校長室より

<授業拝見>1年2組

10月2日(火)2限目 算数 

 今日は、1年2組の算数の授業を参観しました。入学式から半年がたち、運動会も経験して大きく成長した1年生は、授業でも学習のルールがしっかりと身に付き、担任の柚木先生や友達の話をしっかりと聞くことができます。今日は、「水のかさ」の勉強で、2つのペットボトルの水の量について考え合っていました。

 問題は、「どちらがどれだけおおくはいりますか」で、前の時間の「どちらがおおくはいりますか」との違いを捉えながら、学習が進みました。大人には簡単に思える問題ですが、「どれだけ」とついただけで調べる方法が大きく変わり、1年生にはかなり難しくなります。「どちらがおおいか」を調べるなら、同じ入れ物に入れ替えたり、一方の水をもう一方に入れたりすることで調べられますが、「どれだけ」となると多い分を「何のいくつ分」で表さなければなりません。子ども達は、「ながさ」の学習で「ます目」を使ったことを思い出し、「小さなコップ」を媒体に2つの量をはかって比べる方法を思いつきました。

 グループで実際に水の量をはかる活動も、協力して短時間でできました。結果をシートに書き、分かったことをノートにまとめることも上手にできます。この1時間でこれまで積み上げてきた学習の成果をたくさん見ることができました。これから1年の後半に入ります。1年生は、これまでの学びをベースに急加速で、伸びていくと思いました。
<しっかりとまっすぐ手をあげて発言>      <ひらがなもカタカナも上手に使えます>
  

<協力して水のかさをはかりました>        <記録もしっかりとできました>