校長室より
切磋琢磨する職員
5月11日に石川県教員総合研修センターの南井指導主事を講師としてお招きし、研修会を行いました。研修の土台となったのは、5年生の国語の授業。全職員で授業を参観した後、授業者の授業の進め方や子ども達の学び方について意見を交わしました。
限られた研修時間の中で全職員が自分の考えを出し合えるよう、グループに分かれて協議し、協議したことを他のグループに伝え、全員の考えを共有しました。その後、南井指導主事に国語の授業づくりについて、いくつかのアドバイスを頂戴しました。
一人一人の子ども達に、「授業を通して、自分の考えが深まった」「みんなと考えを交流したらわかった!できた!」を味わえる授業を目指してこれからも研鑽に努めていきます。
花のある風景
本校に着任して1か月。いろいろと嬉しかったことはあるのですが、その中の1つが、絶えず、校舎内にお花が飾ってあること。毎日、水かえ等の花の手入れをしてくださっているので、いつもきれいな花を見ることができます。職員玄関と児童玄関、校長室の3カ所でお花を見ることが出来ます。花が視界に入るだけで、心が落ち着くような気がします。
そして、児童玄関には、もう一つのお花が・・・。
児童の毎日の挨拶の積み重ねで満開の桜の花をさかせている大根布桜です。毎朝10人以上に挨拶をするとピンクのシールを1つ貼ることができます。みんなで10人以上の挨拶を積み重ねていき、大きな大きな桜の木になりました。桜の木の横には、クラスの目標も掲示してあります。
あいさつで人とのつながりを広げ、「自分と人を大切にして なかよくする子」の目標に近づいていくねぶっ子の子ども達。これからも、あいさつを広げていってほしいです。
子ども達の学習の様子
始業式にお話ししためざす子ども像「彼方(か・な・た)に向かって自ら高まる子」。今日はそのキーワードの一つ「か」しこい子の姿について紹介します。
学校だよりでも説明しましたとおり、かしこさには2通りあります。点数ではかれる学力と、点数ではかることがむずかしい学力です。
2年生の教室をのぞいてみると、国語の「ふきのとう」の音読をしていました。みんなで教科書をしっかり立てて、先生の範読をしっかり聞いて、音読練習をしていました。本を立てて音読練習をしましょうと先生が指導したようです。先生の話をしっかりと聞く、これもかしこさですね。
次に、となりの2年教室へ。ここでは、新しい漢字の学習をしていました。先生が大きくなぞる筆順を、みんなで手を上げてまねっこ。筆順を体で覚えていました。その後、先生が「三回なぞり書きをしてから練習しましょう」と一回だけ指示を出しました。どの子もしっかりと指示を聞いて活動をしていました。ここにもかしこさが表れています。
学年掲示板には、学年目標と春の集合写真が掲示してありました。
「かなたに向かってがんばる2年生」
毎日のつみかさねで、しっかりと「か」しこい子になっていく2年生でした。
1年生の給食の様子
1年生は、先週の金曜日に初めての学校給食を体験しました。
例年、給食は6年生が給食のお手伝いをしてくれていましたが、今年度は、コロナ対策のため、1年生の児童と教職員のみで準備をすることにしました。職員が、配膳をし、それを1年生がビュッフェ形式で1品ずつトレーに乗せていきます。汁物などは、こぼしそうで見ていてどきどきしますが、どの子もとっても上手に運んでいました。友達との間隔も充分にとって、感染対策はばっちりです。「いただきます」のあと、マスクをとって食べ始めます。この時間も、おしゃべりはちょっと我慢して「黙食」でいただきます。楽しくおしゃべりしながら食べる楽しさも味わわせたいのですが、今は感染対策のため、ちょっぴり我慢してもらっています。その分、食べることに集中できるので、全員時間内にきちんと食べ終わることができました。給食2日目は、おいしそうなカレーライス。学校給食でのカレーは、ルーから調理員さんが手作りしてくださっている本格派。みんな、おいしそうに食べていました。毎日、安全でおいしい給食を作って下さる調理員のみなさんに感謝です。
学習にのめり込む姿は素敵です
6年生の英語の授業をのぞいてみました。
英語担当の稲本先生と、ALTの荒木先生の二人が息ぴったりのコンビネーションで授業を進めていました。
子ども達も、意欲的に発表していて、勢いのある授業風景が見られます。自分の思いを表現したいあまりぴょんぴょん飛び跳ねながら手を上げている児童も・・・。
自分が伝えたい言葉が英語でどのように表現していいのか分からないときは、先生がすかさず支援してくれるため、英語でしっかりと発表していました。グローバル化が急速に進む未来に向けて、英語に慣れ親しめる子ども達を育てていきたいと思います。
TEL:076-286-3111