理数科お知らせ

つくばサイエンスツアーを開催しました

 10月12日(木)~14日(土)にかけて、茨城県のつくば学園都市と東京都の日本科学未来館を訪問し、研修を行いました。1日目は2グループ、2日目は5グループにそれぞれ分かれ、研究施設で講義を受けたり・実験を行いました。また、OBとの交流会もあり、研修で学んだことについて発表する場もありました。

10月12日(木)
 Ⅰ班・・・気象研究所、
Ⅱ班・・・筑波宇宙センター
   
 スーパーコンピュータの見学
(気象研究所)
講義「宇宙ステーションと宇宙食」
(筑波宇宙センター)
宇宙飛行士養成棟の見学
(筑波宇宙センター)

10月13日(金)
 A班・・・筑波大学遺伝子実験センター、B班・・・農研機構遺伝資源センター・食品研究部門
 (午前)C・D・E班・・・高エネルギー加速器研究機構 
   
 大腸菌の形質転換実験
(筑波大学遺伝子実験センター)
植物工場の見学
(農研機構遺伝資源センター)
加速器の見学
(高エネルギー加速器研究機構)

 (午後)C班・・・防災科学技術研究所、D班・・・物質・材料研究機構、E班・・・国立環境研究所
   
自然災害実験教室
(防災科学技術研究所)
走査型ヘリウムイオン顕微鏡について
(物質・材料研究機構)
研究内容及び概要説明
(国立環境研究所)

10月14日(土)日本科学未来館
   
展示フロアでプレゼンテーション①
科学クリエーターに質問
展示フロアでプレゼンテーション②

9月の行事報告

9月に開催した行事を紹介します。

CS学際科学 中村留精密工業株式会社研修

 9月8日(金)に中村留精密工業株式会社へお邪魔させていただき、企業見学を実施しました。技術者の方々からの講義や工場見学をとおして、今、企業人として求められているスキルや現在のものづくりの現場がいかに進歩しているかということ等を学ぶことができました。また、後半はグループディスカッションの場を設けていただき、疑問に思っていることを直に社員の方々へ質問することもできました。
   

SS部特別講義 「建築デザインの世界」

 9月9日(土)に、北陸電力教育振興財団元氣創生塾とのコラボ企画で上記の講義を開催しました。講師は、株式意会社トイットデザインの代表取締役である戸井建一郎先生で、「建築デザインの世界」という演題で講義をしていただきました。今回の講義の参加者は、理数科・普通科1・2年生の希望者47名。建築分野の講義は初開催でしたが、多数の生徒が戸井先生のお話に耳を傾けていました。

  

夏休みの行事報告

 夏休みに開催した行事の一部を紹介します。その他の行事についてはSSHだよりをご覧ください。

白山野外実習

 7月28日(金)~29日(土)にかけて白山野外実習を実施しました。今年は生徒40名、引率9名、金沢大学のTA(ティーチングアシスタント)8名の57名が8班に分かれて登山を行い、各ポイントで沸点測定や地質・植生調査等の実習を行いました。

 1日目は砂防新道を通り、南竜山荘まで歩き、2日目は、エコーラインを経由して山頂を目指しました。天候にも恵まれ、山頂からは素晴らしい景色を眺めることができました。

  
       植生調査                   沸点測定             山頂(2702m)集合写真  

米国海外研修

 8月2日(水)~8月10日(木)にかけて米国海外研修を実施しました。参加した生徒は34名。ボストンで科学英語に関する授業やグループに分かれてのディスカッション、さらに課題研究の発表を行いました。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学では現地の学生とのセッションやキャンパスツアーに参加し、彼らの研究に対する熱意を直に感じることができ、大いに刺激を受けました。

  
学生とディスカッション(ハーバード大学)    指紋の検出実習             課題研究の発表 

全国SSH生徒研究発表会

 8月8日(火)~10日(木)にかけて、神戸国際展示場でSSH指定校の生徒達による発表会が開催されました。本校からは物理部と事前申し込みをした希望者が参加し、「太陽光発電を新たな次元へ~針葉樹型太陽電池の開発~」というテーマについて発表しました。審査員による審査の結果、見事「ポスター発表賞」を受賞することができました!

  

      参加メンバー                 発表の様子              研究ポスター

CS人間科学特別講義を開催しました

 7月12日(水)に、星の子所産院の坂谷理恵子先生をお招きし人間科学の特別講義を開催しました。この講義では「性」をとおして「命」や「生」について考えることの大切さを学ぶことができました。講義の中では、実際に妊婦体験や胎児体験、新生児の人形を抱く体験をする時間も設けられ、様々な学習をすることができました。
  

SEⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました

 7月10日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました。今回の発表会は、これまでの研究内容や研究経緯をまとめ、さらに議論して深めようという趣旨で行われ、研究経過のフローチャートに加え、参考文献や実験器具を展示したり、研究の様子を写真や動画で説明したりする班もありました。大学の先生方や留学生の皆さん、そして理数科1・3年生も参加し、活発に議論する様子が見られました。
 協力してくださった北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さん、ありがとうございました。
  

SEⅠ、AI課題研究Ⅱテーマ発表会を開催しました

 6月12日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱのテーマ発表会を開催しました。このイベントは、理数科の2年生が4月から研究してきた成果を発表するもので、パワーポイントを用いて日本語と英語でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
 理数科の1年生や本校の先生方に加え、北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さんも参加してくださり、様々なアドバイスをいただきました。

  

SS部の特別講義を開催しました

 6月10日(土)のEx4限に、東北大学の渡辺先生による特別講義を開催しました。今回は、初めて一般からの申込者も4名参加し、本校の生徒49名と共に受講しました。講義は渡辺先生が研究されているアブラナ科植物の自家不和合性の話からはじまり、研究者として大切なことや学部・学科・研究室の選び方など多岐に渡る内容でした。
  

CS学際科学の特別講義を開催しました

 6月9日(金)に、東京大学生産技術研究所の北條先生をお招きし、「分子のかたち・ならび・あつまり」という演題で講義をしていただきました。今回のテーマは結晶。その形からわかることや結晶と色の関係性等についてお話いただきました。途中、分子模型を作成する時間もあり、分子の形を立体的にとらえることもできました。
  

CS実験科学 地学巡検を行いました

 6月6日(火)に犀川河川敷で地層の観察や貝化石の調査を行いました。天候にも恵まれ有意義な野外実習を行うことができました。また、6月13日(火)に貝化石のクリーニングとスケッチ、種の同定を行い、その結果から暖流系の貝か寒流系の貝かを判別して当時の環境を推測しました。
  

サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました

 5月31日(水)に東京国際大学の五十嵐義行先生をお招きし、サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました。
 演題は「Mission Impressive! Keys to Fascinating Scientific Presentations」で、英語と日本語のアクセント位置の違いや、プレゼン中の視線の向け方など、英語でプレゼンを行う際の効果的な方法についてお話ししていただきました。
  

6月10(土)スーパーサイエンス部特別講義のご案内

 6月10日(土)東北大学大学院生命科学研究科の渡辺正夫教授をお招きし、特別講義を行います。
 
 今回の講義は、県内中学・高校の生徒さん及び教員の方、保護者の方も参加対象としております。
 参加希望の方は下記の申し込み用紙に必要事項を記入の上、以下の連絡先へFAXまたは郵送でご提出ください。

 締切は6月9日(金)12時必着です。

     申し込みフォーム(PDF)はこちらです。                 ↓ポスター(PDF)
  
連絡先 
FAX
の場合 ・・・ 076ー245-5253
郵送の場合 ・・・ 〒921-8517 石川県金沢市泉野出町3-10-10
            石川県立金沢泉丘高等学校 SSH推進室 板坂 

 

※PDFファイルを見るにはAdobe Readerなどが必要になります。

 

CS学際科学特別講義を実施

 4月26日(水)の6・7限に、金沢大学理工研究域数物科学系の大塚浩史先生をお招きし、特別講義を開催しました。
 道のりと時間と速さの話」という演題で、「速さを正確に考えることから得られた微分法が関数の理解を深めたこと」、「現代の数学、実世界で現れる微分について」、「時間について色々」という3つのことをについてお話いただきました。講義終了後も質問が後を絶たず、人だかりができるほどでした。
  

2017年度『第1回金沢泉丘サイエンスグランプリ』を開催

 4月22日(土)EX4限に、今年度1回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。
 今回のタイトルはリアル脱出ゲーム「泉丘高校からの脱出2」。校内に散りばめられた暗号をチームで協力して解読し、ゴールを目指す競技でした。1年生63名、2年生40名の、合計103名もの生徒が参加し、楽しみながら暗号の解読に挑戦していました。最終的に「何」からの脱出だったのか・・・?答えは「地球」ということです。
  

WHOコラボレーティングセンター指定記念特別講演会に参加しました

  4月21日(金)に金沢大学の宝町キャンパスで上記講演会が開催され、本校から希望者28名(1年生13名、2年生8名、3年生7名) が参加しました。
 この講演会は金沢大学が肝炎と肝がんの分野で WHO(世界保健機関)コラボレーティングセンターに指定されたことを記念して企画されたもので、WHO西太平洋地域事務局長である、シン ヨンス
氏が、“Dialogue with Dr. Shin Young-soo, Regional Director for the Western Pacific Region, World Health Organization” という演題で講演を行いました。
 講演は全て英語でしたが、生徒達は熱意あふれる先生のお話や紹介された写真などから、現在の世界情勢や衛生面での日本の特異性など多くのことを学ぶことができたようです。