校長室より

6年生大感謝祭に向けて(4年・5年)

 今年の6年生大感謝祭は、休校があったため1週間延期となり、3月2日に行われます。ようやく練習も軌道に乗り始め、寒い体育館で練習する学年も増えてきました。今日は、4年生と5年生の練習や飾り付けの準備の様子を見ました。4年生は、「いつだって!」という曲に自分たちで作った振り付けを合わせ、元気よく楽しそうに表現していました。その姿は、素直で純粋で本当に愛らしいと感じます。

 5年生は、何事にも真剣に取り組むので着々と飾り付けの準備が進んでいました。来年度、高学年となるこの4年生と5年生の姿を見ていると、大根布小学校の未来は、全く心配なく安心できると思っています。

ねぶっこ漢字検定(12月8日)

    2学期のねぶっこ漢字検定を行いました。どの子も自分が書ける最高に美しい字で、100点めざしてよく頑張りました。2学期からは1年生も参加しました。今回は、100点の金賞の人は全校児童の半分をこえており、ほとんどの人が80点以上の合格となりました。漢字が苦手な子も自分なりに目標を決めて、少しずつ覚えられればいいです。みんなの頑張りがその字から伝わってきました。

 

道徳科研究発表会(10月29日)

    10月29日(金)に、いしかわ道徳教育推進事業~道徳科研究発表会~が行われました。低学年は1年生、中学年は4年生、高学年は5年生で、研究授業を行いました。これまで、「思いやりをもって、協働できる子」をめざし職員全員で積み上げてきた研究成果を発表することができました。今後も、子供たちの道徳的心情、道徳的行為を行うための意欲と態度をさらに育てていきたいと思います。

授業拝見!(4年道徳)

    昨日、4年生の道徳の授業を参観しました。2日間の休校が明け、子供たちに日常がもどってきたことは本当に嬉しいことです。一人一人の心のストレスは少し心配されますが、全体としては、どの学年もいつも通り落ち着いて学習に取り組んでいます。

 道徳科は心の教育なのでコロナ禍の今、とても大切な学習と言えます。今日の4年生の道徳のテーマは、「善悪の判断」で、正しく判断しその行為を勇気をもって行うということについて、話し合っていました。簡単そうに思うこのテーマですが、お話に出てくる場面は、遠足のグループ決めで、普段いっしょに行動しているグループから仲間外れにされていたクラスメートを、自分のグループに誘う というもので、子供たちにとっては決断が難しい場面設定でした。

 どうすればよいか分かってはいるが、実際にできるのかという迷いが子供たちの中に生まれており、それこそがこれからの自分の人生に役立ちます。道徳科は決してこの1時間で完結するのでなく、今後の自分の人生においてずっと継続して考えていく内容が詰まった教科なのです。

 

授業拝見!(3年道徳)

    今日は、3年生の道徳の授業を参観しました。1学期は、まだ幼さが残っていた3年生も、2学期に入り随分成長したように見えます。今日の授業でも、自分の意見をもち互いに活発に交流し合う姿が見られました。

    今日のお話に出てくる「ぼく」は、流れの速い川のうずに、かさを流してみないかと友達に誘われます。ここで、担任の岡田先生は「自分だったら、友達に合わせる?それとも合わせない?」と問いかけました。子供たちは、その時の気持ちを黄(友達に合わせて流す)と緑(友達に合わせない)の円盤で示しながら、わけまで詳しく話していました。面白そうだからやってみたいという気持ちと、やってはいけないことだという気持ちと、両方の間で揺れながらみんなで話し合ううちに、自分の気持ちに変化が生まれた子もいました。素直に話せるねぶっ子たちの、道徳の時間の発言にはいつも感心させられています。

授業拝見!(6年道徳)

   7月1日(木)に、6年生の道徳の研究授業がありました。授業では、宮澤章二さんの詩「行為の意味」を題材に「思い」と「思いやり」「心」と「心づかい」の違いについて、考えていました。私も大好きな詩で、最後の連に読み手のこころにぐっと迫るメッセージが込められています。

 子供たちは、電車の中でおばあさんに席を「譲る」か「譲れない」かという具体場面で、自分の思いをタブレットを使って交流していました。児童の意欲は高く、男女関係なく聞き合っていて、よい学びの集団となっていると感じました。思いはあっても行為にうつせないという心の葛藤はだれにでもあるものです。行為にうつすことの意味を、この詩から子供たちは深く考えていました。

 

 

授業拝見!(5年道徳)

    今日は、5年生の道徳の授業を参観しました。5年生の教室では、4月から、自分の生き方について、個々の思いを気兼ねなく正直に出し合う授業が、積み重ねられています。今日のテーマは「美しい心」で、価値あるものへの畏敬の念をもつことが学習のねらいです。タブレットを使用し、互いの意見を画面上で見合いながらの意見交流が行われていました。子供たちは、タブレットでの学習に手慣れたもので、考えを打ち込み、互いに読み合い、自分と異なる意見の人同士で交流し合うという流れで、協働的に学び合っていました。新しい授業に、チャレンジする先生方もどんどん増えてきています。ちょうど、授業を互いに見合う週間にもなっており、4年生が廊下からその様子を参観していました。

 

授業拝見!(1年道徳)

    かわいい1年生も日々成長し、授業での話し方や聞き方がすっかり身に付いてきました。今日は1年1組の道徳の授業を参観しました。授業者は、河内先生です。今日のテーマは「あとかたづけ」で、子供たちはなぜあとかたづけをした方がいいのかについて、とてもよく考えていました。「あいさつ」「へんじ」「あとかたづけ」ができることは、生活の基本です。よりよい生活について、頭で理解するだけでなく自分から進んで行動できる子になってほしいと願っています。

 

6月全校集会

    今日から6月なので、全校集会を行いました。コロナ禍ではありますが、全校が集って話を聞く機会を大切にしたいと考え、体育館の窓を開け放ち短時間で行いました。

    今日は、「授業で話を聞くときのポイント」について、6年生の国語の授業を例に話しました。ポイント①は、自分と同じ考えか違う考えかしっかり聞く ポイント②は、相手の意見が自分と違っても一度受け入れなるほど、なっとくと思うことを自分の考えに取り入れる ということです。なるほど、納得と思ったら、そのことを友達に伝えることも互いに学び合う上で大切なことです。「思いやりをもって協働できる子」が増えるほど、関わりの中で全体として子供たちは育ちます。1・2年生にはちょっぴり難しい話でしたが、3年生以上がしっかり聞いているので、小さい子なりに理解していたと感じています。

 

 

授業拝見!(4年道徳)

    4年生の道徳では、「親切」をテーマに深く考え合う授業をしていました。授業者は、堀田先生です。お話には、初め「困っている人を助けてあげる」という気持ちで車いすを押してあげていたマナブが、その行為をほめられるうちに「助けたい」という気持ちより「ほめられたい」という気持ちが強くなっていくという心の葛藤が描かれていました。子供たちからは、自分がほめられたいから車いすを押すのは本当の「親切」とは言えないのではという考えが出されました。一方で、ほめられたいという気持ちは誰にでもあり、そのことは悪いことではないという考えもあり、それぞれがテーマの「親切」について深く考えていました。