校長室より「おこらいえ」

冬の夕暮れ

校舎から見たグラウンドが

ウユニ塩湖みたいです

みんなで作る百周年

本校は来年度、創立百周年を迎えます

他校では、記念誌を発刊しているようですが、本校ではしません

代わりに百周年記念WEBサイトを立ち上げます

サイトでは百年間の歩みを1年ごとに紹介します

現在の1年生・2年生が全員でつくります

 

左古隆 元校長先生は寄稿文の中で次のようにお話しされています

「母校には、百周年を迎えるこの機会に

 旧制中学校設立時の地域の思い

 すなわち”初心”を思い起こして欲しい」

みんなで創るデジタル記念誌がこのことばを実現するひとつのきっかけになればという思いです

 

できるだけお父さんお母さん、家族のかたの卒業年度を割り当てるようにしました

「こんなことがあったよ」と

ご家庭での話題のひとつにしていただけるとうれしいです

 

WEBページは12月半ば頃から閲覧可能になります

未完成のまま建設され続けていくサグラダファミリアのように

同窓生、在校生、教職員全員で作り続けるサイトにしたいと考えています

 

 

 

 

 

二区の起源

輪島高校は二区にあります

輪島市は一区から二十五区に別れています

昔から、ラジオ体操や防犯ソフトボール大会、笹ギリコ行列など

この区割りにそってさまざまなこども会の行事が行われてきました

 

この区割りについて驚くべき事実を発見しました

なんと、この区割りは輪島高校が決めたものだったようです

 

来年度迎える創立百周年に向けて資料を整理していますが

その際に見つけた

昭和37年に制定された校則には次のように記されていました

 〇学友区は同一区在住本校生徒を以って組織し・・・親睦を図るを目的とする。

 〇学友区を次の二五区に分ける

  第一区 駅前全区域、小峰山

  第二区 馬場、常盤、栄、緑 ・・・

 

創立百周年に向けてさまざまな準備を進めています

このブログでも、これから少しずつ情報を発信していきます

輪島から全国に繋がる、世界へ繋がる Vol.7

全国の、そして世界の高校生とつながるプログラムの第7回目

今回は、主催者である藤岡慎二様が来てくださり

本校から全国に発信という形で開催しました

これまで考えた輪島市の新しい交通システムに関する導入方法を考える中で

イノベーター理論というものを学びました

新しい製品やサービスに対する人々の行動パターンには5つあるというものです

①イノベーター(2.5%)とにかく新しいものに飛びつく好奇心を持った層

②アーリーアダプター(13.5%)①が飛びついたのを見て飛びつく層

③アーリーマジョリティー(34%)②が成功しているのを見て飛びつく層

④レイトマジョリティ(34%)①〜③が過半数を超えたのを見て飛びつく層

⑤ラガード(16%)最も保守的でほとんど飛びつかない層

そして②と③の間には「キャズム」と呼ばれる深い溝があって

ここをどう超えるかが新しいシステムを導入する際のポイントとなります

 

輪島から全国に繋がる、世界へ繋がる Vol.6

全国の、そして世界の高校生とつながるプログラムの第6回目

今日はオンラインでシンガポールの高校生と交流しました

 

いつもの6名に先日パリに行ってきたうちの1名が加わり

日本の地域課題を英語でプレゼンテーションしました

 

シンガポールの地域課題は慢性的で深刻な水不足に関するものと

COVID19やロシアウクライナ紛争に起因する生活費の高騰に関するものでした

シンガポールでは必要な水の40%をお隣のマレーシアからの輸入

さらに40%を大型ろ過装置による海水からの供給に頼っているそうです

物価高騰ではマクドナルドが1.5倍に値上げしています

 

本校からシンガポールに少子高齢化の問題はないのか質問しました

これから大きな課題となってくることが政府でも議論されているそうです

少子高齢化で世界の最先端を走り続けるこの地域から

世界に発信できるノウハウがありそうです