校長室より「おこらいえ」

明日のラジオお楽しみに

地震から349 日目

豪雨から85 日目 

 

炊きだしボランティアを募集しています

12月20日(金)の昼食

1年生保護者の崖さんが中心となり

牛丼と焼き鳥が

生徒のみなさんに振る舞われます

調理・配膳・配付のお手伝いをしてくださる

保護者の方

登録フォームを一斉メールでお送りしてありますので

そちらの方からご登録願います

当日は午前9時に職員玄関前集合です

1年間がんばったお子さんのご褒美に

ぜひ温かい食事を振る舞うお手伝いをお願いします

 

また20日(金)~24日(火)

保護者懇談会の期間中

こちらも崖さんのご尽力により

冬服の頒布会が開かれます

自由にお持ち帰りいただけるお洋服を

多数学校に用意しておきます

ぜひお越しください


15日(日)夕方15:30から

 MROラジオ「Tad Mitani’s Innovation Now」に

出演させていただきます

震災後

生徒がどのように過ごしてきたのか

そしてどんな成長を見せてくれたのか

1年間を振り返りながら語ります

ぜひお聴きください


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【私にできること】

 

元日に被災

誰が想像したでしょうか

そのお気持ちは計り知れません

ただ皆さんが欲しているのは

そんな言葉ではなく

物資や人手の支援だと思います

 

どうか諦めないでほしい

私にできることはなにか考え続け実行します

どうか気持ちを強く持ってほしい

 

能登に行ったことはありません

だからキラキラ輝く能登のみなさんの姿を

能登を見に行きます

ぜったいに

白い冬

地震から348 日目

豪雨から84 日目 

 

昨日よりも

ちょっと楽しい今日を過ごせる

輪島の未来をみんなで作ろう

「わじまミラクルず」の

ガッキーこと岡垣未来さんが

学校を訪れてくださいました

 

15日(日)重蔵神社で

FASHION SUNDAY が開催されます

お洋服やバッグ

ファッションアイテムを自由に選んで

無償で持って帰れます

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひお越しください


パリの岡本先生からです

「無事に関西国際空港に着陸しました

 予定されていたスケジュールよりも

 少し早く到着することができました

 生徒のみなさんは

 怪我や病気もなく帰ってくることができました

 このあと関税のチェックや荷物の回収をして

 電車で金沢に向かいます

 日本に着いたとはいえ

 輪島まではまだもう少し時間がかかります

 最後まで安全に送り届けますので

 どうかもう少しお待ちください」


家庭科の山上先生からです

 

3年生の「フードデザイン」選択者

ローストチキンと苺のサンタクロース作りに

チャレンジしました

 

 

 

 

 

 

 

「うまっうまっ こんな美味しいものが食べられるなんて」

と大喜びでした

洗い物をあまり出さずに調理するのが上手な3年生です

とびっきりの笑顔でした

 

先日学校へお越しくださった

DJ KOUSAKUさんが持ってきてくださった

「能登応援弁当」のメニューづくりの件

1年生から

おべんとう大作戦として

好きなおかずランキングをつけて提案しました

新商品アイディアは

高校生らしいボリュームのあるメニューがいっぱいで

元気が出そうなものばかりでした

商品化が楽しみです。


寒くなってきましたね

天気予報で「今年一番の冷え込み」

という言葉が聞かれる頃となりました

でもよく考えてみるとだんだん冬に向かっているので

極端な話毎朝「今年一番の冷え込み」になっても

特段不思議はないわけであって

眉をひそめて深刻な顔で

報道することでもないと思うのですが

 

朝の報道番組で

暗い事件ばっかり扱って

不安を煽るような報道しかしない局がありますが

そんな気むずかしい番組は見ないようにしています

 

さて寒さにまつわる問題です

次の英単語を寒くなる順に並べてください

 ① chilly

 ② frigid

 ③ crisp

 ④ wintry

 ⑤ frosty

 ⑥ cool

 

答えは

 ⑥ cool(涼しい)→

 ③ crisp(爽やかな)→

 ① chilly(肌寒い)→

 ⑤ frosty(凍るような)→

 ④ wintry(冬っぽい)→ 

 ② frigid(極寒の)

だそうです

これはお笑い芸人パックンさんこと

パトリック・ハーランさんからの出題でした

 

寒さをあらわすだけで

こんなに語彙がたくさんあるんですね

 

雪と氷に囲まれて暮らす

イヌイットのことばには

「白」を表すことばが20近くあるんだそうです

 

日本ではどうでしょう

ほのかに青みがかった「雪色」

かすかに桃がかった「白梅」

やわらかみと上品さの「小町鼠」

上質な石灰岩の「白土」

まるで初夏に降る雪「卯の花色」

生絹の純粋な「白練」

遥か遠い雲の上の「雲井鼠」

「象牙色」に「真珠色」・・・

イヌイットに負けていません

 

高月美紀さんの

「365日にっぽんの色図鑑」

が大好きでぱらぱらと眺めると

心が落ち着きます

そちらからの引用です

 

津軽には七つの雪が降るとか

太宰治が書いています

こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪かた雪みづ雪こほり雪

「そんなん言わん」

と津軽の方がSNSでつぶやいているのを

見たことありますが

そこは小説ということでよしなに

 

「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」

雪が雨に変わることはあっても

雨が雪にかわることは

気象学上ありえない

とある気象予報士の方が言っていました

たしかに雪国に住んでいる者の経験上

雪は必ず降り始めから雪です

でもこれも歌詞ということでよしなに

 

たとえ事実とは異なっていたとしても

名曲であることにかわりはありません

 

昔のレコードやCDとは違って

SNSで音楽を聴くことが主流となっている今

イントロが長いとリスナーがすぐに曲を変えてしまうので

いきなり頭にサビを持ってくる曲作りをする

アーティストが増えてきていますが

そんな中

イントロの1小節が流れただけで世界観が拡がるのが

この曲です

 

一度ライブで耳にしたことがあるのですが

間奏に流れるパッヘルベルのカノンのア・カペラ

そのとき聴いたロングバージョンのアレンジは

きっと私が最期に見る走馬燈の

バックに流れてくると思います

そのくらい感動的でした


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【忘れないで】

 

同学年の人たちは

ほとんど震災のことを

覚えていません

僕もあまり覚えていません

 

ですが大人たちが

必死に生き抜いて

守ろうとしてくれたことは

覚えています

 

今辛くても頑張ることで

子供達にその気持ちが伝わり

未来の希望につながるのだと思います

 

その気持ちを

子供ながらに感じた人たちは

また次に繋いでいけるように

QRコードオーダーが苦手です

地震から347 日目

豪雨から83 日目

 

発災間もない1月14日早々に 

励ましのメールをくださった名取先生がお勤めの

山梨県立都留興譲館高等学校の

中島利秀校長先生とPTA会長様が

支援金をお持ちになってくださいました

 

 

 

 

 

 

書道部の生徒さんが書いて下さった

「雲外蒼天」

今は前が見えない雲の中にいるような

気持ちかもしれないが

雲の外には蒼い空がひろがっていますよ

だから望みを棄てないで

という意味だと勝手に解釈しました

 

今回つないでくださったのは

NPO法人「まるごみJAPAN」の

DJ KOUSAKU 代表

今回の震災に関しても

何度も現地入りして

ずっと寄り添ってくださっています

12月14日(土)

スーパーせんどう国分寺台店にて

「能登応援弁当」を販売してくださいます

輪島朝市南谷良枝商店さまの

能登ふぐの唐揚げも入っています

市原市のみなさま

ぜひお買い求めください

 

 

 

 

 

 

 

 


羽咋高校から

甲野 和美 先生と

松浦 倫子 先生をお迎えして

出張授業をしていただきました

それぞれ国語と音楽の先生です

先日私が羽咋高校の研究授業を見て

ぜひうちの生徒にも聞いてもらいたいと

無理をお願いして実現したものです

 

 

 

 

 

 

「ことばと音でわかりやすく伝えよう」

国語と音楽の教科横断型授業で

音量や音の高低をアプリで測定するなど

伝わりやすい話しかたを科学的に検証し

実際にトレーニングしてみました

発表にぜひ活かしてもらいたいものです


最近QRオーダーのお店が増えてきましたね

「いらっしゃいませ」

「予約なしのふたりですけど」

「カウンター席でよければどうぞ」

「とりあえず生ふたつ」

「うちQRコードで注文受けますんで

 ケータイからお願いします」

「(早く飲みたいんだけどな)」

老眼に鞭打ってアクセスしても

「すみません アクセスできないんですけど」

「ちょっと見せてもらっていいスか?

 あ ホントすね」

「生ふたつ先持って来ていただけ…」

「別のケータイないスか?」

「(まあいまだにiPhone6使ってる自分も悪いんだけどね)」

やっとの思いでオーダー

ピロンピロン!

「カウンターさん生ふたつね!」

「(なんやそれ!?結局それかい)」

入店してから15分経過

ようやく乾杯!

 

次は食べ物の注文

再度奮闘していると

「こちらお通しになります」

お通しはオーダーしなくても出てくる理不尽さ

 

苦闘の末焼き鳥をオーダー

カウンター越しにマスターが焼いてくれます

いい香り

 

「焼き鳥あがったよ!」

「…」

「おい聞こえないのか?」

「…」

バイトくんどこか行ってしまったようで

「すみません 焼き鳥取ってもらえますか?」

マスターがカウンター越しに渡してくれました

 

最新のICT機器でも

使うことが目的化してしまうと

こんなお間抜けなことになります

 

授業するときに気をつけないと

いい勉強させていただきました


パリの岡本先生から

「これからパリシャルル・ド・ゴール空港から

 ドバイを経由して関空に向かいます

 

 

 

 

 

 

 昨夜はホームステイ先のみなさんと夕食をとり

 

 

 

 

 

 

そのあと最後に凱旋門に行ってきました

 

 

 

 

 

 

大きなケガや病気もなく

 ここまで無事にきました

 ドバイ着の時間は日本時間夜中なので

 関空着きましたら連絡いたします」


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【夢を持って】

 

東日本大震災を経験した

当時の私はまだ3歳で

今の記憶に残るものは

揺れ始めて

家族がパニックになっている

様子しかありません

 

しかし

当時の様子を鮮明に覚えている家族に

度々震災当時の話を聞くと

今生きていることへの感謝で

いっぱいになります

 

13年経って

私は今

将来の夢に向かって

頑張ることができています!

 

皆さんが夢を持って生きていける

未来を願っています

 

座席のドラフト制度

地震から346 日目

豪雨から82 日目 

 

学びの支援ポータルサイトさんを通じて

いろいろな方がご寄付をくださっています

 

①岐阜南ライオンズクラブ様

 モルック5セットと

 体育用マット6枚

 

 ②東大阪東ロータリークラブ様

 プロジェクタースクリーン

 バドミントン支柱とネット4枚

 ブルーヒーター2台

 デジタイマー1台

 

 

 

 

 

 

③コメットテクノロジーズジャパン様

 ワイヤレススピーカー・マイク

 

 

 

 

 

 

④トヨタL&P様を通じて有限会社興伸製作所様

 スポットクーラー 2台

 気化式送風機 2台

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤川崎市財政局様

(川崎市民の皆様からの寄付により寄贈)

 折りたたみ椅子用収納台車 3台 

 
 

 

 

 

 

ありがとうございます


マリンタウンで

コカ・コーラ マジックツリーが行われていました

 

大切な人とツリーの前で乾杯すると

ふたりだけの光が灯るイベントです

 

 

 

 

 

 

乾杯してくれる相手もいないので

ひとり写真だけ撮ってきました

 

なんにもなくなった朝市通りは

もうこの時間本当に真っ暗で

あらためて何もかもなくなったんだなと実感

 

そんな中光っていたイルミネーションは

本当に幻想的でドラマチックでした

 

このイベントは全国5都市で行われ

次回は12月14日から富山市ブールバール広場で

12月21日からイオンモール沖縄ライカムで

開催され終了となります

問題です

輪島は全国で何番目に開催されたでしょうか?

 

答えは3番目です

簡単すぎましたか?


では発展問題です

ABCDの4人でかくれんぼをしました

見つかった順に並べてください

A:「最後から2番目に見つかったよ」

B:「奇数番目に見つかったよ」

C:「Bより前にDが見つかったよ」

D:「見つかったのは2番目じゃないよ」

 

ヒントは最後に


パリの方はどんなかな?

きっと世界中の高校生と

楽しく交流しているんだろうな

各国との文化の違いにも

新しい発見があることと思います

 

「6ケ国転校生ナージャの発見」

という本があります

小さい頃から親の仕事の関係で

世界各国を転々としていた

ソ連で生まれたナージャさんの記録です

 

露・日・英・仏・米・加の6ケ国の

教育の違いが書かれていて

とても興味深いです

 

まず教室の座席

ロシアでは長机に男女のペアで座ります

こうすると授業中の私語が少なく

集中力がアップするそうです

特にやんちゃな男子の横に

優秀な女子を座らせると

効果は絶大なようです

 

イギリスでは6人ほどで

テーブルを囲んで座ります

授業中の会話を重視しているからです

最近日本でも場面に応じて

このスタイルを取り入れています

 

フランスでは先生を囲んで

丸く輪になって座ります

先生が問いを投げると

小さい国連のように

それぞれのバックボーンに則って

激しい議論が始まります

 

日本ではロシアによく似た講義形式

ナージャが新鮮に感じたのは多数決

自分の考えと違っても

みんなで決めたことに従うと

やる気が出てくるということに

驚きを感じたそうです

 

アメリカでは

絨毯の上に丸テーブルやソファーが

ランダムに並べてあって

活動に応じて適したスタイルで座ります

 

真剣に聴いてほしいとき

発言してほしいとき

みんなで意見をまとめてほしいとき

目的に応じて座り方をシフトしていくことで

生徒の可能性を引き出すことが

できるようになってくると思います

 

ちなみに私は自分の授業の時は

座席のドラフト制度を採用していました

生徒の集中力を高める

30年かかって編み出したシステムです


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【人は常に身近に】

 

僕は福島の震災で被災しましたが

まだ小さかったために

ほとんど記憶には残っていません

 

それでも

これまで普通に福島で生活できているのは

復興に大勢の人が

協力してくれたからだと思います

 

能登は震災に加えて豪雨もあり

とても苦しいでしょう

でも

全国が復興に協力してくれるはずです

希望を捨てずに頑張ってください


【発展問題のヒント】

考えの途中で矛盾が生じた方

大事なことを忘れていませんか?

ひとりは鬼なのです 

パリサミットの様子を現場から

地震から345 日目

豪雨から81 日目 

 

地震によって倒壊した私の両親の家の

下敷きになっていたピアノ

なんとか公費解体となる前に

いろんな方の力を借りて運び出し

現在では学校の校舎の中で

ストリートピアノとして

第二の「人生」

いや「ピアノ生」を送っています

 

これまでにもさまざまな方が

弾きに来てくださいました

 

その中のおひとり

小坂小学校の久野恭子先生より

おたよりをいただきました

 

 

 

 

 

 

中にはCDが添えられていて

6年生のみなさんが

金沢市小学校連合音楽会で

歌ってくださった

「小坂れんこんの歌」

が納められていました

この曲は3年前に

久野先生と生徒のみなさんで

つくった曲だそうです

 

ありがとうございました


中島・早川・北村法律事務所から

北村勇樹 弁護士をお迎えして

1・2年生を対象に

講演会をしていただきました

「複雑化社会をどう生きるか?」

 

 

 

 

 

 

くわしくはこちら

 https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/1ceeb0d68cfe4d5fabda9c95657efb1d?frame_id=210

質問です

「このビデオカメラの向こう側では

 何が起こっているでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

「左の人がナイフで

 右の人を襲っています」

 

はたしてそうでしょうか?

メディアというのは切り取り方によって

さまざまな伝え方ができるんですよ

という見本です

 

実際はどうだったのか

ネタばらしはやめておきます


北陸電力様が記念品をくださいました

会社創立30周年を記念して

学校に寄贈活動を続けられ

今年で40年になるそうです

今年本校は大型テレビモニターを

3台いただきました

今日は目録をお持ちくださいました

詳しくはこちら

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/730b83f512b94ca8c15adb7759226462?frame_id=210


先日来色々お世話になっている

 鳳山の 丹羽 昭尋 様より

「きんじょの本棚」

のお知らせが届きました

 

 

 

 

 

 

 

 

11日に町野公民館

12日に南志見公民館
   港公民館
   三井公民館

13日に門前公民館に設置されます

みなさんぜひお立ち寄りください 


パリの岡本先生がお伝えします

今日はサミットの山場で

参加者がそれぞれ取り組んだ

プロジェクトの発表を行います

 

 

 

 

 

 

午前はピッチスピーチで

三中さんがトルコの生徒さんと一緒に

3分間のスピーチを英語で行いました

午後はこれから

プロジェクトの発表を行います

"Traveling to stars"というタイトルで

各stars(各団体の発表場所)をまわります

生徒たち、がんばります。

昨日の夜にエッフェル塔に行ってきました

 

 

 

 

 

 

 

そこではクリスマスマーケットも行われていて

それぞれ文化を感じてきました

 

 

 

 

 

 


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【幼かったけれど】

 

福島に当時住んでいた人は

津波や地震だけでなく

その後も長く

原発事故の放射能や

風評被害とも戦ってきました

 

時間が経てば

少しずつ復興できるのが

ひとの強さだと思います

 

逆に

当時の辛い気持ちを

忘れてしまうことが

弱さだと思います

 

これらの出来事を

風化させないように

次世代に繋いでいきましょう

 

日本各地に

そして世界にも

みなさんの仲間がたくさんいることを

忘れないでください