校長室より「おこらいえ」
ホンモノを学ぶ ホンモノから学ぶ
本校では今年度より中間テストを廃止しています
テストがあるから勉強するではなく
テストがなくても勉強する
真の学びを身につけてもらいたいからです
代わりに設けたのが「学びウィーク」
ここでは真の学びのための仕掛けをしていきます
そのひとつが外部から講師を招いての特別「ホンモノ講座」
今日はそのひとつをご紹介します
刀袮建設の刀袮正章常務による土木施工管理技士育成講座です
週2回ほどのペースで放課後を利用して
将来土木関係を目指している生徒に対して
試験合格に向けての講座をしていただいています
国公立大学入試への第一歩
9月25日(月)より
大学入学共通テストの出願が始まります
9月5日(火)出願のための説明会が行われました
願書の下書きをし
今後の日程について確認をしました
みなさん緊張の面持ちでした
始業式にしかけたトラップ
2学期の始業式でこんな話をしました
今から「指示進行テスト」をします
指示書をしっかりと読んで
そのとおりに行動してください
制限時間は2分間
ではどうそ
第1問 まず始める前に、以下の指示を全部注意深く読んでください
第2問 氏名欄に氏名を記入してください
鉛筆が動き始めます
第3問 ・・・
第10問 いよいよ半分です
ここまで出来た人は、合図を送ってください
何人かの生徒が手を振ってくれています
第11問 ・・・
はい、時間です
たった2分間で全部できる訳が・・・
生徒の顔には不満の色が・・・
でもできるはずなんです
しっかりと指示に従ってさえいれば
答え合わせをしましょう
全員起立
まず第2問
氏名を書けている人は腰を下ろしてください
ほとんどの生徒が座ります
おや?
何人かの生徒が立ったまま
名前すら書けないなんて・・・
実は立ったままの生徒こそ
しっかりと指示に従うことのできた人です
座った生徒へ
「世の中には人を巧みに騙す人がいます。
契約書などはしっかり最後まで目を通す習慣をつけて
自分の身を守れるようになりましょう
問題全文はこちら
親子で学ぶ進路あれこれ(10)
進路情報をお知らせするコラム
第10回は、「大学入試に新教科導入」
2025年1月に実施される大学入試
つまり現2年生が受験する大学入試より
大学入試共通テストに教科「情報」が導入されます
今回はそのことについて
今のところ、2日目の最後の時間に入る予定です
東京大学、京都大学をはじめ81%の国公立大学では6教科8科目を課します
つまり「情報」は原則必須となります
6教科8科目だと満点が1000点でそのうち情報は100点
ただし北海道大学のように受験はさせるが点数化しない大学や
東北大学や名古屋大学のように配点比率を低くする大学
逆に神戸大学や九州大学のように配点比率を高くする大学もあります
地域で見ると関東・近畿は高め、その他の地区は低めの大学が多いです
金沢大学の一部の入試(文系一括、理系一括)のように課さない学部もあります
私立大学では8割が選択科目として課します
つまり、大学によって取り扱いがまちまち
というより大学側も周辺の状況を見極めている状況のようですので
志望校を絞り切れていない1・2年生は
「情報」を五教科同様、必須教科として学習を積み重ねることが必要です
では、どのような準備が必要なのでしょうか
試作問題が公表されていますので実際に解いてみました
リンク先を貼り付けましたので
興味のある方はぜひ解いてみてください
出題傾向の分析とその対策を次回に
教員でよかったと思える瞬間
教員の仕事はブラックだと言われ
確かに生徒と関わる時間以外に追われる雑務が多く
部活動で土日がなかったり
帰りも遅かったりと
改善に向けて努力して
徐々に解消の方向に向かってはいますが
まだまだ課題は多そうです
そんな忙しい日々の中
教員をやっていて本当によかったと思える瞬間というのが
年に数えるほどですが確かにあります
「卒業おめでとう」って言う瞬間
「いってらっしゃーい」と修学旅行のバスを送り出す瞬間
「先生!大学受かったよ!」って報告を受ける瞬間
こんなほんの一瞬の喜びがあまりにも嬉しくて
日々の激務にも耐えられるのです
今日はまさにその瞬間のひとつでした
生徒の輝いている姿をたくさん見ることができました
8月26日(土)輪高祭