工業系列(機械・電気) 日誌
ものづくりマイスターによる指導・NC編 【工業系列】
NC旋盤の実習風景です。
NC旋盤はプログラムに対して忠実に動作し、正確かつ
高速で加工を行ってくれるとても便利なものです。
言い換えればプログラムをひとつでも間違えると予想外の
動作をしたり、そもそもまったく動作しなくて慌てます。
今回は「正確な加工」の最中にどんなことが起こっている
のかを確認しました。回転数や送り速度、刃物の選択について
『じっくりと』確かめました。
※先生方は「じゃあ『ちょっと』〇〇してみようか」とついつい
言ってしまうのですが『じっくり』〇〇することが大事です。
理屈や結果の違いがよく見えてきます!
← 右と左で何が違うのか!
計測ひとつでも、無駄なく スケールの当て方はどう
正確にできるかな? すべきなのか?
ものづくりマイスターからも 『プロフェッショナル』の
ご指導いただいています。 視点から多くの体験談や、
様々なアドバイスを聞かせて
もらってます。
産学連携人材育成事業(部品製作)でK君がファインプレー【工業系列】
専門高校等における産学連携人材育成事業で、金沢北陵高校は
「~金沢北陵高校から広がろう~
車載カメラと高速画像処理技術を用いた自動運転自動車模型の製作を通した人材育成」
という事業を行います。昨年度は本校で県内のカメラクラス標準機を製作し、他校にも評価してもらいました。
今回はその新作(今年度バージョン)の車体の、部品製作シミュレーションを行いました。
最初はこんなにうまくいかず、「円弧方向が右左逆」「加工面が90度違う面」などのミスが多く、シミュレーション結果が破砕された状態になっていました。
また加工機標準の「干渉チェック機能」でエラー続出し、そのエラー消しに苦労しました。
(今回は3時間程度かかりました)
今回のファインプレーはK君。
上の赤丸のところ。
「先生、材料回して削るので、実際はぶつかっていませんか?」と発言。
先生を含め、他の人たちも最初K君が何言っているかわかりませんでした。
しかし何度かコマ送りでシミュレーション画面を見ながらK君は粘り強く伝えてくれました。
粘り強く伝えてくれたので、やっと全員分かりました(なかなかイメージできませんでした)。
(実際はこの画面よりもう少し刃が突っ込んでいました)
普段は無口タイプです。しかし誰も気づかないことに気づき、適切に発言してくれるK君。
貴重な存在です。
外部の方へ~CameraClassマイコンカー講習会のご案内【工業系列】
8月22日・23日に本校でCameraClassマイコンカーの講習会を開催します。
県教育委員会の「専門高校等における産学連携人材育成事業」に係る事業で、
本校は
「~金沢北陵高校から広がろう~
車載カメラと高速画像処理技術を用いた自動運転自動車模型の製作を通した人材育成」
という企画を今年度も(3年連続で)行うことになりました。
ご希望の方は下記の添付ファイルの通りお申し込みください(締め切り8月11日)
体験入学の準備(動画あり)【工業系列】
9月26日の体験入学の準備をしています。体験入学ではここまでできませんが、アシスタントをお願いする在校生の皆さんに、練習目的で作ってもらっています。マイコンカーの車体です。
これはSolidworks という、機械メーカーでも設計に使っている3次元設計ソフトです。
中学生にどのような課題で体験してもらうか、在校生の皆さんと相談しながらこれから決めていくところです。
明日は機械製図検定の二次試験です【3年工業系列】
最後の追い込み。
今年は3年生54人中、38人が二次試験に挑みます。
2次試験は明日23日8時半製図室に集合、9時スタートです。
スポットクーラーは6台になりました。ブレーカーが落ちるので廊下や下の階から電源を延長。
(スポットクーラーの増設は約1ヶ月延期になった今年だけの措置のつもりです)
今、指導していることは中心線と外形線の違いをつけること、余計な線の消し忘れ、製図の文字になっていないなどです。
寸法漏れは減ってきました。
2時間半の検定なので、1時間半くらいから混乱し作業が止まる様子も見られます。
時間を意識して混乱しないために、問題用紙に作業終了したものは消し込みしていくなど、精神状態を保つ指導も行っています。
石川県金沢市吉原町ワ21番地