2年日誌
終業式直前の大掃除【2学年】
今日の終業式はオンライン終業式でしたので、関係する何人かの職員はその準備にかかっていました。
そのため、大掃除は大まかな指示だけで、生徒任せのところも一部ありました。
心配だったので途中見に行ってみると…
楽しそうにやってくれていました。
家でのお手伝いもよろしくネ。いい子たちをもてて、ありがとうございます。
テーマ研究のテーマ探し【2学年総合的な探究の時間】
今日のこの時間は、来年度のテーマ研究探しをしました。
せっかくなので新しく入ったChromeBookを使ってみました
(ネット上の研究発表はよくできたものが結構あるので)
ここでいう、「よくできた」というのは
・外に向けての何かの提案があるもの
例えば文化祭に向けてイベントを起こしたり、ライブやファッションショーなどの提案をしたり
地域に向けてイベントやボランティアなどを実行してみたもの
・汗をかいた成果物があるもの
例えばスイーツや料理をして、試食してもらい改善し続けるもの
・時間をかけたもの
ひたすら英語の映画を見て何か変化が見られるか
資格取得などに取り組み(資格の勉強だけではダメ)、そのノウハウをまとめたり
後輩に向けた何かの改善をしたもの
などが挙げられます。
逆にネットで調べて評論家ぶるのは、「よくできた」とはなりません。
評論家ぶってもいいですが、その後どのような成果物を提案するか、だと思われます。
ですので、公民館や図書館で断片的な資料を探し、冊子としてまとめる、年配の人に昔の地域の様子などをインタビューしたり昔の写真などを集めることは「よくできた」となります。
(このニュアンスで分かりますか?ネット上のものは他の人がまとめた成果物で、それをまとめても安易なコピーになりますよね。)
また、テーマ研究がうまく進んでいれば、次につながります。
例えば、次の進路に向けて、就職や進学の面接試験で「いま頑張っていることは何ですか?」などの質問に対してうまく自己PRできた先輩もいます。
次の進学先の多くでも同様の研究活動がありますし、
企業においても日々の業務のカイゼン活動で同様のことを行いますので
次の就職や進学先でも求められる力(学校風にいうと「探究」、企業風にいうと「カイゼン」の力)をつけるトレーニングになります。
それを踏まえてテーマ選定をしてもらいたいものです。
保護者の皆様におかれましては、上記を参考に、家庭での話のネタにしてください。
進路ガイダンス【2学年、総合的な学習の時間】
今週の総合的な学習の時間は、2時間の拡大スペシャルでした。
外部から約20の団体の講師をお招きして、就職および各分野の進学に分かれてガイダンスがありました。進学は10人以下の相談会と受験対策講座、就職は2時間の就職対策およびマナー講座がありました。
ここでは就職の講座の様子をご紹介します。
まずは知識をつけるため、1時間の講義、次はお互いの態度、雰囲気を相互チェックする演習がありました。
講師の先生からキビシイご指導。
マナーはお互いにスムーズに仕事を進めるためにあるものなので、
学校だけではなく、社会の常識だと思ってもらえるように話を進めていただきました。
講師の先生は毎年来ていらっしゃる先生で、
途中ご指摘として
「今年の生徒は自分から動ける生徒が多いですね。」
「全体的に女子の行動が弱いかな」
とありました。
この途中のご指摘の結果、
多くの女子生徒が講師の先生にマナーチェックに向かう様子が見られ、
自分で軌道修正をしている様子も伺えました。
…今年の生徒の動きがいいのは、実は何人かの先生が
「指示待ち」にならないように
「レスポンス重視」の授業スタイル、
「早く速く自分で行動すれば本人の学びが実感できる」授業のスタイルを
うまく取り入れているからだと思います。
日々の少しずつの繰り返しの積み重ねで、
2年生も精神的な成長が見られてきているように感じます。
保護者の方におかれましては、来月の保護者懇談等でご家庭での、学校での、生徒の変化を共有できたらと思います。
就職希望の生徒の今日の総合的な探究の時間【2学年】
就職希望の約70人はパソコンで企業調べをしました。今日は1から2社に絞って来週は詳しく調べていきます。
【保護者のみなさんへ】
生徒には昨年度の卒業生の就職先一覧を渡してあります。その中には3年の1学期の早い時期に進路希望調査に希望を出してくれていたから学校側で動いて求人を獲得できている企業もあります。
逆に表現すると、そのリストの企業の求人が放っておいても来るわけではないということです。
2年の終わり頃には2 3社目処をつけておいてください。冬休みなど、平日に動けるときはぜひその会社の近くに行くなどして、その会社の雰囲気を感じ取ってきてください。実際に足を運び感じるものはあると思います。
薬物乱用防止教室
10月28日(水)「薬物乱用防止教室」を開催しました。
北陸大学薬学部教授 宇佐見則行先生をお招きし、薬物乱用の現状や使用のきっかけ、薬物の怖さや誘いの断り方などを学びました。
宇佐見先生は映像やスライドを使って、わかりやすくお話ししてくださいました。
最近、薬物関連のニュースが多いこともあり、生徒たちは真剣に聞いていたようです。
中でも薬物に誘われるのは「浮かれているとき」、誘われたら「言い訳をしてその場から立ち去る」という先生の言葉が印象に残りました。
総合的な探究の時間 進路ガイダンス【2学年】
今日の総合的な探究の時間では、外部から講師をお呼びして、進路ガイダンスを行いました。
進学、就職関わらず、大切なことを伝えてもらいました。
記憶に頼らず、記録(メモ)すること
友達とおしゃべりするときは相槌するよね
どんな人の話でも授業でも相槌をしよう!
まだまだ高校生で、会う人の数も少ないですし、気の合う人が中心の人間関係で、どうしても偏りが出てしまいます。
そのため「また親や先生が言っている」「しつこいな」とも思ってしまう状況だけは避けたい状況なので、外部の方のお話をお願いしています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、状況が変わってきていることも教わりました。
途中から進学の話が中心となりました。
-----------2年の副担任として気づいたこと-----------
進学は情報収集が大切ですね。特に進学。
「どんなこと学びたいかな」「どんな仕事につきたいかな」を考えることがポイントですが、高校生は「どんなことを学びたいかな」に偏りがちです。それは市場の動向調査の経験が浅いから仕方がありません。しかしみんな興味があって人気のある進学でも、そこで獲得した能力を生かせる就職口はどれだけの種類があって、それぞれの人材の需要と供給は合っているのでしょうか。
逆に最近は、例えば自動車系の進学希望は減ってきています。しかし、仕事はある。電気自動車になっても仕事はあるでしょう。
進学する人は「多くの人が興味なさそうで、自分が興味があり、需要のある能力が獲得できる進学」
これをいくつか(2の手3の手も含めて)、情報収集をして見つけてください。
私も興味のある経済学部と工学部で悩みました。「食いっぱぐれしにくそう?」「同じ学費なら忙しいところの方がトク」というところで工学部にしました…。
総合的な探究の時間 小論文ガイダンスで得たものは【2学年】
9月30日 5限目の総合的な探究の時間に、小論文ガイダンスを実施しました。
進学希望グループは第一体育館で、第一学習社の岡田洋子氏を講師にお招きしました。
ガッツリとメモ書きしています。
就職希望者グループはCSホールで第一学習社の内倉尚嗣氏を講師にお招きしました。
プリントに沿って、メモ書きしながら進んでいますが、マストとしては
・小論文は、書きたいことを書くのではなく、課せられている質問に対し書くこと
・採用や合否に関係する人を想定して書く必要はあるが、どの世代の人にも伝わるように客観的に書くこと
があるのかなと感じました。
「どの世代の人にも伝わるように」というのは、「どの世代の人とも関わって進路選択を進めていく」総合学科のコンセプトとも似ているところを感じました。
上級生の3年次生は今、就職進学に向けて山場です。あと一年しかありませんね。
総合的な探究の時間〜教育実習の先生から〜【2学年】
「私の高校時代と進路選択」というテーマで教育実習中の高山先生から講演をいただきました。
最初に若手先鋭の小林先生から、去年の3年担任でのエピソード
「推薦には枠があるため、多くの生徒が第一志望をあきらめてしまった」
「『2年のうちから勉強していればよかった、3年ではみんながんばっているので差がつかなかったし』という声が多かったので皆さんに伝えます」
という生々しいお話。
高山先生から
・辛い時期もある、みなさんはこれから
・人それぞれ、なんでも頑張ればいい、ただ、最低限の学校の勉強は必要
・あれもこれもではなく、選んだほうがいい
・大学生の1日について(生徒の質問から)
最後に総合推進課の中村先生から今後について
・今年はインターンシップがなくなったので、予定変更
・再来週、希望制で別会場で「作文講座」「小論文講座」の講演をやるよ
・さらに後日ハンドブックで復習をするよ
・さらに後日実際に書いてみるよ
と予告がありました。
今後もお楽しみに。
総合的な探究の時間 ~学問かるた~【2学年】
夏休みも北陵祭も終わり、学業に切り替えです!
今日の総合的な探究の時間では、「学問かるた」を行いました。
【方法】
①学問の名前のカードを台紙から切り離す。
②シートに書いてある説明を見て、その説明が書いてある枠に①のカードを載せていく
③少ししたら前後左右の生徒同士で見比べ、お互いに違っているところについて、どちらが正解か話し合う
【余談(生々しい話)】
うまく話し合いまでできた生徒もいれば、一部、取り掛かれない生徒もいます。
取り掛かれないことには、それなりに理由がある様子でした。
↓
「親が大学行けっていうけど、これ以上勉強したくないので、行きたくない」
「本当は服を売る店をしたいので、大学に行かずファッションの学校に行きたいけど、理容学校くらいしかわからん」
など、悩みを抱えている生徒もいた様子です。
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今回のカルタではたくさんの学問があります。学問の府である大学は「専門の研究をして突き詰めていく」ところなので、ピンとこないのかもしれません。しかもカルタの学問の内容がまだ生徒たちにとって意味不明の部分も少しある様子。
そこで、下記のように話かけました。
・大学の研究の分野をそのまま仕事にしている人は少ないこと
・大学はその関連の仕事や研究者の養成を目的としているところも一部あるが、
むしろ新しいことをすぐに軌道に乗せていく能力の育成を目的としていること
・新しいことが他人より早くできると、需要と供給の関係からニーズが高く、
顧客や社会への貢献度が高い(儲かる)
・新しいことを最低、年に2割くらい?していかないと、顧客が離れて仕事が立ちいかなくなる
このことで、少し「大学」と「服を売る店の仕事」の道筋が見えた様子でした。
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また、本校は就職する人、進学する人、様々です。
すぐ就職する人にとっても、いつか働いたらそれぞれプロとしての専門家(スペシャリスト)になるので、
学問的なアプローチ(カイゼン活動をする姿勢)で仕事を進められる素養が付けばと思います。
本校に来てくださる外部講師の方(ものづくりマイスター等の職人の方)も、
高校卒、大学卒ではない方もいますが、学問的なアプローチで授業中に発生する問題
(ここでいう問題とは、基準に達していない状態と基準とののギャップを指す)を
観察、分析して、問題解決してくれていますよ。
北陵祭準備ーやりなおし??【2学年】
22Hの流しスーパーボウルすくいのための樋(とい)を作り直さなければならなくなりました。
全体を取りまとめている生徒から、長くないとおもしろくないのでせめて4m以上にできないかと竹切り班に打診があったようです。
ナタで竹に割れ目を入れるためには、最初は垂直に入れないと力不足で刃が入りません。そのため身長+αの2mが限界でした。
まず竹切り班は、ナタガ入ってしまえば横倒ししてハンマーでナタを叩きながら割れ目を広げて行けることを竹切り班は気づいたようです。
さらに竹切り班は竹を立てて非常階段の2階で切れ目を入れることを考えたようです。
下で持っててナタか落ちてケガをするので下で持たないことや、墜落の危険性があること、危険予知をしながら進めていかなければなりません。
昨日は一本だったので、今日も続けるとのことです。
…で、固定はどうするのでしょうか。教室が水びたしになるのでしょうか…。