工業系列(機械・電気)日誌

工業系列(機械・電気) 日誌

手仕上げ作業【工業系列】

 現代では便利な加工機械がいくつもありますが、最終的な仕上げや

微細な調整などは、やはり「人間の感覚(五感)」を頼りとします。

 今回の実習は手仕上げ作業です。まずはヤスリで「面取り」に

チャレンジしました。きれいに角処理ができるかな?

 

 ヤスリで材料の角を削り、   カエリがないように、削った

 油砥石などできれいに     跡が残っていないように、

 仕上げます          確認を重ねながら作業します

 

 

「えっ、どうやってやるん?」 「いいものを作ろう!」という

「こうやってやりんがいや」   意思が大事です!

 教え合いが嬉しいですね!

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技能検定3級数値制御旋盤作業の取得に向けて【工業系列】

今年は先生を含めて15人が受検します。

画像の通り10人が1度目の総合製作を完了。

製作に2時間半。

2回通しで製作するのに立ち会うため

2.5h/回・人 ✖️ 2回 ✖️ 15人 = 75 h

…10日ぶっ通しの勤務時間に相当。

年間ざっくりと200日勤務とすると、総合製作の立会だけで年間の5%のリソースを使用。

実際は今後2ヶ月半の期間で実施するので、2ヶ月半の間に集中して月間リソースの20%のリソースを使用。

これだけリソースを使いますが、数年この活動を続け、ここで得られたマインドを持って

卒業生が巣立って行ったらこの北金沢地域にどんなインパクトが得られるか、楽しみです。

 

別件になりますが、電気分野も並行してある試みを実施しています。

地域に貢献する学校として、どれだけ人材育成で貢献できるか楽しみです。

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波形整形回路【工業系列】

 一般的に電気機器は「直流(DC)」の電気エネルギーで動きます。

 家庭用電源(いわゆるコンセント)には「交流(AC)」の電気エネルギーが

届いているので、これを直流にする必要があります。

(電球や電動機など、交流で動作するものもあります)

 

 交流を直流に変換する方法として波形整形」→「平滑の手順があります。

 今回の実習では「波形整形」の原理について確認しました。

 

  

低周波発信機とオシロスコープ、 さあ、波形が映るかな?    まずは半波整流の回路です。

ブレッドボードで回路を作り                  ダイオードと抵抗を直列接続

ます。                            するだけの単純な回路です。

 

  

    この信号が・・・  →      こうなる!     元の波形と重ねてみました。

                               波形の片側だけを取り出すので、

                              「半波」整流と呼ばれます

  

 次は全波整流の回路です。   半波ではカットされていた   元の波形と重ねてみました。

 ダイオードをブリッジ接続   下の部分が上に出てきた!   回路は複雑になりますが、

 します。                          エネルギーを無駄なく使え

                               ます。

 

大切な追記

「あれー!?オレの作った全波整流回路、なんでか半波の出力になりんけど!」

「えー、おれの作ったが、ちゃんと全波で出とるぜー?」

「回路間違えとるんちゃうんか!よう見てみいまん・・・むむむ、回路は

 ちゃんと合うとるな・・・なんでや・・・」

 

     (正常)           (異常)

 原因はダイオードが一本ショートしていたからでした。

 ダイオードは電流の流れを一方通行にしてくれるパーツですが、

テスターで確認したところ、なんらかの原因で短絡(ショート)の

状態になっていました。

 写真左が正常ですが、右は順方向・逆方向ともに抵抗は1Ωと

表示されました。

 正常品と交換することで、ちゃんと全波整流の波形が出ました!

 よかったよかった!

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鉄くずの回収に来ていただきました【工業系列】

 金属加工(切削・溶接)の実習で出た鉄くずなどがたまってきたので、

回収に来ていただきました。

 鉄くずといえど、大切な資源です!リサイクルして生まれ変わります!

 

当日は大型トラックで来て   廃棄物ボックスやドラム缶に

いただきました。       いっぱいの鉄くずです!

               たくさん練習した証です。

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【動画あり】あたぁ!(ポリテクカレッジその後)【工業系列テーマ研究】

授業中ではなく、放課後の様子です。

本校3年目の教育委員会事業「専門高校等における産学連携人材育成事業」「画像処理による自動運転模型自動車の製作を通した人材育成」で実施しています。

22日に本校で実施するマイコンカー記録会のスタートゲートを先週木曜にポリテクカレッジ石川さんに製作指導を受けに行ったものがようやく形になってきました。

教育委員会事務局の指導主事の先生からは「まず、確かな知識をつけさせて、生徒自身が自分の言葉で技術的なコミュニケーション(考えを伝えること)ができるように今年は指導してくださいと助言をいただいています。

上記のことについて、今年は設計に関することでということでしたが、まだよくわかっていないプログラム分野でも気づいたことを伝えて前に進めようとするところが記録できましたので掲載しておきます。

放課後なので音楽かけたりしている点はご容赦ください。

 

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