランドオープンの前に、2年生からバッグをもらって期待も膨らみます。

子ども達のアイデアと地球への優しさに感動した一コマでした。

ロケット

 

人形劇の人形

 

レーシングカー

 

クレーンゲーム

 

金魚すくいのポイ(金魚は食品トレーで作ってありました)

 

射的ゲーム

 

 

とっても便利なエコバッグ

 

お土産いっぱいの1年生

 

 

キラキラ郵便局入社式

今月の生活目標は「思いやりの言葉で伝え合おう」です。

11月に入り、各教室で、言われて嬉しい気持ちになる言葉(ふわふわ言葉)について学級会で話し合う姿が見られました。また、児童玄関には、全校から募集したふわふわ言葉カードを張り出すための掲示板も用意されています。

来週からは、ふわふわ言葉をかけてもらった子が、相手に感謝の気持ちをつたえるお手紙を校内にあるポストに投函する取組が始まります。投函された手紙は、キラキラ郵便局の局員さんが、配達してくれます。

 

そこで、9日(水)の昼休みに、キラキラ郵便局員さんの入社式を行いました。局長は、堀田先生。堀田先生から任命書が一人一人に手渡されました。郵便局員は中学年の4学級からそれぞれ2名ずつが選ばれています。みんな立候補してくれたそうです。郵便局員になると、朝休みはポストのお手紙回収、長休みはMVPのお手紙の選出、昼休みは配達と、休み時間がなくなってしまいます。大変なお仕事ですが、入社の動機を聞いてみると「みんなに笑顔を届けたいから」「休み時間がなくなってもいいから、みんなのためにキラキラカードを届けたいから」と温かい言葉が返ってきました。

大根布小学校にたくさんの温かい気持ちを運んでくれるキラキラ郵便局員さんの笑顔もキラキラしていました。

 

休み時間の様子

秋の深まりが木々の彩りから感じられる季節です。

暑くも寒くもない心地よい気候のおかげで、学習にも熱が入るねぶっ子たちですが、息抜きも大切。休み時間には思い思いに自分の好きなことをしながら過ごす子ども達が見られます。

天気がいい日は、運動場で体を動かす子ども達がたくさん。担任の先生と鉄棒を楽しんだり、遊具で友達と遊んだり、サッカー遊びをしたりと、広い運動場を生かして、体を思い切り動かして過ごしています。

 

体育館やプレイルームでも使用割り当ての決まりを守りながら、楽しく体を動かしています。ここでは、ドッチボールをしている姿をよく見かけます。

校舎内では、読書に集中する姿、友達との会話を楽しむ姿など、それぞれの子ども達が自分の好きなことをしてリラックスする時間を楽しむ姿が見られます。

 

校舎内外で、それぞれの時間を過ごした後、子ども達は気持ちを切り替えて授業に取り組んでいます。

第17回 いしかわっ子駅伝交流大会に参加しました

11月3日文化の日、秋晴れの中、西部緑地公園陸上競技場にて「第17回いしかわっ子駅伝交流大会」が開催されました。県下より男子59チーム、女子56チームがエントリーし、子ども達の思いをたすきにつないで走り抜きました。本校も男女とも参加しました。朝、フィールドで体慣らしをしたあといよいよ本番。スタートラインにたった1区の走者、たすきをつなぐ2区から5区の走者、そして、記録会に参加した走者、どの子も日頃の練習の成果を思う存分発揮することができました。また、6年の出山陽士さんが、3区を激走し、見事区間賞をいただきました。自分たちの実力を出し切れた子ども達の表情は、秋晴れの空のようにさわやかでした。

2年 道徳の様子

2年生の道徳の時間を紹介します。この日は、「わりこみ」というお話をもとに、授業を進めていました。

公園ですべり台前に出来た長い列。自分の前にわりこんできた男の子をにらんだ「ぼく」を見て、わりこんだ子は「きみの後ろならいいだろう。」と「ぼく」の後ろに並ぼうとしました。その後ろには、多くの子が並んでいる状況の中、初めは「自分の後ろならかまわないかな」と思っていた「ぼく」が、周りの子の様子を見て思い切って「わりこみはいけないよ」とはっきりと伝えるというお話です。

先生は、「ぼく」は心が変わったんだけれど、どうして心が変わったのかがわかると自分の心も変わるヒントになるよね。どうして変わったのか、「ぼく」の気持ちを考えていくよと投げかけて授業を進めていました。

「ぼく」の気持ちをしっかりと発表する子や、それをしっかりと聞いている子の姿から、2年生の子ども達の心をたがやす時間になっていることが伝わりました。気持ちの持ちようは一朝一夕で変わることは難しいですが、毎週道徳の時間に一人で自分なりに考えたり、気持ちをじっくりと考えて書いたり、友達と話し合って深め合ったりすることの積み重ねを学校では大切にしていきたいです。

さわやかな朝

運動会が終了し、子ども達にはいつもの学校生活が戻ってきています。

朝の会では、各教室からさわやかな子ども達の歌声が聞こえてきます。朝の歌は、音楽担当の教諭による選曲で、月ごとにいろいろな歌を歌っています。

10月は内灘町の町歌です。いろいろな教室から聞こえてくる町歌に包まれた校舎の朝は、気持ちがとてもさわやかになります。

これまでは、運動会練習のため、毎日のように体育館や運動場で体を動かしていましたが、今日からは、長休みを利用して「かけ足運動」が始まります。

様々な教育活動を通して、心も体も充実した秋にしたいものです。

感謝 親子奉仕作業

10月1日(土)朝8時

児童玄関前に多くの保護者と子ども達が集まってくれました。

運動会に向けて、グラウンドの除草作業を行う親子奉仕作業に参加してくださった方々です。

やや日差しも強く、暑い朝になりましたが、皆さん一生懸命に除草作業をしてくださいました。

おかげで運動場がきれいになりました。

本当にありがとうございました。

 

運動会練習から学ぶこと

本校では、運動会の練習の真っ最中。

運動会は年間行事の中でも大きな行事の1つです。そのため、多くの時間を費やして教育活動を行います。多くの時間をかけるからには、行事を通して、子ども達にこんな力をつけたいというねらいが大切になります。そして、そのねらいを子ども達と職員が共有しながら活動することで効果的な教育活動を進めていくことが出来ます。

本校の運動会のめあては以下の通りです。

(低学年)①最後まで全力で取り組もう②先生や上級生の話を聞いて行動しよう

(中学年)①目標に向かって粘り強く最後までがんばろう②規律ある集団行動を身に付け、運動に親しもう

(高学年)①より高い目標を立て、困難があってもくじけずに努力して最後までやり抜こう②周りを見てお手本になる行動をしよう

目標の①は特別の教科道徳の「主として自分自身に関すること」、②は特別の教科道徳の「主として集団や社会との関わりに関すること」とつながっています。

練習風景をみていると、児童の縦のつながりを生かして、目標に向けて活動している場面を多く目にします。

たとえば、ラジオ体操の練習では、6年生と1年生が一緒に練習をしていました。一律の全体指導ではなく、6年生がペアの1年生に、その子の苦手な動きを個別で教えたりアドバイスを与えたりしています。1年生は、6年生の話をしっかり聞いて自分の苦手な動きを練習していました。6年生としてお手本を見せる場面もありました。そのお手本を1年生はしっかりと見て学習しています。

そのほか、低・中・高で練習する競技や演技でも上級生が下級生にアドバイスをあげている様子をよく見かけます。先生方が意図的に、そのような場を設定しています。例えば、低学年のダンスの練習では、練習の最後に2年生のリーダーが前に出て児童の進行によるふり返りタイムをしていました。めあてにそったふり返りを上手にしていました。

ふり返りが終わり教室に帰る時には、2年生がさっと片付けの仕事をしていました。カラーコーンに向かってひたむきに走る姿に胸が熱くなりました。

学習の成果は一朝一夕では表れませんが、一つ一つの活動を子ども達の力になると信じて積み重ねていきたいと思います。

学校運営評議員会を行いました

9月14日(水)に、本校にて学校運営評議員会を行いました。

この会は、5名の評議員の方々に来校いただき、学校経営について助言をいただくものです。子ども達の授業の様子を参観いただいた後、学校運営について貴重なご意見をいただきました。いただいたご意見をもとに、より開かれた活力ある学校づくりを推進していきたいと思います。

評議員の皆様、ありがとうございました。

3年 粘土の世界

9月6日、朝から暑い日となりました。今年度の春に大根布に着任してから、校長の朝のルーティーンとして、子ども達が来る前、換気のために教室や廊下の窓を開けながら静かな学校を一巡しています。時には、教室の掲示物を眺めたり、教室の窓から見える河北潟や山々の景色を眺め四季の移ろいを感じたりして心が豊かになる時間になっています。

今朝は、3年生の教室に入り、ふと目についたのが「粘土作品」。とても丁寧に作ってありました。作品のタイトルがないので、「この子は、何を表現したのかな」と想像しながら一つ一つの作品をじっくりと鑑賞しました。きっと、子ども達も作品に向き合いながら「○○が作りたい。」「○○を表現したいけど、どうしたら上手に作られるかな」「思うように作れない」といろいろな気持ちで粘土と触れあっていたのだろうなと、作品をつくる子どもの気持ちまで見えてくるような気がしました。

どの子も頑張りの跡が見える作品ばかりで、今日も朝から心がほっこりしました。

読書の秋

秋は「スポーツの秋」「食欲の秋」などいろいろな表現をしますが、「読書の秋」も、その1つですね。図書委員会では、ねぶっ子に少しでも読書に親しんでほしいと願い「図書館まつり」を企画しました。

今日は、その1日目。長休みには、図書館まつり参加券の緑色カードを手に、多くの子ども達が集まりました。

司書の岸本先生が、子ども達のカードにシールをはっています。この日は、「犬」か「車」の本を見つけた子にシールがもらえるようです。次々に、お目当ての本を探しだし、岸本先生に見せる子ども達。中には、見つけた本が気に入り、そのまま本を借りる子もいます。

 

他のテーブルには、何やら新聞が広げてあります。いくつかのキーワードを新聞の紙面から見つけてマジックで○をつけている子ども達。日頃はあまり新聞を目にしない子もいるようですが、今日は新聞とふれあう機会となっていました。

途中で図書室に入ってきた6年生が「先生、手伝いましょうか」と声をかけていました。図書委員の子です。今日は、担当の日ではないようですが、イベントの様子が気になって図書室に足を運んだところ、多くの子ども達で賑わう様子に、自分から進んで仕事を申し出たのでしょう。その姿に感心しました。

 

ねぶっ子の「読書の秋」は、実りの秋になりそうです。

無言清掃に取り組む子ども達

大根布小学校では無言清掃に継続して取り組んでいます。無言清掃は、清掃に集中することが出来、気づく心や感謝の心を育てることが出来ると言われています。

9月1日は、清掃場所交代の日でした。場所が変わると、掃除の手順や自分たちの役割について確認する必要があるため、どうしても会話は必要となります。それでも、掃除時間の後半には、学校からほとんど子ども達の話し声は聞こえてこなくなりました。

わかば学級を見てみると、3人で一生懸命自分たちの教室を掃除していました。雑巾がけを熱心にする子、小さなゴミも取りこぼさないように気をつけながらちりとりにゴミを集める子、重たい物を進んで運ぶ子など、それぞれの仕事を一生懸命しています。

 

5年生の教室では、ほうきと雑巾で隅々まで意識しながら掃除に取り組む姿が見られました。やっぱり無言です。ほうきの子は、壁際にのこったほこりを懸命に取ってくれています。すると、充電庫下のほこりに気づいた雑巾係の女の子が、ほうきを持っている男の子に小さな声で「ほうき、貸して」と声をかけました。借りたほうきでせまい充電庫下から、ほこりを掃き出していました。さすが高学年です。

 

 

1階の職員室前から続く長い廊下は2年生の担当場所。どの子も黙々と雑巾がけをしています。掃除が終わった頃には、廊下はきれいになっていました。小さな体で頑張る2年生の姿に感謝です。

掃除の時間が終わり、3年生の教室では今日の掃除を振り返る反省会を開いていました。この日は、無言清掃が上手にできなかったという結果だったので、担当場所の先生と子ども達は、「今日は、清掃場所交代でおしゃべりが多かったから、明日は無言清掃がんばろうね。」と声を掛け合っていました。上手くできなくても、次は頑張ろうと思う姿が素敵です。

黙々と15分間集中して掃除することが出来る力は一朝一夕で身につくものではありませんが、少しずつみんなで積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

2学期が始まりました

9月1日。2学期のスタートです。

あいにくの大雨となりました。傘を差しながら頑張って登校してくれた一人一人の子ども達に挨拶の声をかけながら、子ども達の元気な顔を見ることができたことに感謝の気持ちでいっぱいになった朝でした。

学校の児童玄関前から、学校の上にある横断歩道に立つ防犯ボランティアさんの姿も見えました。とても雨足の強い中、子ども達の安全のために一生懸命サポートしてくださっている姿にも感謝の気持ちで心が温かくなりました。きっと、そのほかの場所でも、多くのボランティアさんが子ども達を見守ってくださっていたのだと思います。本当にありがとうございます。

さて、40日間の長い夏休みを過ごしてきた子ども達を、先生方は今か今かと待っていました。ようやく学校に子ども達の元気な声がもどってきて学校本来の活気がとりもどせたように感じます。先生方は、子ども達との2学期の新たなスタートを気持ちよく迎えることが出来るよう、教室の黒板に温かいメッセージを書いて準備していました。

 

 

 

 

 

 

 

北國新聞によると8月の石川県のコロナ新規感染者は5万4588人だそうです。今後も一層の感染対策を心がけたいと思います。そこで、2学期の始業式は、やはり各教室でのオンライン形式としました。子ども達がいつもと同じように、真剣にお話を聞いてくれる姿が見られました。

 

 

2学期は、1年で一番長い学期です。多くの行事もあります。2学期も学校教育活動へのご理解・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

1学期 終業式

明日からいよいよ夏休みです。

今日は、1学期最後の1日。職員室から教室に向けてオンライン終業式を行いました。

 

夏休みの過ごし方の話を、校長、生徒指導、情報担当がそれぞれの立場に応じて話しました。明日から始まる40日間の夏休み。心も体も健全な夏休みにしてほしいものです。

掃除の時間は、いつもより時間をかけて大掃除を行いました。普段は手が届かない場所をみんなできれいにしました。おかげさまで学校の中はピカピカです。子ども達の心がけに感謝です。

 

 

 

40日間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。

ぜひ計画的に充実した毎日をお過ごし下さい。残念ながら夏休み突入のタイミングで県内のコロナウイルス感染者数が大幅に増えてしまいました。もうしばらくは、コロナウイルスと上手に向き合いながらの生活になりそうです。

1学期の間、子ども達が「かしこく」「なかよく」「たくましく」を目指して毎日学校生活を楽しく過ごせたのも、保護者や地域の皆様のご支援のおかげです。特に、雨の日も、暑い日も通学路に立ち子ども達の登下校の見守りをしてくださったボランティアの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

どうぞ、2学期も子ども達へのご支援、応援をお願いいたします。

 

さあ、いよいよ夏休み!9月1日の始業式には、全員の元気な笑顔と再会できることを楽しみにしています。

 

ふれあい遊び 全学年

7月15日の昼休みは、1年から6年が縦割りグループごとに分かれてふれ合い遊びの時間を過ごしました。

6年生が、それぞれの学年の子が楽しめるように工夫を凝らした内容になっていました。

まずは、どのグループもカップタワーに挑戦。一人2個ずつカップを持ち、みんなでぐるぐる回りながら1つの大きなタワーを積み上げていきます。速いグループは1分以内で積み上げていました。タワーの高さが高くなればなるほど緊張感も増してきますが、「落ち着いて」「がんばれ」と声を掛け合う姿が微笑ましかったです。

 

 

カップタワーを完成させた後は、グループごとに6年生が考えてきた遊びをしました。初めてするゲームもあったため、6年生の説明を一生懸命聞いている低学年の姿から成長を感じました。

いろいろと準備してくれていた6年生に感謝の気持ちでいっぱいの子ども達でした。

1年 はじめてのchromebook 

GIGAスクール構想のおかげで、1人1台のchromebookが町より貸与されています。2年生以上の子ども達は、学習のいろいろな場面で効果的に使えるようになってきました。写真を撮影して記録に残す子、友達と意見の交流を行う子、調べ学習を通して学びを深める子、自分が学んだことをプレゼンテーションソフトにまとめ表現する子など様々です。

そんな中、1年生もいよいよchromebookデビューです。貸与されている大切な端末を、両手で丁寧に充電庫から自分の机に運ぶ子ども達。落としては大変とばかりに歩き方も慎重です。

担任の先生から、大画面を使ってわかりやすい説明を受けたり、実物を見せてもらい操作方法を知ったりしながら、少しずつ操作の手順を学んでいきます。

クラウド上にある、「1ねん1くみクラスルーム」に入ることに全員が成功しました。ここまでは、とてもスムーズに出来ました。

このあとは、meetというウエブ会議のアプリを使って、家にいながら学校にいる先生とお話をする方法を学習しました。

子ども達は一つ一つの先生のアドバイスをしっかりと聞いて、いろいろなアイコンをタップして進めていきます。あっという間に全員がウエブ会議に参加することができました。画面上に自分の顔や友達の顔が写った瞬間は小さな歓声が起こり、画面に映る自分や友達に手をふる子もいました。

全員が会議に参加できたので、次は、健康観察の練習です。

先生が名前を呼び、呼ばれた子は、挙手マークをタップして反応する練習もしました。

一通り練習が出来たので、最初の画面からもう一度ウエブ会議に一人で参加できるか練習をしました。

これから、1年生も少しずつchromebookを使って学習を始めて行きます。

 

シェイクアウトいしかわ

7月8日11時、県下一斉にシェイクアウトいしかわが実施されました。

本校でも、大きな揺れが起こったときにどのような行動を取ることが大切なのかを考え、実践できるようにするためにシェイクアウトいしかわに参加しました。

直前まで普通に授業をしていた子ども達。

 

町の防災放送が鳴り響く中、一斉に机の下に潜り込み、頭や体を守る避難行動をとりました。揺れが大きいことを想定しているため、机の脚をしっかりと握りしめ、机の下から頭が出ないようにもしました。ちょっときゅうくつな体制でしたが、本当の地震の際には、どれだけの時間揺れが続くか分かりません。防災放送による「ゆれがおさまりました」の合図が聞こえるまでじっと我慢していました。

 

 

 

日頃からの訓練がいざというときの力になります。ご家庭でも、大きな揺れが突然来た時の家の中での避難行動について一度話し合ってみて下さい。

 

1年 ちいさなことから コツコツと

石川県では、子ども達の体力向上を目的として「スポチャレいしかわ」の取組を推進しています。多くの学校がその趣旨に賛同して参加している取組です。本校でも、全クラスが長縄やシャトルボールなどを学級単位で、体育の時間を中心に取り組んできます。

1年生の体育の授業をのぞいてみると、さっそくシャトルボールの練習をしていました。5m間を開けて向かい合い、3分間で何回キャチボール出来るかを競い合う種目ですが、1年生にとって、5m先に向けてボールを投げることも難しく、ましてや、ちょうど相手が待ち構えているところにコントロール良く投げることはまだまだできません。

今日は、何回も投げたりキャッチしたりしながら、どうしたら相手がキャッチしやすいように投げられるかを考えていました。

まだまだ投げることもキャッチすることも時間がかかる1年生。諦めず小さな事からコツコツとつみあげていくと、いつか3分間で切れ目なくキャッチボールが出来るようになるはず!どんな学習も、校歌の「積もればちりも 山となり したたる滴 海となる」の精神でコツコツ積み重ねていきましょう。

 

 

クラブ活動

4年生以上の児童が楽しみにしている水曜日のクラブ活動。

前回は、組織会を校内のネット会議形式で行いました。自分たちのクラスから組織会を行ったため、活動の時間はありませんでした。

今日からは、いよいよクラブの場所に集まり活動開始です。

今年度、子ども達が決めたクラブは

①外スポーツクラブ ②ボール遊びクラブ ③室内スポーツクラブ ④テーブルゲームクラブ ⑤写真クラブ ⑥工作クラブ ⑦イラストクラブ

の7つのクラブです。

1年間の活動で、楽しみながら異学年と交流して、自主性、社会性が培われることを願っています。

 

 

 

 

田植えを体験しました

5年生は、今日田植え体験をしました。

地域の田んぼ名人の高道さんとJAの方々に指導をしていただきました。

田んぼに足を入れたことのない子ども達がほとんどのためか、最初は、恐る恐る田んぼの中に足を入れていく姿が見られました。どろの感触に戸惑いを感じたのかあちらこちらで悲鳴に似たような声が聞こえてきます。次第に、田植えになれてきた子ども達は、黙々と作業をしていました。実際に体験をしてみることで、機械を使わずに田植えをすることの大変さを感じることが出来たのではないでしょうか。秋の稲刈り体験も今から楽しみです。

実際に体験することで、お米が口に入るまでの農家の方々の苦労や、泥の感触などを味わうことができます。また、友達と協力することで大きな田んぼも手作業で植えることができます。体験を通していろいろな学びがあった1日だったと思います。

貴重な体験をさせていただいた高道さん、JAの方々ありがとうございました。

 

 

 

前のめりになる学習

新たな発見や気づきは知的好奇心をくすぐり学習意欲もおのずと高まるようです。

1年生が生活科で図工室を探検していました。普段の図工は1年1組の教室でしているので、図工室に入るのは初めての子ども達がほとんどです。

担任の先生が、のこぎりを見せていました。きらきらしたのこぎりの先にはギザギザの歯がびっしり。見ていた1年生は思わず「きゃあ。」と声を出してしまいました。

そのあとは、粘土作品の見本を見たり、大量の紙コップを発見したり、見たことも使ったこともない不思議な道具を見つけたりと、1年生にはわくわくがたっぷり詰まった1時間でした。

発見したことがたくさんあったためか、ワークシートに脇目も振らず集中して記録をする子があちらこちらに見られました。ワークシートをのぞくと、びっしりと書き込んであります。ついこの間入学して、文字指導が始まったばかりと思っていたのですが、しっかりしたひらがなの文字に感心しました。毎日こつこつと学習していた積み重ねが見える1年生の姿でした。

 

 

 

 

内灘町の魅力発見

3年生の授業の様子を紹介します。

内灘町の特産品について調べて発表していました。

資料を見ながら、内灘町にはどんな産物がとれるのか気づいたことを発表しています。担任の先生は、全員に内灘町の良さを知ってほしいと願い、みんなが考えを持てるように授業を組み立てていました。ほぼ全員がしっかりと手をあげて、授業に参加しています。内灘町に育つ子ども達には、内灘町の魅力をたくさん発見してもらい、郷土を大切にする心を宿してほしいものです。今日の授業で、自分たちの町「内灘」がまた少し好きになったのではないでしょうか。

 

 

できる・分かる喜びのある授業

5年生の英語の時間をのぞいてみました。

内灘町の国際交流員のベンジャミンさんと内灘町在住のアレックスさんをお招きして学習を進めていました。子ども達は事前に作ったオリジナル名刺を手にしています。英語を使って自己紹介をする活動です。椅子にすわって右側に座った子がぐるりと移動することで、全員と自己紹介ができるように工夫をしていました。

最初に、ベンジャミンさんとアレックスさんから自己紹介。もちろん英語です。子ども達は、英語を聞き取って反応していました。アレックスさんはフランス出身なので、英語とフランス語の二通りの自己紹介をしてくださいました。英語での自己紹介はよく分かったようですが、フランス語の自己紹介は何を伝えているのか分からず、とまどいながら聞いていました。世界にはいろいろな言語があることを感じていたようです。

実際の自己紹介タイムでは、全員が英語で自分のことを紹介して名刺交換をしていました。お互いの好きなスポーツや数字、色、食べ物、教科なども聞き合いました。どのペアも時間いっぱい楽しそうに英語で交流していました。ベンジャミンさんやアレックスさんと自己紹介するときは、少し緊張した表情を浮かべながらも、次第に、自分の英語が伝わることや相手の英語が分かることが実感でき、自信のある表情になっていきます。学んだことが、確実に力になっていると感じることは「もっと分かりたい、もっと力をつけたい」と次の学習意欲にもつながるのではないでしょうか。

ベンジャミンさん、アレックスさん、貴重な経験をありがとうございました。

 

 

 

 

切磋琢磨する職員

5月11日に石川県教員総合研修センターの南井指導主事を講師としてお招きし、研修会を行いました。研修の土台となったのは、5年生の国語の授業。全職員で授業を参観した後、授業者の授業の進め方や子ども達の学び方について意見を交わしました。

限られた研修時間の中で全職員が自分の考えを出し合えるよう、グループに分かれて協議し、協議したことを他のグループに伝え、全員の考えを共有しました。その後、南井指導主事に国語の授業づくりについて、いくつかのアドバイスを頂戴しました。

一人一人の子ども達に、「授業を通して、自分の考えが深まった」「みんなと考えを交流したらわかった!できた!」を味わえる授業を目指してこれからも研鑽に努めていきます。

 

 

 

 

花のある風景

本校に着任して1か月。いろいろと嬉しかったことはあるのですが、その中の1つが、絶えず、校舎内にお花が飾ってあること。毎日、水かえ等の花の手入れをしてくださっているので、いつもきれいな花を見ることができます。職員玄関と児童玄関、校長室の3カ所でお花を見ることが出来ます。花が視界に入るだけで、心が落ち着くような気がします。

 

そして、児童玄関には、もう一つのお花が・・・。

児童の毎日の挨拶の積み重ねで満開の桜の花をさかせている大根布桜です。毎朝10人以上に挨拶をするとピンクのシールを1つ貼ることができます。みんなで10人以上の挨拶を積み重ねていき、大きな大きな桜の木になりました。桜の木の横には、クラスの目標も掲示してあります。

あいさつで人とのつながりを広げ、「自分と人を大切にして なかよくする子」の目標に近づいていくねぶっ子の子ども達。これからも、あいさつを広げていってほしいです。

子ども達の学習の様子

始業式にお話ししためざす子ども像「彼方(か・な・た)に向かって自ら高まる子」。今日はそのキーワードの一つ「か」しこい子の姿について紹介します。

学校だよりでも説明しましたとおり、かしこさには2通りあります。点数ではかれる学力と、点数ではかることがむずかしい学力です。

2年生の教室をのぞいてみると、国語の「ふきのとう」の音読をしていました。みんなで教科書をしっかり立てて、先生の範読をしっかり聞いて、音読練習をしていました。本を立てて音読練習をしましょうと先生が指導したようです。先生の話をしっかりと聞く、これもかしこさですね。

次に、となりの2年教室へ。ここでは、新しい漢字の学習をしていました。先生が大きくなぞる筆順を、みんなで手を上げてまねっこ。筆順を体で覚えていました。その後、先生が「三回なぞり書きをしてから練習しましょう」と一回だけ指示を出しました。どの子もしっかりと指示を聞いて活動をしていました。ここにもかしこさが表れています。

 

 

 

学年掲示板には、学年目標と春の集合写真が掲示してありました。

「かなたに向かってがんばる2年生」

毎日のつみかさねで、しっかりと「か」しこい子になっていく2年生でした。

1年生の給食の様子

1年生は、先週の金曜日に初めての学校給食を体験しました。

例年、給食は6年生が給食のお手伝いをしてくれていましたが、今年度は、コロナ対策のため、1年生の児童と教職員のみで準備をすることにしました。職員が、配膳をし、それを1年生がビュッフェ形式で1品ずつトレーに乗せていきます。汁物などは、こぼしそうで見ていてどきどきしますが、どの子もとっても上手に運んでいました。友達との間隔も充分にとって、感染対策はばっちりです。「いただきます」のあと、マスクをとって食べ始めます。この時間も、おしゃべりはちょっと我慢して「黙食」でいただきます。楽しくおしゃべりしながら食べる楽しさも味わわせたいのですが、今は感染対策のため、ちょっぴり我慢してもらっています。その分、食べることに集中できるので、全員時間内にきちんと食べ終わることができました。給食2日目は、おいしそうなカレーライス。学校給食でのカレーは、ルーから調理員さんが手作りしてくださっている本格派。みんな、おいしそうに食べていました。毎日、安全でおいしい給食を作って下さる調理員のみなさんに感謝です。

 

   

   

学習にのめり込む姿は素敵です

6年生の英語の授業をのぞいてみました。

英語担当の稲本先生と、ALTの荒木先生の二人が息ぴったりのコンビネーションで授業を進めていました。

子ども達も、意欲的に発表していて、勢いのある授業風景が見られます。自分の思いを表現したいあまりぴょんぴょん飛び跳ねながら手を上げている児童も・・・。

自分が伝えたい言葉が英語でどのように表現していいのか分からないときは、先生がすかさず支援してくれるため、英語でしっかりと発表していました。グローバル化が急速に進む未来に向けて、英語に慣れ親しめる子ども達を育てていきたいと思います。

  

黄金の三日間

新年度最初の3日間を「黄金の3日間」という言い方をすることがあります。新しい学級・学年になったことや、新しい友達や先生との出逢いがあることから、期待感で胸を膨らませやる気に満ちた3日間を、どのように過ごすかで1年間が決まってしまうということのようです。

実際には、毎日の教育活動をコツコツと積み重ねた成果が実を結んで子ども達の健やかな成長につながるのですから、この3日間だけで1年間が決まるわけではありませんが、いいスタートを切るに越したことはありません。

さて、新年度開始4日目の4月12日(火)。学校の様子はどうでしょうか。少し教室をのぞいてみました。

春休みでおうちでゆっくりと過ごしてきた子ども達。背中に力が入らず、背中の丸い子も何名かいましたが、多くの子は、授業に前向きに取り組んでいました。友達の発表に、うなずいたり、自分の感じたことを声に出して反応したりしている学び合いの姿がすでに見られました。昨年度からの積み重ねが生きています。ノートやプリントに一生懸命自分の考えを書く姿も見られました。中には、何通りも自分の考えを書いて没頭している子も・・・。大根布のスタート3日間は、「黄金」だったようです。子ども達のやる気や素直さをこれからもしっかりと伸ばしていきたいと思った素敵な風景でした。

 

 

希望の春

4月7日。新任式・始業式、そして入学式が行われました。

新しい先生方を迎え、1つずつ学年が上がった子ども達には、希望でいっぱいの一日となりました。校門横の桜も、見事な春色に染まりました。児童玄関前には、春のお花が咲き誇り、登下校する子ども達の心を和ませてくれます。新しい1年のスタートを迎えるにあたり、本日の始業式・入学式では子ども達に「今日から寝る前に、今日あったいいことや楽しいことを3つ、おうちの人にお話ししましょう。」とお話ししました。一日の終わりにポジティブな思考をすることで、心が明るく強くなるそうです。ぜひ、今日からご家庭で、お子様に「今日あった楽しいこと教えて」と声をかけてみて下さい。「何もなかった」というお子さんには、おうちの人から、「お父さん(お母さん)の今日のいいことはね、あなたが今日も元気で過ごせたこと、あなたとこうして楽しくお話ししていることこと、そして、外国で今起こっている惨事を思うと何事もないような平和な一日が実はとてもいいことなのかもしれないよ」など、おうちの方の考えを聞かせてあげてもいいかもしれません。毎日の生活の中で、幸せや楽しさを見つける視点を育てることはポジティブに物事を捉える習慣が身につき、辛いときや悲しいときに乗り越える力につながります。いつのまにか明るい心・強い心に成長します。ぜひ、お子さんと寝る前のほんのひとときの時間、親子の会話を重ねていっていただけるとうれしいです。

 

春の訪れ(3月30日)

    昨日29日は、令和3年度離任式でした。6人の職員が転任し、私は定年退職となりました。この4年間、本当に楽しく充実した日々を送ることができました。皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

    今日は最高気温が19度と予想されており、もうすっかり春です。大根布桜は、蕾がピンク色になって今にも咲きそうです。1年生が植えたチューリップも1つ2つと咲き始めました。何度経験しても別れはさみしいけれど、4月になればまた新しい出逢いが待っています。最後に離任式で読んだ詩を掲載し、お別れといたします。大好きなねぶっこ達のこと、ずっと応援しています。

出逢い   関洋子

あなたに出逢えてよかった

しみじみとそうおもう

あなたに出逢えてよかった

ありがとう

ありがとう

すべてのふりかえる道が

この道へ続いていたとおもえる日は

こころが なんどでもくりかえす

ありがとう

ありがとう

 

国立工芸館とのコラボ授業(3年)

    コロナ禍の中、どの学校でもリモートでの授業が活発に行われています。今日は、3年生で国立工芸館とリモートでのコラボ授業を行いました。詩を作ることを通して作品を鑑賞する授業で、電子黒板には美しい皿(三代徳田八十吉「燿彩鉢 創生」(1991年))が映し出されていました。今年度から新しく入った電子黒板は高性能で、その皿がそこにあるかのように見えました。

    子供たちは、画像を見ながら、想像の世界で五感を働かせて詩を作りました。「何を見ている?」「さわってみて。どんな感じ?」「耳をすまして。どんな音?」「においをかいで。どんなにおい?」「食べてみて。どんな味?」という5つの質問に導かれながらリレー方式で短く言葉を綴り、グループで詩を作っていきます。最後にそれぞれのグループの詩を披露し合い、気になるフレーズについて話し合いを深めていきました。子供たちの言葉選びはとてもユニークで、大人にない発想で鑑賞が進みました。最後に工芸館の方から作品についての説明を受け、一枚の皿について楽しく鑑賞できたよい時間となりました。国立工芸館の皆様、ありがとうございました。

 

6年生大感謝祭に向けて(4年・5年)

 今年の6年生大感謝祭は、休校があったため1週間延期となり、3月2日に行われます。ようやく練習も軌道に乗り始め、寒い体育館で練習する学年も増えてきました。今日は、4年生と5年生の練習や飾り付けの準備の様子を見ました。4年生は、「いつだって!」という曲に自分たちで作った振り付けを合わせ、元気よく楽しそうに表現していました。その姿は、素直で純粋で本当に愛らしいと感じます。

 5年生は、何事にも真剣に取り組むので着々と飾り付けの準備が進んでいました。来年度、高学年となるこの4年生と5年生の姿を見ていると、大根布小学校の未来は、全く心配なく安心できると思っています。

ねぶっこ漢字検定(12月8日)

    2学期のねぶっこ漢字検定を行いました。どの子も自分が書ける最高に美しい字で、100点めざしてよく頑張りました。2学期からは1年生も参加しました。今回は、100点の金賞の人は全校児童の半分をこえており、ほとんどの人が80点以上の合格となりました。漢字が苦手な子も自分なりに目標を決めて、少しずつ覚えられればいいです。みんなの頑張りがその字から伝わってきました。

 

道徳科研究発表会(10月29日)

    10月29日(金)に、いしかわ道徳教育推進事業~道徳科研究発表会~が行われました。低学年は1年生、中学年は4年生、高学年は5年生で、研究授業を行いました。これまで、「思いやりをもって、協働できる子」をめざし職員全員で積み上げてきた研究成果を発表することができました。今後も、子供たちの道徳的心情、道徳的行為を行うための意欲と態度をさらに育てていきたいと思います。

授業拝見!(4年道徳)

    昨日、4年生の道徳の授業を参観しました。2日間の休校が明け、子供たちに日常がもどってきたことは本当に嬉しいことです。一人一人の心のストレスは少し心配されますが、全体としては、どの学年もいつも通り落ち着いて学習に取り組んでいます。

 道徳科は心の教育なのでコロナ禍の今、とても大切な学習と言えます。今日の4年生の道徳のテーマは、「善悪の判断」で、正しく判断しその行為を勇気をもって行うということについて、話し合っていました。簡単そうに思うこのテーマですが、お話に出てくる場面は、遠足のグループ決めで、普段いっしょに行動しているグループから仲間外れにされていたクラスメートを、自分のグループに誘う というもので、子供たちにとっては決断が難しい場面設定でした。

 どうすればよいか分かってはいるが、実際にできるのかという迷いが子供たちの中に生まれており、それこそがこれからの自分の人生に役立ちます。道徳科は決してこの1時間で完結するのでなく、今後の自分の人生においてずっと継続して考えていく内容が詰まった教科なのです。

 

授業拝見!(3年道徳)

    今日は、3年生の道徳の授業を参観しました。1学期は、まだ幼さが残っていた3年生も、2学期に入り随分成長したように見えます。今日の授業でも、自分の意見をもち互いに活発に交流し合う姿が見られました。

    今日のお話に出てくる「ぼく」は、流れの速い川のうずに、かさを流してみないかと友達に誘われます。ここで、担任の岡田先生は「自分だったら、友達に合わせる?それとも合わせない?」と問いかけました。子供たちは、その時の気持ちを黄(友達に合わせて流す)と緑(友達に合わせない)の円盤で示しながら、わけまで詳しく話していました。面白そうだからやってみたいという気持ちと、やってはいけないことだという気持ちと、両方の間で揺れながらみんなで話し合ううちに、自分の気持ちに変化が生まれた子もいました。素直に話せるねぶっ子たちの、道徳の時間の発言にはいつも感心させられています。

授業拝見!(6年道徳)

   7月1日(木)に、6年生の道徳の研究授業がありました。授業では、宮澤章二さんの詩「行為の意味」を題材に「思い」と「思いやり」「心」と「心づかい」の違いについて、考えていました。私も大好きな詩で、最後の連に読み手のこころにぐっと迫るメッセージが込められています。

 子供たちは、電車の中でおばあさんに席を「譲る」か「譲れない」かという具体場面で、自分の思いをタブレットを使って交流していました。児童の意欲は高く、男女関係なく聞き合っていて、よい学びの集団となっていると感じました。思いはあっても行為にうつせないという心の葛藤はだれにでもあるものです。行為にうつすことの意味を、この詩から子供たちは深く考えていました。

 

 

授業拝見!(5年道徳)

    今日は、5年生の道徳の授業を参観しました。5年生の教室では、4月から、自分の生き方について、個々の思いを気兼ねなく正直に出し合う授業が、積み重ねられています。今日のテーマは「美しい心」で、価値あるものへの畏敬の念をもつことが学習のねらいです。タブレットを使用し、互いの意見を画面上で見合いながらの意見交流が行われていました。子供たちは、タブレットでの学習に手慣れたもので、考えを打ち込み、互いに読み合い、自分と異なる意見の人同士で交流し合うという流れで、協働的に学び合っていました。新しい授業に、チャレンジする先生方もどんどん増えてきています。ちょうど、授業を互いに見合う週間にもなっており、4年生が廊下からその様子を参観していました。

 

授業拝見!(1年道徳)

    かわいい1年生も日々成長し、授業での話し方や聞き方がすっかり身に付いてきました。今日は1年1組の道徳の授業を参観しました。授業者は、河内先生です。今日のテーマは「あとかたづけ」で、子供たちはなぜあとかたづけをした方がいいのかについて、とてもよく考えていました。「あいさつ」「へんじ」「あとかたづけ」ができることは、生活の基本です。よりよい生活について、頭で理解するだけでなく自分から進んで行動できる子になってほしいと願っています。

 

6月全校集会

    今日から6月なので、全校集会を行いました。コロナ禍ではありますが、全校が集って話を聞く機会を大切にしたいと考え、体育館の窓を開け放ち短時間で行いました。

    今日は、「授業で話を聞くときのポイント」について、6年生の国語の授業を例に話しました。ポイント①は、自分と同じ考えか違う考えかしっかり聞く ポイント②は、相手の意見が自分と違っても一度受け入れなるほど、なっとくと思うことを自分の考えに取り入れる ということです。なるほど、納得と思ったら、そのことを友達に伝えることも互いに学び合う上で大切なことです。「思いやりをもって協働できる子」が増えるほど、関わりの中で全体として子供たちは育ちます。1・2年生にはちょっぴり難しい話でしたが、3年生以上がしっかり聞いているので、小さい子なりに理解していたと感じています。

 

 

授業拝見!(4年道徳)

    4年生の道徳では、「親切」をテーマに深く考え合う授業をしていました。授業者は、堀田先生です。お話には、初め「困っている人を助けてあげる」という気持ちで車いすを押してあげていたマナブが、その行為をほめられるうちに「助けたい」という気持ちより「ほめられたい」という気持ちが強くなっていくという心の葛藤が描かれていました。子供たちからは、自分がほめられたいから車いすを押すのは本当の「親切」とは言えないのではという考えが出されました。一方で、ほめられたいという気持ちは誰にでもあり、そのことは悪いことではないという考えもあり、それぞれがテーマの「親切」について深く考えていました。

 

 

授業拝見!(2年道徳)

    今年度、本校では「思いやりをもって協働できる子」の育成を目ざし、これまで以上に「道徳科」の授業を大切にすることとしています。今日は(5/14)2年生の道徳科の授業を拝見しました。授業者は、今年度本校に転任された神村先生です。

 テーマは「ともだち」で、役割演技で登場人物になりきって気持ちを考える場面があり、演じている子はもちろん、それを見ている子供たちもお話の中心となる場面の心情を深く考えていました。低学年なりに「ともだち」とはどうあるべきかを楽しく学べていました。

 

顔晴れねぶっ子!(第33話)

    今日は、令和2年度の修了式の日です。玄関の大根布桜もついに開花しました。今から1輪、2輪と花を咲かせると思うと、わくわくしてきます。

 いろいろな行事が中止となり活動も縮小されましたが、子供たちの様子を見れば、今年もねぶっ子たちは「学びいっぱい」「笑顔いっぱい」「元気いっぱい」に成長してくれたと感じます。今朝も玄関では、子供たちのさわやかな挨拶の声が響いていました。4月から、また新学期が始まります。これからも大根布小学校に幸せがたくさん訪れますように。

 

顔晴れねぶっ子!(第32話)

    玄関前から1階廊下を掃除する2年生の姿がりっぱで、感心しています。掃除の仕方は、廊下の横幅を半分にして、半分ずつを2つ折りにした雑巾で横方向にふいていきます。雑巾がけと言えばお尻を上げて両手で雑巾を押さえ、ぐんぐん前に進んでいくふき方を思い浮かべるかもしれませんが、このふき方の方が何かにぶつかったり、前につんのめって顔から床にぶつかったりという危険性もありません。2年生は、1学期からお掃除が上手と、学校に来られるお客様からも褒められています。

 一方、1年生は3学期に入り、「無言清掃」ができるようになってきました。しかし、まだ、時々おしゃべりをしてしまったりふざけてしまったりする人がいて、その人たちは2年生の掃除を見学に行き、2年生から掃除の仕方を学んでいます。今年もこうして、「無言清掃」が受け継がれていきます。

 

顔晴れねぶっ子!(第31話)

    2日(火)より、いよいよ卒業式の練習が始まりました。今年度は、6月から学校が再開し、初めは、コロナ感染予防のため大きな声は出さないという体制でスタートしました。秋ごろから新しい生活様式の中、マスクをつけた状態で少しずつ声を出す活動を増やしてきましたが、そんなスタートだったせいか、今でも朝の挨拶などで声があまり出ない子がいます。

 6年生は卒業式で、担任の呼名に応えて大きな声で返事をします。練習を重ねるごとに声も出るようになり、体育館に「はい!」という一人一人の声が響くようになってきました。いろいろな思いを抱えて過ごしてきた1年間でしたが、気持ちを込めてりりしく、元気よく返事をして、卒業証書を受け取ってほしいと思っています。

 

顔晴れねぶっ子!(第30話)2

     12月終わりに、大根布小学校にも児童一人一台のパソコンが配備されました。3学期に入り、私達教員も使い方の研修を行い、少しずつ授業で使用しています。これまでも使用していた調べ学習はもちろんのこと、今後はいろいろな教科学習で、効果的な使用法を探っていくことになります。

 パソコンを使用するには、まずは個々がアカウントを入力して、ログインしなければなりません。アルファベットの大文字や小文字と数字が組み合わされたアカウントを入力するだけでも、小さい子にとっては大変です。今日は、「はじめてのログイン」を体験する2年生の授業を見学しました。先生の話をよく聞き、小さな指先でパネルにタッチしながら一生懸命、操作を覚えようとしていました。最後に、カメラ機能で自分の顔をパチリと写していました。みんな笑顔でした。

 

顔晴れねぶっ子!(第29話)

    22日(月)に、6年生によるワックスがけがありました。もうすぐ3月。そろそろ卒業式や入学式のシーズンとなります。6年生も卒業まであと16日となり、お世話になった校舎に思いを込めてワックスがけをしてくれました。おかげで、廊下や理科室、1年生教室がピカピカになりました。ありがとう。

 

顔晴れねぶっ子!(第28話)

    毎年恒例の「異学年授業参観」が今年も始まっています。昨日(2/4)は、3年生の国語「モチモチの木」の授業を2年生が参観していました。2年生はこの1年で急成長し、かわいらしい1年生からりりしい2年生となりました。すっかり、りっぱなお兄さんお姉さんです。3年生はさらに成長し、2年生にペア交流や全体での話し合い学習の様子を見せてくれました。

    学習では、前の発言者につなげて話すための「大根布ワード」を全校で使っています。「わけは・・・」「似ていて・・・」「自分の言葉でで・・・」「言い方を変えて・・・」「つまり・・・」など、自分がどんな立場で話すのかを発言の前に付けることで、聞き手にも内容が伝わりやすくなります。今年1年で、どの学年も「大根布ワード」を使ってとても上手に話せるようになりました。今後、それぞれが、一つ上の学年の授業を参観します。授業見る方も見られる方もちょっぴり緊張すると思いますが、互いによい学び合いになるといいです。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第27話)

    6年生の卒業制作が始まっています。彫刻刀でせっせと図柄を掘っている6年生は、全集中!といった様子で、作品に向き合っていました。これがオルゴールの蓋の部分になり、出来上がった作品は、卒業式の日に図工室に飾られます。中学校の入学説明会も終わり、卒業が迫ってきた6年生は気持ちの充実が見られ、よい姿がとても多く目に留まるようになっています。卒業まであと1か月半ですね。よい小学校生活だったと一人一人が思えるように残り少ない日々を大切に過ごしてください。顔晴れ6年生。

 

顔晴れねぶっ子!(第26話)

    昨日、年長さんを迎える会がありました。来年度、大根布小学校に入学予定の年長さん達はお行儀よく並んで座り、明るく元気な声で「こんにちは。」と挨拶できていました。1年生達は、この日のために一生懸命練習してきたそれぞれの出し物を顔晴っており、その成長をしっかりと感じることができました。「音読」「縄跳び」「ダンス」「鍵盤ハーモニカ」「手作り楽器」「昔遊び」「計算」「英語」・・・などなど、1年間の学習が思い起こされました。

 昨年6月から学校生活がスタートした令和2年度ですが、今振り返ってみれば工夫に工夫を重ねここまで来ました。そういう意味でも、先生方も子供たちも、全力で顔晴ってきたと思います。そのことが今日の1年生の成長に表れていました。本当に嬉しいことです。

 

顔晴れねぶっ子!(第25話)

 コロナ禍の中で過ごした令和2年度でしたが、今年度も残り少なくなってなっています。今日は、読み聞かせボランティア「がらがらどん」さんの、今年度最後の読み聞かせの日でした。コロナ感染予防のため、回数を減らしたり、子供たちとの距離をとったりしながらの活動となりましたが、今年度もご来校いただけたことに感謝しています。子供たちは、感謝の気持ちをお手紙にして、それぞれのクラスでお渡ししました。

 新しい生活様式で制限がある中、ねぶっ子たちは毎日がんばっています。その顔張りこそが、ボランティアで活動してくださる方々の思いに応えることなのだと思っています。

顔晴れねぶっ子!(第24話)

    3学期がスタートして雪の日がとても多くなっています。先週の3連休は大雪となり、学校の玄関や駐車場、通学路も50㎝ほどの積雪となり除雪が大変でした。しかし、町の皆様、地域の皆様に除雪車を入れていただいたり、雪かきしていただいたりしたおかげで、写真のように12日の朝は歩道もすっかり雪がどかされ、子供たちの安全を確保することができました。ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 子供たちは久しぶりにたくさん降った雪が嬉しいようで、運動場で楽しそうに雪遊びをする姿も見られます。風邪やインフルエンザ、コロナ等心配な季節ではありますが、元気に遊ぶ子供たちの姿を嬉しく思っています。今週も雪で始まりました。明日までの積雪が心配されますが、子供たちも進んで除雪してくれるので今回の雪も頑張って乗り切りたいと思っています。

 

顔晴れねぶっ子!(第23話)

    新年を迎え、新しい気持ちで全校で「書初め」を行いました。初めての書初めで顔晴る1年生、落ち着いて取り組む2年生、初めての毛筆に挑戦の3年生、4年生以上はそれぞれの課題に向かってゆっくりと丁寧に筆を走らせていました。

 どの教室にも静けさと心地よい緊張感があり、3学期のスタートとして気が引き締まるよい時間が流れていました。このような、穏やかで平穏な日々がこれからも続くといいなと感じています。

 

顔晴れねぶっ子!(第22話)

    英語の時間に、6年生と4年生の交流がありました。6年生が開く食べ物のお店に4年生が来店。6年生が英語でメニューの紹介をし、4年生はお客さんとなって、互いに英語でやりとりし買い物をするという内容でした。

 楽しくて、つい日本語で話してしまう場面もありましたが、終始なごやかな雰囲気で、活動を通して、場面に合わせて使える英語を駆使して話す体験ができていました。

 

顔晴れねぶっ子!(第21話)

    12月の全校集会は、久しぶりに全校で体育館に集まって行いました。ちょっと寒かったけれどしっかり換気し、列の間をあけ、15分間という短時間で行いました。今年度第1回目の集会で、1年生にとっては入学して初めての集会でしたが、静かによい姿勢で最後までしっかりと話を聞く子供たちの姿がうれしかったです。

 相手の顔を見て話せることが、こんなにうれしいことなのだと自分自身も、改めて感じた集会でした。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第20話)

   11月に入り、すっかり秋が深まってきました。今日は1年生の国語の授業を参観しました。ついに1年生も漢字の学習に入り、楽しそうに読んだり書いたりする様子に、成長を感じました。これから大人になっても使っていく漢字は、だれもが書いて覚えて、そして忘れて、また書いて覚えて・・・ということの繰り返しの中で、習得していくものです。1年生がどんどん力をつけて成長できていることを実感しました。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第19話)

    10月は、玄関でのあいさつ運動が縦割りグループで行われています。今朝は「た」グループの皆さんが、さわやかにあいさつをして全校のみんなを迎えてくれました。学校の大規模改修工事もそろそろ終わりに近づきました。玄関の足場がとれて、壁面もきれいに仕上がっています。朝日に照らされた学校は、あいさつ運動する子供たちの姿とともに、美しく光って見えました。

 

顔晴れねぶっ子!(第18話)

   6年生の教室前廊下で、国語の学習成果物「宮沢賢治の本の読みログ」を見つけたので、読んでみました。本屋さんでは本の紹介が「ポップ」として置かれていますが、子供たちは自分が選んだ賢治作品の中からお気に入りの作品を選び、「読みログ」として評価とレビューを書いていました。どの子も作品の主題をうまくつかんで書けていたことに感心しました。私の大好きな「虔十公園林」のレビューもありました。

 

顔晴れねぶっ子!(第17話)

    後期が始まり、昨日の午後新しい委員会が発足しました。6年生の委員長・副委員長を中心に後期の活動のめあてが決められ、今日から新しい委員会でのお仕事が始まります。5年生もそろそろ来年、最高学年になるための準備が始まっています。後期の委員会では5年生も進んでお仕事をして、来年への自覚を高めていってほしいです。

 

顔晴れねぶっ子!(第16話)

    5・6年生の演技「若い力」は、これまで金沢市で長い間取り組まれてきています。私自身金沢市に住んでおり、子供のときに踊ったことも、教員になって6年生に教えたことも、とてもよく覚えています。時間にして、3~4分の短い演技ではありますが、目線・指先・姿勢など、気をつけてきびきび踊ることで、見ごたえのある演技となります。今日は、そろそろ仕上げに入った5・6年生の練習の様子を見学しました。

 内灘の学校で「若い力」を踊ることはとても珍しく、もしかして初めてのこと? かもしれません。当日が楽しみです。

 

顔晴れねぶっ子!(第15話)

    今日は、1・2年生の団体演技の練習を参観しました。まだ練習は始まったばかりのようでしたが、この1時間でぐんぐん上達していく1・2年生の姿を見ることができました。こうしていろいろな学年の練習を見ていると、小学校6年間の成長がいかに大きいものなのかを感じさせられます。かわいらしい1・2年生の姿に心癒される時間でした。

 

 

顔晴れねぶっ子!(第14話)

    運動会が近づき、それぞれの学年での演技の練習が少しずつ始まっています。体育の時間の初めに踊ると、よい準備運動にもなっているようです。体育館もようやく涼しくなって、練習しやすくなってきました。写真は、3年生の「よさこいソーラン」と5年生の「若い力」です。コロナ禍で、運動会も例年のようにはいきませんが、一生懸命がんばる子供たちの姿には、いつも元気をもらいます。

 

 

顔晴れねぶっ子!(13話)

    9月1日は、防災の日、そして9月は防災月間です。この時期、頻繁にやってくる「台風と災害」に関する勉強は5年生の理科で行われます。今年も先週台風10号が発生し、特別警報級の勢力とはならなかったものの、大荒れの天気をもたらし、九州で大規模停電が起こるなど、大きな爪痕を残しました。学習を終えたばかりの5年生にとっては、勉強したことが実際に起こったことを実感できたと思います。

 今日は5年生が、防災に関して作った標語をいくつか紹介します。今の所災害が少ない石川県ですが、子供たちなりに防災意識をもてていることに感心しました。

  ・日ごろから 考えておこう ひなん場所

  ・伝わらない 待ってくれない 風の怖さ

  ・土砂くずれ 近づかないで はなれてね

  ・災害が 近くにせまる すぐひなん

 

顔晴れねぶっ子!(12話)

  4日(金)に、内灘中学校から本出(もとで)先生に来ていただきました。6年生はあと半年ほどで中学校に進学します。今年度はコロナウイルス感染予防のため、これまで夏休みに行われていた中学校部活動体験も中止となりました。そのため、中学校での生徒の様子を感じる機会も今のところ、もてていません。

 そこで、本出先生から中学校での一日の流れや中学校までにできるようになってほしいこと、今の6年生の生活を大切にしてほしいこと等を話していただきました。コロナ禍で、学校では異学年交流も減り6年生の活躍の場が少なくなっています。学校生活に張り合いがなくなることは否めませんが、「やるべきことをきちんとやる」ことが今最も大切になっています。一人一人に改めて、そのことを意識してもらうよい機会となりました。本出先生、ありがとうございました。今後、様々な工夫の中で運動会やふれあい活動を行っていきます。6年生の活躍の場ができるよう学校も少しずつではありますが変化していきます。

 

 

顔晴れねぶっ子!(11話)

    先週より、算数少人数の先生として、新しく惣向修二(そむかいしゅうじ)先生に来ていただいています。今日は、4年1組の授業を参観させていただきました。惣向先生は、中学校で数学を教えていらっしゃたこともあり、算数に関してはベテラン中のベテランの先生です。4年生と5年生の算数の学力向上のため、子供たちと息を合わせながら授業してくださっています。子供たちは惣向先生との出会いの場で先生を拍手でお迎えし、惣向先生も子供たちのことを「可愛らしい子供たちですね」とおっしゃって下さいました。本当にうれしいことです。惣向先生、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

 

顔晴れねぶっ子!(10話)

    2学期が始まりました。毎日暑い日が続いていますが、ねぶっ子達は、とてもよく頑張っています。今日は、2学期早々ですが、町独自の取組として、中止となっていた国や県の学力テストを力試しとして行いました。4年生は県のテストに、6年生は国のテストに集中して取り組んでいました。採点、分析し、今後の学力向上に役立てていきたいと思っています。6年生は、明日も引き続き理科・社会(県)のテストがあります。頑張ってほしいです。

 

顔晴れねぶっ子!(9話)

    7月17日(金)、3年生の社会科の学習にゲストティーチャーとして、和菓子職人の「あさいさん」をお招きしました。毎年、6年生が卒業時に、和菓子を作ってお家の方にプレゼントし感謝を伝えるという活動があり、あさいさんには、毎年のように学校に来ていただいています。

    今年は、3年生の社会科「工場のしごと」の学習で、日頃のお仕事の内容についてお話ししてくださいました。コロナの予防のため、和菓子を作る活動はできませんでしたが、お菓子作りにかける思いや、コロナ禍においてお菓子でお客様に元気になっていただくという強い気持ちについてもお話しいただいました。お話しを聞き、メモをとり、積極的に質問する子供たちの姿に、3年生の成長を感じました。私自身も、そのプロ意識に学ぶことがたくさんありました。

 

顔晴れねぶっ子!(8話)

    今日は、2年生の「おもちゃ大会」を参観しました。生活科の時間に手作りしたおもちゃでお店を開き遊ぶという学習は、ただの遊びのようですが、いろいろな学習要素が織り交ざっています。ゴムがねじれてもとにもどる力を利用したおもちゃ、同じゴムでも、伸ばしたゴムがもとにもどろうとする力を利用したおもちゃ、風の力が推進力となって動くおもちゃ、風にのって飛ぶおもちゃ、坂を下る力を利用したおもちゃなどなど、3年生で習う理科の学習にも通じており、楽しそうに学ぶ子供たちの姿がありました。

 2年生は、びっくりするほど成長し、毎日落ち着いて学習しています。オンラインゲームが広く親しまれているこの時代に、手作りしたおもちゃに興じる姿は、心温まる風景でした。私もちょっとだけ、遊ばせてもらいました。

 

顔晴れねぶっ子!(7話)

    今日は、1年生の体育の様子をお伝えします。学校が再開して1か月が過ぎました。1年生はすっかり成長し、体育の時間に体育館に移動する姿もとても立派になっています。校長室の前を通る時は、黙礼をして笑顔を送ってくれます。

    体育館に着いたら、まず準備体操をします。次に、けんぱとラダー運動をします。ラダー運動とは、ラダー(はしご型テープ)を使ったトレーニングのことで、敏捷性が養われます。個の運動なので、コロナ対策の運動としても適しています。

    最後は、縄跳びでいろいろな技に挑戦です。小さな体でぴょんぴょん跳びはねる1年生は本当にかわいらしく、見ているだけで「一生懸命」が伝わってきました。これから、どんな成長を見せてくれるのか、毎日目を細めて見守っています。

 

顔晴れねぶっ子!(6話)

    先週の金曜日(6/19)に、第1回のふれあい活動がありました。ずっと延期になっていた異学年交流も少しずつ始まっています。1年生は、5年生に迎えにきてもらい、それぞれのグループの部屋へ移動しました。

    第1回は、「顔合わせ」ということで各グループで自己紹介をしました。司会の6年生に「好きなこと」を聞かれて、「好きなことは、勉強です。」と答えていた1年生にグループのみんなが感心するという場面もありました。これからもコロナ感染が広がらず、少しずつ活動ができていけばいいなあと思っています。

 

 

顔晴れねぶっ子!(5話)

    今日の3時間目に、1年生の交通安全教室がありました。津幡警察署と町役場から担当の方々がおいでになり、交通安全についてお話ししてくださいました。1年生の登下校の様子を見ていると、友達とおいかけっこをしてしまったり、道の途中で遊んでしまったりと、見ていてはらはらする場面が、まだまだあります。

 今日は、道を歩くときや道を渡る時に気をつけることを、お話を聞いたり、DVDを見たりして、教えていただきました。お話を聞いて、どの子もよく分かった様子でしたが、交通安全については、これからも繰り返し指導していきます。どうか、ご家庭でも今一度ご指導をお願いします。

 

 

顔晴れねぶっ子!(4話)

    今日は、1年生の給食の様子をお伝えします。コロナ感染予防のため、現在は教員が配膳し、児童がセルフで個々の給食をお盆に受け取っています。例年なら6年生がお手伝いに来るのですが、今はまだ異学年との交流を減らす取組を行っており、担任の先生と支援の先生で準備をしています。この2週間で配膳もすっかり慣れた様子で、どの子も要領よく給食を受け取っていました。

 今日はパン食の日で、メープルジャムがついており、「いただきます」をするとすぐに、みんなジャムをパンに垂らし、スプーンで上手にのばしてぬっていました。どの子も好き嫌いがなさそうに見えましたが、どうかな。コロナ予防のため、おしゃべりせず前を向き、とても静かにお行儀よく食べていました。

 

 

顔晴れねぶっ子!(3話)

    今日は、1年生の英語活動の様子をお伝えします。1年生の英語活動は、町英語指導員のケリンさんと担任で毎月1回行われます。できるだけ密をさけるため、プレイルームで行いました。ケリンさんが1時間ずっと英語で話し続けるので、子供たちはジェスチャー等を見ながら理解し、英語で答えを返しています。

 写真は、ケリン先生と1対1で自己紹介している場面です。どの子も「My name is ・・・」と上手に自己紹介をしていました。会話をキャッチし合うということで、ボールを互いにキャッチしながら紹介していました。音楽にのって歩いたり、ジャンプしたりする活動もありとても楽しそうでした。

 

 

顔晴れねぶっ子!(2話)

 6月は、顔晴る1年生を紹介します。1年生は、4月に1週間、6月に1週間を過ごし、まだ学校生活は3週目です。しかし、もうすっかりねぶっ子らしくなってきました。今日は、国語の授業の様子をお伝えします。

 教科書の「はなのみち」の学習で、くまさんやりすさん、たぬきさんなどの登場人物の気持ちをセリフにして考えていました。思い思いに考えたセリフは子供ならではの言葉選びで、聞いていると楽しい気分になりました。先生の話を聞く姿、手を挙げる姿、字を書く姿も落ち着いており、すっかり1年生らしく成長しています。

 

顔晴れねぶっ子!(1話)

   1日より学校が再開し、日常が始まりました。というより、行事がほぼなくなり今後は日常しかありません。しかし、ねぶっ子達は、とても元気に勉強、運動に励んでいます。休校が長かったけれど、変わらず黙礼も上手です。授業参観も親子レクリエーションも中止となり、子供たちのがんばりを見ていただくことができないので、来週から、せめてこのホームページで子供たちの様子をお知らせしていこうと思います。

 昨年までは、「授業拝見」と題しての記事でしたが、今年度はさまざまな制約のある学校生活においても、心美しく、たくましく、顔晴るねぶっ子たちを応援するつもりで、「顔晴れねぶっ子!」として発信します。6月は、1年生を中心にその成長を追っていきます。

 学校の再開に合わせたかのように、玄関にツバメがやってきました。ツバメは幸せを運んで来るとも言われています。かわいい黒い頭と尾が見えました。学校に幸せがいっぱい訪れてほしいです。

 

<授業拝見>4年1組

1月31日(金)1限目 国語

  今日は、4年1組の国語の授業を参観しました。1月も最終日となり、担任の高倉先生との授業もあと2か月となりました。子ども達は、先生の発問や指示をよく聞き、友達の話にもしっかりと耳を傾け、安定した授業態度で学習しています。

 今日は、「メモのとり方」の学習で、実際にメモをとる活動を通して、互いのメモを見合い工夫点について交流していました。とり方のポイントは、「箇条書きで」「キーワードで」「短く」「矢印や記号で」「ひらがなでもよし」「自分が読めればよし」などです。その通りなのですが、大人の私達でもいざやってみるとなかなかうまくいかないものです。今後もいろいろな場面でメモをとり、自分なりの方法がだんだんと確立していくのだと思っています。

 今日の学習では、それぞれのメモを見て交流し、互いの工夫に気づいていました。学び合う姿は、いつもやっているせいかとても自然で、特に司会もいないのにあたり前のように、話し合いが進んでいきます。1年間で学び方がすっかり身につき、今日の学習も友達の工夫点を見つけたらすぐに自分からノートに書いていました。4年生は、来年度より1クラスとなり人数も増えますが、一人一人に力がついているので大丈夫だと思っています。高学年となる自覚もはっきりと芽生えています。
       

<授業拝見>5年1組

12月5日(木)2限目

 今日は、5年1組の国語の授業を参観しました。担任の柚木先生は、学校研究を推進する役を担い、日々学校全体のよりよい授業について考えています。毎日の授業は、常に児童全員を巻き込み、生かすことを考えて行っています。

 今日は、伝記「百年後のふるさとを守る」を読んで、自分の生き方について考えるという授業を行っていました。研究授業だったため多くの職員が参観しており、子ども達も少々緊張ぎみで、授業にのぞんでいました。近頃の国語の授業は、一昔前に比べて随分様変わりし、読み物を常に自分に引き寄せて読んでいくという学習方法に変わっています。今日の授業も、「浜口儀兵衛」の功績に迫るだけでなく、自分と比べたりこれからの自分にどう生かすかを考えたりして、児童同士の交流が行われていました。学習のゴールで書き上げる「生き方シート」をよりよいものにするために、友達からアドバイスをもらうという目的もあり、交流はとても活発に進みました。もらったアドバイスを付箋にさらさらとまとめる児童の姿から、交流してよかったという満足感が感じられました。
   


<授業拝見>5年1組 音楽

12月4日(水)5限目 音楽

 今日は、5年1組の音楽の授業を参観しました。音楽担当は、中村麻実先生です。中村先生は、2年生から6年生の全てのクラスで音楽を担当しており、「音楽が好きな子」を育てるために日々授業をがんばっています。

 今日は、5年生で「待ちぼうけ」の歌詞と音楽(歌い方)から、情景を想像する授業をしていました。作詞は北原白秋、作曲は山田耕筰で、昔からよく耳にする曲ですが、子ども達には歌詞の内容も、DVDから流れる音楽(歌い方)も耳になじまなかったようで、はじめは、キョトン顔の児童やクスクス笑いの児童もいました。しかし、その反応をすばやくキャッチした中村先生は、「何か面白いところがあったんだね。それはどこ?」と問い、歌詞と歌い方を連動させ、そこから情景を想像するという学習につなげていました。

 歌い方の強弱や速さが歌詞と相まって、情景が想像できることを何回も音楽を聴きながら確かめる中で、いつの間にかクスクス笑いは、「へえ~」「なるほど」に変わり、曲はすっかりと子ども達の耳になじんだようでした。
   

 

<授業拝見>3年1組

12月3日(火)3限目 国語

 今日は、3年1組の国語の授業を参観しました。子ども達は、朝鮮半島に伝わる民話「三年とうげ」を読み、おもしろいところを紹介し合うという学習をしていました。この民話には、昔から言いつたえのあるとうげが出てきて、その言いつたえ(三年とうげでころんだならば、三年きりしか生きられぬ)を信じて病気になってしまうおじいさんが登場します。病気のおじいさんをおみまいに来た水車屋のトルトリの知恵で、おじいさんが元気を取り戻す様子がおもしろく、児童は自分なりの読み方で、「おもしろいところ」をとらえて聞き合っていました。

 授業の中盤で、担任の岡田先生から「おもしろいところを聞き合って、友達の考えからなるほどと思ったことはあったかな」という問いかけがありました。自分の考えだけでなく友達から学ぶということです。子ども達は、おもしろさをとらえる際の視点が、おじいさんの「行動や性格」「おじいさん以外の登場人物の気持ち」「歌の変化」「言いつたえの見方」など様々だということに気づき、新たな視点でおもしろさをとらえ直していました。民話のおもしろさが分かり、世界の民話にも読書が広がっていくといいと思っています。
   


<授業拝見>3年生少人数算数

11月27日(水)3限目

  今日は、3年生の少人数算数の授業を参観しました。3年生は、算数の時間に1・2組が3つのグループに分かれて算数の授業を行っています。担任の岡田先生、廣田先生に加え、山本千尋先生が入り、少人数で丁寧に指導し理解がより進むようにしています。今日は、山本千尋先生のグループの授業を参観しました。

 今日の授業は「16人で玉入れをするとき、どこにどう並べばよいか(公平か)」という題材から、みんなが、かごから同じ距離になるように並ぶとよいことに気づかせ、そこから「円」という概念を理解させるという学習場面でした。まずは、「2人だったらどう並ぶ?」次は「4人だったら?」というふうに順に考えていくと、16人の場所を決めていくうちに、かごの周りに丸くなって並べばよいことに気づきます。「丸く」とは、算数用語では「円」であること、円とは、かごから同じ距離の点をつないだものだということが、「玉入れ」というゲームを通して理解できていました。生活と算数はこのようにつながっています。今後も少人数のメリットを生かし、さらに理解が進むように題材の工夫も行っていきます。
       

<授業拝見>5年2組 日数谷先生と

11月20日(水)5限目 保健(こころの勉強)日数谷先生と

今日は、5年2組の保健の授業を参観しました。大根布小学校には、心理の専門家であるスクールカウンセラーの日数谷(ひかずや)先生が、毎週水曜日にいらっしゃっています。相談だけでなく授業もしていただけるということで、今日は、5・6限目に5年生の2クラスで保健の授業をしていただきました。さすが心理の専門家とあって、声の表情が穏やかで、聞いていると心にしっとりと先生のお話が入ってきて、思わず見ていた私も授業を受けている気分になりました。

 今日のテーマは「自分のことをすきになる」で、授業の冒頭では子ども達が自分なりに自己を見つめ、自分の好きなところを書き出していました。私も書き出してみると、意外に自分ががんばっていることが自覚でき、「えらいえらい」と自分で自分をほめました。その後、イラストの顔の表情からその時の気持ちを想像したり、自分が嬉しくなる時や嫌な気持ちになる時について考えたりもしました。普段、自分のこころの動きを客観的に見つめることなどないので、子ども達なりに自分自身と向き合う時間になったと思います。

 人を好きになる時は、まずは自分自身が好きでなくてはなりません。人を大切にできる人は自分自身を大切にできる人です。子ども達は、ただ今成長の真っただ中です。今日の授業は、一人一人の成長の小さな一歩を後押しした貴重な1時間だったと感じました。
   


<授業拝見>2年2組

11月19日(火)1限目 国語

  今日は、2年2組の国語の授業を参観しました。2学期から担任が岡井先生になり、早いもので3か月がたとうとしています。子ども達と岡井先生の息もぴったりで、毎日教室では元気な声が響き渡り、学び合いの中で生まれる笑顔や歓声であふれています。

 今、取り組んでいるのは「あったらいいな こんなもの」という学習で、それぞれがドラえもんのポケットから出てくるような「便利な道具」を考え、セールスマンになってその道具を紹介するというものです。セールスマンですから、相手に「いいなあ。その道具ほしいなあ。」と思ってもらわなければなりません。子ども達は、道具の名前やはたらき、形や色や大きさ等を、どの順番で紹介したら相手によく伝わるか、一生懸命考えていました。

順番を考える時に便利なのは、付箋です。付箋に話す内容を書き、並び替えすることで、さまざまなパターンをイメージしながら話す順を考えることができていました。どの子も自分が考えたアイデアいっぱいの道具に愛着を持っているので、どうしてもその良さを伝えたいという気持ちがあり、そのことが学習への意欲となっています。今日の授業を見ていて、子どもの意欲を引き出すことが、教師の役割であることを改めて感じました。
       

 

 

<授業拝見>6年2組

11月14日(木)3限目 英語 能村先生と

 今日は、6年2組の英語の授業を参観しました。6年生は、町英語指導員の能村朝子先生と、週に2時間、英語の学習をしています。6年生ともなると、英語のヒアリング能力もかなりついてきていて、今日の授業でも「自分の住む町(my home town)の良いところ」という内容のヒアリングに挑戦していました。私もいっしょに聞いていて、1つの問につき5~6文はあったと思います。その5~6文に合致した絵を見つけて選ぶという問が全部で4問ありました。

 ヒアリングは、教科書に合わせて作成されたDVDを聴きながら行います。もちろんネイティブな発音であるため、なかなか聞き取りにくい単語もあるのですが、文脈の中でたぶんこういう意味かな・・・と想像しながら聞き取る様子も見られました。能村先生は、ここ数年大根布小学校に来てくださっているので、ねぶっ子一人一人のことがよく分かって、いつもにこやかに授業してくださいます。今日も、教室には担任の板井先生と能村先生の笑顔があり、その中で懸命に耳を傾け学習する児童の姿がありました。今日の学習は、今後「自分たちの住む内灘のよいところ」を紹介する活動へと発展していきます。
         

 


<授業拝見>3年2組

11月13日(水)2限目 国語

  今日は、3年2組の国語の授業を参観しました。今日の授業は、教室ではなく学校図書館で行われました。国語の授業は教室でするものというイメージがありますが、最近は本や図鑑で調べたことをもとに文章を書くという学習も増えています。今日の学習も、担任の廣田先生が、調べたいことが出てきたらすぐに本を手に取り調べられるようにと考え、図書館で行われました。

 3年生が、今取り組んでいるのは、「食べ物のひみつブック」を作るという「書く」力をつけるための学習です。「書く」力をつけると言っても、自分で調べたい食べ物を見つけ、調べたことをもとに文章を書くので、「読む」力なしには進みません。「書く」と同時に「読む」力も付けているというわけです。今日の授業では、子ども達は、これまでの時間に調べたことをまとめた3枚のカードをグループで見合い、書く順番や、内容について互いにアドバイスし合っていました。アドバイスをもらって、さらに調べたらよいことが分かり、興味を高めて次の調べ活動を行っている児童もいました。

 この「食べ物のひみつブック」は出来上がったら、お家の方に読んでいただくことになっています。「へぇ~そうだったんだ!」という驚きがいっぱいのひみつブックになっていると思いますので、お子さんが持ち帰るのをどうぞ楽しみに待っていてください。