工業系列(機械・電気) 日誌
3年生のモノづくり【工業系列】
3年生の実習では今、モノづくりをしています。
溶接隊では、
個人でモノを作る人、
4~5人のグループで一つのモノを作る人に分かれて作業をしています。
図面を書く
必要な材料は何かをリストアップする
材料を切る
切断面を磨く
作りたい形に固定する
接続したい箇所を溶接する
溶接した面を磨く
などなど・・・
グループ活動班では、
一から自分たちで考え作業していきます。
どうやったら効率がよくなるか
どうやったらロスが減るか
どうやったら安全なモノが作れるか
など、グループ内で考えながら作業をしています。
個人活動班でも、自分が作りたいものを図面におこし、
鉄板を切り、アーク溶接で溶接していきます。
さて、何ができるかはお楽しみです♪
どの生徒もいい作品を作るために真剣に取り組んでいました。
技能検定に向けての機材確認【工業系列】
技能検定のひとつに「機械検査」があります。
これは決められた時間内で、ノギスやマイクロメータ、シリンダー
ゲージなどを使用して、品物の寸法を正確に計測する検定試験です。
後期の技能検定が12月に行われるので、それに向けて機材の
確認を行いました。
プラグの有効径を計測する作業です こちらはテストピースの寸法を確認している
必要なものがすべて揃っていて、確実に作業が 様子です
できるか確認しました 機材には「くるい」が生じてないかな?
「ふりかえり」の実習【工業系列】
ある日の実習です。
技能検定(普通旋盤)に合格している生徒に対して、久しぶりに
旋盤を使う生徒に使い方を教えてあげるよう指示しました。
(もちろん教員も巡視して監督しつつです)
用意したテーマは決して難しいものではありません。しかし、他の
検定にとりくんでいて、ほとんど旋盤を使っていない生徒にして
みれば忘れていることも多く、おっかなびっくりです。
「どうすればわかりやすく知識や技能を伝えられるかな?」
「教えることで、あらためて気付いたことはあったかな?」
経験してきたことの「ふりかえり(リフレクション)」を行うことで、
より深い学びにつながります。
教えた生徒も、教わった生徒も、ともに新鮮な様子でした!
左「刃物台ハンドルで長さを決めりんぞ」 左「一定のスピードで切り込めや」
右「ああ、そんなんやったなあ」 右「ひさびさに触ったら緊張するわ」
金沢市高校生技能士表彰式(工業系列)
10月18日(月) 金沢市役所にて「金沢市高校生技能士表彰式」が
行われ、本校からは工業系列3年生の田城悠太くんが表彰を受けました。
田城くんは今年度前期の技能検定で2級技能士(数値制御旋盤)に
合格しました。
なんと田城くんは昨年度も2級技能士(普通旋盤)に合格して表彰を
受けています!2年連続表彰の快挙です!
山野市長より表彰状を受け取る田城くん 懇談では卒業後の抱負を語りました
資格や検定は「自らの将来を支えてくれる強力な武器」です!
積極的にチャレンジしましょう!
ものづくりマイスターによる指導【工業系列】
本校の工業系列では、厚生労働省が認定する「ものづくりマイスター」を
派遣してもらい、実習の授業でご指導頂いています。
ものづくりマイスターは高度な作業技術を有するベテラン技能者です。
技術指導はもちろん、経験に基づく仕事への心構えなど、多面的に
生徒の育成をサポートしてくださいます!
今年度も技能検定合格をめざす2年生を指導してくださいます。
マイスターの井崎先生です。 生徒ひとりひとりに声をかけ、
いつもお世話になっています! いつも朗らかに(時には厳しく)、丁寧に
今年もよろしくお願いします! ご指導くださいます。
技能検定(実技試験)は12月から1月にかけて行われる予定です。
石川県金沢市吉原町ワ21番地