工業系列(機械・電気) 日誌
後期技能検定が行われました【工業系列】
後期の技能検定が本校で行われました。
12月19日(日)には「機械検査3級」、「シーケンス制御3級」の
実技検定試験があり、工業系列2年生が受検しました。
※18日(土)も予定していましたが、強風による影響を考慮して、
令和4年1月下旬に延期となりました!
12月25日(土)、26日(日)には「普通旋盤3級」の実技検定試験が
あり、同じく工業系列2年生が受検しました。
いい結果が出ることを楽しみにしています!
なお、2月上旬には筆記試験もあります。全員合格目指して頑張りましょう!
機械検査の様子です。テストピースの寸法や、測定器の器差を確認する検定試験です
受付している様子 受験者を把握するための背番号をつけます
普通旋盤作業の様子です。制限時間内に課題作品を作ります
試験前に諸注意を聞きます 放課後遅くまで練習した成果が出せたかな?
シーケンス制御の様子・・・は写真撮影を忘れていました!
制限時間内に課題のプログラムを組み、課題どおりに機器を動作させる試験です
本校で使用しているシーケンサーと
検定用ボードです。ランプやコンベアを
作動させます
計測実習【工業系列】
本校での実習はものづくりや電気工事など、加工技術の
習得が主たる「ねらい」となっています。
(作業の理論、安全で効率的な作業方法などなど・・・)
ところが実習のテーマはそれだけではありません!
実際に座学の授業で習った理論が本当にそのとおりなのか、
実験機材を使って確かめる「計測」の実習もあります。
今回は電気の基礎である「オームの法則」が実際に
成り立っているのかを、電圧計・電流計・抵抗器を使って
確認しました!
計測のために回路を結線します 計測した値をもとに、計算して法則どおりの
もちろん結線が間違っていると計測器の データとなるか確認します
針は動きません 計器の読み取り方が不適正だと値も理論値から
※逆につないでふりきっちゃうこともあります! ずれちゃいますよ!
「おおっ、針が動いた!」
「本当や、ちゃんと法則どおりの数値になっとる!」
生徒は計測実習に興味津々の様子でした。
3年生のモノづくり【工業系列】
3年生の実習では今、モノづくりをしています。
溶接隊では、
個人でモノを作る人、
4~5人のグループで一つのモノを作る人に分かれて作業をしています。
図面を書く
必要な材料は何かをリストアップする
材料を切る
切断面を磨く
作りたい形に固定する
接続したい箇所を溶接する
溶接した面を磨く
などなど・・・
グループ活動班では、
一から自分たちで考え作業していきます。
どうやったら効率がよくなるか
どうやったらロスが減るか
どうやったら安全なモノが作れるか
など、グループ内で考えながら作業をしています。
個人活動班でも、自分が作りたいものを図面におこし、
鉄板を切り、アーク溶接で溶接していきます。
さて、何ができるかはお楽しみです♪
どの生徒もいい作品を作るために真剣に取り組んでいました。
技能検定に向けての機材確認【工業系列】
技能検定のひとつに「機械検査」があります。
これは決められた時間内で、ノギスやマイクロメータ、シリンダー
ゲージなどを使用して、品物の寸法を正確に計測する検定試験です。
後期の技能検定が12月に行われるので、それに向けて機材の
確認を行いました。
プラグの有効径を計測する作業です こちらはテストピースの寸法を確認している
必要なものがすべて揃っていて、確実に作業が 様子です
できるか確認しました 機材には「くるい」が生じてないかな?
「ふりかえり」の実習【工業系列】
ある日の実習です。
技能検定(普通旋盤)に合格している生徒に対して、久しぶりに
旋盤を使う生徒に使い方を教えてあげるよう指示しました。
(もちろん教員も巡視して監督しつつです)
用意したテーマは決して難しいものではありません。しかし、他の
検定にとりくんでいて、ほとんど旋盤を使っていない生徒にして
みれば忘れていることも多く、おっかなびっくりです。
「どうすればわかりやすく知識や技能を伝えられるかな?」
「教えることで、あらためて気付いたことはあったかな?」
経験してきたことの「ふりかえり(リフレクション)」を行うことで、
より深い学びにつながります。
教えた生徒も、教わった生徒も、ともに新鮮な様子でした!
左「刃物台ハンドルで長さを決めりんぞ」 左「一定のスピードで切り込めや」
右「ああ、そんなんやったなあ」 右「ひさびさに触ったら緊張するわ」
金沢市高校生技能士表彰式(工業系列)
10月18日(月) 金沢市役所にて「金沢市高校生技能士表彰式」が
行われ、本校からは工業系列3年生の田城悠太くんが表彰を受けました。
田城くんは今年度前期の技能検定で2級技能士(数値制御旋盤)に
合格しました。
なんと田城くんは昨年度も2級技能士(普通旋盤)に合格して表彰を
受けています!2年連続表彰の快挙です!
山野市長より表彰状を受け取る田城くん 懇談では卒業後の抱負を語りました
資格や検定は「自らの将来を支えてくれる強力な武器」です!
積極的にチャレンジしましょう!
ものづくりマイスターによる指導【工業系列】
本校の工業系列では、厚生労働省が認定する「ものづくりマイスター」を
派遣してもらい、実習の授業でご指導頂いています。
ものづくりマイスターは高度な作業技術を有するベテラン技能者です。
技術指導はもちろん、経験に基づく仕事への心構えなど、多面的に
生徒の育成をサポートしてくださいます!
今年度も技能検定合格をめざす2年生を指導してくださいます。
マイスターの井崎先生です。 生徒ひとりひとりに声をかけ、
いつもお世話になっています! いつも朗らかに(時には厳しく)、丁寧に
今年もよろしくお願いします! ご指導くださいます。
技能検定(実技試験)は12月から1月にかけて行われる予定です。
特殊無線技士 免許交付式【工業系列】
6月に行われた第2級陸上特殊無線技士 国家試験に、本校から
13名の生徒が合格しました!
免許申請をして免許ができあがってきましたので、その交付式を
行いました。これでみなさん、産業用ドローンの操作ができますね!
(産業用ドローンは第3級陸上で操作できますが、本校では
より上位の資格を取得しています)
北島校長からひとりひとり手渡して頂きました
北島校長からは「資格は自分を助ける武器になる」と、
今後も変わらぬ資格取得のためにエールを頂きました。
今回合格したメンバーでは初挑戦の生徒はもちろん、
「第2級海上」に合格している人、そして「航空」も
合わせて3種類合格している人もいます。
また、石川県3級技能大会で2位に輝いた人もいます!
メンバー一同、自信に満ちた面持ちでした。
今後のさらなる活躍を期待します。
教職員一同、応援します!
タップとダイス【工業系列】
学務員さんが「除草剤の噴霧器のノズルが折れちゃった!」と
持ってこられました。見るとネジの部分で折れていました。
両手で抑えている部分がポッキリ折れました
そこで、それぞれの部品にタップとダイスで新たなネジを
作りました!
タップです。穴に「めねじ」を作ります。
ダイスです。棒(あるいは筒)に「おねじ」を
作ります。
左のアルミの筒を少し切って、タップでめねじを作り、
残った部分にダイスでおねじを切って、きちんと
はまりました!
学校がきれいでいられるのは学務員さんの日ごろの手入れの
おかげです!毎日ありがとうございます!
技能検定 始まってます!
前期技能検定の実技試験が本校で行われています。
検定を受ける人は背番号を付けて作業します
NC旋盤作業の検定風景です
7月下旬には普通旋盤3級、8月上旬には普通旋盤2級、NC旋盤2級の
検定があります。
しっかり練習して本番に臨みましょう!
石川県金沢市吉原町ワ21番地