校長室より

<授業拝見>1年1組

10月22日(月)5限目 算数
  今日は、1年1組の算数の授業を参観しました。今日の学習は、「繰り上がりのあるたしざん」です。担任の高倉先生は、1年1組の児童一人一人のことがよく分かり、いつも、どの子にも活躍のチャンスを作っているので、子ども達は毎日の授業が楽しくてたまらない様子です。今日の算数もいつも通り、楽しさの中にしっかりと学びがある授業となっていました。

 今日の課題は、<(3+9のように)まえのかずが小さいたしざんは、どうするかな>でした。子ども達は、前の時間に「9+〇」「8+〇」のような前の数が大きい計算について学習しています。今日は、その時の学習をもとに、3つの方法(ブロック・図・式)で計算し答えを出していました。算数は既習がとても大切です。前に習ったことをもとに考え、どうしたら答えを導き出せるか思考します。最終的に、繰り上がりのある計算は、答えを暗記してしまわなければなりませんが、どうやって答えを出すか考えることが、今後、学年が上がった時に自分の考えを生み出す力となっていくのです。

 児童は、3つの方法を使った答えの出し方について、実に上手に説明していました。隣の子とペアで説明する場もあり、全員が発言する機会となっていました。ペアでも全体でも全員が生き生きと説明する姿は、もうすっかり成長したお兄さんお姉さんでした。
<体を向けて友達の話をきく>          <ブロックと図と式>

 
<ノートにも図と式で考えを書く>       <2人で考えを聞き合う>