工業系列(機械・電気) 日誌
1年生の系列別授業体験【工業系列】
5月22日(木)
本校は2年生から4つの系列(進学、ビジネス、生活・福祉、工業)に
分かれて授業を行います。
その参考とするために、1年生の系列別授業体験が行われました。
多くの生徒が工業系列の体験を選択してくれましたが、まだ作業服がありませんので、
本格的な実習体験はできません。
そこで今回は実習棟を見学してどんな実習があるかの説明を受け、機械計測の
実習を体験してみました。
溶接実習室で作業の内容を聞きます。 危険を伴わない計測実習を体験しました。
みんな真剣に説明を聞き、メモをとって 正確に目盛りを読むことができたかな?
いました。
系列は軽い気持ちで選んでしまうとミスマッチ(自分に合わなかった・・・)が
発生してしまいます!
卒業後の進路も考えたうえで、真剣に選択しましょう!
今回の授業体験が系列選択の一助になればいいですね!
新しいフライス盤が入りました【工業系列】
工業系列2年生 工業技術基礎
今回はフライス盤の作業の様子をご紹介します。
フライス盤は切削加工によって平面や段差、溝を作る工作機械です。
下向きに取り付けられている刃物を回転させ、そこに材料を進めて削っていきます。
この実習では正確な直方体を作ります。
すべての角が直角かな?向かい合う辺はすべて平行かな?
今年度から新しいフライス盤が使えるようになりました!
従来より効率的な作業ができます!
先生からフライス盤の構造の説明を受け、 では実際に削ってみましょう!
加工のデモンストレーションを見せて バイスに材料を固定する際にも、きちんと
もらいます。 固定しないときれいな形になりません!
正面フライス(フルバック)という刃物で
材料の表面を切削している様子です。
アーク溶接【工業系列】
工業系列2年生 工業技術基礎の授業
今回はアーク溶接の授業の様子をご紹介します。
「溶接」という作業はガスの炎や高圧電気の放電による
熱で金属を溶かし、つなぎ合わせる作業です。
アーク溶接は放電の熱を利用する溶接です。
作業の際は眩しい光が発生し、煙や火花も
出ます!遮光面で光を遮り、エプロンと
レガース、防塵マスクで体を守ります。
製図の授業【工業系列】
工業系列2年生 製図の授業を紹介します。
製図の授業では、ものづくりに必要な図面の描き方を学びます。
どれだけ素晴らしい工作機械や技術者がいても、
「こういうものを作ってほしい!」
というだけではできません。
どんなかたちで、どんな大きさで作るのかという情報が図面として
必要になるからです。
2年生では製図の基礎基本を学び「基礎製図検定」合格を目指します。
3年生ではさらに発展的な「機械製図検定」合格を目指すとともに、
CAD(コンピューターによる製図)も学びます。
本校の製図室の様子です 「ドラフター」と呼ばれる製図台です
本校の製図室は校舎の最上階にあり、全幅を 高さや角度を調節でき、自由に動かせる
使っているためにとても明るいです! スケールも備えています
作業しやすい環境ですね!
NC旋盤【工業系列】
工業系列3年生 実習の授業の様子です。
今回はNC旋盤(数値制御旋盤)の実習です。
まずは切削工程を考えてから、それをプログラムとして端末に入力します。
その後、加工機に材料をセットして、加工スタート!あとは機械が自動で
作ってくれます。
一度プログラムを作ってしまえば、あとは完成ごとに次の材料を取り付け
て加工 → 材料を取り付けて加工・・・の繰り返しなので、同じものを
何個も作る(大量生産)ためには欠かせない機械です。
(本校にはNC旋盤が2台あります)
事前準備の様子です。生徒間で教え合うことで 材料の直径に合わせたツメをとりつける様子
深い学びにつながります。
こちらはプログラムを作成しています 奥の黒いものが材料、手前が加工した
作品です。検定合格に向けて頑張ろう!
石川県金沢市吉原町ワ21番地